トコトコ歩きます ザ・スタンド第四話

ザ・スタンド 第四話「対決」

悪魔倒しに行ってひどい目に遭う話

制作年 1994年
制作国 アメリカ
監督 ミック・ギャリス
脚本 スティーヴン・キング
原作 スティーヴン・キング
上映時間 92分
出演
ゲイリー・シニーズ
モリー・リングウォルド
ジェイミー・シェリダン

だいたいのあらすじ

前話です。

TVドラマザ・スタンド第三話のネタバレ紹介と感想です。

ユタ州 アナベラ 9月10日
ハロルド(コリン・ネメック)とナディーン(ローラ・サン・ジャコモ)はバイクで道路を走っていたのですが、ハロルドは突然目の前に飛び出して来たデニム上下のフラッグ(ジェイミー・シェリダン)を見てハンドル操作を誤り、崖から転落していました。
ナディーンのベルトが変身ベルトみたいです。
ナディーンは全身を強打して動けないハロルドを見捨ててその場から去りました。
どこかの農場で一休みしていたスチュー(ゲイリー・シニーズ)はなぜかそれを検知し、グレン(レイ・ウォルストン)に知らせました。

アイダホ州 ターギー砦 9月11日
スパイ工作に向かっていたファリス判事(オジー・デイヴィス)は道中で前に夢で見た磔にされた人体を目撃しました。
どうやら彼等は見せしめに磔を行うらしく、ロイド(ミゲル・フェラー)は部下に命じてファリスの腹を撃つように命じていました。
ファリスはロイド部下の襲撃班に襲われるのですが、反撃したのでハチの巣にされてしまいました。
それを見ていたフラッグは「ボディだけにしろって言っただろうが!」とブチ切れて部下を抹殺していました。
この部下はサム・ライミさんでは?

なんとデイナ(ケリー・オーヴァービー)は大胆にもロイドの愛人をしていたのですが、フラッグにコロラドチームだとバレていました。
ロイドはデイナを捕らえ、フラッグの所に連行し、デイナはダサいデニム上下の座禅を組んだおっさんと面会します。
いつの間にかロイドの仲間にジュリーが居るのウケます。
フラッグはスパイは三名だと見抜いていたのですが、トム(ビル・ファッガーバッケ)だけは探り当てられませんでした。
そこでデイナに吐かせようとし、彼女は隠し持っていたナイフでフラッグを刺したのですが、バナナに変えられて効果ありませんでした。
フラッグは顔をショボい悪魔に変えて彼女を襲い、デイナはガラスを割って破片で自殺して自らの口を封じました。

トムは満月が来たので自転車に乗って移動を始めたのですが、ジュリー(ショウニー・スミス)とすれ違ってしまいました。
彼と面識のあったジュリーはあいつがスパイに違いないとロイドに知らせに走りました。
一方ハロルドは「すまない。騙されていた」というメモを残し、頭を撃ち抜いて自殺していました。
道路を四人で広がって歩いていたスチュ―はまたまたそれを感じ取りました。
その頃、ナディーンはガス欠したのでバイクを捨て、徒歩で移動していました。

インディアン・スプリングスの基地では子供の頃の放火事件を罵る声の電波を受信したトラッシュ(マット・フリューワー)が基地に爆弾を仕掛けて整備中の攻撃機を爆破していました。
彼はそのままバギーに乗って逃走していました。
一方、ナディーンはベガスの90Km先の荒野でフラッグの声に呼び出され、デニム上下デカ頭メタボな彼の悪魔顔芸を見ながらレイプされました。
そしてそのままナディーンを車に乗せ、ラスベガスまで移動していました。
わざわざここでレイプする意味が良く分かりません。
満月だったから?だとすると今までチャンスは何度かあった筈です。

ユタ州 サンラファエル 9月13日
スチュ―達は相変わらずテクテクと移動しており、グレンは「この空っぽの状態がいいんだろうな」と分かったような事を言っていました。
一方、フラッグは4人の事を検知し、捕獲するようにロイドに命じました。
また、トムの件を聞いたフラッグは「なぜもっと早く言わない!」と顔芸をしながらブチ切れ、追手を送る様に命じました。
そしてナディーンは「あんたは4人に勝てない」と宣言して飛び降り自殺を遂げました。

プルーフロック核貯蔵施設 9月17日
トラッシュはバギーで内部に立ち入るとミサイルを一本乗っけて電波な発言をしながら輸送していました。
こんなにあっさりと一般人がミサイル貯蔵庫に入れるとは思えないのですが。
行き当たりばったりな指示をして失敗すると部下に当たるというフラッグには見切りを付けて去る者も現れ始め、ロイドの仲間だったホイットニーも部下を連れて南米に逃げるそうです。

ネバダ・ユタ州境 9月17日
トムを追い掛けていたフラッグの部下も「あんなイカれ野郎の下では働けない」と士気が下がっており、見張りが手薄だったので、付近を通ったトムは捕まらずに済みました。

ユタ州 アックス 9月18日
スチュ―達は崩れた道路を渡っていたのですが、スチュ―が崖を登り切った所で油断して落ちてしまいました。
彼は脚を複雑骨折して脱落となり、ラリー(アダム・ストーク)は連れて行こうとしたのですが、「これも神の意志」と言って残ることになりました。
また、コジャックがスチュ―の側を離れなかったので、置いていくことになりました。
スチュ―は主人公だったと思ってました。ラルフ辺りが脱落するのかと…

ユタ州 カノッシュ 9月21日
海岸沿いの道を進むラリー達の前にフラッグの手下達が立ちふさがっていましたが、三人は「我は悪を恐れず」と呟きながら手を繋ぎ、堂々と彼等に近付いて行きました。
フラッグの部下は三人を連行し、ベガスの刑務所にぶち込みました。
一方、スチュ―は餌を拾ってくるコジャックパワーで何とか生き延びていましたが、体力が尽きかけていました。

檻の中のグレンを訪ねたフラッグは「跪いて許しを乞うたら許してやる」と告げ、「そこまでして屈服させたいの」とグレンにゲラゲラ笑われます。
フラッグはロイドにグレンを撃つように命じ、グレンは「撃つならフラッグを撃て!ヤツは弱ってる」と助言しました。
ロイドは迷った挙句にグレンを撃ち、グレンは「お前も被害者だ」とロイドに告げて死亡しました。
私、この人好きだったので残念です。
ラリーとラルフ(ピーター・ヴァン・ノーデン)は鉄格子越しに手を繋ぎ、神に祈ることで怒りを抑えました。

感想

これはイマイチです。
今回は無抵抗主義で頑張りますという内容です。
私的には結末付近が非常につまらなくてガッカリしてしまいました。
主人公が何もしない系という実に珍しい話ではあるのですが、やっぱりイマイチでした。
結末で言いたいことも分かるのですが、だったら何も歩いてベガスまで行かなくても…と思いました。
まあ最後で人を集めるのには役立ったのでしょうけど。
神の奇跡って毎回毎回ピタゴラスイッチみたいな事しないと起きなくて大変だなあと思いました。

それ以上にガッカリしたのは悪魔です。
これ、自称悪魔だと思いますが、実は劇中で「悪魔」とは明言されてないので、正しくは自称してません。
見た目が上下デニムで頭デカい軽くメタボのちょい悪()のおっさんで変な顔芸するので苦笑するしかないです。
しかも特技が鴉に化ける、手品、ヘンなイリュージョンとこれだけです。
なんかカリスマもないし、もう少し外道高校っぽい感じにしてほしいと思います。
結局の所、ホラーっぽいのは前半だけで、ずっとファンタジーな感じでした。

主人公達もひたすら何もしてないし、ただ「悪に屈しない」という姿勢は凄くカッコ良かったと思います。
私なら捕まった時点で家来になります。
これ、ヒーローはトラッシュとホイットマンでヒロインジュリーで間違いないですよね?
正しくは「悪の力を利用した」とか「反射した」とかありそうですが。
あの核ミサイルも何だかなあという感じでした。

悪魔系の演出はイマイチでしたが、引いた系の絵は綺麗で悪くないと感じました。
地味に音楽も悪くなかったような気がします。
後半はとても景色が綺麗なのですが、展開が忙しいのであまり楽しめませんでした。
一番いいなあと思ったのが、ハロルドとナディーンがバイクで走るシーンで川の横の景色が綺麗でした。

登場人物ではグレンが好きでしたね。
女優さんはルーシーが可愛いと思いましたが、角度によって顔変わるようです。
地味にデイルの人も良かった気が…
男優だとラリーの人が一番カッコいい気がしまして、ハロルド散々でしたが、美形な気が…
私、これ初見なのですが、アマンダの人がアマンダ以外でウザい系だったのがウケました。

ラストまでのあらすじ

意識を失っていたスチュ―はアビゲイルの夢を見ました。
アビゲイルは強い口調で「今すぐ起き上がってこれから起きる事を語り告げ」と彼に命じました。
スチュ―は必死で崖を這い上がろうとし、コジャックも加勢していたのですが、トムが現れて彼を引き上げてくれました。
トムはニックの夢を見て引き返すように言われて戻って来た所でスチュ―を発見したそうです。

ラリーとラルフは護送車で引き回された後に「殺せ!l殺せ!」と騒いでいる民衆の前に連れ出され、公開処刑のような形で磔にされてしまいました。
二人の十字架は公開ステージのような所にあり、間もなく上下デニムデカ頭のメタボ男がロイドを従えて現れました。
フラッグがマイクアピールをする前にラリーが「俺は命乞いしない、次はお前らが同じ目に遭うぞ」と叫びました。
そしてフラッグが「こいつらは非武装地帯に立ち入ってカールを殺害したから手足を切って死刑」と宣告しました。

民衆は大興奮して歓声を上げ、ラリー達の手足を固定した鎖が撒きとられ始めました。
その時、ホイットニーが「待て!こんな事が許されていいのか!俺たちはアメリカ人だ」と叫びました。
フラッグは指から変な光線を出して彼の口を縫い合わせたようにしてしまいました。
一方、トラッシュは「約束の街シボラ!」と電波を受信しながらバギーで疾走していました。
トラッシュは核ミサイルを積んだバギーで私刑会場に突入し、ジュリーはそれを見て「爆弾持ってるわー」と騒いでホイットニーの身体で転び、電流ビリビリで倒れました。

フラッグはトラッシュを追い払うようにロイドに指示し、部下が逃げ始めたのでトラッシュを射殺するよう指示します。
しかしホイットニーとジュリーの身体から謎の光球が発生して手の形になり、核ミサイルを掴もうとします。
ラリー達は「神の手だー」とか言ってますが、どういうことなんでしょうか?
分かった!ジュリーが世界を救うんだ(違うと思います。))

こうして20XX年 ラスベガスは核の炎に包まれました。
フラッグは直前に鴉に姿を変えて逃げようとしたのですが、無理だったようです。
それを見ていたスチュ―達は世紀末の始まりベガスとフラッグの滅亡を知り、同じくラリー達も巻き込まれた事を知りました。

ユタ州 アックス 9月23日
スチュ―達は路上に転がっていた車を推し掛けして移動し始めました。
その夜、グリーンリバーの山荘で疫病に罹ったらしいスチュ―は意識を失い、トムの前にはニック(ロブ・ロウ)が白い光に包まれて現れました。
ニックはそのまトムを薬のある場所まで導き、トムから与えられた薬を飲んだスチュ―は回復しました。

11月2日
二人は出発することにしたのですが、トムはニックの顔が思い出せないと言って泣いていました。
Rob Loweでググると出てくるよ!
そして雪景色の中を進める所まで車で進み、後は雪上車で進んで11月15日にようやくボールダーに到着しました。
二人はキングさん演じるおっさん達に出迎えられ、スチュ―はフランと再会したのですが、彼女の赤ちゃんは早産の上、強化風邪に感染していました。

色々と神に怨みごとを言うフランに「俺たち無事だからいいじゃない」的なテキトーな返しをしていたスチュ―でした。
そしてアビゲイルと名付けた赤ちゃんも無事だったということで、二人は抱き合って喜ぶのですが、医師は「親に免疫があるからもう感染しないだろう」といい加減な事をのたまっていました。
免疫ってそういうことじゃないと思いますし、そもそもスチュ―は感染してない設定だったのでは?

病院にルーシー(ブリジット・ライアン)が来たので、スチュ―は残念なお知らせを告げようとしたのですが、彼女には分かっていたようで「ラリーが世界を救ったんでしょ」と納得し、彼との子がお腹にいると告げました。
世界を救ったのはジュリーでそれを見ていたのがラリーです。
育児室にはアビゲイルの顔が浮かび上がり「なんて可愛い赤ちゃんでしょう」的な事を呟きました。
スチュ―は「人間変われるかな?」と尋ね、フランは「分からないけど希望はある。それがこの子だ」と赤ちゃんを指差しました。

エンドロールで終了です。

ジョーも子供なのにガン無視ということでしょうか?
結論:どんどん子作りしよう!