家庭崩壊 388

388

妻が消えてひどい目に遭う話

制作年 2011年
制作国 カナダ
監督 ランドール・コール
脚本 ランドール・コール
上映時間 86分
出演
ニック・スタール
ミア・カーシュナー
デヴォン・サワ

だいたいのあらすじ

ジェームズ(ニック・スタール)は妻のエイミー(ミア・カーシュナー)とトロントのアレッタ通り388にある一軒家で平和に暮らしていたのですが、ジェームズをひたすら盗撮している人物が居るようです。
その人物は家から少し離れた通りに停めた車から家の正面の様子をひたすら撮影しており、夜になると庭に侵入して夫婦の会話を立ち聞きしていました。
ジェームズが朝になって車で出勤すればその後を尾け、彼の勤務先のグレイフィン広告社内にも侵入して撮影していました。
そういう訳なので、これから起こることは撮影者か隠しカメラが撮影した映像です。

ある日、家の鍵の隠し場所を知った撮影者はジェームズ夫妻がジョギングに出た際に家の中に侵入し、盗撮用のカメラを寝室に仕掛けました。
尚、ジェームズ達はディークスという名の黒猫を飼っています。
ある朝、車載のCDが聞きなれない曲を演奏し始め、トレーから出すと見覚えのないCDが出て来たのでジェームズはエイミーに「これ入れた?」と聞いたのですが、彼女は身に覚えが無いそうです。
結局、ジェームズがダウンロードした楽曲内にその曲があったので、エイミーは「あんたが忘れてるだけ」と決めつけたのですが、ジェームズは釈然としませんでした。

エイミーは家で何年も好き勝手な研究を続けていたので、ジェームズはその件をうっかり責めてしまったので夫妻は若干不仲になります。
何とかご機嫌を取ろうと花を買って帰宅したのですが、エイミーは「頭を整理したい」という書置きを残して消えました。
エイミーの姉キャサリン(クリスタ・ブリッジス)に電話したところ、うちには来ていないと返答され、エイミーの携帯も不在モードでした。
ジェームズは友人のアレックス(アーロン・エイブラムス)を呼んでCDの件を話し合ったところ、二人が虐めていたビルという人物の仕返しではないかということになりました。

出勤したジェームズは同僚で元恋人っぽいジェリー(シャーロット・サリヴァン)に「俺たち平気?」とぼかした質問をして「平気でしょ」と返答されました。
ある夜、ジェームズが一人寂しく寝ていると階下でCDが演奏され、PCの電源が勝手に入り、ディスプレイにはエイミーの画像が表示されていました。
彼はキャサリンがグルになった悪戯に違いない!と決めつけ、深夜だというのに怒鳴り込みに行きました。
しかし無理矢理家探しした結果、エイミーは居らず、日頃からジェームズに対して「DV男」疑惑を抱いているキャサリンとの関係がますます悪化しただけでした。

ある日、ジェームズはビル(デヴォン・サワ)を訪ね、夜勤で寝ていたという彼を外に連れ出して虐めの件を謝罪します。
ビルは元軍人でアフガンに行っており、今は動物愛護協会で働いているということでした。
その後、ジェームズは仕事が手に着かず、上司から作業の督促を受けるようになりました。
ある日、帰宅すると勝手にCDが再生されており、ディークスが急に威嚇して来たので「侵入者が居る」と警察に通報し、「猫がすり替えられた」と主張しました。
一連の事象を聞いても警察は彼の事を相手にはしませんでした。

ジェームズはビルの勤務先の前で張り、ビルを監視していました。
その留守にキャサリンが家を訪ねて上がり込み、帰宅したジェームズに叩き出されたのですが、彼女もエイミーとは連絡が取れないので、ジェームズが何かしたと疑っているようでした。
直後にジェームズがポストを確認すると血の付いた包丁とディークスらしき黒猫の首が入っていました。
また警察に通報するも、証拠不十分と相手にされませんでした。

家の玄関に監視カメラを仕掛けたところ、目深にフードを被った侵入者の姿を捉えたので、警察に通報しました。
しかし冷凍庫に保存していたディークスの首は消えており、偽ディークスも家に居るので警察はイマイチ動いてくれませんでした。
段々と追い詰められてきたジェームズはビルに「妻は何処だ」と詰め寄ってしまい、事情を察したビルから「因果応報だ、クソ野郎」と拒絶され、ますます険悪になってしまいました。
帰宅したジェームズはキャサリンに「妻は何処だ」と電話してますます立場を悪化させたのですが、突然家の中に野球のボールが投げ込まれました。

感想

これはイマイチです。POVです。
誰かが主人公を撮影しており、それがこの映画の映像ということなのですが、ちょっと無理あるかも。
幾らなんでもカメラ仕掛け過ぎだと思います。
面白く感じられれば、まあ許せる範疇ではないかと思われますが、私としてはギリギリアウトでした。

警察も動かなさすぎで、カナダってこうなの?とか感じました。
まあ、ジェームズが通報し過ぎだったような気がしましたが。
その割にはキャサリンの通報であっさり動いたりとイマイチ法則が分かりませんでした。

なんか全体的にピリッとしなかった気がします。

ラストまでのあらすじ

ボールはビルのものだったのですが、直後にPCの電源が勝手に入り、どこかに監禁されている様子のエイミーの姿が映りました。
逆上した彼はビルの家に怒鳴り込んでいきなり鈍器で殴りつけ、揉み合いの末に殺害してしまいました。
しかしエイミーの姿はビルの家のどこにもありませんでした。
ジェームズはビルの遺体をどこかの草原っぽい所に埋めました。

翌日、自宅に警官が訪ねて来たのですが、なぜか1時間前にビルから「ジェームズに嫌がらせを受けている」という内容だったそうです。
ジェームズはビルに会いに行ったことは内緒にし、電話したとだけ嘘を吐きました。
その後、ジェームズはアレックスを通じて銃を入手し、自宅にカメラを仕込んで撮影を始めます。
丁度無言電話が架って来たので、「俺はここにいる。ケリを付けよう」と一方的に宣言しました。

暫く待っても相手は当然現れず、夜になって無言電話があったので、折り返したところ、何と二階から架けていると発覚しました。
ジェームズは銃を手に声を掛けながら二階へと移動したところ、クローゼットから何者かが飛び出して来てそのまま階段を駆け下り、車に乗って逃走しました。
急いで自分も車に飛び乗って車を追い掛けるジェームズでしたが、見失ってしまいました。

しかし車種とナンバーを覚えたので、エイミーを返せば通報せずに見逃してやると犯人らしき電話と話しました。
結局エイミーは戻らなかったのですが、ジェームズが出社すると会社のPCに自宅のベッドで寝ているっぽいエイミーの画像が映りました。
彼はさっさと帰宅することにし、彼のPCのディスプレイをシェリーが眺めていました。
オフィスの隅の方では仕事をしないジェームズの様子に上司達が困り果てているような様子でした。
しかし家にはエイミーが居らず、またおちょくるように階下のCDが「復縁ソング」的なものを流しただけでした。

キャサリンとその夫は余りにもエイミーと連絡が取れないので、家に警察を連れて押し掛けて来ました。
二階で犯人からの電話に出たジェームズは「見えてるぞ」と言われて寝室のカメラに気付きます。
彼は階段を駆け下り、銃を手に玄関から外の様子を窺っていたのですが、誤解された警官に射殺されてしまいました。
同時に自宅のカメラが全て切れたのですが、警官が発砲したのは地下で何者かの遺体を発見していたからでした。
これ、エイミーでしょうか?

犯人は「アレッタ通り338」と記録されたメディアを棚に保管し、新たな家族をターゲットにしていました。

エンドロールで終了です。

イマイチすっきりしないです。
もしかしてエイミーの自作自演なのかも?とか思ってたのですが。
これ、協力者がいないと無理ですよね。
特典はインタビューでした。

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