お尋ね者ゾンビ― デス・バレー

デス・バレー ブラッディ・ビルの復讐

ディベート大会に向かってたらひどい目に遭う話

制作年 2004年
制作国 アメリカ
監督 バイロン・ワーナー
脚本 ジョン・ユアン/マシュー・ユアン
上映時間 82分
出演
チェルシー・ジーン
グレゴリー・バスティアン
ジェレミー・ブーヴェ

だいたいのあらすじ

ヤク中の男がキメながら砂漠の一本道を運転していたのですが、婦人警官に追跡されてしまい、無謀にもセダンで荒地に突っ込んで逃走したので荒野でカーチェイスとなります。
男はコカインの包みを婦警の車のフロントガラス目がけて投げつけ、煙幕の要領で追跡を撒いたのですが、暫く進むとエンストしてしまいました。
男は荒野の中に突然現れたサンセット・バレーという町に迷い込んで酒場に入ったのですが、壁には「ブラッディ・ビル」というお尋ね者の張り紙があり、店員と客はなんとゾンビでした。

男は現金の入ったバッグを放り出して逃げ出し、ワラワラと集まって来たゾンビに追われて逃げまくりました。
しかし力尽きてゾンビのボスっぽいのに捕まってしまい、喉を手で抉られて死亡しました。

ディベート大会に出場する男女5名が引率のコーチに伴われてフェニックスへとバンで移動していました。
グウェン(チェルシー・ジーン)がハンドルを握っていたのですが、道路脇に佇んでいた男を轢きそうになり、急停車しました。
コーチが道端に倒れた男に駆け寄ると男は当たり屋だったようで、元気に起き上がって銃を向けました。
男の名はアール(グレゴリー・バスティアン)といい、冒頭の男の相棒であり、バッグに詰めたお金を捜しに来ていました。
アールはそのままバンに乗り込んで来てカージャックし、砂漠付近の道路を直進させ、やがて相棒の車を発見しました。

アールはマンディ(デニース・ブーテ)を人質にしてバンを降りて車を見に行き、相棒ダレルが消えた事を知ります。
タバコの吸い殻からダレルが徒歩で荒野に進んだと気付いたアールはバンに戻り、バンを荒野に向けさせました。
アールの誘導で一行はサンセット・バレーに到着したのですが、看板に書かれた町の人口が99人から100人に増加していました。
彼はそのまま酒場の前にバンを誘導し、「俺一人が人質になるから」というコーチの提案を却下して全員をバンから降ろしました。
アールはグウェンからバンのキーを奪い、酒場の入り口でダレルのバッグを回収して酒場で「誰かいるか?」と呼び掛けました。

そこに血まみれのダレルが現れたのですが、彼は「早く逃げろー、ブラッディ・ビルが来るぞー」とアールに忠告し、「腹が減ったー」と叫ぶとメンバーの一人ジェリー(マット・マラシーニ)の腕を噛み千切りました。
アールは発砲してダレルを倒したのですが、彼の姿は消えていました。
助けを呼びに走ったサンドラ(カンディス・エリクソン)はゾンビの群れに食われてしまい、貴重なロングブロンドが退場しました。

ジェリーはブラッディ・ビルの伝説を知っていたのですが、ビルは南北戦争時に北軍から脱走した連続殺人鬼だそうです。
ビルは不死身の怪物でサーベルで致命傷が与えられることが発覚したのでリンチされて、復讐を誓いながら死んでいったということです。
彼が北軍以上に嫌っていたのは黒人だそうですが、それを聞いたアールは文句あんのか!とブチ切れました。
それはそうとしてサンディが戻って来ない事に気付いた一行はようやく捜しに出たのですが、彼女は喉を切り裂かれて殺害され、通りに晒されていました。
住民数が101人になってました。

仲間の一人バック(スティーヴン・グリン)は「俺は南部出身だー」と捨て台詞を残して逃げたのですが、アールはそれを撃とうとし、妙に強いコーチがアールを殴りつけて止めました。
なんとコーチはアールから変なサブマシンガンを奪い、彼に突き付け、バンのキーをゲットしました。
しかし直ぐにゾンビの群れが襲い掛かって来たので二人は協力してゾンビを倒します。
一方、グウェンはマンディに「アールをぶっ殺してここから逃げる!」とややこしい宣言をしてマンディとジェリーの三人で別行動を始めました。

その頃、バックはビル(ジェレミー・ブーヴェ)の軍団にやられており、人口増加に貢献していました。
ジェリーの具合が悪くなってしまったので、グウェン達は再び酒場へ入ったのですが、そこにはビルの妹メアリーの写真があり、裏には「悪魔の力を借りてこの町に復讐する」という書き込みがありました。
メアリーはビルの妹というだけで絞首刑にされたようで、どうやらビルはそれに復讐したようです。
そこにアール達が飛び込んで来たのでグウェンはへっぴり腰でヘンなサブマシンガンをアールに突き付けたのですが、コーチが「そんな場合じゃない」と事態を説明しました。

コーチは「車で逃げよう」と指示したのですが、グウェン達はグダグダと言い争いを始め、とうとうビルが現れてコーチを殺害しました。
続いてグウェンが捕まったのですが、アールがビルに発砲して救出しました、
グウェンが一番ウザいので死んでも問題ないのですが、残念ながらこの女恐らく主役です。
そこにゾンビ軍団が雪崩れ込んで来たので、皆は二階へ逃れました。

感想

これはつまらないです。
どっかの町に迷い込むと連続殺人鬼率いるゾンビ軍団に襲われるという内容です。
普通のゾンビホラーに思えるのですが、つまらないです。
なんか同じような場所で同じような事を繰り返しているだけでスリルが無いです。
冒頭の大金を持って消えた相棒とそれを追って来た男という辺りは面白そうなのです。
尤も、出だしから演出と演技がイケてないので、これはダメだとすぐわかりましたが。

殺人鬼のゾンビも何か凄みとか感じられず、怖くないです。
演出がイケてなくてリピートシーンとかヘッポコで迫力ないし、ゾンビの襲撃シーンはメタルです。
何より主人公の女性がウザいのがマイナスポイントだと思いました。

小道具もイケて無くて玩具のサブマシンガンを持って「ショットガン」とか言ってました。
しかもオートじゃないという謎の武器でした。
銃を撃つと明後日の方向のゾンビが倒れたりして謎でした。

南北戦争時代とか言ってるんですが、当時の住人っぽいゾンビが居なかった気がするのも残念です。

これはわざわざ観なくてもいいかなあと感じました。

ラストまでのあらすじ

グダグダやっている間にジェリーがゾンビ化してアールの指を食いちぎり、グウェンがヘッドショットで射殺しました。
噛まれるとゾンビになると悟ったアールはここに残ると告げ、グウェン達は二階から飛び降りて逃げることにしました。
アールはコカインを吸引して階下に駆け下り、コカインパワーでゾンビをバッタバッタと倒すのですが、ビルには敵いませんでした。
彼は手榴弾のピンを抜いてビルと共に自爆し、なぜか二階からショボい煙が上がりました。

その後、アールの皮を被ったビルがグウェン達の前に現れ、マンディの腹をサーベルで刺して殺害しました。
グウェンはバンまで逃げたのですが、肝心のバンのキーが鍵束の中に無かったのでダッシュで逃げたの
ですがが、どう頑張っても町の入り口まで戻って来てしまいます。
ゾンビに追われて教会に逃げ込んだ彼女はそこでもゾンビに追われ、メアリーの棺のあった部屋に逃げ込んだのですが、そこで自分がメアリーに瓜二つだと知りました。

グウェンは現れたビルにメアリーの振りをするという猿芝居をしたのですが、ビルはあっさりと騙されました。
彼女がビルのサーベルを奪ってウザいリピート演出で適当に振り回したらビルの首がコロンと落ちました。
するとゾンビが全員倒れたのですが、住民数は107人になりました。

エンドロールで終了です。

これグウェンが出らないってことでしょうか?
それともビルは人数に入ってなかったのかサッパリ分かりませんでしたが、どうでもいいです。

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