人面犬出ます アンボーン

アンボーン

不気味な少年にひどい目に遭う話

制作年 2008年
制作国 アメリカ
監督 デヴィッド・S・ゴイヤー
脚本 デヴィッド・S・ゴイヤー
上映時間 89分
出演
オデット・ユーストマン
ゲイリー・オールドマン
ミーガン・グッド

だいたいのあらすじ

雪が残る冬の路上をケイシー(オデット・ユーストマン)がランニングしていると手袋が落ちていたので拾い上げました。
ふと背後に視線を感じて目をやると手袋の主らしい不気味な少年が佇んていたのですが、直ぐに人面犬に変わりました。
人面犬は道路脇の林に消えたので追い掛けると人面犬が被っていた仮面が落ちており、そこをほじると不気味な胎児が出て来ました。
という夢を見たケイシーは子守のバイト中に友人のロミー(ミーガン・グッド)に電話で相談したのですが、大した情報は得られませんでした。

ベビーモニターに反応あったので急いでケイシーが二階に駆けつけると4歳児のマティが赤ちゃんに手鏡を向け、「鏡を見て」と囁いていました。
ケイシーがマティに声を掛けると「ジャンビーは生まれたい」とマティが呟き、手鏡で殴りつけてきました。
怪我は大した事は無く、マティの両親が帰宅したのでケイシーは引き揚げたのですが、路上で夢で拾った手袋を拾いました。
帰宅したケイシーはパパのゴードン(ジェームズ・レマー)に挨拶してから直ぐにベッドに入りました。
ケイシー美尻だと思います。

翌朝、ケイシーが目玉焼きを焼いていると卵の中からオケラが出て来たので「なんなのさ」と流しに捨てたのですが、路上では不気味な少年がケイシーをストーキングしていました。
大学に登校したケイシーは友人達に昨夜の事を話したのですが、ロミーによれば、1歳未満の子が鏡を見ると死ぬという迷信があるそうです。
ケイシーは物理の受講中に眩暈に襲われ、黒板やノートに「ジャンビーは生まれたい」という文字を見てしまい、手をオケラが這うという幻覚に襲われます。
また、ケイシーの左目は瞳の一部に黄色い濁りのような物が発生したので恋人のマーク(キャム・ギガンデット)に付き添われて眼科に行くことになりました。

眼科に行って検査を受けたものの直ぐには原因が分からないということで帰宅したのですが、帰り道にケイシーは「今日、パパいないから泊まり来れば」とマークを誘いました。
しかしその直後にケイシーは広い道路の反対側に不気味な少年の姿を一瞬見ました。
尚、ケイシーのママは精神病院に入院していたのですが、少女だったケイシーが面会に行った際に「自分は養女だったのだが実母を見つけた」的な話をしており、その晩に首吊り自殺を遂げたそうです。

その夜、ケイシーがマークとHした後に洗面所に行くと鏡の後ろの薬棚から「コンコン」と音がしました。
そこで思い切って開けてみるとあの不気味少年の顔が「オギャー」と飛び出して来ました。
マークが確認すると何もないというお約束パターンだったので、イラッと来たケイシーは鏡を外してしまいました。
翌朝、ケイシーがランニングしていると救急車が来ており、子守に行っていた家の赤ちゃんが亡くなったと聞きました。
そして二階ではマティがケイシーをガン見していました。

その後、ケイシーが眼科に行くと異常はないと言われたのですが、双子に見られる遺伝子モザイクの症状だと思われると言われ、念のため遺伝子カウンセリングを受けては?と勧められました。
ケイシーは早速、ゴードンの職場を訪ね、「あたしって双子なの?」と聞くと「「そうだ。実は弟が居た」と衝撃の事実を聞かされます。
双子の弟はお腹の中で死んだそうで、死因はケイシーの臍の緒が首に巻きついたからであり、弟の呼び名は「ジャンビー」だったそうです。
ジャンビーって南米辺りの料理にありそうですよね。スミマセン、不謹慎でした。

帰宅したケイシーはママの遺品を漁りその中にホロコーストを生き延びた女性であるソフィ・コズマという妊婦の写真を発見したのですが、一緒にあの不気少年も写っていました。
ソフィは現存の人物で老人ホームに入居していたので、ロミーに付き合ってもらい面会に行くことにしました。
そしてソフィ(ジェーン・アレクサンダー)と面会したのですが、彼女は部屋の鏡を外しており、ケイシーが双子だと見抜きました。
ケイシーのママの事は知らないと言い、少年の写真を見せると「出て行って」と追い出されてしまいました。

ロミーは「ケイシーあなた疲れてるのよ」と言うのですが、ケイシーはソフィが何か知っているに違いない!と思いました。
ケイシーは少年の霊を見る件をロミーに打ち明けました。
また、遺品の中に8㎜フィルムがあり、マークが映写機を借りて来てくれたので一緒に見ました。
映像はモノクロの不気味なものでしたが、建物の中に進んで行くような様子が映されており、その建物はママが自殺した病院でした。

その後、気晴らしに踊りに行ったもののケイシーはクラブで不気味少年を見て気分が悪くなります。
トイレの個室でゲーゲーしていると「私の子供は渡さない」とか「目玉の中を覗いてごらん」とかいう囁き声が聞こえました。
個室の壁には不気味な目の落書きがあり、瞳の部分に大きな穴があったので、目を近づけると汚水とオケラの大群が出て来ました。
個室を飛び出したケイシーはオケラの大軍やママ(カーラ・グギノ)の亡霊を見てしまいパニック状態になります。
マーク達が駆け付けたのですが、お約束でトイレには何も異常はありませんでした。

帰宅したケイシーはロミーとスカイプで話し、ママの件を打ち明けたのですが、幻覚だと言われ、ハサミを開いて枕の下に入れるという魔除けを教わりました。
ということで早速実行したのですが、ベッドで寝ているケイシーがお腹を不気味少年に指突っ込まれてクリグリされ、幽体離脱して天井に張り付いたケイシーがそれを見て叫ぶという恐ろしい内容でした。
直後にソフィから電話があり、「話があるからすぐにここに来い」ということで、また、ソフィは自分がママの実母だと打ち明けました。

そしてソフィを訪ねたケイシーは衝撃の事実を聞かされます。
不気味少年はソフィの双子の弟バルトだそうで、1944年にアウシュビッツで死亡したそうです。
ナチスは双子で遺伝の謎を解明しようとしており、バルトにも恐ろしい実験が行われたそうです。
連れ去られたバルトは二日後に戻って来たのですが、ディパックという悪霊に憑依されていたので皆で殺害したそうで、その呪いは今やケイシーに向けられているということでした。
この説明映像だけだと何がどうヤバいのか分からなかったです。
呪いを解くには「鏡の書」に記されている悪魔祓いを行う必要があるそうで、またユダヤ正教のラビ・センダックという人物に会うように指示されました。

ケイシーは希少書である鏡の書を図書館からパクり、センダック(ゲイリー・オールドマン)に会いに行きました。
早速悪魔祓いをお願いしたのですが、「専門外だし、ディパックなんて存在しない。何しろ君はユダヤの儀式理解してないでしょ」的な事で断られます。
しかしセンダックはつてを当たってくれるそうで、ケイシーは自分の命が危ない件を強調し、鏡の書の翻訳を依頼しました。
その後ケイシーはソフィからお守りを貰ったので身に着け、家の鏡は処分するように言われたのでその通りに実行しました。

ロミーは車でケイシーの家に移動中にマティを撥ねたのですが、彼はピンピンしており、「ケイシーを助けるとお前も殺すとあの人が言ってた」と謎の伝言を伝えました。
ケイシーを訪ねたロミーはケイシーから話を聞き、「危険だから私から離れて」と言われたのですが、力になると約束しました。
一方、ソフィはブリッジで顔だけ180度回した老人に追われたり、バルトに襲われたりして死亡していました。
翌日、老人ホームを訪ねたケイシー達はそれを知りました

センダックは鏡の書を翻訳中に頭が逆さになった犬を目撃しました。

感想

これは普通です。
目に異常を感じた女性が大変なことになる話です。
いきなりエクソシストになってしまい、正直何がなんだか分かりませんでした。
映像もほとんどエクソシストという感じで目新しいものは無かったです。
つまらなくもないのですが、面白くもないという印象に残らない作品でした。

演出も教科書通りという感じで、悪くは無いと思いました。
全体的に盛り上がりに欠けるのかなあという気がしました。
結末付近も大して盛り上がらないままに平坦に終わった気がします。

オケラがやたら出てくるのですが、そんなにキモくないような…
ケイシーの下着モデルのようなスタイルの良さだけがやたらと目立った作品でした。

ラストまでのあらすじ

ロミーはケイシーとのスカイプ中に外におびき出され、マティに刺されていました。
ケイシーとマークが駆け付けたのですが間に合わず、ロミーは死亡しました。
二人は正気に戻ったマティを連れて、バルトが憑依しそうになっているロミーから逃げました。
マークはこの出来事を見て、ケイシーの言うことを信じるようになりました。

また、センダックも協力してくれる事になり、アーサー(イドリス・エルバ)という応援を呼びました。
アーサーはキリスト教の悪魔祓いを研究しているそうで、悪魔は宗教が誕生する前に存在しているので、宗派を問わず共通なのだそうです。
彼は悪魔祓いケイシー達のIDを見て年齢を確認し、悪魔祓いにはケイシーが辛い思いをした場所が適していると指摘したので、場所はママが自殺した病院に決まりました。

病院は既に廃墟となっており、使用には問題なさそうでした。
ユダヤ教の悪魔祓いは10人で行うそうで、他には救命士のリック等が協力してくれました。
まずはケイシーを中心として皆で円を描き、センダックがヘブライ語の呪文を読み、それを協力者が英語で復唱するそうです。
そして山場を読んだ後に角笛を吹き、悪魔を追い払うということで、追い払うターンが一番危険だそうです。
ケイシーは暴れ出す可能性があるので、ストレッチャーに寝かされ、手足をベルトで固定されました。

儀式が始まると会場に風が吹き荒れ、ケイシーの身体はバッタンバッタンし始めます。
そしてバルトが現れ、協力者を吹き飛ばしたり、背骨を折ったりして倒します。
とうとうセンダックとアーサーも吹き飛ばされ、マークはケイシーを連れて逃げ出しました。
バルトはアーサーに憑依して二人を追い掛けます。

アーサーに襲われた二人は何とか鉄パイプでKOしたのですが、今度はマークが憑依されます。
マークに襲われたケイシーは、復活したセンダックの詠唱に助けられ、メモを手に復唱しました。
空中浮遊していたマークは詠唱によりバルトが消滅したので、遥か下の階に落下して死亡しました。

その後、ケイシーは妊娠している事が発覚したのですが、胎児は双子でした。

赤ちゃんが狙われてるオチでしょうか?

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