汚い系です ゾンビ・トランスフュージョン

ゾンビ・トランスフュージョン

死者甦らせたらひどい目に遭う話

制作年 2006年
制作国 アメリカ
監督 スティーヴン・C・ミラー
脚本 スティーヴン・C・ミラー
上映時間 75分
出演
ギャレット・ジョーンズ
ウィリアム・ハワード
ジュリエット・リーヴス

だいたいのあらすじ

どっかの病院で遺体を医師の下に運んでいた看護師がバイオハザードマークのゴミ箱にゲロを吐きました。
看護師は退室し、医師は運ばれてきた遺体を診て「また失敗か」等と肩を落としていたのですが、その後床掃除をしていた看護師はゾンビ化したさっきの遺体に襲われます。
彼はゾンビに首筋を噛み千切られ、背中側に腰からポッキリ折られてロッカーに引き摺りこまれていました。
なかなかエグいです。

高校生のクリス(ギャレット・ジョーンズ)は彼女のジャッキー(ジュリエット・リーヴス)とカーセックスしつつ今夜はライブだぜ!とか話してました。
その後、高校では男子がゾンビのようになって教諭の首に噛みつくという事件が発生したのですが、大した騒ぎにならず、クリスの友人のガチムチ黒人のスコット(ウィリアム・ハワード)がメリケンサックパンチでゾンビくんをKOしていました。
救急隊員も教諭を運ぶのに大騒ぎしているのですが、ゾンビくんはガン無視です。
どうみてもこいつの方がヤバいと思うんですが。

放課後、クリスはスコットとオタクな友人ティム(ロウワン・ボーセッド)に今夜ライブだから5時に迎えに行くで!と約束していました。
その頃、同級生の眼鏡くんがゾンビ化したママに襲われて顔を噛み千切られていました。
帰宅したクリスは家で仕事をしているっぽいパパから車を借りて出発したのですが、直後にパパはゾンビに襲われていました。
その後、クリスはスコット達を迎えに行き、ライブ会場へ向かいました。
スコットがレンタルビデオ店でバイトを始めたので三人で遠出するのは久々だそうで、クリスの父は葬儀屋だということです。

一方、ジャッキーはパーテイーに参加しており、パーティー会場の町から離れた民家には、続々と学生が集まっていました。
しかし駐車場に車を停めていた女子の一人がダッシュしてきたゾンビの群れに襲われてバラバラにされていました。
若い女性ゾンビの中に思わず笑ってる人いました。NGかな?
クリス達が向かっていたのは町から80㎞離れた大都会の店だったのですが道中では一台の車にもすれ違いませんでした。
おかしいなあと思いながらもライブの店に到着したのですが、街には人気が無く、カラスが集まっていたりして終末感が溢れています。
車を降りた途端に物凄い数のゾンビが猛ダッシュで迫って来たので、クリス達は何が何だか分からなかったものの身の危険を感じてその辺にあったバーに飛び込み、ドアを椅子の足で固定して籠城しました。

何だあれは!と大騒ぎしているとカウンターの向こうから演技が大仰なおっさんが「お前ら誰だ!」とショットガンを向けて来ました。
「ライブを見に来た!」と説明するとおっさんはへたへたとカウンターに座り込みました。
おっさんによれば外の連中に皆が食われたそうで、どうやら大変な事が起きているようです。
その頃、ジャッキーはクリスの携帯がずっと圏外な点を不審に感じており、友人からは「彼氏に電話通じないとかウケるんだけど」と揶揄われていました。
一方、ママにやられてゾンビ化した眼鏡くんは近所の妊婦の腹にパンチして胎児を取り出して食べていました。
眼鏡くんエグいです。

パーティー会場にはゾンビ軍団が襲来し、皆は阿鼻叫喚の地獄絵図の中蜘蛛の子を散らすように逃げ出したのですが、ジャッキーはトイレに入っていたので逃げ遅れ、手近な部屋に籠城しました。
二階でHしていた意地悪アメフト野郎の彼女はゾンビにわざわざ下顎を裂かれて死亡し、アメフト野郎はハンマーをゾンビの頭部に叩き込んで倒し、パンツ一丁で逃走しました。
このまま逃げ切るかと思われたのですが、やっぱり嫌なヤツなので家を出た所でゾンビの皆さんに捕まってやられました。

クリス達は地元に戻りために車まで走る事にし、ショットガンおじさんが犠牲になってくれたので、ゾンビの群れに追われながらも車まで戻れました。
おじさんは倒れながらもクリスにショットガンをパスしてくれたので、ひとまずクリスは飛び道具をゲットしました。
このおじさん店の中のゾンビも片付けてくれたりと頑張っていて、私ちょっとファンだったので哀しいです。
帰り道はサクっと進み、自宅に戻ったクリスはパパが死んだ事を知って絶叫しました。
パパゾンビが襲って来たので、クリスはフルチ先生直伝の眼球ガラス片刺しでパパゾンビを倒しました。

クリス達はパーティー会場に向かい、ゾンビに襲われていたジャッキーを救って合流したのですが、直ぐにゾンビに追われてガレージに逃げ込みました。
そもそも外はゾンビだらけだった筈なのですが、この映画なかなか頑張ってるので深くツッコまないでおきます。
クリス達はこのままではまずいと学校に逃げて救助を待つことにし、武器になりそうな物を装備して移動することにしました。
ということで全員で雄たけびをあげ、ゾンビの群れに突撃して行きました。

スコットはアメフトゾンビ達をチェーンソーでぶった切って頑張り、ジャッキーの友人女子が運転する車に飛び込んだのですが、多勢に無勢で車は囲まれてしまい、仕方なく皆は車を捨ててダッシュで逃げます。
このシーンは手持ちで撮ってるのでカオスです。何が何やら
クリス達はティムとジャッキー友人、クリスとスコット、ジャッキーに分断されてしまいました。
とうとうティムがやられてしまい、クリス達は付近の小屋に逃げ込みました。
森を抜けて学校を目指す事になり、ジャッキーは巨乳ゾンビに襲われたのですが、バットでボコボコにして自力で倒していました。

ジャッキー友人も単独で森を抜け、事情通っぽいおじさんに助けられていました。
おじさんによるとゾンビは音に反応するので叫んではダメだそうで、直後におじさんはゾンビにやられてしまい、「学校に逃げてリーに会え」と言い残しました。
一方、クリス達はとうとう学校の体育館に到着したのですが、床は死体で一杯でした。
死体は直ぐにゾンビ化して一斉に襲って来たので、上の階へと逃げ出しました。

感想

これは普通です。
ゾンビもので唐突に始まるので内容は殆ど無いのですが、そんなに悪くないと思います。
いきなり大都会が週末映画になっていたりとツッコミどころは多いですが、どうでもいい気がしました。
パッケージを見た瞬間に凄い地雷を連想したのですが、意外に楽しめました。
無駄なドラマとか殆ど無くてテンポも非常に良く、短いので観やすいです。

手持ちカメラはカオスでしたが、演出はきちんとしていて普通だと思います。
スピード感が出てないのでアクション系は辛いかも。
全力疾走系のゾンビなのですが、それ程スピード感ないので見つかったらヤバい!という感じでは無かったです。

群衆シーンは流石に厳しいですが、一応スポットが当たるゾンビは丁寧に作ってあるみたいです。
この監督さんはスクリーム・オブ・バンシーだとかキッズ・リベンジだとか凡作系のホラーを後に撮っているのですが、つまらなくはないです。
ゾンビが相当好きだったようで、ライミ作品、ロメロ作品やフルチ作品のオマージュっぽいのも含んでました。
グロもかなり頑張ってるみたいで、フルチさんよりのが多くて綺麗なフルチという感じでした。
アルジェントさん風のシーンがあったりしたのもちょっとウケました。

流石にエキストラシーンになると笑ってるゾンビや後ろの方でサボってるゾンビがいたのはウケました。
でも凄い数のゾンビ出てくるので頑張ってるなあと感じました。
体育館で一斉にゾンビが起き上がるシーンがあったのですが、意外と息が合ってました。

結末はガッカリ感がありましたけど、まあいいかなという気もしました。
登場人物も悪い子ではないので、意外と応援できるかも。
ゾンビ映画が好きな人は割りと楽しめるのではないかと思いました。

ラストまでのあらすじ

ジャッキー友人も学校に到着しており、ゾンビに襲われていたところをスコットが救いました。
スコットはその戦いの際に校舎から落ちそうになったのですが、駆けつけたクリス達が引き上げました。
ゾンビとの戦いに疲れ切ったスコットはティムが死んだ事を知ってジャッキー友人を責め、もうおしまいだとクリスが止めるのも聞かずに一人でチェーンソーを手に下に降りて行きました。
彼はゾンビの群れに突撃し、死亡しました。

クリス達は生き残りを捜して逃げようとしていたのですが、ジャッキー友人がゾンビに投げ飛ばされてプールサイドで頭を強打して死亡し、そのままプールに浮かびました。
とうとう二人になってしまったクリス達でしたが、天井の板が外されて迷彩服の男が現れ、手招きしました。
その男について行くと秘密のアジトのようなものがあり、葉巻を吸っている迷彩服のおっさんがいました。
葉巻のおっさんは用務員のリーでした。

リーによればこの町は地図から消された町だそうで、町の住民は皆実験台であり、クリスのパパも実は軍人だったのだそうです。
1970年代にベトナム戦争の批判が高まったために政府は死んだ兵士を蘇生させる実験を始めたそうです。
そして兵器として再活用して徴兵や志願兵を減らそうとしたそうで、実験は上手くいったのですが、蘇生させた兵は人喰いになったので実験は中止されたそうです。
最近になって実験を再開し、この町にゾンビを配置して制御可能か調べたのですが、結果として不可能だったようです。

実はクリスの父が開発したゾンビを殺す血清があるそうですが、それは死体安置所にあるということでした。
しかし周囲をゾンビに囲まれているので血清を取りに行くのは不可能に近く、実験失敗でこの町は隔離されたので、外部との連絡は不可能だそうです。
どうしても血清を取りに行く!とクリスが言い張るとリーはジープを貸してくれました。
クリスとジャッキーはゾンビを避けて悪路を駆け抜け、とうとう遺体安置所に到着しました。

血清を捜していたのですが、ガスマスクを着用したハンクのようなおっさんが現れたので、その辺にあった注射を刺して逃げました。
するとガスマスク軍団が「あいつらは感染してるぞ」等と言いながら追って来ました。
一旦外ににげたもののゾンビの群れに囲まれ、建物に戻ろうとしても締め出されていました。

完全に絶対絶命の状況で、ジャッキーに「どうするの?」と聞かれたクリスはショットガンに装填し、「任せろ」と言いました。
そして「続く」のテロップが表示されました。

エンドロールで終了です。

多分、続編意識したとかでは無く打ち切りイメージだと思います。
クリス達の戦いはまだ始まったばかりなのでしょう。

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