穴掘りです ディセント ザ・ダークサイド

ディセント ザ・ダークサイド

洞窟の恐怖に終わりはない

制作年 2013年
制作国 アメリカ
監督 デヴィッド・ハント
脚本 デヴィッド・ハント/ケヴィン・ブラウン
上映時間 98分
出演
クリス・クリーヴランド
マシュー・アラン
マーク・ヘイター

だいたいのあらすじ

テッド(クリス・クリーヴランド)は弟のブラッド(マシュー・アラン)と共に父の墓参りをしていたのですが、墓地で板張りした落とし穴のような物を発見しました。
なぜかテッドはその穴に執着し、ブラッドと共にその深い縦穴に降りることにしたのですが、下は坑道のようになっており、発電機がありました。
内部には最近人が入ったかのようで、発電機を入れると坑道沿いのランプが点灯しました。
少し進むと行き止まりだったのですが、壁には10㎝程度の丸い穴があり、その奥には更なる洞窟が広がっているようでした。

テッドはその辺にあった鶴嘴で穴を広げようとしたのですが、ブラッドは「誰もこの穴を広げてないのはおかしい」と止めます。
しかしテッドは聞く耳持たなかったので、仕方なきブラッドも加勢することにしました。
壁は恐ろしく固くて歯が立たず、穴は1ミリも広がらなかったので、実家に帰宅することにしました。
実家の前では軽く知的障碍がある叔父のチャーリー(マーク・ヘイター)が兄弟を出迎えました。
それはそうとしてテッドの元カノはブラッドの彼女だったりと複雑な事情があるようで、ブラッドはチャーリーの家に泊まることになりました。

翌日、洞窟に行ったテッド達は、コンクリートハンマーでも持参したのかと思いきや、なんとハンディなハンドドリルで穴を掘り始めます。
そんな訳で一日交代で掘っても穴は30㎝程度しか広がらなかったのですが、穴の向こうでは何やら音がしているようでした。
その後もコツコツと毎日穴掘りを続け、とうとう身体を潜らせる位まで穴を広げる事が出来ました。
穴は広がったもののその先の通路はかなり狭く、テッドがチャレンジしたもののつかえてしまったので、戻って来ました。

ということで今度は通路を広げる作業をしていたテッドは通路の先で獣のような声を聞いたので、急いブラッドに引き出して貰い、二人は地上に逃げました。
しかしテッドがドリルを忘れたと言い出したので戻り、結局テッドは通路を無理矢理通り抜けてしまいました。
戻れるんでしょうか…
奥は鍾乳洞になっており、ブラッドに押し出して貰ったリュックを受け取り、テッドは少し探検することにしました。
一通り付近を見て回ったテッドはあっさりと戻ることが出来たので、もう少し慣れた人間に手伝ってもらおうということになりました。
ブラッドの方が運動神経はいいのですが、閉所恐怖症なので狭いところは無理なのです。

そこで登山等に慣れたゲイのスタンド店員ジョー(サーカス・スザルースキー)に手伝って貰うことにしました。
ということでテッドとジョーが穴の向こうの鍾乳洞に入ったのですが、頭を岩にぶつけたのでテッドはリタイアして戻りました。
ジョーはなかなか戻らず、なぜか兄弟は「お前はずっと家を出て勝手だった!」とか今更の口論を始めます。
今しなくてもいいじゃんと思いました。
その時、穴の向こうでは大きな音が響き、獣のような声が聞こえたのですが、直後にジョーが這い出て来て、彼は無言で一目散に逃げ帰ってしまいました。
ジョーは帰り際にテッドに「フロイドの墓」と書かれた地図のようなメモを渡しました。

ジョーは無断欠勤が続いているそうで、テッド達は再び洞窟に向かうことにしました。
今度はブラッドが有線通信機等色々と借りてきました。
テッドが再び穴の向こうに入ったのですが、姿の見えない何かに襲われ、すぐに逃げ帰りました。
地上に出た二人は何かがロープを這いあがって来る気配を感じたのでロープを切断しました。
1時間でようやくこれです。

感想

これはイマイチです。
パパの墓地に縦穴があって、その奥に行ったら何か居た!という話です。
ひたすら前半は穴掘りと兄弟喧嘩で、とにかくテンポが悪いです。
1時間経つとようやく知り合いが死んだりするのですが、それも原因が良く分からず、どういう状態で死んでいたのかも分からないという。

テッドがなんで穴に固執していたのかも不明だし、発電機の主も良く分かりませんでした。
狭い横穴を無理矢理通るシーンも「もっと凄い工具買ってきて穴広げればいいじゃん」って思いました。
だってこの人達は家庭用のバッテリー式のハンドドリルで穴掘ってるんです。
鶴嘴とか無理!という結論に達したようなのですが、どう見ても鶴嘴の方が威力ありそうです。

なんか泥人間みたいのがようやく出て来たのが、残り25分切る頃で、この人達は一度も全身像が映らないので何が何だか分かりません。
姿は焦げた人間か泥塗った人間みたいですが、殆ど見えませんでした。
なぜ彼等があそこに居たのか不明で、何者でどういう連中なのかサッパリわかりませんでした。
光を恐れるようなので、ケミカルライトでも襲ってこないのに発煙筒は襲って来たりとどういうことなのか。
洞窟シーンは真っ暗で何がなんだかという感じだし、かなCです。

ちょいちょい兄弟げんかみたいなのも入るのですが、原因とか教えてくれないし、「お前は逃げてばかり」とか言われても何からどう逃げたのか教えてくださいとしか言いようがないです。
何もかも中途半端で困ったちゃんです。
テッドとブラッドはわざとらしい位に熱演していました。

でも悪い点ばかりでは無く、結末付近のシーンはなかなか怖かったです。
なので地雷とまでは言わないですが、これはわざわざ観なくてもいいと思いました。

ラストまでのあらすじ

帰宅したテッドは暗くすると何かに襲われるという幻覚を見るようになりました。
その後、ジョーから訳の分からない電話を貰ったテッドは彼の家に行ってみたのですが、ジョーは既に死亡した後で、警察の立入禁止テープが貼られていました。

テッドはバスで帰宅しようとしていたブラッドを捕まえ、一緒に穴を塞ぎに行くことにしました。
一旦帰宅して準備をしていると書置きを発見し、チャーリーが墓地に行ったことを知りました。
兄弟は急いで墓の縦穴に飛び込んだのですが、暗闇には何か焼け焦げたようなものがウガウガ言っており、チャーリーは穴の向こうに行っていました。
なぜか兄弟は発煙筒しかもっておらず、それを手にテッドが穴に潜り、とうとうブラッドも穴に飛び込みました。
準備とか言ってたのに、何しに戻ったんでしょうか?
しかし肥満体のチャーリーにあの穴が通れるとは思えないのですが。

テッドが駆け付けるとチャーリーは黒焦げ人間のような連中に襲われており、ブラッドは穴につかえて動けなくなりました。
ブラッドは無理矢理這い出し、テッド達に合流して散弾銃を撃ちまくって黒焦げを威嚇しました。
黒焦げは奥の縦穴から出てきているようで、とうとうチャーリーが引き摺りこまれたのでテッド達は逃げ出します。
足に重症を負ったテッドは「お前は先に逃げろ」とブラッドを逃がし、自分は縦穴に突撃してダイナマイトで自爆しました。

穴から脱出して車まで戻ったブラッドはチャーリーが用意した誕生日プレゼントの箱を開けてみました。
そこには仲良く肩を組むテッドとブラッドのイラストがあり、ブラッドは「こんなことになるなんて」と号泣しました。
後日、ブラッドはペラペラのベニヤ板で穴を塞いで土を被せました。
そして墓地に「立入禁止」の看板と簡単な柵を立てました。

エンドロールで終了です。

一体、何だったのでしょう。

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