主人公トム・ジョーンズ氏です マーズ・アタック!

マーズ・アタック!

脳味噌丸出しの人達にひどい目に遭う話

制作年 1996年
制作国 アメリカ
監督 ティム・バートン
脚本 ジョナサン・ジェムズ
上映時間 106分
出演
ジャック・ニコルソン
グレン・クローズ
アネット・ベニング

だいたいのあらすじ

ケンタッキー州の外れで火の着いた牛が道路を駆け抜けるという事象の後にUFOがピューンと飛んでいました。
そして地球には夥しい数のUFOが飛来していたのです!

デイル大統領(ジャック・ニコルソン)はUFO飛来を察知し、閣僚に意見を求めていたのですが、デッカー将軍(ロッド・スタイガー)等は「敵に決まってんだろ」という意見で、ケスラー教授(ピアース・ブロスナン)は「友好的です。なぜなら彼等は高等生物だからです!」と断言していました。
デイルは「ソッカー」とケスラーに賛同してしまい、ロス広報官(マーティン・ショート)に会見の準備を命じていました。
そしてホワイトハウスではデイルの妻マーシャ(グレン・クローズ)が娘のタフィ(ナタリー・ポートマン)に呆れられながら衣装を選んでいました。

その頃、ラスベガスでファラオのコスプレをしていた元ボクサーのバイロン(ジム・ブラウン)は別れた妻のルイーズ(パム・グリア)から「子供が帰って来ない」と電話を貰い、「そういう年頃だから」と切っていました。
ラスベガスで悪いことばっかしてるらしいランド(ジャック・ニコルソン)は妻のバーバラ(アネット・ベニング)とレストランで水を飲んでいました。
同じ頃、NYの報道記者ジェーソン(マイケル・J・フォックス)は恋人のナタリー(サラ・ジェシカ・パーカー)から大領領がファッション枠で記者会見を始めると聞いて仰天していました。

そしてデイルはTVで火星からのUFOが来てますと国民に知らせました。
その後、なぜかジェーソンでは無くナタリーにケスラーのインタビュー依頼が舞い込んできました。
ケスラーは火星人は運河の地下で発展したと話していたのですが、それはそうとしてジェーソンはナタリーがケスラーに熱い視線を送っているのを見て嫉妬していました。
一方、カンザス州のトレーラーハウスで暮らすリッチー(ルーカス・ハース)の父と兄は「火星人ぶっ飛ばしてやる」と息巻いていました。

そしてとうとう火星人が電波ジャックしてTVで何か言って来たのですが、「アダダ、ダッダダ」という事で何言ってるのか分かりませんでした。
火星人はデカい脳味噌丸出しの骸骨顔で見た目がとてもキモいのでした。
ケスラーは「地球人野蛮、火星人優しい」と絶賛していたのですが、宇宙語翻訳機に掛けてみると「我々は緑色人、暗黒はスェードでそれを狩り取れ」と昔のエキサイト翻訳のようで何だか良く分かりませんでした。
そして一部の人達は「火星人は救世主」ともてはやしており、禁酒会に入っているバーバラもその一人でした。

一方、リッチーの兄ビリー・グレン(ジャック・ブラック)は家族に見送られ、軍に入隊するためにグレイハウンドに乗っていました。
尚、出来の悪い子扱いのリッチーは認知症の祖母(シルヴィア・シドニー)の送り迎えをしていました。
その頃、バイロンはランドから借金の取り立てを依頼されていたのですが、「イスラムに回心したし、妻とより戻したいから無理」と断っていました。

とうとう火星人がネバダ州の砂漠に来る事になったので、大統領はタカ派のデッカーを外し、ケイシー将軍(ール・ウィンフィールド)に出迎えをさせました。
また、全国から続々と砂漠に人が集まって来ました。
いよいよUFOが着陸して中からキモい火星人が複数降りて来たのでケイシーが応対すると、火星人は「平和の遣い」と言っているようでした。
しかし火星人はいきなり光線銃をぶっ放してケイシーを骨にしてしまい、周囲に攻撃を開始しました。

地球側も応戦したのですが、どんどんやられてしまい、ビリー・グレンとジェーソンも骨になっていました。
火星人はひと暴れして引き揚げて行きました。
ケスラーはこの期に及んで「様子を見るべきだ」とのたまい、デイルもそれに同意してしまいました。
デイルは新しい翻訳機を使い、「地球人は危害を及ぼさない。今日の事は誤解だよね」と火星人に送信したのですが、それを見た火星人は「バカジャネーノ」と大爆笑していました。
火星人は残虐なようで、アブダクションしたナタリーの首をチワワと挿げ替えたりして遊んでいました。

その後、火星側はそちらの議会で謝罪したいと申し入れて来ました。
またまた火星人がやって来たのですが、議会の壇上に立ち、「アダッダダ」と訳の分からない事を言うといきなり光線銃を撃ってきました。
議席に居た人は次々に殺害され、ケスラーは拉致されてしまいました。
火星人見慣れると可愛く見えてきますね。
地球側もUFOに一斉砲撃を行ったのですが、傷一つ負わせる事が出来ず、火星人は悠々と引き揚げました。

デッカーは核攻撃しかない!と強く主張したのですが、デイルは平常運転でと訳の分からない事をのたまいました。
その頃、ケスラーはバラバラにされて生首で生かされ、、身体をチワワと換装されたナタリーと再会して告白タイムをしていました。
その後、火星側はピーナツみたいなデカ頭の変な火星女(リサ・マリー)を送って来たのですが、女好きのロスは彼女をホワイトハウスに入れてしまいました。
後ろから見るとタコみたいでお腹痛いです。
火星女は火星人の変装だったようで、ロスを撲殺してデイルの寝室に忍び込みます。

しかし犬が騒いだので暗殺は失敗に終わり、火星人はSPに射殺されました。
モニターを見ていた火星人司令官は怒り狂い、大量の火星人部隊に出撃準備をさせ、火星ロボも出撃させました。
火星人司令官は奥さんの方が凶暴みたいです。
いよいよ火星人の攻撃が始まり、ホワイトハウスに見学に来ていたバイロンの息子も巻き込まれてしまい、デイル一家はさっさと避難しました。
マーシャはシャンデリアの下敷きになって死亡し、バイロンの二人の息子は光線銃をゲットして火星人と撃ち合いを始めました。

感想

これは普通です。
凶悪な火星人が攻めて来て大変!という内容です。
私はどうも「どうです面白いでしょう!」系の映画は苦手なのですが、これは面白いと思います。
エド・ウッドを目指しているようで、ネタ的にはイマイチでしたが、映像が面白いです。
火星人がキモいのですが、段々と可愛く見えてくる不思議。

ゴリゴリの展開でお話はどうしようも無いのですが、最後にきちんとオチをつける所は流石です。
ナタリーのチワワネタには苦笑するしか無かったですが、トム・ジョーンズには笑ってしまいました。
ゴリゴリでしたけど火星女にはウケました。
ちょっとあのタコみたいな後頭部は反則だと思いました。

UFOはまんまアダムスキー型のオーソドックスなやつでした。
火星人はアレです。宇宙水爆戦に出てたあいつを顔骸骨にした感じです。
こいつらの兵器もモノクロ映画に出てくる渦巻きグルグルレーザーとかそんなのばっかでした。

火星人の司令官は二人いて、赤いマントが男で青いマントが女みたいです。
戦闘員は赤パン一丁か宇宙服みたいの着ており、地球では呼吸できないみたいです。
結局こいつらが本当は何を言ってるのか良く分かりませんでした。

登場人物はめちゃ多いのですが、適度に間引いてたので覚えられました。
殺される人も自業自得系が多いので罪悪感も無いという。
私はデッカー将軍とデイルのSPの人が好きだったのでちょっと残念でしたけど。

ラストまでのあらすじ

その後バイロンの息子は無事帰宅しました。

ランドはUFOの攻撃を受け、自身の所有するホテルと共に崩れ去りました。
火星人はベガスで行われていたトム・ジョーンズ(トム・ジョーンズ)のショーに乱入したのですが、バイロンが火星人をKOしたので無事でした。
トムは飛行機が操縦できるそうなので、バイロンはバーバラの自家用機を使ってルイーズ達のいるワシントンに移動することにしました。

火星人はフランスにも攻撃を開始し、とうとうデイルは核攻撃許可の書類にサインしました。
ということで参考映像みたいな核ミサイルが一本だけ火星人の母線に向けて発射されたのですが、火星人は変なラッパみたいな衝撃吸収装置で核ミサイルを飲みこんでしまいました。
火星人は全世界を攻撃し始め、ビッグベンを焼いたり、モアイでボウリングしたりとやりたい放題していました。

カンザスシティもUFOの攻撃を受け、リッチーの両親は銃を手にトレイラーハウスで籠城していたのですが、リッチーはおばあちゃんを助けなければ!と祖母のいる施設に車で出発しました。
直後に火星ロボが現れ、リッチー一家のトレイラーハウスを掴んで潰していました。
火星ロボは走ることができたようで、ダッシュしてリッチーの車を追跡してきましたが、送電線に躓いて転んで倒れました。
リッチーの祖母は火星人に背後まで迫られ、謎の巨大レーザーの餌食になりそうだったのですが、リッチーが飛び込んで来ました。

その時、祖母のヘッドフォンが外れ、彼女の聞いていた音楽がダダ漏れになったのですが、なぜか火星人は頭が破裂して死んでしまいました。
それは祖母が繰り返し聞いているオールデイズナンバーだったのですが、どうやら火星人はこの曲に弱いようです。
その頃火星人はペンタゴンに乱入し、デイルがいる指令室に現れ、抵抗したデッカーを謎光線で小人にして踏みつぶしていました。
SPも部下も全滅したので、デイルは長々と演説して説得を試みたのですが、感動した振りをした火星人に殺害されました。

リッチーはカーステで火星人苦手曲を大音量で流しながら祖母と一緒にラジオ局に向かっていました。
一方、自家用機に辿り着いたバイロンでしたが、滑走路に火星人が溜まっていたため、自分が囮になって司令官にボクシングを挑み、皆を逃がしました。
司令官は暇だったのかボクシングに付き合ってボコボコにされて死にました。
なぜか手下軍団もそれに付き合い、バイロンを取り囲んで体術勝負を挑みます。
多勢に無勢でバイロンはタコ殴りにされて倒れました。

リッチーの流した曲が全国に流れ始め、火星人は次々に頭が破裂して死亡し、なぜか宇宙にいる火星人も死んでいました。
ナタリーはチワワの胴体が外れて生首になって床に転がり、ケスラーの生首も転がりました。
二人は「愛してる」とかのたまってチューをし、二人の乗ったUFOは墜落しました。
殆どケスラーの所為だと思いますが、反省はしてないようです。

火星人の攻撃にビビッて隠れていた野生動物の皆さんも隠れ家から出て来たようです。
こうしてリッチーと認知症のおばあちゃんにより地球は救われ、二人はタフィから幼稚園のメダルみたいな勲章を贈られました。
そしてタフィとリッチーはお約束でいい仲になりました。

バイロンは火星人のへなちょこパンチでは死んでおらず、壁が抜けたバーバラのアパートの前に現れました。

バーバラと共にタホ湖に到着したトムはヒット曲の「よくあることさ」を熱唱しました。

エンドロールで終了し、そのままトムの曲が流れます。

主人公はトムだったのでしょうか?

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