最終話です シャイニング第三話

シャイニング 第三話

パパがヤバくなってひどい目に遭う話

制作年 1997年
制作国 アメリカ
監督 ミック・ギャリス
脚本 スティーヴン・キング
原作 スティーヴン・キング
上映時間 91分
出演
スティーヴン・ウェバー
レベッカ・デモーネイ
コートランド・ミード

だいたいのあらすじ

前回です。

TVドラマシャイニング第二話のネタバレ紹介と感想です

12月29日

ダニー(コートランド・ミード)の背後には植木のライオンが三頭忍び寄っており、事務所に鍵が架っていて出られなかったウェンディ(レベッカ・デモーネイ)はドアのガラスをブチ割って鍵を開けるという強硬手段に出ました。
ジャック(コートランド・ミード)がようやく駆けつけ、ガラスの件で文句を言いだしたのですが、ウェンディはそれどころではない!とダニーを助けに走ります。
ウェンディ達がホテルから飛び出すと不思議な事にダニーの背後の植木は消えたのですが、明らかに雪を被っていない不自然な植木が三つありました。
彼女は「ここはヤバい!」とますます森林警備隊を心待ちするようになりました。

その夜、エレベーターが勝手に動き、パーティーのような喧噪を聞いたダニーは両親の寝室に「怖いよー」と逃げ込みます。
ウェンディにもその音が聞こえたのですが、ジャックは「うるせーな配線異常だろ」と決めつけました。
一家で下に調べに行くことになり、ウェンディはやっぱり音が聞こえると訴えたのですが、ジャックはエレベーターの管理パネルのガラスを割って「邪魔すんな」とを突き飛ばし、鍵をパネルに差し込んでエレベーターを調べました。
ジャックは雑に内部を覗き込んで「ショートだ。問題無い」と片付けたのですが、ウェンディは納得できずにエレベーター内部を自分で調べました。

エレベーターの中には仮面舞踏会の仮面、男性ものの下着等が転がっていたのでウェンディは「誰かが私たちを招待しようとしてるのよ!」と叫ぶのでした。
ダニーは仮面を被り、「被害の及ばない別人になりたい」と訴え、ジャックとウェンディは彼を抱きしめるのでした。

1月4日

ダニーはホテルの宴会場の時計を見て時計を見て、仮面舞踏会に集まった人達の幻覚を見ます。
その直後に怖くなってトニー(ウィル・ホーネフ)を呼んだのですが彼は現れず、代わりにマレットを持ち、白目になったジャックにホテル内を追われる予知を見ます。
トニーの声は「彼が忘れている事を思い出せ」と訴えており、限界を感じたダニーはとうとうハロラン(メルヴィン・ヴァン・ピーブルズ)に「助けに来て!」と強い念をぶつけました。
尚、REDRUMの文字はMURDERの反対だったと判明しました。

ハロランはフロリダで余暇を楽しんでおり、ダイニングでウェイトレス(ショウニー・スミス)と上機嫌で会話していました。
そこにダニーの念を食らって彼は心臓発作のようなショックを受け、直ぐに店を出て車を出し、ホテルに急行します。
アマンダの人出てます。ハロラン相変わらずお洒落です。
空港に急行したハロランでしたが、デンヴァー行きの便に間に合わず、明朝まで動けなくなってしまいました。

その夜、ジャックはホレス(ジョン・ダービン)らしき声にバーに来るよう誘われたのですが、「もう呑まない」とキッパリと断っていました。

1月5日 最後の夜

ジャックはバーを訪れてしまい、どうとうカウンターでお酒を呑んでしまいました。
そしてウェンディと一緒にベッドでねていたダニーはそれを知り、様子を見に行くのですが、寝室を出た所で狼のマスクを被ったタキシード男に「お前を食べちゃうぞ」と脅され、逃げ戻ります。
ダニーはハロランに「早く助けに来て!パパが大変!」と念をぶつけ、ハロランはダニーの身を案じながらデンヴァー行きの飛行機に乗ろうとしていました。

バーで呑んでいたジャックの前にはデルバート・グレイディ(スタンリー・アンダーソン)が現れ、仮面舞踏会に招待しつつお酒を勧めて来ます。
前に自殺した管理人がグレイディという名でしたね。
ジャックは招待を受け、グラスになみなみと注がれたお酒を飲み干しました。
一方、ジャックが酔っているのを検知したダニーはウェンディに「パパが酔ってる」とチクっていました。
ジャックは宴会場でホレスと遭遇して驚き、ホレスの連れである217号室の女に誘惑されたのですが、「ホレスのおもちゃとは遊ばない」と拒絶しました。
キングさんがバンドの指揮してます。

実際にはジャックは幻覚を見せられているようで、誰もいない宴会場をフラフラ歩いているだけでした。
ジャックはグレイディという名に気付き、「前、管理人だったよね?」と尋ねたのですが、グレイディは「あなたはずっと管理人で、私はあなたと同時期に雇われた」と答えました。
「誰に雇われたの?」と聞くとグレイディは言葉を濁し、「それは息子さんに聞きなさい。あなたの息子は重要なことを知りながら、あなたに知らせもせず、それどころか反抗的している。奥さん共々にしつけが必要です。」と煽ります。
ジャックはそれに釣られ、「ウェンディは文句ばかりだ!」と賛同しました。

グレイディは「息子さんはよそ者ハロランを呼び寄せようとしている。その問題を解決すれば、ホレスはアルバム意外の資料も提供するでしょう。」とジャックを釣り上げ、ジャックは「何とかする」と誓いました。
舞踏会の客やグレイディは消え、酔っ払ったジャックはカウンターの向こうのグラスに手を伸ばしてカウンター内に落ち、そのまま伸びていました。
一方、デンヴァーの空港に到着したハロランはチェーンを履いたレンタカーを借りて、ホテルに向かっていました。

ウェンディはナイフを手にジャックの様子を見に降りて来たのですが、いきなりバーカウンターから出現したジャックに不意を突かれ首を絞められます。
そこにダニーが「パパ止めて!」と飛び込んで来たのですが、グレイディが「また邪魔をしようとしている」と吹き込んだので、ダニーを投げ飛ばしてしまいました。
悲鳴を上げるダニーを見て「俺は何してる?」と我に返ったジャックでしたが、ウェンディに酒瓶で殴り倒されました。

ウェンディとダニーは「パパは病気でホテルにやられている」という意見で合致し、二人は気絶しているジャックを常温の食料貯蔵庫に閉じ込めることにしました。
ジャックは閉じ込められる寸前に息を吹き替えし、「お前らの頭をカチ割ってやる」と大騒ぎしていました。
その頃、ジャックが圧を下げていなかったので、ボイラーのメーターが160まで上昇していたのですが、ウェンディ達は気付くはずもありませんでした。
一方、ハロランはハウイー(サム・ライミ)に小型の雪上車を用意して貰い、一人で乗り込んでホテルを目指していました。
周囲は過去10年間で最悪の吹雪の見舞われており、ハウイーは自殺行為だと止めたのですが、ハロランはホテル行きを決行し、ホテルへ60Kmの地点まで迫っていました。

ジャックはグレイディの手助けで貯蔵庫から脱出しており、それに気付いたウェンディはナイフを手に彼を捜します。
ウェンディの前にも仮面舞踏会の団体やREDRUMの文字の幻覚が現れ、バーに迷い込んだ彼女にクラッカーと嘲笑が浴びせられますが、ウェンディは「好きなだけ揶揄うがいい!息子は渡さない!」と怒鳴り返しました。
仮面舞踏会の幻覚を見せられて頭を抱えるウェンディの前にマレットを手にしたジャックが現れ、マレットの一撃を咥えます。
ジャックは倒れたウェンディに更に追撃を加え、致命的な一撃を避けたものの、ソファを飛ばされて倒れてしまいます。
ウェンディは子供部屋のベッドで寝ているダニーに「早く逃げてー」と叫び、ダニーはそれを聞いて目覚めました。
一方、ボイラーのメーターは160を振り切り、180のレッドゾーンに向けて上昇していました。

感想

これは普通です。
いよいよパパがおかしくなって、ヤバくなる回です。
具体的な事は起こりまくりでホラー的になりましたが、ホテルの具体的な出来事は謎のままでした。
その辺は実はどうでもいいようで、メインはジャックとダニーの親子の絆っぽいことだと感じました。
ウェンディも何だかんだで夫の事は見捨ててなかったので、家族愛的なものもあったかもしれません。

ジャックは客観的に見て決して良い父親には見えないのですが、立場的には可哀想になってきます。
元々プレッシャーに弱い感じで、若干短気な所もあったようです。
それが生活面でかなり追い詰められていた様子だったので、ホテルに付け込まれてしまったようです。
もしかすると誰かに認められたいという気持ちもあったのかもしれませんね。
精神を病ませる系の家はジワジワとは怖いですね。
私だったら、たまに自分を取り戻してもめげそうです。

そういうことで世間的にはダメな父親なのですが、人は良いようで、ダニーは彼の事を慕っているようです。
何かあったら頼るのはパパで、気も合うようでした。
ウェンディとは言い争いが多くなるジャックでしたが、ダニーは最後までジャックの事は見捨ててないように感じました。
また、ダニーは割と皆に愛されやすい子のようです。
ハロランは出オチみたいな感じでしたが、ホテルに戻って来てくれるだけ凄いですよね。

映画版とどっちが面白いかと聞かれればどっちもどっちのような。
怖いのは映画版ですが、ドラマ版も悪くないような気がします。
ただ、長いんですよね。この作品は…
流石に映画版のインパクトには勝てないですが、ドラマ版のジャックもキチ○イ演技頑張ってたような気がします。

ラストまでのあらすじ

ウェンディは隙を見てナイフを拾おうとしたのですがジャックに脚を打たれてしまいました。
何とか立ち上がった彼女はクロッケーのボールをぶつけてジャックを倒し、その隙に逃げ出しました。
ウェンディはホレスの亡霊の妨害を受けてしまい、直ぐに復活したジャックに追いつかれて激しくマレットで打たれます。
なんとか子供部屋に逃げ込んだものの、ダニーは既にどこかに消えていました。
ジャックはとうとうドアの一部をブチ破り、割れ目から手を入れて鍵を開けようとしたのですが、ウェンディはカミソリで斬りつけて対抗しました。

その時、グレイディがハロランが到着したので始末しろと遠回しに指示したので、ジャックはそちらに向かうことになり、ウェンディに「待ってろよ」と完全に狂気の笑顔で警告し、その辺のTVや証明をぶち壊して出て行きました。
ウェンディは窓からの脱出を図ったのですが、雪に埋もれていて無理でした。
そしてロビーにハロランが飛び込んで来たのでウェンディは助けを求めたのですが、ジャックが現れ、ハロランをマレットでKOしました。
ジャックはウェンディに迫ったのですが、ホレスに「息子を先に何とかしろ」と指示され、三階に向かいました。

ダニーは近づいて来るジャックの叫びを避けていたのですが、トニーがようやく姿を現してボイラーの件を伝えました。
ジャックはようやくダニーの姿を発見し、マレットを手に迫ったのですが、「ホテルが必要としてるのは僕で、パパじゃない」と毅然と言い放ちました。
一方、ハロランは生きており、ウェンディに「ダニーが危ない」と無理矢理起こされていました。

ジャックは「この生意気なガキめ!思い知らせてくれる!」とマレットを滅茶苦茶に振り回してダニーに迫っていたのですが、酒が切れたのか我に返り、「ようやくパパが戻った」的に喜んでいるダニーを抱きしめて泣きじゃくりました。
しかしジャックはホテルの力には抗えず、再びマレットを振り上げて「ダニー早く逃げろ!俺が愛してたことを忘れるな!」と泣きながら迫ります。
このシーンはちょっと泣けます。
ダニーはここでボイラーの件を教え、ジャックは「NO!」と叫び声を上げながら地下室へ去りました。
その隙にダニーはウェンディ達と合流し、ボイラーの件を伝え、ウェンディ達は服を着こみ、外へ逃げ出す事にしました

ダニーは地下でホレスとグレイディに指示され、ボイラーの圧を下げていたジャックに輝きを使って「そんな事しちゃだめだ」と呼び掛けました。
ジャックは「僕らがこいつらを止めて終わりにしないと!」というダニーの呼び掛けに自分を取り戻し、ロビーに居るダニーと初めて輝きで会話しました。
そしてジャックはダニーの輝きに助けられながら、弁を逆に回して圧を上げます。

外に出たウェンディ達の前に植木が襲って来たので急いで雪上車に飛び乗りました。
一方、ボイラーのメーターは200に近付き、とうとう爆発が始まりました。
同時に動いていた植木も燃え始め、ホテルも爆発を始めます。
外は吹雪が止んでおり、何とか脱出したウェンディ達はふもとを目指し、ダニーは炎上するホテルを見て泣きながらジャックにお別れを言いました。

10年後、ダニー(ウィル・ホーネフ)は主席で高校の卒業式を迎え、友人になったハロランも駆けつけていました。
卒業証書を受け取る壇上でダニーは「よう、先生。やったな」と喜ぶジャックの姿を見て涙を流します。
ジャックは投げキッスの後に敬礼をして微笑み、消えました。

オーヴァールックホテルは焼け落ちていましたが、まだ力は消滅していないようで、幻影として姿をとどめていました。

エンドロールで終了です。

私も軽く泣きました。
ダニーはトニーになってましたが、未来の自分が助けにきていたということでしょうか。
特典は未公開映像とか入ってました。