イケメンいないです 携帯彼氏

携帯彼氏

理想の彼氏、ダウンロードしますか?

制作年 2009年
制作国 日本
監督 船曳真珠
脚本 柴田一成
原作 Kagen
上映時間 102分
出演
川島海荷
朝倉あき
石黒英雄

だいたいのあらすじ

あい・すくりーむとかいう携帯サイトには「携帯彼氏」というゲームがあり、彼氏のアバターを作って毎日色々すると、ラブゲージとかいうちょっとHな名前のゲージが上下するそうです。
尚、ラブゲージが下がって0になってしまうとゲームオーバーだそうです。
新しい彼氏作ればいいと思います。
このゲームはなんとアバターを作成すると実写表示されるという仕組みになっていました。

JKの里美(川島海荷)は由香(朝倉あき)と一緒に友人の真由美(中川美樹)の家にプリントを届けに行ったのですが、どうやら真由美は「携帯彼氏」にハマっているようで、「リクにメールしないと殺される」と由香との通話中に電話を切りました。
真由美のマンションの前に着いたのですが、留守電になっていたので「明日から春休みだし、明日でいっか」と二人は引き揚げようとします。
すると真由美が携帯を握りしめた状態で落下して来て死亡したのですが、携帯彼氏のゲージは0になっていました。

真由美は生前「リクに殺される」といつも訴えていたそうで、由香は真由美の妹から彼女の携帯を借りました。
こういうの警察が一時預かりしないんでしょうか?
しかし真由美の携帯は操作不能で、リクとやり取りしたメールは全て消えていました。
由香は赤外線で自分の携帯にリクを送ろうとしたのですが、拒否られて自分の携帯彼氏の雅也から「二股か!」とメールで怒られます。
仕方なく由香は嫌がる里美の携帯にリクを転送することにしました。

直ぐにリクからメールを受信した里美でしたが、なぜかリクは里美の本名や年齢を知っていました。
それ以前になんでメアド知ってるんでしょう。
そこで由香がバトンタッチし、真由美の事をリクに聞いたのですが、リクは「真由美って誰?」等と取り合ってくれませんでした。
そしてラブゲージは46%まで下がってしまいました。
その後、帰宅した里美は夜の仕事をしているママ悦子(大西結花)を見送りました。

実は里美には一年の時に高原直人(石黒英雄)という三年生にPCの使い方を教わったのがきっかけで片思いしていたという過去がありました。
いちいちリクがその辺を質問して来るので、里美は嘘を交えて「相手は大学生でHしまくり」とか答えていました。
バイト先でもしつこくリクが元彼の事を聞いてきたので、「話したくない」と返答したところ、ゲージが16まで下がりました。
リクは「死ねよ、だから別れたんだよ」等と暴言を吐くようになりました。

そしてバイト先の同僚(前田希美)はリクの事が気に入ったようで、里美の携帯から勝手に転送していました。
里美は由香に怒られそうなので戻そうとしたのですが、携帯彼氏は元カノには転送できない仕組みになっていました。
同僚はリクとのラブゲージを100近くまで上げたのですが、「死ね」というリクからのメールを受信した後、バイト先のビルのトイレで感電死しました。
感電するほど水溜まって無かったですが…
里美は帰宅時にトイレに立ち寄り、惨劇と同僚が落とした携帯のゲージが100になっているのを目撃して気絶してしまいました。

里美は、大学に合格し卒業間近だった直人に告白しようとカフェで待ち合わせしていたのですが、何時間も待ったまますっぽかされてしまいました。
その当日、直人は雑居ビルの火災に巻き込まれて死亡していたのですが、そのビルはレイプサークルが入っており、直人もそのメンバーだったということでした。

トイレで倒れた里美はそのまま病院に運ばれたらしくベッドで目覚めたのですが、早速刑事の五十嵐(小木茂光)と浅沼(星野真里)に事情を聞かれます。
二人に携帯彼氏の話をしたのですが、やはり信じてはもらえませんでした。
その後、里美は病院に迎えに来てくれた由香と帰宅したのですが、巷では携帯彼氏のゲージが0か100になると死ぬという噂が流れているそうです。
由香のゲージは34まで下がっておりアプリの削除も出来ないそうで、危機感を募らせていたのですが、直後に路上で携帯彼氏のアバターに突き飛ばされて車に轢かれる女性を目撃してパニックになります。
里美は由香から雅也を転送してくれと頼まれたのですが、すぐには実行しなかったので喧嘩別れとなりました。

帰宅した由香は雅也から「俺の事嫌ってるだろ」等と絡まれ、怖くなって携帯をゴミ集積場へポイしてしまいました。
ゴミは分別しましょう。
直後に里美は由香と仲直りしようと電話していたのですが、当然由香は出ませんでした。
そして里美の家電には小学校時代の友人・斉藤久美(桑江咲菜)からの電話があり、後日会うことになりました。
大体、借金とか宗教とかですよね。
久美の用件というのは携帯彼氏のゲージが12になったので転送させてくれという内容だったのですが、久美の携帯彼氏はなんと直人でした。
結局、里美は直人を転送させることにしました。

その後、由香は捨てた筈の携帯がポストに投函され、雅也から「今度捨てたら殺す」と脅されていました。
一方、里美は直人に「何で携帯彼氏になってんの?」と質問し、現れた直人の霊にレイプされそうになるという悪夢を見ました。
そして由香から「雅也に殺される」と電話を受けた里美は由香の家に駆けつけました。
由香はおかしくなっており、里美は自分の携帯彼氏を見せ「一緒に解決策を捜そう」と励ますのですが、直後に電源が切れている筈の由香の携帯に雅也からのメール音が響いたので、由香は携帯を鈍器で打って破壊しました。

その後、里美とショップに行き携帯を機種変した由香は「これで解決!」と喜んでいたのですが、またまた画面には雅也がゲージ9で現れました。
仕方なく里美はバイト先の更衣室で同僚に雅也を転送するという悪事に身を染めようとしたのですが、寸前で思いとどまりました。
そこに店長が現れ「お前休んでばっかだからクビ」と解雇されたので、里美は「チクショー」と店長の携帯に雅也を転送しました。
どこかで見たことある制服だと思ったら、これJ.Sバーガーですね。風評被害です。

ということで由香と帰宅した里美でしたが、当面の課題としてゲージが40になった直人をどうしてくれようかという点が残されました。
尚、久美が「なんかあったら電話して!」と里美に渡した電話番号はALL嘘松だったので、久美には頼れません。
そこで、突然悦子の携帯から携帯彼氏のメール着信音が鳴り響いたのでビックリの二人でしたが、ゲージはまさかの1でした。
直後に悦子が帰宅して「忙しくて放置してたらゲージが下がった」と釈明したのですが、とうとうゲージは0になりました。
しかし悦子には何も起こらず、二人はほっと一安心し、「やっぱ噂だったんだ」と笑い合いました。
これ、おばちゃんだから何も起きなかったんでしょうか?

後日、店長が死亡したという知らせを受けた里美は警察に怒鳴り込み、五十嵐と浅沼に「携帯彼氏ヤバいよ、ヤバいよ」と知らせたのですが、相手にしてもらえませんでした。
尚、あい・すくりーむというサイトは運営会社もしっかりしており、問題無いということでした。
五十嵐は「脅迫観念にとらわれ過ぎ」と言いつつ自分に店長の携帯から雅也を転送しようとしたのですが、蹴られたので、浅沼が転送し「こんなの気のせい」的な事を里美に告げるのでした。
仕方なく里美は「直人がなんで携帯彼氏になってるのか調べてください!」と依頼しました。

五十嵐は雑居ビル放火の事件を洗い直していたのですが、どうやら携帯彼氏の画面に出てくる男達はレイプサークル所属であると気付きます。
そして浅沼は男の扱いが上手いのか雅也のゲージ100を達成したのですが、直後にバッグから拳銃を出し、五十嵐の目の前で自殺してしまいました。
刑事でも普段から拳銃は持ってない気がします。

後日、五十嵐は喫茶店に里美を呼び出し、浅沼が死んだ件とレイプ被害者で放火犯の原田亜希(篠原愛実)の情報を含めて捜査資料をダダ漏らします。
写真を見た里美は悦子の携帯彼氏はこの中には居ないと気付きました。
悦子さんおばちゃんだから死ななかったとか憶測してごめんなさい。そういう意味では浅沼も軽くおばちゃんでした。
また五十嵐は直人はサークルメンバーではなく、この雑居ビルでアルバイトして巻き添えになったのだと教えてくれました。
そこに由香から里美にメールが入ったのですが、「マサトシとかいう携帯彼氏移されちゃったー」という能天気な内容でした。

感想

これはイマイチです。
なんか携帯彼氏とかいうゲームでヤバいことになる!という内容です。
はっきり言って内容はつまらなく、話もとっ散らかってるので残念なことになってます。
設定もくしゃくしゃで、レイプサークルの連中が何ができて何ができないのか?弱点は何なのか?という基本的な部分が落ちてるので矛盾だらけです。
なので粗が目立ち、ツッコまなくてもいい点までツッコミたくなって来るのでした。
その反面で大筋は一本あるのと、後述する理由で地雷とまでは言わないです。

そもそも警察の捜査が酷かったのが事件の大きな原因の一つなのですが「全部浅沼が悪い!」という事になってるみたいで、これに関しては永遠に少女感のある中の人可哀想。
そういえば直人が死後の世界から色々頑張ってたので、もう少し頑張るとラブリーボーンみたいな不思議映画になれたかも。(無理だと思います。)

尚、携帯彼氏はあまり私的にはイケメンは居らず、ホストみたいな人や変な髪型した人しかいませんでした。
直人が一番いいのでレアだったのかもしれません。
流石にこういうゲームなので残念ながらハゲはいませんでした。
余談ですが、悦子の携帯彼氏はかなり地雷なのではないかと思われました。

演出は割とまともと言うか、映画の教科書通りな部分は押えているみたいです。
ちっとも怖くはないのですが、音が五月蠅いとかも無く、悪くはないと感じました。
役者さんの演技にはあまり期待しない方がいいですが、直人は良かったです。
五十嵐等脇を固めている人達も安定しております。

一番良かった点が里美が異常に可愛かった点ではないかと思いました。
長い台詞でカミカミになったり、棒になったりする点も含めて可愛かったと思います。
そういう訳なので、映画は残念でしたが里美のPVとしては彼女の魅力を引き出した点のみ大成功なのではないでしょうか?
健全作品なのでポロリは無いですが、里美と由香は太もも露出してくれてますので男子も満足!(TBN)
でも調達して来た人が「つまらん!」と責められるので、ご家族での鑑賞は止めましょう。

ラストまでのあらすじ

マサトシというのはサークルメンバーだったので、里美は「由香が危ない!」といきなり店を飛び出します。
五十嵐の車で由香の家に向かった里美は移動中に電話したのですが、マサトシに阻まれて通話できませんでした。
由香は家に居らず、五十嵐は「サーバー止めればいいんじゃね」という結論に達します。
ということで浅沼が残した資料を元に移動することになったのですが、移動中に直人のゲージがドンドン下がり始めます。
一方、帰宅して里美の警告メールを見た由香でしたが、マサトシのゲージはどんどん上がり、家電で電話しようとしたらマサトシの怨霊に阻まれました。

ということで里美達はサーバーが設置されているというビルに到着したのですが、そこはレイプサークルのあった閉鎖中の雑居ビルでした。
浅沼は管理に問題無いとかのたまってましたが…
二人はサーバーのある4階に急いだのですが、五十嵐はなぜかバールを持って立ちはだかった久美に襲われて諸共階段落ちして死亡します。
里美が4階に上がると、そこにはビル内にベタ置きされたラックが数台置いてあったのですが、どうしていいのか分からない里美は闇雲にラックにライトを振り上げます。
それやるにしてもラックを開けましょう。ここ電力どうなってるんでしょうか?

そこに直人から電話があり、何やら正気に戻ったそうです。
そういう次元では無いと思います。
直人はこのビルでサーバー管理をしていたらしく、下で死んだ連中の魂がサーバーに憑依したのだと言います。
そして携帯彼氏を停めるにはアップデート版を各携帯に配信するしかない!と里美に指示します。
憑依は置いといて理論的には間違ってませんけど、送信先の情報収集もできてない端末にどうやって送信するんでしょうか?
ということで、直人の指示通りにファイルを書き換え、最新版をサーバーにアップロードしました。
SCPと言われただけでコマンドを打つ里美は大概ですが、これPUSH通知はどうなってるんでしょうか?

とういうことでレイプサークルメンバーの携帯彼氏は消え、襲われていた由香も無事でした。
しかしメンバーが消えたのは一瞬で、由香はまたマサトシに襲われてしまいます。
そこで里美は原田亜希のファイルをサーバーに転送しました。
このサーバー足出過ぎで、10本位のケーブルに信号が送信されてました。
bondingしてあっても送信元のIPは一つなので、仮にVLAN同じにしてもこんなに足から出ません。

直後に里美の居る部屋はポルターガイスト現象に襲われたのですが、サーバーはラックごと大爆発し、里美は実体化した直人に救われました。

今度こそメンバーは消えたようで、亜希は笑顔を浮かべて昇天して行きました。
観ているこちらは苦笑しかないです。
由香の機種変したばかりの携帯もなぜか火を噴いて死亡したのですが、由香は里美に電話で感謝の言葉を述べました。
里美はとうとう直人に告白し、両想いだったと発覚しました!
ということでお互いの愛を確かめ合った二人でしたが、直人があの世に行く時間が来たので、直人は里美の今後の幸せを願いながら昇天しました。
あのよー

こうして平和が戻り、実は生きていた五十嵐と共に里美は無事にビルを出ました。
後日、「これからも頑張ろう」的なことを言いながら里美と由香が歩いていると背後に携帯を持った男性が落下して来たのですが、画面には久美の顔が浮かんでいました。

エンドロールで終了です。

久美ってメンヘラっぽいし、詐欺師だから携帯彼女としては地雷な気がします。
これガチャとかできないんでしょうか?
そうなると里美はSSRとか超レア系になりそうで、地味に浅沼も人気になりそう。

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