色々ヤバイの来ます 宇宙戦争(2005)

宇宙戦争(2005)

宇宙からヤバいの来てひどい目に遭う話

制作年 2005年
制作国 アメリカ
監督 スティーヴン・スピルバーグ
脚本 ジョシュ・フリードマン/デヴィッド・コープ
原作 H・G・ウェルズ
上映時間 116分
出演
トム・クルーズ
ダコタ・ファニング
ジャスティン・チャットウィン

だいたいのあらすじ

実は人類は宇宙の知的生命体にじっと観察されていたそうで、監視者はジワジワと地球侵略の機会を狙っていたということです。

港湾労働者でクレーン操縦士のレイ・フェリエ(トム・クルーズ)はコンテナを下ろす作業を完了し、12時間の休憩に入りました。
レイは別れた妻のメリー・アン(ミランダ・オットー)が現夫のティム(デイビット・アラン・バスケ)と実家に帰る間、長男のロビー(ジャスティン・チャットウィン)とその妹のレイチェル(ダコタ・ファニング)を預かることになりました。
レイチェルはそこそこレイに懐いているのですが、ロビーはイマイチ懐いていないのでした。
それはそうとしてウルグアイや日本では磁気嵐が発生してエライことになっているようです。

レイはロビーと無理矢理キャッチボールをしたのですが、思い切り投げたのでロビーは避け、ガラスが割れてしまいました。
息子にクソ野郎呼ばわりされてやり切れないレイは仕事に備えてそのまま寝ることにし、レイチェルに「ご飯は出前にしろ」と指示してベッドに横になりました。
ロビーがレイの車を勝手に借りて遊びに出てしまい、少し寝て目覚めたレイはロビーを捜しに外に飛び出しました。
すると近所の人達はレイの家の後方を見て騒いでいたのですが、その方角には黒い不気味な巨大雷雲が浮かんでいました。
周囲には激しい風が吹いていたのですが、なぜか風は雷雲の方に向かって吹いていました。

その後風は止み、周囲に小型の雷が落ち始めたので、レイは家の中に避難しました。
家は停電してしまい、雷が止んだのでレイが外を見に行くと磁気嵐のような物が起こったらしく周囲の車は停止しており、ロビーも無事に戻って来ました。
レイはロビー達に留守番をさせて周囲を見に行ったのですが、雷が落ちた辺りから地割れが始まり、周囲の建物も崩れ始めました。
やがて地面が大きく陥没した地点からは20mはあろうかというコンパスのような三本足を持った太ったエイのような丸い頭部を持つポッド状の物が現れました。

明らかに地球外のデザインのそのポッドを見てレイ達は一斉に逃げ出すのですが、ポッドは頭部から伸びた不釣り合いに短い鉾のような二本の手から青紫の殺人光線を放ち、周囲の人々を攻撃し始めました。
光線に当たると人間は跡形も無く蒸発したように爆発し、建造物は崩れるので、ポッドを遠巻きに見ていた沢山の人々は蜘蛛の子を散らすように逃げ出しました。
レイは何とか帰宅したのですが、瓦礫の埃を被りまくって真っ白になり、暫く座り込んで放心状態でした。
我に返ったレイは状況は説明せず、ロッドとレイチェルに1分で家を逃げ出すから準備しろと指示しました。

レイ親子が外に出ると路上は難民のように避難する人達で一杯で、レイはご近所の修理工マニーの直した車に乗り込み、マニーが光線にやられたのでそのまま逃げ去ります。
レイチェルはマニーが蒸発したのを見て泣き出し、レイは子供達に伏せるよう指示してひたすら前に進みます。
後方では大きな橋が破壊されて周辺の家も吹き飛び、エライことになっていました。
そして車内ではレイチェルがパニックを起こして泣き叫び、ロッドはレイに質問責めで道路は動かなくなった車で一杯という状況でした。

レイは状況を整理しようとロビーにレイチェルを宥めさせ「地面に埋まっていた地球外のマシーンが全てを灰にしてる。恐らく連中は稲妻に乗って来て地面に隠していたマシーンに乗り込んだのだろう」とロビーに説明しました。
一家はメリー・アンの家に着いたのですが、誰もいなかったので、レイは子供達を安心させようと「ボストンの祖母の家に向かったんだろう」と言い、「何か食べよう」と提案してパンを配ります。
しかし家の中には電気が点いていてどう見ても慌てて逃げ出したようで、不安を抑えきれないレイは「食欲ない」という子供達にキレてパンを窓に投げ、「明日には元通りだ」とうわごとのように繰り返すのでした。

レイは「もっと優しくしろ」とかブツブツ言っているレイチェルと比較的落ち着いているロビーを地下に連れて行き、そこで寝ることにしました。
少し寝たのですが、翌朝になると雷光のような光が家の周囲で発生し、何かが家の中に侵入して来て燃えました。
レイ達は堪らず他の部屋に避難し、暫く経ったのでレイが様子を見に行くと家の中に侵入して来たのは落ちて来た旅客機のジェットエンジンだと判明します。
外に出てみるとTVクルーが居たのですが、彼等によると全世界でポッドが暴れており、クルーのカメラはエイリアンがポッドに乗り込む際の様子を捉えていました。
軍はポッドを攻撃したらしいのですが、バリアーのような物があって弾が当たらないのだそうです。

レイ達は直ぐ出発してボストンを目指し、道中でトイレ休憩をしたレイチェルは川を沢山の死体が流れているのを目撃しました。
暫く走ってハドソン川のほとりに到着したのですが、凄い数の群衆が集まっていて車は囲まれ、銃を持った男に脅されたのでレイの車は奪われ、銃も奪われてしまいました。
レイ達は群衆と共に歩いて進むことになったのですが、踏切で列車通過待ちをしていると客車が燃え上がる列車が通過したりして地獄絵図でした。
レイ達は避難民を収容しているフェリーに乗る行列に並んでいた際に知り合いのシェリル母娘と出会ったのですが、そこにポッドが三大現れました。
このシーンは怖いです。

フェリーは直ぐ出発しようと制限を始め、レイ達は何とか乗れたのですが、シェリル達は取り残されてしまいました。
しかし川の中から現れたポッドによりフェリーは転覆し、レイ達は何とか岸に泳ぎ着きました。
ポッドは殺人部隊と拉致部隊がいるようで、川の中の人はポッドから伸びた触手に絡めとられており、川岸の人達は殺人光線で焼かれていました。
少し進むと軍がポッドに戦車や戦闘機、ヘリで攻撃を行っていたのですが、地球の兵器では彼等にダメージは与えられないようでした。

ロビーは軍と共に戦うことを選び「どうなるか見届けたい」とレイに強く懇願しました。
一人で待たせていたレイチェルが他の家族に「ここに居ると危ないから」と連れ去られそうになったのと。ロビーの強い願いに押されてレイはロビーと別れ、レイチェルの下に走りました。
二人は付近の家の地下に潜伏していたハーラン(ティム・ロビンス)に誘導されて地下室に逃げ込みました。
ハーレイは大阪ではポッドを何体か倒したと話していました。大阪人凄いです。
やがて外にもポッドが現れ、カメラの付いた触手を地下室に伸ばして来たのですが、レイ達は何とか隠れてやり過ごしました。

感想

これはなかなか面白いと思います。
お話は1953年版をベースにしているようですが、あっちよりもスリルはあります。
視点が偉い人じゃなくて一般人という点もグッドだと思います。
戦争というタイトルなのですが、一方的な虐殺に近いと思います。
人類はやられっ放しで悲壮感があり、大阪人はどうやってポッドを倒したのか気になります。
通天閣が倒れたとかそんな理由でしょうか?

一応、結末にはほっとするのですが、人間ドラマとしてはイマイチな気がします。
というのもレイはダメ親という設定のようなのですが、私にはいいお父さんに見えます。
まあ離婚したのはあるでしょうが、元妻の現旦那さんとも仲良くしてるし、ロビー達が嫌う意味がイマイチわかりません。
尚、余談ですが身長はロビーの方がレイより高い模様です。

とは言っても映像はやっぱり凄いです。
怖い映像も沢山ありますが、キレイな絵もあるのは流石だと思いました。
なんかスピルバーグさんの映画というよりエメリッヒさんの映画を観ているような気分になりました。

レイの人は今回は一般人っぽさが出てたような気がします。
段々と強くなったりはせず、精神力と運ででなんとかなったという感じは良く出てました。
これ、ヒロインはレイチェルでいいんでしょうか?
この子やたらと可愛かったですね。
私的には自動車修理工のマーニーとかいうおじさんがいい感じだったのですが、爆発してました;;

ラストまでのあらすじ

触手が引っ込むと今度はスペードのような形の平べったい頭をした魚人顔で手足が異様に細いエイリアンが四体、四つん這いで移動しながら地下に入って来ました。
ハーレイはショットガンで連中を射殺しようとしたのですが、居所を特定されたくないレイは彼を必死で押えます。
連中は引き揚げたのですが、地上には赤い血管のような植物が蔓延して地下にまで伸びており、ポッドからは捕らえた人間から吸血した血が植物に肥料のように撒かれていました。

ハーランはそれを見て完全に取り乱してしまい、「トンネルがある」とか言い出して地下に穴を掘り始めました。
レイはやむを得ずレイチェルに目隠しして耳を塞がせると彼を撲殺しました。
その後、疲れ切ったレイ親子が寝ているとカメラ付きの触手が入って来たので、目覚めたレイが斧で破壊したのですが、
外に飛び出したレイチェルはポッドの触手に捕まってしまい、それを追ったレイは偶然車の中で手榴弾をゲットしました。
レイはレイチェルが捕まったポッドに手榴弾を投げたのですが、バリアーで阻まれ、ポッドに捕まってしまいます。

ポッド内部には鳥籠のような物に皆捕らわれており、レイチェルもそこに居たのですが、レイは内部で手榴弾を爆発させてポッドを破壊するという快挙を成し遂げました。
皆はお陰で脱出することが出来、レイもレイチェルの手を引いて歩き出しました。
その後、レイ達はようやくボストンに到着したのですが、地表を覆っていた血管のような植物は枯れ、ポッドも倒れていました。
現地にいた兵士によれば、ポッドは1時間ほど前にクルクル回ってから倒れたそうです。

稼働しているポッドもありましたが、シールドが機能しなくなったようで、軍のジャベリン一斉射撃により崩れ落ち、中にいたエイリアンもそれ以前に瀕死の状態だったので間もなく死亡していました。
レイ達はメリー・アンと再会し、レイは先に無事に戻っていたロビーと抱き合って生還を喜び合います。
この絵は綺麗で素敵ですね。
エイリアンは大気中に存在しているバクテリアが命取りとなって次々に死亡したようです。
ナレーションは「人類は地球上の生物に適応して共存することができるので、地球に住む権利がある」的に〆ました。

エンドロールで終了です。

平和に終わって良かったです。

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