脳味噌寄越せー アトミック・ブレイン

アトミック・ブレイン 大脳移植若返り法

屋敷に呼ばれたらひどい目に遭う話

制作年 1963年
制作国 アメリカ
監督 ジョセフ・V・マシェリ
脚本 ディーン・ディルマン・Jr./スー・ドウィギンス/ヴィ・ラッセル
上映時間 65分
出演
マージョリー・イートン
フランク・ガーステル
エリカ・ピータース

だいたいのあらすじ

フランク博士(フランク・ガーステル)は大脳移植にチャレンジしており、若い女性の死体を墓場から盗み、動物の脳を移植するという実験をしていました。
この実験が上手く行ったのかどうかは分かりませんが、フランクは大脳移植により獣の脳を持つ獣人を造り上げました。
その後もフランクは獣人と共に墓場の死体をせっせと盗み出していましたが、獣人が警備員を殺しまくるので、巷では連続殺人としてニュースになっていました。
フランクにはマーチ夫人(マージョリー・イートン)という老婆のスポンサーが居り、彼女は若い身体に自分の脳を移植したいと考えていました。

ある日、マーチは海外から身寄りの無い三名の女性ニナ(エリカ・ピータース)、アニータ(リサ・ラング)、ベアトリス(ジュディ・バンバー)をメイドとして雇い入れました。
マーチの愛人のヴィクター(フランク・フォウラー)は彼女達を空港まで迎えに行きました。
三人のメイドが家に着くなりマーチ夫人は彼女達をフランクに診察させました。
ニナはこの家に不気味なものを感じ取っており、マーチに「ここでは働けない」と告げたのですが、「契約違反!」と却下されました。
不安になったニナは電話しようとしたのですが、電話線が切られていて使用不能でした。

実はこの三人の若い女性はマーチの身体の候補として呼ばれたのでした。
フランクは死体への脳移植は成功していたのですが、感情を持たないゾンビのような女性になってしまったので、生きている人間で実験を行うことにしたのでした。
その夜、早速アニータが犠牲になっていましたが、マーチは入れ替わり候補をベアトリスに決めたようでした。
マーチは「身体が痛む」と言ってベアトリスには作業をさせず、ニナをこき使っていました。
一方、アニータはフランクの飼っていた猫の脳を移植されていました。

アニータも荷物を置いたまま消えており、不審に思ったニナはベアトリスと共に屋敷から逃げ出すことにしました。
二人はチャンスを窺い、ベアトリスの部屋で準備していたのですが、マーチはベアトリスの部屋に鍵を架けてしまいました。
庭を眺めていた二人はあのゾンビ女性が獣人に襲われ、フランクが獣人を押えているのを目撃し、震え上がっていました。
フランクは獣人に枷を付け、犬のように鎖に繋ぎました。
また、アニータは猫人間になり、その様子を見たマーチは「上手くいったのね」と驚いていました。

ひとまず部屋から出して貰えたニナ達は何とかして逃げなくては!と算段し、車があればいいねということになります。
そこでベアトリスがヴィクターを誘惑して車のキーを奪おうとしたのですが、マーチに呼ばれて失敗に終わります。
ベアトリスは庭に出た際に猫女になったアニータに襲われて片目を失明しました。
ニナは猫女になってしまったアニータが屋根に登っているのを見て助けようとしたのですが、アニータは足を滑らせて落下してしまいました。

フランクから臓器移植の話を聞いたニナはボンヤリとこの屋敷の人間が悪事に手を染めていると勘付きました。

感想

これはイマイチです。モノクロ映画です。
脳移植を行っている医師を利用して若返りを企んでる夫人の話です。
脳移植とか言ってますが外科手術的なものは殆ど無く、謎の装置に死体入れてピコピコやってるだけでした。
全体的に凄く退屈なのですが、後半になると少し楽しめました。
単純に脳入れ替えてバイバイって訳ではなくて一応シナリオを考えていたようでした。

演出は全体的にガッカリ感が漂っています。
ショボい装置と言い、獣人も訳が分からず。
猫が可愛かったのが一番良かった点でしょうか。

地雷とまでは言わないですが、わざわざ観なくてもいいかなと思いました。

ラストまでのあらすじ

マーチはお気に入りのベアトリスが失明したのでターゲットをニナに変更し、服を買いそろえて美容室を予約しました。
また、ヴィクターはマーチが若返ってもそのまま愛人でいられると考えていたのですが、家を追い出されてしまいました。
ニナは腐っているヴィクターからマーチの企みを聞き出しました。
マーチは遺産をニナに相続していたので、脳を入れ替え、屋敷を燃やして人生をやり直すということでした。
ニナはヴィクターに助力を求め、彼は何かの書類にニナにサインさせ、協力することにしました。

企みに気付いたマーチはヴィクターを編み棒で刺殺しました。
そしてニナは薬を嗅がされて倒れてベッドに拘束され、フランクは移植手術を開始します。
しかし手術が終わってもニナは無事でした。
ヴィクターの末路を見ており、マーチにウンザリしていたフランクはマーチの脳を猫に移植したのでした。
フランクはニナの遺産を狙い、彼女を薬漬けにして研究を続けようとしていました。

怒りのマーチは隙を見てフランクを装置に閉じ込め、スイッチを入れました。
フランクは装置の中でバッタリ倒れ、骨になっていました。
ベアトリスは騒ぎに気付いて地下に駆けつけ、ニナの拘束を解き、核爆発ボタンを押した拍子に感電して倒れました。
ニナは屋敷から逃げ出し、猫になったマーチが復讐の機会を狙って彼女の後を追って行きました。

エンドロールで終了です。

核爆発とか言ってたから全員死ぬと思ったんですが、屋敷が爆発しただけでした。
どういうことなんでしょう。

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