全裸のあいつがやって来ます ターミネーター

ターミネーター

あいつに追われてひどい目に遭う話

制作年 1984年
制作国 アメリカ
監督 ジェームズ・キャメロン
脚本 ジェームズ・キャメロン/ゲイル・アン・ハード
上映時間 107分
出演
アーノルド・シュワルツェネッガー
マイケル・ビーン
リンダ・ハミルトン

だいたいのあらすじ

2029年のロスアンゼルス
機械が人類に反乱を起こし、地上ではレーザー光線が飛び交う中、機械による人類虐殺が続いていました。
9年後の話だそうです。
そして機械側は人類に最終決戦を仕掛けようとしているそうですが、それは1984年ぼロスでで行われるということです。

1984年のロスアンゼルス
おじさんがトラックでゴミ収集作業をしていると突然雷のような物が周囲に現れ、電磁波攻撃を受けたように車がエンストしたので、おじさんはあわわと逃げました。
そしてトラックの陰に全裸のマッチョマン(アーノルド・シュワルツェネッガー)が蹲った姿勢で唐突に現れ、サイボーグのような動作で起き上がりました。
マッチョマンは付近にいたチンピラの一人を身体を貫通する凄いパンチで抹殺し、服を奪いました。

その頃、同じくロスの路地裏で寝ていたホームレスの前に雷が出現し、全裸男(マイケル・ビーン)が空中から出現して地面に落ちていました。
全裸男はホームレスのパンツを奪い、パトロール中の警官から銃を奪うと飛び込んだ洋品店で服を調達した後に上手いこと追っ手の警官隊を撒き、パトカーからショットガンを盗んで逃走しました。
男は電話ボックスに飛び込み、「サラ・コナー」という名前のページを破いて持ち去っていました。

翌朝、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)はバイト先のバーガーショップに出勤しましたが、彼女は勤怠が悪く今日も遅刻して出勤しました。
一方、チンピラの趣味の悪い服を奪ったマッチョマンは路上の車を物色し、パンチで窓ガラスを割って乗り込み、ハンドルを壊してイグニッションを回すという凄い技で車を盗難します。
そしてマッチョマンは銃砲店で銃を注文し、店主を射殺して持ち去りました。
その後マッチョマンも全裸男と同じく電話ボックスで「サラ・コナー」の名を捜して移動し始めました。

その頃、全裸男はショットガンの銃床を切り落として着ているコートの袖に上手いこと隠れるようにし、移動を開始しました。
全裸男は車を直結して盗み、その際にウトウトしてしまい、自分が未来で機械軍と戦闘している悪夢を見ていました。
一方、マッチョマンはサラ・A・コナーという人物の家を訪ね、問答無用で一家を射殺していました。
サラ・A・コナーの事件を追っていた警部補のハル(ランス・ヘンリクセン)は上司のエド(ポール・ウィンフィールド)にサラ・コナーという名の人物を狙った連続殺人が起こっていると知らせました。

その夜、サラは約束をすっぽかされたので、一人で映画を観にバイクで外出し、その後を全裸男が車で尾行していました。
サラ・コナー連続殺人は電話帳の名前の上から行われているようだと突き止めたハル達はサラに電話したのですが、サラのルームメイトのジンジャーは彼氏のマットを連れ込んでHしていたのでガン無視しました。
その頃、ダイナーでピザを食べていたサラはTVニュースでサラ・コナー連続殺人の事を知り、電話帳を眺めて「ヤバい!次あたしじゃん!」と気付き、恐ろしくなって店を後にしました。
彼女はひとまずクラブに飛び込み、警察に電話したのですが、どうやら回線がパンクしているようで繋がりませんでした。

マッチョマンはサラ宅に押し入り、ジンジャーとマットを抹殺していたのですが、そこにサラからの「クラブに居るから助けて」という留守電が入ったので、サラは存命していると知ります。
その後、全裸男の尾行に気付いたサラはようやくエドと電話が繋がったので、保護を求めました。
そしてマッチョマンがクラブに現れ、サラに拳銃を突き付けたのですが、射殺寸前に全裸男がマッチョマンに向けてショットガンをぶっ放して妨害しました。
なぜかマッチョマンは何発喰らっても死なず、起き上がってウージーを掃射します。
この一連のシーンは凄く面白いです。

サラは一斉に逃げ出した客に混じって逃げようとしたのですが、またしてもマッチョマンが彼女に迫ります。
そこに再び全裸男が割り込み、ショットガンを連射してマッチョマンをクラブの外に吹き飛ばします。
尚も起き上がって迫るマッチョマンを見て「あれはなんなの」と驚愕しているサラの手を取り、全裸男は「早く逃げるぞ!」と怒鳴ります。
どうやらマッチョマンは人間では無くサイボーグか何かのようで、機械的な視点でサラ達を追い掛け、逃走する車のボンネットに飛び乗ってフロントガラスをパンチで破り、サラを捕まえようとします。

全裸男は路地裏から通りに出て車をぶつけ、どうにかマッチョマンを落とすと逃走しました。
それを目撃したパトカーの警官が「轢き逃げ事件発生」と無線連絡を行った直後、起き上がったマッチョマンに抹殺され、パトカーを奪われました。
全裸男は「自分はカイル・リース。君は命を狙われている」と自己紹介して車から飛び降りようとしたサラを大人しくさせます。
一方、マッチョマンは声色も盗めるようで、パトカーの警官に成りすまして無線連絡を行って情報収集しながらサラ達に迫ります。

カイルはマッチョマンはターミネーターという殺人機械であり、「サイバーダイン社のモデル101だ」と説明し始めたのですが、そこでパトカー軍団の追撃を受けます。
何とかパトカーを撒いたカイルは地下駐車場に逃げ込み、自分は未来から来たとサラに打ち明け、「こいつ狂っとる」と判断したサラが逃げようとしたので「殺されるぞ!」と必死に説得しました。
ターミネーターを実際に見たサラはカイルが自分に危害は加えないと知り、彼の判断に運命を委ねることにしました。

カイル曰く数年後に軍事用コンピューターが人類に核戦争を仕掛け、絶滅寸前まで追い遣るそうです。
彼も未来で収容所にぶち込まれて死亡する寸前だったのですが、未来のサラの息子ジョン・コナーがレジスタンスを率いて立ち上がり、機械を倒したそうです。
つまりサラは未来の救世主の母となる人物であり、ターミネーターは彼女を抹殺することでジョンの存在を消そうとしているのです。
カイルは車を乗り換えて出発しようとしていたのですが、ターミネーターに追いつかれ、激しい銃撃戦を行いながら駐車場を脱出します。

激しいカーチェイスの後にターミネーターの乗るパトカーを壁に激突させたカイル達でしたが、たちまちパトカー軍団に包囲されてしまい、仕方なく投降しました。
ターミネーターは現場から消えており、まだサラを狙っているようです。
サラは警察に保護されてジンジャーの死を知り、カイルはありのままに証言したのですが、「凄いキチ○イ」が来たという扱いを受けます。
尚、カイル達は機械側の転送装置を発見してターミネーターの後を追って来たそうで、カイルは自分の時代にはもう戻れないそうです。

ターミネーターは何処かのモーテルに潜伏し、今回のチェイスでボロボロになった身体を自己修復していたのですが、左の眼球は修復不可能で赤い機械の目が丸出しだったのでサングラスをかけ、黒革ジャンというお馴染みの姿に着替えると武器を手に部屋を出ていました。
一方、警察ではカイルの電波発言を割り引いたとしてもサラが狙われている点は事実だと判断しているので、彼女には防弾チョッキを着せました。
そしてターミネーターは車のブレーキとアクセルを踏み間違えたのか、サラが保護されている警察署にダイナミック訪問しました。

ターミネーターは大胆にも警官隊をなぎ倒してサラを捜します。
サラはギリギリの所で自力で拘束を解いたカイルに救出され、二人は警察署から逃走しました。
カイルは警察署の銃撃に巻き込まれて弾が貫通しており、車を捨てた後に少し休むことにしました。
未来ではサラは伝説の存在だそうで、彼女がジョンの幼少時代から戦士としての英才教育を行ったので指導者になれたということなのですが、ウェイトレスのサラには想像もできない話でした。

ようやくカイル達はモーテルに落ち着いて少し休めることになりました。
カイルが買い物に出ている間にサラは母親に電話し、連絡先を伝えたのですが、実は母は既に殺されており、電話に出たのは声色を使ったターミネーターだったのです。

感想

これは面白いです。
未来からやって来た機械人間に襲われて大変!という内容です。
40年近く前の映画だとは思えない色あせない面白さだと思います。
未来がもう直ぐだったり、タイムパラドックスの問題とかツッコミどころはあるのですが、それを吹き飛ばす面白さです。
お話も面白いのですが、展開もカーアクション、バイオレンス、ガンアクションと娯楽要素たっぷりな内容で全編面白いです。
テンポも良くてサクサク観られます。

爆破シーンとかカーチェイスは凄いのですが、低予算なのではないかと思われます。
画面赤くして変な字を入れたりしただけで機械人間の視点に見えたりするのが凄いです。
発想も凄いですが、丁寧に作りこんであるのが凄いと感じました。

ジャンルはSFアクションになるのかと思いますが、しつこく追い掛けて来るターミネーターは完全にホラーだと思います。
特に結末間際のシーンはSFホラーでいいんじゃないかと感じました。
でもこれ、味方になったら最強だよね!っていうのを叶えてくれるのが続編です。

2019年11月にこれの続編である2の続編が作られたようですね。
まだ観てないのですが、サラ・コナー・クロニクルズは無かったことにされたんでしょうか?
あれ、結構好きだったので少し残念です。
最新作もその内観たいと思います。

ターミネーターは前半のファッションがダサかったので、後半良かったです。
後半のファッションがシリーズの中でも完全に定着してますよね。
裸体を見てこの人は異常に上半身が発達してるんだなあと感じました。
意外と登場人物は沢山出てるんですが、警察関係の人は無能でウケます。
ハルに至っては完全にカイルをプークスクスするだけの存在で、精神科医が成敗されなかった点も残念です。

ラストまでのあらすじ

戻って来たカイルは買って来た材料でパイプ爆弾を作り、サラにも作り方を伝授しました。
サラに好きな人は居るのかと聞かれたカイルはジョンからサラの写真を貰ってからずっと好きだったと打ち明けてしまい、吊り橋効果なのか二人はそのままHしてしまいました。
一方、ターミネーターはサラの居場所を突き止めたので盗んだバイクで夜の町を走り出していました。
ターミネーターはとうとうモーテルに到着し、事後の二人を襲撃したのですが、カイルはモーテルの番犬が異常に吠えた事から襲来を察知しており、二人は一足先に逃げ出していました。

カイル達は宿泊客の車を奪って逃走し、それをバイクで追うターミネーターと激しいチェイスになります。
ターミネーターは周囲を気にせずにバンバンとカイル達を撃ちまくり、カイルは爆薬を投げて対応するのですが、なかなか致命傷は与えられません。
その内にとうとうカイルが被弾して負傷してしまったので、運転していたサラは近づいて来たターミネーターのバイクに幅寄せしてブチ倒しましたが、ハンドル操作を誤り、車は横転してしまいました。

ターミネーターはタンクローリーに轢かれたのですが、即座に起き上がってタンクローリーを奪い、カイル達の車にぶつけるという作戦に移行します。
サラはそれに気付いて倒れているカイルを起こし、二人は急いで車から脱出しました。
尚もしつこく追い掛けて来るターミネーターのタンクローリーにカイルは隙を見て爆薬を投げてパイプにINさせ、ようやく爆破することに成功しました。
このシーンは流石にゆっくり走り過ぎだと感じました。

ターミネーターは火の海となったタンクローリーから脱出したのですが、間もなく炎に撒かれて倒れていました。
これで解決!と抱き合うサラとカイルでしたが、なんと火の中から金属の骨格だけになったターミネーターが起き上がって来ました。
急に機械っぽい動きになっててウケます。このシーンをサラは繰り返し悪夢で観ていましたね。
二人が逃げ込んだ先は工場で、カイルはロボットを作動させて注意を引こうとしつつダメージで動けなくなりました。
サラは「兵士でしょ!頑張れよ!」と叱咤しつつカイルを抱き起こし、、二人は逃げ出します。

とうとう追い詰められたカイルはサラを逃がし、鉄パイプを手にターミネーターに突撃し、残っていた爆薬をターミネーターの腹にぶち込み、粉々に爆破することに成功しました。
この戦いでカイルは力尽きて死亡し、ターミネーターは上半身だけの姿で尚もサラに迫ります。
サラは工場のベルトコンベアーに乗ってターミネーターをおびき出し、プレス機で潰しました。
流石にこれには耐えられなかったようで、ターミネーターの目の光は消え、停止しました。
こうして平和が戻り、サラは救急車に搬送されました。

その後、サラはカイルの子を身籠ったようで、メキシコに移動した彼女は犬を連れてデカい拳銃を所持して自衛していました。
スタンドに立ち寄ったサラは良くあるポラロイド写真売りの少年に写真を撮られて5ドル支払ったのですが、その写真はカイルが所持していた写真でした。
そしてサラはこれからも苦境に立ち向かう覚悟を決め、車を出しました。

エンドロールで終了です。

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