JK一杯出て来ます 呪われた学校

呪われた学校

学校でひどい目に遭う話

制作年 2008年
制作国 日本
監督 白石和彌/谷洋平
脚本 高橋泉
原作 Saori/Kagen
上映時間 97分
出演
前田希美
五十嵐令子
滝口希

あらすじ(ネタバレ)

教室~ヒトガタノシミ~

とある私立高校に通う成績優秀な瑞穂(前田希美)は親友の希美子(五十嵐令子)から今は備品室になっており、壁に人型のシミが浮かぶという元3-Aの教室を見に行こうと誘われます。
中に入ってみると壁に布があったので、希美子がペロンとまくったのですが、何もありませんでした。
ある日、英語のジュンコ先生(清水ゆみ)の授業が行われている最中に男子のアラキが遅刻して現れ「元3-Aから鉄を打つ音が聞こえ、ジュンちゃん何処?って声がした」と訳の分からないことを言います。
鍛冶屋かな?

それを聞いたジュンコは顔色を変えて教室を飛び出し、授業放棄してしまいました。
なぜか彼女は元3-Aに飛び込んでおり、生徒もワイワイと後を追ったのですが、ジュンコは若干血がついている壁の布に向かって「ごめんなさい」等と意味不明な供述をしており動機は不明でした。
そしてジュンコがペロンと布をまくり上げると中には血の人型のシミがあり、ジュンコは取り乱して倒れます。
そしてジュンコは登校拒否児になったしまいました。

ある日、瑞穂はジュンコの家を訪ね、元3-Aにまつわる話を聞きました。
ジュンコは元3-Aの生徒だったそうで、当時クラスには妙子(滝口希)という優秀な生徒が居たそうです。
教師は何かと妙子を引き合いに出して他の生徒を咎めたので、妙子は虐めに遭うようになります。
ジュンコもそれに加わっており、妙子の受けた虐めは机に落書き、トイレに教科書を捨てられる、お弁当を床にぶちまけられる等と陰惨なものでした。
妙子は夏休み前には学校に来なくなってしまったのですが、ある日の放課後に忘れ物をしたジュンコが教室に戻ると妙子が黒板の人型のシミを前にブツブツ言いながら五寸釘を打ちつけていました。

ジュンコが声を掛けると妙子は「ジュンちゃんのがまだだよ」と言って不気味に微笑みました。
妙子は間もなく自殺してしまい、教室の黒板には人型の血のシミが浮かび上がる様になりました。
これは妙子の呪いに違いないという話になり、虐めの主犯である洋子(矢部桃子)はイラついていました。
教師が黒板を換えたら怪異は治まったそうで、ジュンコ達は妙子の事を忘れて卒業式を迎えました。
その日、突然黒板に血のシミが浮かび上がり、喪服を着た妙子の母が教室に洗われてジュンコの掌に「あなたには特にお世話になりました」と掌に血を垂らして去りました。

ジュンコの同級生は連絡が取れないそうで、ジュンコもその後、亡くなりました。
瑞穂は元3-Aの教室で血のシミの前に花を捧げたのですが、直後に全身に釘を打たれたジュンコが浮かび上がり、「これでいいのよ」と微笑んでからシミと共に消えました。
ジュンコは自殺したそうで、それ以来シミは浮かばないそうです。

やがて成績優秀な瑞穂は妙子のような虐めに遭うようになり、妙子の亡霊を目撃しました。
そして瑞穂は教室の黒板に自分の血を付け、呪いの儀式を行っていたのですが、その現場を希美子に発見されました。

ループするみたいです。

旧校舎~アケテハイケナイ~

美樹(麻亜里)と恭一(高木心平)は携帯を見た見ないで喧嘩になり、美樹は立入禁止の旧校舎の窓に恭一の携帯を投げ入れてしまいました。
携帯を取りに行くことになったのですが、どこからも入れず困っていたところ、美樹はいくら何でもデカすぎという謎の鍵を拾いました。
そして謎の扉を鍵で開けて入ったのですが、閉じ込められてしまい、中を見回っていると教室にはあの鍵が無数に落ちていました。

なぜか内部の配置が変わるようで、二人は完全に迷ってしまい、白い女の亡霊も現れたので二人は理科室に隠れました。
二人は迷ったままはぐれてしまい、美樹は恭一の携帯を見つけて片っ端から電話したのですが圏外でした。
唯一、教室のバッグの中にある美樹の携帯にはつながったのですが、聞こえて来たのは「美樹の葬式とかウザくね」等というクラスメートの美樹への悪口でした。
どうやら美樹は行方不明になっているようで、現実的には2週間経っているそうです。

やがて音楽室でピアノの音が聞こえたので向かった美樹はそこで白い少女(神谷美花)に遭遇しました。
彼女は「ここに迷い込むのは寂しい人ばかりだが、ここにいれば全ての苦難から解放される」と意味不明な事をのたまっていました。
そして少女は美樹にキスするという百合展開を始めたのですが、いつの間にか周りには白い男女が集まっていました。
彼等は美樹の両手をロープに架けると宙吊りにし、白い少女は「真っ赤な膿を出しなさい」とか意味不明なことを言い、美樹の首を斬ったのですが、すると美樹は白人間仲間になりました。

そして美樹は迷っていた恭一が白人間の皆さんに捕まっているのを目撃し、恭一の携帯には本命の彼女との写真が沢山あったので、彼を食べてしまいました。
実は白い少女は校長の娘で、音大に入るのを反対されてからここでピアノを弾いていたのですが、その後行方不明になったそうです。
校長は他の教師に「行方不明者なんていなかったんや」的な事をのたまいました。

あまりの中身の無さに観ると頭悪くなる気がします。

体育館~タリナイモノ~

真紀(小池唯)は体育館で撲殺される夢を見て保健室で目覚めたのですが、彼女は体育館で倒れていたそうです。
体育館で倒れた時、真紀は転校生の紗枝(和川未優)と一緒に放課後の体育館掃除をしていた筈でした。
紗枝から怖い話を聞かせて欲しいと言われた真紀はある女子が友人を放課後に体育館に呼び出してハンマーで撲殺というつまらない話をしました。
紗枝はそんなのつまらないと指摘し、女生徒が相手をハンマーでボコボコにする方が面白いと言いました。
私もそっちのが面白いと思います。

それはそうと真紀は裕子(江澤瑠菜)から彼氏を取ったということらしく、裕子グループから塵取りのゴミを浴びせられる嫌がらせを受けました。
紗枝はあんな奴ら携帯小説でひどい目に遭わせればいいんだよ!ブチ切れていました。

真紀の話には続きがあり、ハンマーで友人を撲殺した女子は友人の首をノコギリで切断したそうで、それ以来体育館には首なし幽霊が出るというオチでした。
紗枝はまたダメ出しし、首を斬られた友人が「あなたは私で私はあなた」といきなり喋り出し、首なしの友人胴体により女子は首を斬られ、頭部を挿げ替えられるという展開に変えました。
しかし紗枝はまだ「何か足りない」とのたまっており、お陰で真紀達は最後のグループになってしまいました。
そして紗枝が「リアリティが足りない」とか言い出し、真紀はモップで殴られて気絶しました。

真紀が息を吹き返すとまた保健室にいたので、担任教師に「紗枝にやられた」とチクったのですが、今度は状況が変わっており、真紀は朝礼中にたおれたそうで、教師は「何言ってんの?」という感じでした。
どうやら真紀は携帯小説に夢中だったらしく全ては自分の妄想だったと気付きました。
そして真紀は「自分がやらなければならないことを思い出した」とか言い出し、裕子の頭をハンマーで殴ってKOしました。
その後、真紀はノコギリで裕子の首を斬り落としました。

紗枝は真紀が作りだした別人格で、自分に怒りがあると感じた彼女はストレス解消に裕子を殺したそうです。

多重人格()って感じです。携帯小説読み書きすると頭悪くなるのは理解できました。
この作品だけ妙にスプラッターです。

中庭~コイニオボレル~

美術部の健司(布施紀行)は同じ部の絵理香(桐島里菜)と一緒に中庭の池からスケッチのために鯉をすくっていたのですが、この池には自殺者が落ちて呪われているという話を絵理香から聞きました。
健司が興味を持って調べてみた所、岸恵(高田里穂)という女子が20年前に自殺していました。
そして彼は恵が飛び降りる現場にいるという悪夢を見たのですが、可愛い恵に一目惚れしたのか、その後健司は一心不乱に恵の絵を描いていました。

恵は三年間好きだった男子に彼女がいたショックで自殺したらしいのですが、実は健司に片思いしていた絵理香はこのところ健司が恵の事ばかり考え、池をぼーっと眺めているのを見て気が気ではありませんでした。
絵理香もまあまあ可愛いと思います。
健司は部室で恵の幻覚を見たりするようになっており、遅くまで部室に籠る彼を見て絵理香は心配になるのですが、「お前には関係ねえだろ」と追い払われてしまいました。
どうやら健司は恵に引っ張られているのか、授業中にも彼女の幻覚を見てフラフラと席を立ったりするようになりました。

健司はそのまま部室まで恵に同行し、「ずっと一緒にいたい」と爆弾発言をしてしまいました。
その後、健司は「鯉がいなくなった」と騒ぎだし、絵理香は「えっ?普通に部室に居るけど」と反応しました。
友人と一緒に確認したのですが、やっぱり鯉は部室の水槽で泳いでおり、更に調べて絵理香達も岸恵の件を知り、更に健司が彼女のスケッチをしていたと気付きました。
君が悪くなった絵理香は友人と一緒に鯉を中庭に戻しました。

その後健司は恵に誘惑され、中庭の池で溺れているところを皆に助けられます。
絵理香は健司を保健室に運ぼうとしたのですが、その道中で健司は恵の幻覚を見て、絵理香を振りほどいて走り寄ります。
健司は恵に誘導されて屋上へ行き、自殺しようとしている恵に手を伸ばして助けました。
そこに絵理香が飛び込んで来て屋上のヘリに立つ健司を発見し、戻って来て!と叫ぶのですが、健司はガン無視します。
恵は「あの子と居る方が幸せになれるし…」と言ってぐちゃぐちゃになった顔も見せたのですが、健司は「君と一緒にいたい」と譲りませんでした。

そして健司はそのまま屋上から恵と共に飛び降り、死亡しました。
二人は永遠に一緒になり、池には鯉が一匹増えました。
絵理香は健司のスケッチと彼が描いた恵のスケッチを眺めながら、好きな人と一緒で健司は幸せかもしれないと考え、微笑んで自分の初恋に別れを告げるのでした。

この話が一番面白かったです。
恵がなぜ健司を誘ったのかという点が良く分かりませんでした。
絵理香は可哀想なので幸せになって欲しいです。

感想

これはイマイチです。
面白い話もあるので、地雷とまでは言わないです。
二話目と三話目はつまらないのですが、四話目はなかなか面白く、一話目も普通でした。
そもそもこれ高校が舞台なのでJKがターゲットだと思われ、私のようなBBAが観てはいけないのかも。

演出がまともで手持ちがグラグラしてましたけど、撮り方とか割と上手いと思います。
ダメ系のOVとは一線を画しており、なかなかまともなのです。

演技もアイドルっぽい人ばっかりの割には普通で、そんなに悪くないです。
地味に可愛い人居たりするので、アイドル好きな人にはいいのかも。

一話辺りが短いので暇つぶしにはなるかなあと感じました。

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