黒人奴隷の話 マンダレイ

マンダレイ

奴隷解放したらひどい目に遭う話

制作年 2005年
制作国 デンマーク/スウェーデン/オランダ/フランス/ドイツ/イギリス/イタリア
監督 ラース・フォン・トリアー
脚本 ラース・フォン・トリアー
上映時間 133分
出演
ブライス・ダラス・ハワード
イザック・ド・バンコレ
ダニー・グローヴァー

だいたいのあらすじ

前作です。

第1章 偶然マンダレイに行き、そこに住む人々と出会う

1933年のこと、グレースは父のギャング団と南に向かっていました。
一旦はデンバーに戻った一行でしたが、父は縄張りを奪われており、仕方なく移動を開始した次第であり、現在はアラバマ州を移動していました。
父(ウィレム・デフォー)は「女の不機嫌は花束で直る」と考えている男だったので、再びグレース(ブライス・ダラス・ハワード)との間に壁が出来たようです。
マンダレイに立ち寄った際、グレースは黒人女性から「ワインを盗んだティモシーが鞭打たれるから助けて」と助けを求めます。
どうやらこの集落では奴隷制度が根強く残っているようなのです。

父は「地元の事は地元同士」と咎めるのですが、グレースは「そもそも奴隷を作ったのは我々白人」という理屈で介入することにしました。
グレースはギャングを引き連れて縛られていたティモシー(イザック・ド・バンコレ)を解放し、女主人(ローレン・バコール)に「奴隷制度は70年前に終わっている。法律破るなら容赦しない」と宣言し、銃を持ちだした女主人を部下に押えさせます。
アメリカの軍事介入みたいですね。

女主人はショックで倒れてしまい、グレースに「誰にも見せたくないからマットレスの下の本を燃やして欲しい」と依頼するのですが、グレースは「オープンにすべき」と拒否しました。
グレースはウィレルム(ダニー・グローヴァー)に皆に自由の身だと伝えるように依頼し、マットレスの本の件も伝えて集落を去ろうとしたのですが、間もなく女主人は息を引き取りました。
しかしウィレルム達はずっと奴隷生活を送って来たので、これから先どうするか途方に暮れていました。

グレースは引き揚げることにして車に乗り込み、父は彼女が6歳の時に籠の鳥を可哀想と言って逃がし、翌朝凍死していた件を上げ、「あの時と同じだな」と嫌味を言いました。
更に「彼等は仕事が契約になるだけでやってることは変わらず、賃金を使い果たして借金地獄に陥るだけだ」とグレースのやり方を誤りだと否定します。
その時、集落からウィルレムが出て来て「礼を言いたい」とグレースに告げたので、父の「10分しか待たないぞ」というセリフを背にグレースは集落に戻りました。

しかし意外な事に彼女に浴びせられたのは感謝の言葉だけでは無く、「無責任」的な発言も含まれていました。
更に農場主側は「奴隷契約」の契約書を用意し、使用人達にサインさせようとしました。
グレースは車に戻り、父に再び「権力」を行使させてほしいと要求して部下を借り、父は車で去りました。
彼女は部下に命じて使用人に土地を分け与え、農場主が奴隷となる契約書を作成させ、元の契約書は破棄させました。
そして自分達は「次の収穫が終わるまでここにとどまる」と告げたのですが、ウィレルム以外は誰一人として喜んでいませんでした。

尚、バートという住民がこの機会に妻のヴィクトリアから逃げ出したのですが、KKKっぽい人達に捕まった模様です。

第2章 マンダレイの自由事業

グレースが農場に移り住んでからも住民に大した変化は無く、ただここでの母親の教育は暴力的で、それに鬱屈とした子供達が更に弱い子を虐める連鎖が出来ているように彼女には感じられました。
ギャング達はやることが無いので鬱憤が溜まっている、と部下のカースプ(ウド・キア)から報告を受け、農業に多少詳しいニールス(ジェレミー・デイヴィス)は「誰も畑を耕さないので荒れている」と聞かされます。

住民のマークに種まきの時期を尋ねたのですが、要領を得なかったので、グレースはウィレルムに相談に行きました。
ウィレルム曰く3週間前には畑を耕し、2週間前には種を撒いているべきだったということでした。
しかし自由になった住民は誰も畑に出ようとはせず、遊んでばかりいるようです。
ただ、まだ希望はあり、例年より遅く種まきした年には収穫が多かったと、ここの法律である「ママの法律」には書いてあったそうです。
労働=収入では無い人達なので、こうなったみたいです。
そのことを聞いたグレースはマットレスの下の本の事を思い出し、読んでみることにしました。

女主人が残した本には黒人奴隷を「暴力的、役立たず、おどけ者」等と分類して数字でグループ化していました。
ティモシーは「誇り高き黒人」という1番に一人で分類されており、最初にグレースに助けを求めたエリザベス(ジニー・ホルダー)は「おべっか黒人」という7の数字に分類されていました。
住人は不自然に数字が書かれた広場に集合するという習慣があったのですが、広場に書かれた数字と本に書かれた数字は一致していました。

第3章 老婦人の庭

グレースは家がましになったらやる気が出るのかしら?と考え、老婦人の庭と言われる女主人の庭園の木を切って家を修復しては?と住人に持ち掛けます。
ということで皆さん働き者になり、皆で木を切って家の修復を始めました。
「大成功!」と喜んだグレースでしたが、畑仕事をするのはグレースと一部の人、それに白人奴隷だけでした。

ティモシーに「お前ら白人は俺たちは黒人の区別が付かないだろ」と罵られたグレースは絵が得意と言われているジムにドヤ顔でイーゼルと画材を渡したのですが、それはジムでは無くジャックだったというNGをやらかしてしまいました。
白人同士なら爆笑して終わりなんですけどややこしいですよね。
ティモシーは「誇り高い」と言われてますけど、私には今の所は被害者ビジネスのようにしか見えないです。
だってこの人は恋人のフローラと乳繰り合ってるっだけで、何もしてないんですよ。

グレースは「こんな物があるからいけないんだ!」と本に八つ当たりしていたのですが、住民には教育が必要!という考えに至りました。
そこで彼女はカースプに「明日から授業をやるから住民全員を強制参加させるように」と指示しました。
また、農場にはヘクターというイカサマ師が現れてグレースに挨拶しました。
彼は農場主の依頼で元奴隷をギャンブルに溺れさせ、イカサマで巻き上げて農場主と山分けという仕事をしていました。
リアルカイジみたいなの出ました。
グレースは「うちはそういうの結構ですから!」と冷たく追い帰したのですが、ヘクターは「またの機会に」と明るく帰って行きました。

尚、彼が来たのは白人奴隷が「ギャングに脅されてるから警察呼んで」という手紙を託したからだと判明しました。

第4章 グレースがビジネスをしようとする

ということでギャングに駆り出されて授業が始まり、グレースが「集会だというと皆集まらないから授業にします!」と宣言すると、早速遅刻しただけだとか時計が鳴らないから分からないとか言う人がいました。
ひとまずグレースは殆どの人が畑を耕さない事をネタにして皆で耕し、皆で分かち合うのが筋という話をします。
これ、畑が共有だからややこしいので、区画を決めて、収穫しない人は収入無い!で良いのでは?

話は「熊手は誰の物か?」という流れから多数決に及びました。
その後、白人奴隷の授業を行い、人をカテゴリ分けして差別することの問題を説いたのですが、肯定されませんでした。
グレースは罰を与えると言い、彼等の顔を黒く塗りました。
矛盾してますね。
その後、白人奴隷は「もうすぐ砂嵐が来る」と告げ、「今まで砂嵐等無かった」と反論するグレースに「今までは防風林があったから」と返答しました。
システムって無意味そうなものが意味あったりしますよね。

翌日の授業は「怒りをどう表現するか」だったのですが、殆ど聞いている者はいませんでした。
そしてマンダレイに毎年やって来る砂嵐が訪れました。
今までは老婦人の庭が防風林になっていたのですが、今年は畑を直撃するような形となりました。
ティモシーは馬で飛び出して行き、綿花を蹄で踏んで飛ばされないようにしていました。
彼の事を異性として意識していたグレースはますます彼に魅かれるようになりました。

第5章 心をひとつにして

砂嵐は食料貯蔵庫を直撃し、住人の食料が失われました。
こうして早くもマンダレイの自由事業は破たんしたのですが、授業にはなぜか全員が出席しました。
グレースは「絶望的な状況で残念であり、何も言うべき事はない」と語ったのですが、ティモシーは「あなたがそれを学んだだけでも収穫だった」と言いました。
ティモシーは「まだ綿花の苗は残っているから希望はある」と言い、皆は一丸となって働き始めました。
砂という「共通の敵」を得たことで皆が一丸となったのだとナレーションは語ります。

その夜、性的な欲情を覚えたグレースはティモシーも居る黒人奴隷のハーレムで次々に奴隷と交わるという淫夢を見ました。
しかしマンダレイでは砂嵐の影響で肺炎になる人が居り、食料不足に悩まされていました。
グレースは食料を配給制にすると発表したのですが、ギャング達は不平を漏らしました。
彼等はいざとなったら他から盗めたのですが、グレースはそれを許しませんでした。

第6章 マンダレイでの試練

クレアの肺炎が治らなかったので、ティモシーは老いたロバを一頭潰すことにしました。
一方、ギャング達は砂嵐で故障した車のエンジンを直し始めました。
人々はとうとう土を食べ始めるようになっていました。
しかし悪いことばかりでは無く、井戸を使って水道を引いたり、クレアは回復に向かったりしていました。
また、グレースの性欲は抑えきれなくなり、ベッドの中で自慰行為をしたりしていました。

ある晩、一時回復していたクレアが亡くなってしまったのですが、実はクレアに与えた食事をウィルマという老婆が盗み食いをしていたことが発覚しました。
クレアの父・ジャックは多数決で彼女を罰してくれなければ、俺が殺す!と憤りました。
ということで集会が開かれ、ジャックはウィルマに死刑を要求し、グレースは追放処分が妥当だと提案しました。
多数決でウィルマの死刑が確定し、ジャックは自ら手を下そうと立ち上がったのですが、グレースはそれを制止し「復讐であってはならない」と自分が刑を執行する旨を告げました。

グレースはウィルマに「皆が許したからあなたは無罪」と嘘を伝え、安心して眠らせてから彼女を自身の拳銃で射殺しました。
そしてグレースは号泣しました。
前作も重かったですが、今回も重いですね。
グレースにはイラッと来る事が多かったのですが、可哀想になって来ました。

感想

これはなかなか面白いです。
グレースがまた問題ある集落に立ち寄って頑張る話です。
前回とは違い、グレースはいきなり力を行使する側なので、逆に鑑賞者をイラッとさせてる気がしました。
お話は面白くて、目先の部分は良く分かるのですが、テーマが重すぎるようで、私には難しかったです。
展開はいつもの上げては落とすパターンで、嫌な娯楽映画として楽しめるパターンでした。
ひたすらツラい前作よりは観やすいかもしれません。
前作同様に、床に字を書いて演技する映画なのですが、小道具とか増えてて馬も居ました。

グレースがやってることは民主的な社会主義のようで、やっぱりパパの方が正論だと思います。
パパはギャングというフィルターがあるのですが、資本主義的だと思われ、実業家だと考えた方がいいような気がしました。
また、正しいとは思いませんが、ヘクターはグレースより分かってると思いました。

前作の経験があったのと、父の鼻を明かしたいという気持ちが前面に出過ぎたのか、グレースはいささか短絡的に見えます。
ただ、これ古い時代なので、試行錯誤を繰り返しながら法整備して来た時代に生きている私達とは比較にはならない気がしました。
なので一概に批判もできないなあと考えつつも、その一方で当時とあまり変わっていないのではないかと思える点もあり、進歩してない面はあるんだなあと感じました。
私がそう感じたのは「自由」とか「差別は人が生み出している」という部分だったので、劇中でウィレルムが指摘するように「哲学的な概念」で永遠のテーマなのかもしれません。

ティモシーがグレースに突っ込んでましたが、確かに私にも同じような服装をしている住民の区別がイマイチつきませんでした。
この作品、あまり名を呼ばれるシーンが無いので、その所為もあるかも。

それはそうとしてこれ三部作らしいのですが、いつ続きを作ってくれるんでしょうか?
ワシントンとかいう事なのですが、なかなかスポンサーが付かなくて予算採れないみたいですね…
キングダムも何とかして欲しいです…

グレースが若返って可愛い系の人になったのですが、作風には合ってたかもしれません。
ただ、ファーコード着ただけでゴージャスな雰囲気になってた前グレースと比べると若干、貧相な感じです。
この人、ギャングの娘には見えないのよね。
パパの人もインテリヤクザ風になってました。
ギャングの皆さんの義理堅さは凄いなあと思いました。

ラストまでのあらすじ

第7章 収穫

住民は株の少ない綿花の収穫を行ったのですが、綿花は大きく育ち、記録的な高値で取引されました。
収穫はいつものように燕の群れが現れる時期に行われ、住民の目にはそれが神々しく映りました。
住民とギャングは一丸となって綿花から綿を取る作業を綿取り機を使って行っていました。
そこにグレースパパの部下・エドワードが綺麗な身なりで現れ、月曜の夜8時に父がここに来るとグレースに伝言しました。
但し、父はゲートの下で15分だけ待ちますが、1秒でも過ぎたら去るので、一緒に来るならゲートで待てということでした。

グレースは父と一緒に行く気は無かったのですが、彼女には自分が作り上げた新しいマンダレイを見せ、自分の成功を見せつけたいという気持ちがありました。
白人奴隷は解放されることになりましたが、彼等はここに残って働くことを選びました。
ティモシーは銀行から得たお金を持ち帰って住民の間に歓声が上がりました。
また、車を修理したギャングは「収穫まで」の条件を満たしたので引き揚げて行きました。
平和が訪れたようですが、この監督は上げて落とすので油断できないです。

ある夜、宴が開かれ、グレースはティモシーに誘われるがままに抱かれたのですが、顔に布をかけられ、一方的に上に乗られるという行為は彼女の予想していたものではなく幻滅してしまいました。
グレースの人はきちんと全裸で頑張ってます。
その深夜、ティモシーの馬が背に火を掛けられて逃げていく様子を目撃したグレースは急いで居住区に走りました。
すると住民の一人・サミーが喉を斬られて殺害されていました。

お金を隠しておいた場所からお金が消え、誰かが隠し場所を密告してギャングが奪ったのだ!ということになり、暴動が起きたのですが、サミーはギャングのニールスと親しくしていたのでリンチを受けて殺害されたのだそうです。
更に白人のスタンレーは逃げ出し、同じくフィロメナ(クロエ・セヴィニー)達も暴行を受けて重症を負っていました。
ウィレルムはいつもの決まり文句である「準備が出来て無かった。銃を手放すのは早すぎた」でグレースに意見しました。

そこにヘクターが現れて「約束通り、儲けの80%を払いますよ」とグレースにお金を差し出したのですが、それは収穫の売り上げでした。
ギャング達はむしろヘクターに憤っており、「汚い野郎だ」と彼を追い回していたのでヘクターはここに来るのが遅れたそうです。
ヘクターがお金を巻き上げた相手とはティモシーで、彼は「マンシ」という王族を名乗り、ギャンブルもお酒もやらないということだったのですが、それは女を騙すための嘘だったのです。
お金を受け取って呆然とするグレースにヘクターは「王族奴隷であるマンシーのファ○クは凄いらしいですよ」と豆知識を伝え、「また今度」と去りました。

もう一度「ママの法律」を見直したグレースはティモシーは1のグループでは無く、7のグループ「おべっか黒人」であったと気付きました。
グレースはティモシーがマンシであると聞き、手書き文字の癖に気付かず、1であると思い込んでいたようです。
また、ティモシーの名前の横には「悪魔のように頭が切れる」という注意書きがありました。

第8章 グレースがマンダレイと決着をつけ、映画は終わる

グレースはギャング時代のファーコートに身を包んでマンダレイを去る決意をし、最後の集会を開きました。
彼女は皆の前に収穫金の80%を差し出し、真実を告げました。
更にグレースは「ママの法律」を皆に見せ、「卑劣な事が書いてある」と示しました。
ここでウィレルムが「それを書いたのは自分だ」と衝撃の事実を打ち明けました。

ウィレルムは奴隷解放が宣言された時に「準備が出来てない」と感じたそうで、女主人の依頼で独自の法律を作ったそうです。
それにより「安否が保たれる」と考えたそうで、なんと一部の住民はウィレルムがこれを書いた事を承知していました。
ウィレルムはグレースの考えを否定し、「住処と食事を保証され、悪いことは全て雇い主の所為に出来た」、「カテゴリ分けされることで、それを演じているだけで楽だった」、「通貨が無かったので、家計が破たんすることも無かった」と自分の正当性を語ります。
一理ありますが、自分では何もしない人達の意見ですね。
でも自由ではありますが、極論から言うと私を含む会社員等もこれと変わらないのでは?

「でも自由は無いでしょ」と叫ぶグレースにウィレルムは「それは哲学的な概念だ」と否定し、実は既に2つ決を取って決まった事があると言いました。
一つは「ママの法律」が今でも有効であることで、アメリカには黒人を受け入れる法律はないので、住民はマンダレイの古い法律で生きることにしたそうです。
もう一つは「女主人がいないので、グレースが代わりにここを支配すること」でした。

グレースは当然、拒否して立ち去ろうとしたのですが、住民に囲まれてしまいました。
ちょっとゾンビ映画のような怖さがあります。
彼女は皆の意見を聞き入れるふりをしてティモシーの処罰をどうするか?と話第を変えます。
「ママの法律」にはお金を盗んだ際の罰則が無かったので、ワインを盗んだという別件で裁く事になり、ティモシーは鞭打ちとなりました。
これ皮肉ですよね。
グレースはティモシーに「下劣なクズ」と罵声を浴びせ、ウィレルムには「あなたの考えは黒人を裏切るものだ」と叫んで逃げ去ろうとしました。

しかしティモシーが「私達黒人はあなた方白人が作った」と言い返されたのでグレースは彼の鞭でビシビシ打ちました。
そしてグレースはまたまた「マンダレイは地上に存在してはならない」という結論に達し、父の力を行使しようとゲートを飛び出しました。
そこには父の車は無く、花束とメモが残されていました。
マンダレイの時計は当てになるものでは無く、父は既に去った後だったのですが、メモには大体この様に記されていました。

父は15分過ぎてもグレースが来なかったので、中を覗き込み、彼女がティモシーを鞭打つ様子を目撃したのでした。
それを見て「立派に掌握出来ている」と感心して立ち去ったそうで、「新しいマンダレイ」についても今度話して欲しいということでした。
グレースは一人、マンダレイの住民から逃げ出しました。
門の外の木にはリンチされたらしいバートが縛り首にされ、ぶら下がっていたのですが、彼女にはそれを見る余裕はありませんでした。

グレースは床に書かれたアメリカ地図をジョージアの方に向かって逃げ出し、北方向に向かいました。
アメリカには色々な面があり、黒人も控えめに手を広げて受け入れているのだが、その手を見ようとしない者は自らを責めるしかない、とナレーションは続けました。

KKKやらロス暴動等の黒人関連の映像を流しながら映画は終わります。

自由を得るには自己責任が必要で、それを自覚しない人もいるということでしょうか?
良く分かりませんでした。

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