妻ヤバいです ゴーン・ガール

ゴーン・ガール

妻が失踪してひどい目に遭う話

制作年 2014年
制作国 アメリカ
監督 デヴィッド・フィンチャー
脚本 ギリアン・フリン
原作 ギリアン・フリン
上映時間 149分
出演
ベン・アフレック
ロザムンド・パイク
ニール・パトリック・ハリス

だいたいのあらすじ

7月5日の朝、郊外にデカい家を構えて美しい妻エイミー(ロザムンド・パイク)と暮らしているニック・ダン(ベン・アフレック)は双子の妹マーゴ(キャリー・クーンと共同経営するバーに入り浸って朝からお酒を呑んでいました。
その日はニックとエイミーの5年目の結婚記念日であり、二人の出会いは2005年のパーティーで意気投合したことがきっかけでした。
エイミーは毎年、結婚記念日になると謎の宝さがゲームというなぞなぞを仕掛けてくるらしく、ニックはそれに頭を悩ませているそうです。

その後、ニックが帰宅すると飼っていた猫ちゃんが外に出ていて家の中が荒らされており、エイミーの姿がありませんでした。
これは事件だと感じたニックは警察に通報し、ボニー刑事(キム・ディケンズ)が部下のギルピンと共にやって来ました。
元々、ニックとエイミーはライターをしており、特にエイミーは「アメイジング・エイミー」というシリーズで人気だそうで、ボニーも彼女のファンだということです。
警察も事件性ありと判断し、ニックは警察署で指紋を採られたのですが、自称聴取を受けている際に自分はエイミーの普段の行動等を何一つ知らないのだと思い知らされます。

警察は認知症気味のニックの父親を呼び出しに応じなかったという理由で連行していたので、ニックが老人ホームまで送って行くことになりました。
元はと言えばニックとエイミーがNYを離れてニックの実家があるこの町に引っ越して来た理由はニックの母が癌を患った事だったのですが、ニックの母は既に他界していました。

また、エイミーの手記によればダン夫妻が結婚したのは2007年の事で、それから2年間エイミーは幸せに満ちていたそうです。
2年目の結婚記念日では二人共Hばかりしていたので、お互いにシーツを送り合ったりしていたそうです。
一方、ボニー達はダン家の検証を行い、キッチンに血痕を発見し、エイミーの下着が整理されたチェストからは「ヒント1」と書かれた封筒を発見していました。

翌日、エイミーの両親であるメアリーベスとランドのエリオット夫妻が呼ばれ、ニックと三人でエイミー失踪の記者会見を開きました。
元々、アメイジング・エイミーの宣伝活動をしていたメアリーベスはてきぱきと各種情報提供先を指示していました。
エリオット夫妻は警察でエイミーが元彼のデジー・コニングス(ニール・パトリック・ハリス)に付き纏われ、接近禁止令、8年前には前彼のトミー・オハラに暴行を受けて訴えた事を証言したのですが、ニックには初耳でした。
ボニーに「ヒント1」の封筒の件を尋ねられたニックは毎年やっている宝探しゲームだと説明し、ボニーから「彼女の行動がわかるかも」と持ち掛けられて謎解きをすることになります。

ヒント1を読んだニックは直ぐに自分が勤務している学校の教授室だと当て、ヒント2の封筒を発見しました。
そこには女性ものの下着が隠してあり、ニックはボニーから奇異の目で見られました。
ニックは一人でヒント2の謎を解き、父の家にやって来てヒント3の封筒をゲットしたのですが、警報装置の暗証番号が分からず、警報が鳴り響いてしまいました。
彼を尾行していたらしいボニー達が現れて警備会社と応対し、警報を止めてくれたのですが、ニックはヒント3の封筒をゲットした事を告げずにさっさと去りました。

また、エイミーの手記によると2010年には不況の影響でダン夫妻は揃って失業し、結婚生活に陰りが出たそうです。
エリオット夫妻の出版社は倒産し、エイミーは自身の信託口座から100万ドル貸していました。
ニックはその頃、エイミーのお金でPCを買ったりしてゲームばかりしており、エイミーは求職するようにニックに求めていました。

その翌日の7月7日にエイミーの情報提供を呼び掛ける会が開かれたのですが、ボニーはエイミーの親友だというノエル・ホーソーンという女性をニックが知らなかった事から彼に対する疑惑を深めます。
その会場でニックは捜索ボランティアのショーナ・ケリー(キャスリーン・ローズ・パーキンス)という女性にやけに馴れ馴れしく接近され、寄り添う写真を撮られてしまいました。
そしてニックはメアリーベスからは「お前、やけに楽しそうだな」的な事を言われて絡まれます。

エイミーの手記によればニックの母が癌になり、ミズーリに帰郷することになったので、彼女は愛していたNYから離れることになったのですが、その際にニックは何の相談も無く帰郷を決めたそうです。

この所、ワイドショーでも記者会見での態度を指摘されたりして叩かれまくりのニックはマーゴの家の身を寄せていたのですが、そこにキュートな女学生アンディ(エミリー・ラタコウスキー)が訪ねて来ました。
この会見の話は「奥さんの写真の横で笑って」というマスコミの要求に答えたものなのでマスコミクソだと思います。
実はニックはアンディと不倫しており、あろうことか妻とは別れるとか言っていたようです。
立場がマズくなっているニックはアンディに「しばらく会えない」と諭したのですが、「じゃあ最後に」とHしてしまうのでした。

エイミーの手記によればニックは母を失った後に彼女のお金を使ってバーを購入し、地元の仲間と出掛ける事が多くなったそうです。
都合のいい時だけセックスを求められ、エイミーは段々と夫の行動に不信感を持ち始めたのですが、彼女はそんな事を考える自分も嫌で仕方がなかったということです。
エイミーの言い分なので一方的に責めるのもなんですけど、ニックってクソ野郎ですよね。
更にはニックは子供が欲しいと言うエイミーを突き飛ばすというDV行為までしていたということです。
流石にこれは衝動的だったようで、ニックも「なんてこった」と慌てて謝罪したようです。

ボニー達はその後の調べでエイミーが銃を求めていた事を知りました。
7月8日になったのですが、アンディは直ぐ帰ってくれずそのまま朝を迎えてしまい、急いで追い帰したもののマーゴには浮気していた件がバレ、マーゴは「なんてクソ野郎なの!」と視聴者の気持ちを代弁してくれます。
マーゴは彼女がニックの教え子で1年半も付き合っていたと知り、憤慨し、「お前!TV観てみろよ!」と彼に現実を突き付けます。
ワイドショーでは案の定、ショーナとの2ショット写真が公開されてキャスターに叩かれまくりなのですが、ゲストに呼ばれていた弁護士のボルト(タイラー・ペリー)は「いや、彼はまともだと思うYO。俺は喜んで弁護するYO」と珍しい方向に話が進んでいました。

ということで「出てけよ!」とマーゴから追い出されたニックは帰宅して猫に餌をあげたりして心を鎮めるのでした。
その夜、捜索の会合でボランティアを前にに「私は心から妻を愛していた」と心にもない事を訴えるニックでしたが、それを見ていたアンディは「お前最低やな」と呆れ、更にノエル(ケイシー・ウィルソン)が会場に怒鳴り込んで来て「エイミーは妊娠6週目だった」という爆弾発言をします。
ニックには寝耳に水で、更に身に覚えの無いカード負債があった件、エイミーの依頼で生命保険の受け取りを増やしていた件等が逆風となり、ボニーはニックへの疑惑をますます深めました。

ニックはヒント3の謎を解き明かしたのか家の付近の小屋に急ぎ、そこでプレゼントボックスと夥しい商品を発見しました。
その頃、ボニー達はニックの父の家の焼却炉でエイミーの日記を発見していました。

ここで7月5日時点のエイミーの視点になり、エイミーパートが始まります。
実はエイミーは生きており、今回の事件はずっと蔑ろにされ続けたニックへの復讐であり彼女自身が計画したものでした。
エイミーは手始めにノエルと親しくなってニックのDVを匂わせ、ニックのカードを使って購入を増やして生命保険の金額を増やさせ、更には足が付かない逃走用の車も手に入れました。
また、妊娠に関してはノエルの尿を自分のものと偽って提出していました。

ニックを見送った彼女は早速、自分の血を大量の採血しては撒いて雑にふき取るという作業を行い、キッチンのあちこちに争ったような傷を付けたりして逃走しました。
また、事前にずっと書いていた日記も刑事に発見されやすいニックの父の家の焼却炉に入れ、少し焼いておきました。
そしてどこかの洗面所で髪を切り、茶色く染めたエイミーはモーテルで一泊することにしました。
尚、彼女はニックの浮気についても承知しており、その件が今回の失踪に繋がる決定打となったようです。

一方、現在のニックは小屋で発見した夥しい商品が身に覚えの無いクレジットで大量購入したものだと気付き、マーゴにも知らせました。
ニックはマーゴと一緒にプレゼントボックスを開けると、中にはパンチとジュディという人形とニックを刑務所に送ってやるという隠語の手紙が入っていました。
パンチ人形というのはのジュディと子供を殺した人形だそうで、ニック達はエイミーがニックをハメたのだと悟ります。
尚、このままニックが有罪になると死刑になる確率が高く、エイミーの目的はニックを合法的に葬ることのようです。

7月8日、エイミーはナンシーという偽名を使い、モーテルに宿泊していたのですが、付き合っていた男が自分を口説いたのと同じ手口で小娘を口説いていたと宿泊客の女性にこぼしていました。

7月9日、ニックはボルトに接触し、エイミーの企みを訴えて弁護依頼を出しました。
ボルトは依頼料10万であっさりと案件を引き受け、まずは彼女の過去の交際相手トミー・オハラの連絡先をその場で調べ、会うようにニックに助言しました。
トミーと会ったニックは彼がエイミーに証拠を捏造されてレイプ犯にされ、最終的に嘆願の末に婦女暴行容疑に変えて貰ったという事実を知りました。
彼は婦女暴行容疑の過去が8年間照会できる所為でまともに就職も出来ず、当然女性とも付き合えないという悲惨な人生を送っていました。

ワイドショーでは連日ニコルが出演しており、あろうことかマーゴはニックの共犯者扱いされており、更には近親相姦説まで飛び出していました。
ニックは続いてデジーを訪ねたのですが、門前払いされてしまいました。
一方、ボニーは日記がわざわざ父の家で燃やされていた件や少しだけ燃やされて判読可能である点に「この事件は出来過ぎている」と感じるようになっていました。

7月10日、ボルトがミズーリ州にやって来てニック達を訪問しました。
どうやらエイミーがヒントを置いていった場所は全てアンディと浮気していた現場だったようです。
勘のいいボルトはその件を聞いて「父親の家には何かあったに違いない」と気付き、ニックは再び父親宅を捜索することになりました。
しかし既に家は立入禁止になっていた事からボルトは「これは警察が何か発見したのだ」と指摘します。
警察が日記を発見した件をニックは知らないのです。
ボルトは「きっとアンディは関係をリークするから先に警察に話せ」とニックに助言したのですが、そうなると今度はマーゴが警察に疑われるハメになりそうで、解決するためにはエイミーを捜し出す以外の道は無さそうでした。
ボルトはつてを頼ってエイミーを捜すことにしました。

一方、エイミーは逃走資金として大量の現金を持ち歩いていたのですが、宿泊客の男女にその件がバレてしまいました。
私ならこの時点で場所を変えようと逃走しますが。

7月11日、相変わらずマーゴは報道陣に付き纏われ、買い物でさえ大変な様子だったのですが、鋼の精神を持つボルトには堪えず、にこやかに報道陣に手を振っていました。
ボルトは「このままだとアンディが情報をリークするからその前にTVに出て告白しろ。受け答えは俺が用意してやる」とニックに持ち掛けました。
一方、エイミーは証拠を残さないように部屋を綺麗にふき取り、逃走準備を始めていたのですが、宿泊男女から後ろ暗いことがあると見抜かれてお金を奪われました。
エイミーに残されたものは小銭と車だけになってしまい、絶望して何処かに電話していました。

7月12日にニックはTVに出ることにし、ボルトと徹底的にリハーサルして上手い事を言えるようになります。
ニックは段々と演技が上手くなり、心から妻を愛していたと真顔で言えるようになりました。
一時期ラジー賞の常連でしたが、役者ですもんね。

感想

これはヤバいです。
最初は妻が失踪してしまい、旦那がクソだったと判明し、胸糞悪くなります。
そして後半になると妻がそれを上回ってヤバいヤツだったと判明し、もっと胸糞悪くなります。
その後、ここでネタバレっぽくなりますが、胸糞悪いまま映画は終わります。
この映画を観ると結婚したいとか思えなくなってしまいます。
でもね救いはあって、エイミーは自分がクソ女だと認めてますので、これは極端な例で男でも女でも相手が地雷だとこうなるんだなという気持ちは持てました。

一応、私のジャンル分けはスリラーとしてますが、そんなにサスペンスフルな感じでは無く、それでいてゲンナリするような演出になっています。
胸糞悪いのですが、お話はなかなか面白く、映像も美しいのです。
特にカメラの前で並ぶニックとエイミーの姿は理想の夫婦と言えそうな気がします。

この映画は色々なものをシニカルに表現しているようで、特に結婚に関しては結末付近にエイミーが言った「それが結婚だ」というセリフが全てだと思います。
彼女は最初の逃走シーンの最中に実は伏線めいたことを言ってまして、男の好みに女が合わせてる!的な発言です。
なので今度は夫が合わせるべき!というのが彼女の主張だと思われ、ニックの記者会見に心を動かされたのも、彼はキチンと役割を演じられるようになったからだと思われます。
エイミーのストイックな行動が非常に目を引く映画なのですが、深く考えると彼女の言い分も分かるような気がします。
というのも「結婚」というのを前面に押し出してますが、これ恋愛でも同じですよね。
もっと言うと「社会」もそうで、自分を抑える所は抑えていかないと上手くいかないですもんね。
この辺はもしかすると男と女の考え方の違いもあるのかも。

軽くマスコミ批判も入ってるみたいですが、彼等も全く反省しておらず、「世論の代弁」と開き直ってました。
彼等も役割として演じてるのに何が悪い!って言ってる気がします。
キャスターの人の演技を観ているともしかしてこれ、ブラックコメディだったのかしら?と首をかしげてしまいます。
そう思ってみるとショーナさんとかアンディとかステロタイプにも見えますね。
笑いどころはいつもニック達が後手後手に回り、猫を撫でたりして誤魔化してる所だったのでしょうか。

テキトーに色々書きましたが、そんなに内容は難しくなくて、なかなか良作だと思いますので、観て損はないと思いました。
ただ、私が好むタイプの映画とは異なっているようでした。

ラストまでのあらすじ

その頃、エイミーはデジーとカフェで会い、「私、実はニックに殺されそうになったのよ。ヨヨヨ」と泣きついていました。
デジーはイマイチエイミーの毒牙には掛かってなかったようで、「あいつは投獄されるべきだ」と憤り、エイミーを湖にある別荘に連れて行くことにしました。
ちょっと待ってください、そうなるとデジーはヤバい奴だったのでは…
一方、ニックはインタビューを始めようとしていたのですが、一足遅く、アンディが記者会見で涙ながらに「私はニックと付き合ってました。エイミーに心からお詫びします。」と清純派を演じて発表していました。

ということでニックの立場はかなりまずいことになり、メアリーベスに至ってはニックを嘘吐きのクソ野郎であると柔らかな言葉でしかしキッパリと切り捨てました。
しかしニックは「考えがある!」と言いシャロン(セーラ・ウォード)のインタビューに応じる事にしました。
シャロンはプロなので激しい切り口でニックを攻撃したようですが、ニックはそれを跳ね返して上手く応対したようで、ボルトは「ひとまずは上出来」と彼を誉めました。
シャロンの放送は明日される予定で、その際には少し有利になるだろうとボルトは踏んでいました。

その頃、エイミーはデジーの別荘に案内されていたのですが、デジーはガチのマジのリッチマンだったらしく、別荘は超豪華でアメニティも充実!監視カメラ完備でセキュリティも万全!というものでした。
今まで普通の人に見えていたデジーが「そういえば着てる服高そうかも」と思えて来ます。私、権威に弱いです。

7月13日、エイミーは何か企んでいるらしく家中にある監視カメラの位置をチェックしていました。
しかしそんな作業もデジーに遮られ、デジーはエイミーが手元に戻った嬉しさで服や化粧品等を用意し、「今夜シャロンの番組を一緒に見ようぜ」と誘うのでした。
そしてシャロンの放送が始まったのですが、ニックを嘘吐き呼ばわりするシャロンに対し、ニックは「僕はゴミだったのに自分を大きく見せてエイミーを騙しました。その件では反省しており、やり直したいと思っています。」と全ての件が自分の過ちであると認めました。

そしてニックは最後にエイミーは生きていると断言し、カメラに向かって「戻って来てくれるなら贖罪の日々で生きる。今度こそ君にふさわしい男になる!」と呼び掛けました。
放送を見ていたエイミーは「お仕置き」とか「罪」という響きが刺さったのか、目を輝かせていました。
これで皆から評価されるようになったニックでしたが、実は以前にエイミーが「マーゴの家の槇小屋で不審な動きがあるよ」と偽の通報をしていたのでした。
ということでボニー達が現れて槇小屋を開け、そこにあった商品を見てニックを嘘吐きだと決めつけました。

こうして証拠を隠蔽した罪でマーゴは連行されてしまい、ニックは一夜にして上げられたり下げられたりと忙しいことになりました。
ニックは取り調べを受けて日記の件を聞かされ、ジュディ人形から血痕が出たことから逮捕されてしまいました。
その後、ガチで凄いボルトのお陰でマーゴとニックは一時保釈となりました。
一方、エイミーはワインで股間を血塗れっぽく見せて監視カメラの前で暴行を受けた女性を演じていました。

時は流れ8月3日、エイミーは毎日のように手足を自分で縛り、拘束されたような痕を付けていたのですが、機は熟したのかおもむろにワインボトルを股間に突っ込んで自身の性器を傷つけるという凄いことをしていました。
そして帰宅したデジーを誘惑してHし、最中に喉を掻き切って殺害し、そのまま射精させました。

8月4日、エイミーは血まみれで帰宅し、ニックに抱きついて来て耳元で「このクソアマ!」と悪態を吐かれながら気絶しました。
エイミーはニックの事は悪者にしつつ、「私はデジーに監禁されてレイプの毎日でお尻まで掘られたの」と嘘八百を並べます。
ニックはそれを聞いて呆れかえり、ボニーも彼女の証言には不自然な点があると突っ込んだのですが、FBIはエイミーに同情的で「この事件は一件落着」ということになりました。
このエイミーの演技には恐ろしくなりました。都合が悪くなると「鎮痛剤で眠気が…」と誤魔化してます。

世間の人達はエイミーの生還を喜び、「ニックはクソ夫だったけど、殺人犯じゃなかったんや」と掌を返します。
帰宅したエイミーはニックに「お前は人殺しだ」と突っ込まれ、「盗聴器があるとヤバいからシャワー浴びよう」と誘います。
そして彼女はデジーを殺害した事を「戦って勝った」と堂々と宣言し、「お前、今私捨てたら全米敵に回すよ」とのたまいます。
ニックはエイミーの事が恐ろしく、猫を抱いて部屋に鍵を架けて引きこもります。

8月5日、まだ家の前には記者団が居り、なかなかエイミーフィーバーは止まないようでした。
ニックは彼女の操り人形のように会見でエイミーの指示通りに振る舞います。

8月9日、何なんだあのクソ女はとこぼすニックとマーゴでしたが、ボルトは引き揚げ、ボニーはこれ以上は捜査できないと言います。
なんだかんだでエイミーには勝てず仮面夫婦を続けたニック達は9月9日を迎えていました。
そしてその後の9月23日、ニックの家にはかつて彼を殺人鬼呼ばわりしていたキャスターがいけしゃあしゃあとインタビューしに来ました。
私この映画の登場人物でこの女が一番腹立ちます。
エイミーは隠し玉を持っていたようで、陽性の妊娠検査薬をニックに手渡しました。

ニックは全力で抵抗し、俺の子じゃないだろ!もうお互いに支配したりされたりは嫌だと言うのですが、エイミーは「それが結婚だ」と平然と答えます。
エイミーは以前にニックが検査に出した精子をくすねており、それを利用して妊娠していたのです。
マーゴは猛反対したのですが、ニックは自分の子を捨てることはできず、マーゴは彼の今度の悲惨な人生を想って号泣します。

ニックはクソキャスターのインタビュー時にエイミーの手を取り、「我々は共犯者のように誠実で、今度は親になります。」と宣言しました。
クソキャスターは「まあ!」と白々しく感動してエイミーに抱きつきました。

ニックは思うのです。
今、妻は何を考え望んでいて、今後どうしたいのかと。

エンドロールで終了です。

面白いけど胸糞悪い話でしたね。

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