あのシリーズとは無関係です ファイナル・デッド

ファイナル・デッド

孤島に渡ったらひどい目に遭う話

制作年 2006年
制作国 ドイツ/南アフリカ/アメリカ
監督 ニコラス・マスタンドレア
脚本 ロバート・コンテ/ピーター・マーティン・ワートマン
上映時間 91分
出演
ミシェル・ロドリゲス
オリヴァー・ハドソン
タリン・マニング

だいたいのあらすじ

おじさんルーク(ニック・ボライン)と若い女性ジェニー(リサ・マリエ・シュナイダー)がヨットで航海を楽しんでいたのですが、近くに島を発見したので暇つぶしに上陸しました。
どうやら無人島という訳ではなさそうで、島には桟橋があり、鉄塔が建っていたりしたのですが、ルークがボートを繋いでいる間にジェニーは探検に出てしまいます。
ジェニーが鉄塔の付近に進むと軍事施設ばりに厳重なフェンスに囲われた建物を発見したのですが、人の気配は無いようです。
彼女はそのまま付近の林を散策していたのですが、犬のように吠える高速移動する何かに襲われて引き摺られて行きました。

そんな事は知らないニッキ(ミシェル・ロドリゲス)達呑気者の学生5人はリッチなマット(エリック・ライヴリー)の操縦する水上機に乗り込み、島の外れにあるマットが相続した叔父の家に遊びに来ました。
冒頭でブロンドが退場してましたが、サラが居るのでブロンド好きな人も安心です。
マットは兄のジョン(オリヴァー・ハドソン)と一緒にガレージにある車の調子を見ていたのですが、長年触っていない割にはエンジンが一発で駆かったので大喜びしていました。
この家は電気が使えなかったのでサラ(タリン・マニング)とビビりのノア(ヒル・ハーパー)が地下のヒューズを交換して修理しました。
尚、ニッキはマットと付き合っているのですが、二年前まではジョンと付き合っていたそうです。

その後、家の付近にはシェパードの仔犬が現れたので、皆はアラ可愛い!と可愛がりました。
この犬は妙に人に懐いているのですが、ノアが一人になると威嚇したりと少しヘンな犬で、皆が酒盛りをしているとその内にドアの隙間から出て行ってしまいました。
サラはジョンと一緒に仔犬を捜しに出たのですが、庭の近くの茂みから凶暴な成犬が出現し、いきなり脚を噛まれてしまいました。
ジョンがサラを助け起こし、成犬はそのまま仔犬を連れて引き揚げました。

マットが狂犬病の危険があるのでサラを病院に運ぼう!と言い出したのですが、一週間以内に注射すれば大丈夫ということだったので、サラはそのまま残ることになりました。
この後、処刑軍団が来るのでしょうか?
そしてマットによれば島の反対側にはある企業の保有する犬の訓練所があるそうで、彼も幼い頃にそこで仔犬と遊んだそうです。
その訓練所では一年前に狂犬病が蔓延したので犬は全頭処分されたそうですが、あの成犬はその時の生き残りではないかということでしたが、狂犬病なら既に死んでいる筈なので心配ないということでした。
マットはサラッと語ってますが、それ相当ヤバい状況では

翌朝、サラはイラチで大飯食らいになってしまうのですが、他の連中はあまり気にしていませんでした。
男三人はジョンがアーチェリーを持っていたので散歩がてらに狩の真似事をしに家を出て行き、ニッキはサラとお留守番をすることになりました。
ジョン達は森の中に動物の気配が無かったので、「ここ動物いないね」等と話していました。
単独でカメラの手入れをしていたノアは犬軍団に囲まれてヒャーと逃げ出したのですが、犬は直ぐには襲わず、様子を窺っているいるようでした。

ノアはジョン達に追いついて「ヤバいよヤバいよ」と知らせ、ジョン達は「ソッカー」と理解します。
それを裏付けるように血塗れのルークが現れ、「ヤバいぞ犬に殺されるぞ」と三人に告げた後に出オチのように三頭の犬に襲われていました。
これはまずい!とジョン達はさっさととんずらしたのですが、家の近くの丘には犬軍団が様子を窺っていました。
呑気に泳いでいたニッキ達に声を掛け、一行は急いで家の中に飛び込みます。

最後尾を走っていたニッキはパンツの裾を噛まれるのですが、ジョンが矢を放ってニッキの脛にブッスリ刺し、事態を悪化させていました。
わざわざスロー演出で大外しなので犬も呆れた顔してました。
皆は知りませんでしたが、犬は三頭どころではない群れを成しており、リーダーの指示の下に動いているようでした。
家に戻った皆はひとまずニッキの脛の矢を抜き、犬問題をワーワーと話し合い、早くここから逃げようという当たり前の結論に落ち着きます。

しかしとうとう犬が単独で窓ガラスを破って突撃を仕掛け、なぜか一瞬怯んだ後にサラに襲い掛かりました。
ジョンとマットがそれを押え、刺殺しました。
一行は撤退することにし、荷物を纏めて家の目と鼻の先にある桟橋に急いだのですが、水上機は流され始めていました。
水上機を繋いだロープは犬に噛み切られており、ニッキは一人「こいつら知能が高いのでは?」と思うようになります。
ひとまずジョンが泳いで水上機を取りに行くことにしたのですが、水上機の羽根の上には二頭の犬が見張りのように座っており、ジョンが近づいた途端に「こんにちは」と飛び込んで襲って来ました。
犬がめっちゃ訓練されてますね。たまに可愛いので怖くないですけど。

犬は泳ぐのは遅いので何とか逃げ切ったジョンでしたが、しっかり岸にも待機組が居て一行は挟まれます。
ノアがバットで待機組を撃退し、何とか家に戻ったものの、脱出手段を失ってしまいました。
ひとまず家の窓ガラスを目張りし、先ほど始末した犬の死骸を布にくるんでポイしました。
その後、車を使って反対側まで逃げ、訓練施設にある無線を使うなりして何とかしようとういうことになり、クライミングチャンピオンという経歴を持つニッキが離れにあるガレージに繋がるケーブルを利用して滑車で移動しました。
結局エンジンは駆からず、犬が侵入して来たので、ニッキはサンルーフからポールを使って天井に逃れました。
やっぱりアクション系の人なんですけど、足の怪我は忘れてるみたいです。

ニッキは急いでロープをアーチェリーで撃ってもらい、母屋に戻りました。
その後、マットは今更「兄貴の所為だぞ」とか言い出し、軽く尺稼ぎをしました。
再び停電してしまったのでノアがブレーカーを見に地下へ降りたのですが、地下から侵入していた犬にやられて喉を噛み切られて死亡します。
同時に板張りの隙間から一斉に犬が突撃して来たので、皆は急いで屋根裏に避難しました。
この逃走劇の際にとうとうマットも犬に噛まれました。

感想

これはイマイチです。
島に犬の大群が居て大変!という内容です。
一応、B級映画のツボは押えているようで、それなりに楽しめる作品になってます。
でも出てくるのが普通の犬なので迫力不足です。
たまに普通に可愛い時もありますし、死人の数も少ないです。

お話はツッコミどころが満載です。
犬は少なく見積もっても20頭くらいはいそうで、なんで今まで家が温存してたのか謎です。
死ねば共喰いしてるみたいですが、今までどうやって生きてたんでしょうか。
演出は80年代のアクション映画みたいな感じでしたが、悪くない気がします。

設定も毎度の遺伝子操作だそうですが、何をしていたのか不明です。
犬にどんな能力があるのか不明ですし、弱点とか作らないと盛り上がらない気がします。
襲ってくるのか来ないのかハッキリしないし、モヤモヤします。
ルークもどうやって生き延びてたのか不明です。

ちょっと怖いのはこの犬は人間を食料にしてるみたいで、殺されると食われる点でしょうか。
でもグロは殆ど無いので安心です。

ニッキの人は意外とファンが多いみたいなので、ファンには嬉しいかもしれません。
思ったより面白かったので、暇つぶしにはなりそうな気がしました。

ラストまでのあらすじ

屋根裏には犬に関する資料があり、あの犬軍団は軍事用に訓練された戦闘犬だったそうです。
今更それが分かった所で…と思いました。
次の日、下の階を見に行ってみると、家の中はくしゃくしゃにされており、縄張りを主張するおしっこまでされていました。
どうやら犬は居ないようで、マットとジョンはあっさり離れのガレージまで移動しました。
ジョン達は車の押し駆けを試み、何とか成功したのですが、犬が襲って来たのでアーチェリーを失いました。
どうやら犬は車のエンジン音を嫌うようで、一斉に逃げたのですが、一匹だけ襲って来たので車を柱にぶつけて倒しました。

ジョン達は急いでニッキ達を迎えに行ったのですが、サラが「もう手遅れだから行きたくない」とかゴネ始めて犬に襲われます。
彼女はそのまま犬もろとも下に落ち、杭に刺されて犬と共倒れとなりました。
ニッキ達は訓練所に急ぎ、車のエンジンを駆けたままフェンスを乗り越えて侵入しました。
この訓練所では毎度おなじみの犬の遺伝子操作を行っていたと判明しました。
施設の電源はソーラーバッテリーがあったので電力は復旧したのですが、無線は壊れていました。
それはいいんですが、犬はこの施設から脱走したんですよね。戻って来れるのでは?

ジョンは圏外の携帯に無線のアンテナを繋げて電波を飛ばすことにしましたが、無理でした。
どうやら鉄塔側のケーブルが抜けていると判明したのでジョンが直しに行きます。
ケーブル接続が完了したのですが、細工がしてあったのか無線のスイッチを入れるとブレーカーが発火し、アンテナに登っていたジョンは感電して落ちました。
そして今更のように、ニッキたちは犬はここから脱走したなら戻って来れると気付くのでした。

ジョンは自力で起き上がったのですが、侵入して来た犬の群れに襲われ、マットがバットを手に犬に立ち向かいます。
一方、火災が発生した事を知ったニッキはガス缶を開け、犬を誘導して爆発させましたが、どう見てもニッキは死んだ状況でした。
ジョンは燃える建物に駆け込もうとするマットを押え、タワーに登った際にルークのボートを発見した件を話しました。
しかし二人の周囲は再び侵入した犬が取り囲んでおり、絶対絶命の状況でした。

ニッキは生きており、車を運転して犬を蹴散らし、ジョン達を救出しました。
三人は思い切って車ごと海に飛び込み、ボートまで泳ぎました。
そしてボートのエンジンを駆け、島から無事に脱出しました。
船室で休もうとしたジョンの前に一頭の犬が襲い掛かりました。

エンドロールで終了です。

ここまで来てそのオチは止めて欲しいです。

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