祟りじゃー 血の本

血の本

その物語はで書かれている

制作年 2009年
制作国 イギリス
監督 ジョン・ハリソン
脚本 ジョン・ハリソン/ダリン・シルヴァーマン
原作 クライヴ・バーカー
上映時間 100分
出演
ジョナス・アームストロング
ソフィー・ウォード
ポール・ブレア

だいたいのあらすじ

全身が焼けただれた感じの若い男が目深にフードを被って手袋をし、容姿を隠してダイナーで食事していたのですが、離れた席に居るおじさん(クライヴ・ラッセル)が彼の様子を窺っていました。
おじさんは若い男の飲み物に一服盛ったようで、支払いの際に倒れ込みそうになっている若い男を親切な人物を装って車に運び、眠り込んだ所で拉致していました。
若い男サイモン(ジョナス・アームストロング)が気が付くと台の上に寝かせられて拘束され、おじさんに皮を剥がれそうになっていました。
コレクターの人物がなぜかサイモンの皮膚を欲しがっているそうで、おじさんはそのコレクターに雇われてサイモンを狙っていたようです。

おじさんが服を剥ぐと驚くべき事にサイモンの身体には血の文字のような物が無数に浮かび上がっていました。
彼の皮膚に興味を持ったおじさんはいきさつを話せば一瞬で剥ぐ、話さなければゆっくり剥ぐとサイモンを脅しました。
サイモンは「死者の進む道があり、交差点では死者が生者に語りかける」と過去を語り始めました。

娘が悪霊に憑かれて顔の皮を剥がされて死ぬという不幸があったトーリントン邸という屋敷がありました。
この屋敷は1900年代にトーリントン氏が購入したもので、オカルトマニアであった彼は死者と話をしていたそうです。
トーリントンは悪霊に接触したのか後に壁に叩きつけられて死亡し、壁には血で「我々を侮辱するな」という文字が書かれていたそうです。
その状況は最近死亡した娘が殺害された状況によく似ており、死亡した娘ジェイニーは友人と交霊会を行っていたそうです。

大学で超常現象を研究しているメアリー(ソフィー・ウォード)はこのトーリントン邸を借り、同僚のレッジ(ポール・ブレア)と共に事件を解明しようとしていました。
サイモンはメアリーの車のタイヤに細工し、パンクを予知して霊能力者を装って彼女に近付きました。
メアリーはサイモンにトーリントン邸の事件解明に協力して欲しいと依頼しました。
ということで調査が始まりました。

レッジは屋敷に様々な装置を置いて調査していたのですが、この屋敷には蜘蛛やネズミ等の古い屋敷には居そうな虫が一匹もいないと判明しました。
その夜、サイモンはチ○コを触らせたりする変質者行為でメアリーを誘惑し、メアリーは欲求不満だったのかうっかりサイモンとHしてしまいました。
24した方が良かったのでは。
と思ったらそれは夢でメアリーは自分で慰めていたのですが、その現場をサイモンに見られ、声を掛けられました。
元々サイモンを快く思っていなかったレッジはサイモンがメアリーの部屋を覗いているのを監視カメラで見て「コンニャロメー」と静かに怒りを蓄積していました。

翌日、レッジは「俺はメカの天才だ。でもサイモンだけは勘弁な」とメアリーにクレームを入れたのですが、「じゃあ他のエンジニア雇うよ」とクビにされそうになったので引き下がりました。
その後、レッジは屋敷の一室で複数の人物が囁くような声を聞き、録音したのですが、肝心の囁き声は単なるノイズになっていました。
直後にサイモンが「助けてー」と叫んだので二人は急いで彼の部屋に向かったのですが、ドアが開きませんでした。

ようやくドアが開くと身体を傷つけられたサイモンが倒れており、ベッドがバラバラに壊されていました。
そしてクローゼットには「私は死神」等の文字が書かれていましたが、いきなり文字が燃えたのでメアリー達はビックリでした。
しかしレッジはトリックだと考えており、文字の成分を分析に出すよう勧め、サイモンの手荷物チェックをしたりしました。
その後、再びサイモンは部屋で襲われ、壁にはビッチリと文字があり、クローゼットには「私達を侮辱するな」という文字がありました。

レッジはこれは危険だからもう止めた方がいいと進言したのですが、メアリーは怪異に夢中になってしまいました。
そしてメアリーはサイモンとガチでHしてしたのですが、その後に見えない何かに口を強く押させられます。
無理矢理身体を起こされた彼女は窓の外を見せられ、天使像の噴水の周りで手を繋いで踊る血塗れの5人の子供を目撃します。
その後、半透明の少女が入って来て彼女に向かって指を指し、メアリーは悲鳴を上げて倒れます。

後にカメラをチェックするとそこにはメアリーが自分で起き上がり、大騒ぎをしている様子しか映っていませんでした。
メアリーは5歳の時に近所の噴水が真っ赤な血に変わった後に噴水の下から暴行された少女の遺体が発見された体験をした事を皆に打ち明けました。
その後、メアリーはこの事件の本を出し、意外と売れました。
そして文字の物質の分析結果が判明し、単なる火薬だったとメアリーは知りました。

感想

これは普通です。
死者が身体に文字入れるので大変!という内容です。
殺し屋がサイモンに今までの経緯を語らせる辺りがいかにもバーカーさんという感じでお話は面白いです。
これ、原作読んだ記憶がありますが、内容忘れてます。
こんなに長い話では無かったような?
ちょっとダラダラした展開が多かったような気もします。

安いんですが、死後の世界的な映像はちょっと面白いです。
今回の件は何となく分かったんですが、トーリントンとジェニーの件は何だったんでしょう。
良く分かりませんでした。
まあ死者の交差点ヤバいよ!ということで話は終わりそうですが…

結末はなんだか世の中お金かよ!みたいな複雑な気分になります。
メアリーがゴージャスになってるのもなんだかなあという感じでした。

登場人物は皆が凶悪な感じで、普通人のレッジはちょっと可哀想。
彼、死者の仲間にもなれて無かったみたいです。
早くお友達ができるといいですね!

暇つぶし程度には楽しめると思いますので、観て損は無さそうな気がしました。

ラストまでのあらすじ

サイモンはトリックでメアリーを騙し、近付いたことを認めたのですが、二回目からは本当に怪異が起きたのだと説明しました。
メアリーはショックを受け、屋敷を出ることにしたのですが、お酒を呑みながらうたた寝してしまった彼女はトーレントと娘・ジェニーが悪霊に襲われる様子をリアルに悪夢で見ました。
その後、メアリーはレッジを呼んでサイモンの使ったトリックを説明し、なんて卑怯なヤツなんだ!という流れになります。

しかしサイモンの言うことは本当だったようで、片付けを始めていた二人に電源の入っていない機材が音を出したり、トンボが部屋の中を飛び回ったりします。
ここは死者の交差点だったらしく、どうやらその道を開けてしまったようなのですが、鍵になったのはサイモンでは無くメアリーだったようです。
だからメアリーはガチ怪異に襲われていたのですね。
ちなみに地下のひそひそ声などもガチでした。

どうやら出口は屋根裏にあるようで、そこからゾンビのような半透明の人が沢山出て来ていました。

レッジは半透明の人に襲われて二階の手すりから落下して倒れました。
そしてメアリーが屋根裏のドアを開けるとサイモンは屋根裏の奥の地獄のような世界で死者達に身体に文字を刻まれていました。
この死後の世界映像はちょっと好きです。
なぜか死者たちはメアリーには危害を加えず、メアリーは「なんという怪異!リアルな怪異」と感動しました。
メアリーは助けてーと叫ぶサイモンをガン無視し、「これぞ彼等の声!」とサイモンの皮膚に刻まれた文字を書き留めます。

メアリーは死者たちに「あなたたちの声は私が広めます!」と宣言し、死者たちはウェルカムのようでした。
それはそうとしてレッジは首の骨を折って死亡したようで、メアリーはサイモンを監禁して毎日刻まれる文字を書きためては本にしました。
彼女の本はバカ売れだったようで、メアリーはブロンディになってしまい、屋敷を購入して屈強な執事を雇ったりしてサイモンは全裸で磔にされていました。

とうとう耐え切れなくなったサイモンは屋敷から脱走したのですが、相変わらず彼の身体はコミュニケーションボードにされているようで、いつも血を流しているそうです。
殺とかいう漢字も混じってます。
これでサイモンの話は終り、殺し屋おじさんは約束通り、一瞬でサイモンの皮を剥ぐことにしました。
サイモンは喉を掻き切られて殺害され、おじさんはアタッシュケースにサイモンの皮を入れ、依頼主に知らせました。

その後おじさんはお酒を呑んでグースカピーと眠ってしまったのですが、アタッシュケースから溢れた血で小屋の中には血の池が出来ていました。
ケースは景気よく血をドバドバと出しており、ドアが開かなくなったのでおじさんは小屋の中に閉じ込められ、水没しそうになります。
おじさんはやっぱり血の海に沈んで溺れ死んでしまい、血が引いた頃に依頼人らしい人物が小屋に入って来ました。

依頼人はやっぱりブロンディになったゴージャスメアリーで、おじさんは幻術でも見ていたのか小屋の中には血が一滴も残っていませんでした。
メアリーはケースを開けて未だに文字が刻まれている皮を見て満足そうに「物語は続く」と微笑みました。

尚、サイモンもめでたく死者の皆さんの仲間入りをしたようでした。
メアリーの「誰かが死者の言葉に耳を傾けるべき」的な独白で映画は終わります。

エンドロールで終了です。

そんなバカな!的な終わり方でした。
研究こじらせるとヤバいことになるみたいです。
さっさと旦那を見つけた方がいいということでしょうか。

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