キアヌの方です KNOCK KNOCK

KNOCK KNOCK ノック・ノック

訪れたのは快楽と地獄―

制作年 2014年
制作国 アメリカ
監督 イーライ・ロス
脚本 イーライ・ロス/ニコラス・ロペス/ギジェルモ・アモエド
上映時間 99分
出演
キアヌ・リーヴス
ロレンツァ・イッツォ
アナ・デ・アルマス

だいたいのあらすじ

建築家のエヴァン(キアヌ・リーヴス)は妻のカレン(イグナシア・アラマンド)との仲も円満で、その日も二人の子供に父の日のプレゼントを貰って大喜びしていました。
家庭を大事にし、子供には愛情を注いて決して怒らない彼は理想の父と言えそうな存在です。
キアヌさんの人柄の良さがにじみ出てる気がします。
芸術家のカレンはこの日から子供二人を連れて個展のために移動することになっており、エージェントのルイス(アーロン・バーンズ)に最新作を運んでもらう手配をしたりと慌ただしい朝になりました。

本当はエヴァンもカレンに同行したかったのですが、どうしても外せない仕事があったので、彼は出発する彼カレン達を見送り、小型犬のモンキーと二人だけになりました。
その夜、エヴァンは爆音でロックを聞きながら、CAD画面とにらめっこしていました。
外は土砂降りの雨だったのですが、誰かが玄関をノックしたのでエヴァンは応対することにしました。

そこにはジェネシス(ロレンツァ・イッツォ)とベル(アナ・デ・アルマス)の二人が立っており、「グレゴリーさんの家は何処ですか?」と尋ねられました。
グレゴリーというのはこの辺りでは聞かない名だったので、少し警戒したエヴァンは「悪いけど、役に立てない」と追い帰そうとしたのですが、携帯を失くして困っているのでフェイスブックで相手の住所を調べたいと言われ、つい家に入れてしまいました。
寒そうな二人に同情したエヴァンは玄関で二人を待たせ、タオルとIPadを取りに奥へ行きました。

二人にタオルとiPadを渡すとジェネシスがネットにアクセスし、どうやら住所を間違えていたと判明しました。
親切なエヴァンは「車を呼んであげる」と45分後に来るタクシーを押え、乾燥機とバスローブも貸してやりました。
その後もエヴァンは二人の世話を焼いてやるのですが、段々と二人は図々しくなっていき、勝手にレコードを聞いたりし始めます。
しかしエヴァンは親切に応対し、ベルが妻と同じスパニッシュだと知り、スペイン語で会話したりします。
その後、二人はHな事ばかり言い出したので、エヴァンは「タクシーまだかな…」とアプリを眺め、5分で来ると知り一安心でした。

やがて車が来たのですが、二人はシャワールームに籠り切りで服を持ってきたエヴァンをあろうことか誘惑し始めます。
妻が居るから勘弁しろと言うエヴァンのズボンを降ろしてHなことをし始めたので、とうとう優しさの神エヴァンも陥落してしまいました。
ということで3Pしてしまったエヴァンでしたが、翌朝も二人は家に居座り、キッチンを滅茶苦茶にして料理していました。
彼が妻との電話に出ている間も二人は揶揄うようにHな仕草をしていたので、とうとうエヴァンはキれ、「今すぐ服を着て出てけ!」と怒鳴ります。
しかし二人はふざけて取り合わず、終いには「あんた淫行だから。逮捕されるよ」と脅すのでした。

その後、肩を痛めていたエヴァンのマッサージをしに整体師のおばさんが家に来たのですが、ジェネシスが顔を出して「マッサージなら私がするから」とのたまったので、「汚らわしい!」と憤慨して帰ってしまいました。
ブチキレたエヴァンは「どうなっても構うものか!」とばかりに警察に電話して「家に侵入者がいる」と告げたのですが、ジェネシスはその電話を切り、「家に送って」と言い出しました。
ということで車で二人を家まで送ったエヴァンは肩の荷が降り、無事に厄介払いできました。

帰宅したエヴァンはジェネシス達が散らかした部屋を綺麗に掃除し、仕事に取り掛かりました。
その夜、家の中で物音がしたので見に行ったエヴァンは不法侵入したジェネシスに鈍器で殴られてKOされ、気が付くとベッドに縛り付けられていました。
ジェネシスはカレンの服や化粧品を勝手に使って化粧しており、ベルは娘の制服を勝手に着たりしており、エヴァンの叫びには耳もくれません。
ベルに至ってはエヴァンと自分の父親を混同したのか、エヴァンにいつも性的虐待を受けていたと責め、馬乗りになって激しくビンタしてくる始末でした。

挙句の果てにジェネシスがカレンから架って来たビデオチャットにエヴァンのチ○コ画像を送ろうとしたので、エヴァンは「なんでも言うこと聞くから…」的に追い込まれ、ベルが馬乗りになって腰を振っている様子を撮影されます。
そしてベルの腰を振る振動でベッドに縛り付けられている紐が解けたので、エヴァンはベルを突き飛ばして自由になりました。
しかしエヴァンはジェネシスに刺され、あっさりと取り押さえてしまいました。

ということでジェネシス達はエヴァンを椅子に縛り付け、耳にヘッドフォンを付けて「淫行男を裁く」という出鱈目な裁判を始めました。
裁判と言っても要するに拷問で、ジェネシスからクイズ形式で答えが無いような問題を出され、不正解なら大音響でハウリング音がエヴァンに聞かされます。
観ていてジェネシス達には殺意が湧きます。

感想

これは普通です。
家族と幸せに暮らしている男が突然の暴力行為を受けるという内容です。
観ていて胸糞が悪くなってしまい、そのまま終わるのであまり楽しめる内容では無かったです。
一応、今度こそ終わるかもという山場はあるのですが、それは裏切られてひたすら単調な拷問シーンが続きます。

ジェネシス達は計画的に行動してターゲットを捜しているようなのですが、何がしたいのか良く分かりません。
二人にペナルティが全くないのもマイナスポイントだと感じました。
エヴァンはオーディションの主人公のように下心満載な訳では無く、後半の「お試しピザを無理矢理食べさせられただけ」という彼の台詞通りの展開なので観ていて気の毒になります。
正直、こんな悲惨なエヴァンの中の人は観たくなかったです。

ベルが悪役には勿体ないくらいの美人でしたが、単なるキチ○イです。

ラストまでのあらすじ

その後、ルイスがカレンの作品を取りに来たのでジェネシスがエヴァンの姪と言って応対したのですが、滅茶苦茶に落書きされたカレンの作品を見てルイスは二人を訴えようと警察を呼ぼうとします。
ルイスは拘束されているエヴァンも発見したのですが、喘息の発作を起こしてしまい、二人に吸入器を奪われて取り乱している内に脚がもつれて倒れ、頭部を強打して死亡してしまいました。
ジェネシス達はルイスを見てゲラゲラ笑い、エヴァンが救急車を呼べと叫んでも「もう手遅れ」とガン無視でした。

ジェネシス達はルイスの遺体を車に押し込んで始末し、エヴァンの拷問に戻ります。
彼女はエヴァンに死を宣告し、エヴァンは「俺はお試しピザを食べさせられただけだ」と正論で反論したのですが、夜明けに処刑と言われてしまいました。
その後ジェネシスたちは家の中を滅茶苦茶にし、カレンの芸術作品を徹底的に破壊してエヴァンが大事にしているレコードを次々に割り、彼の髪の毛を切って暴れます。
やがて壺の中から銃を発見したジェネシスはエヴァンの拘束を解いて銃を向け、夜明けまで隠れんぼしよう!と強制します。

あっさり捕まったエヴァンは6時になると庭に掘ってあった穴に立たされ、顔を出した状態で生き埋めにされます。
命乞いするエヴァンにジェネシスは石の置物を振り上げたのですが、エヴァンには振り下ろさず、「殺すと思った?ただのゲームだから」と自分達が22歳の誕生日を迎えると話すと次のターゲットを捜しに出て行きました。
二人は帰り際にエヴァンがベルとファックしている動画をSNSにアップした旨を知らせ、スマホをエヴァンの目の前に置いてモンキーを連れて去りました。

SNSには批判コメントが集中しており、カメラは滅茶苦茶にされ、落書きされた家族写真を映します。
やがてカレン達が帰宅して滅茶苦茶になった家の中を見て呆然とし、息子は「パパ、パーティー楽しんだんだね」と言いました。

エンドロールで終了です。

イマイチスッキリしない終わり方でした。

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