エンジン駆かるの遅い気がします ハウリング

ハウリング

殺人事件追ってたらひどい目に遭う話

制作年 1981年
制作国 アメリカ
監督 ジョー・ダンテ
脚本 ジョン・セイルズ/テレンス・H・ウィンクルス
上映時間 87分
出演
ディー・ウォレス
デニス・デューガン
クリストファー・ストーン

だいたいのあらすじ

心理学者によれば我々人類は皆、野蛮になりたいという衝動を心の奥に持っているそうです。

TV局のキャスター・カレン(ディー・ウォレス)は最近巷で起こっている連続殺人の犯人だと名乗るエディという人物から連絡を受け、ダウンタウンでインタビューの約束を取り付けました。
念のため警察と連携し、彼女は隠しマイクを仕込んでいるのですが、夫のビル(クリストファー・ストーン)は心配で仕方ありません。
カレンはポルノショップのビデオボックスのような所でエディ(ロバート・ピカード)と面会したのですが、警察は彼女を見失っていました。

エディはカレンに卑猥なことをのたまっており、間もなくカレンはエディに襲われたのですが、付近を捜索していた警官隊により、エディは射殺されました。
カレンはショックによるものなのか襲われた際の記憶を失くしており、何も答えられませんでした。
同僚のテリー(ベリンダ・バラスキー)達の調べによるとエディはカレンのファンであり、人狼に傾倒していたようで、部屋には海辺のスケッチを遺していました。

カレンはPTSDでカメラの前で喋れなくなったので仕事に支障が出るようになり、恐くてビルとのHもできなくなります。
医師のワグナー(パトリック・マクニー)の勧めもあったので、カレンは暫くコロニーという集団生活を行う施設で療養することになりました。
勿論ビルも同行し、海辺のコロニーに到着したのですが、ここには沢山の人が来ていました。
その深夜にカレンは自分達の小屋の外で何かの鳴き声を聞いたのでビルを起こしたのですが、「そりゃあ田舎なんだから何かいますよ奥さん!」と相手にされませんでした。

テリー達は相変わらずエディの事件を追っていたのですが、彼の遺体は安置所から消えていました。
その夜、昨夜茂みの中で何かを見たような気がしたカレンは仲良くなった隣の小屋の奥さんドナ(マーギー・インパート)と一緒にパトロールをしていました。
この辺りはコヨーテが出るそうで、牛の死骸を発見したのですが、そこに農場主達も現れました。
彼等によればこの牛はコヨーテにやられたのでは無さそうだということでした。
一方、人狼の事を調べていたテリー達は古本屋の店主から人狼は好きな時に変身できる、死んでも三日後に生き返る、完全に殺すには銀の弾が必要という情報を得ていました。

翌日、男達は総出で狼狩に出たのですが、ビルは初の狩で兎を仕留めていました。
兎はマーシャ(エリザベス・ブルックス)といういつもビルを意味ありげに見つめているミステリアスな女性に調理してもらうことになりました。
ビルはマーシャにキスされ、唇を噛まれたのでさっさと帰りましたが、その帰り道に人狼のようなものに噛まれ玄関先で倒れてカレンに運ばれます。
カレンは怖くなったので家に帰りたかったのですが、ワグナーからビルは重症だから無理だと言われます。

カレンは不安なのでテリーに電話して来てもらうことにし、テリーはいつも一緒のクリス(デニス・デューガン)と共に車でコロニーに向かいますが、クリスは後で合流するそうです。
間もなくテリーは到着し、ビルも元気になっていたのですが、ベジタリアンだった筈の彼は肉を食べるようになりました。
そしてビリーはカレンに興味を持たなくなり、深夜になると同じく人狼であるマーシャと屋外Hをするようになります。
どうやらカレンが前に聞いた鳴き声は彼等のような人狼が盛っている声だったようです。

翌日、付近を散策していたテリーは海岸の風景がエディの描いた風景スケッチと同じだと気付きました。
このコロニーは怪しいと感じた彼女は付近の森を散策している最中に廃墟のような小屋を発見しました。
そこにはエディの部屋にあったようなスケッチがあり、テリーはパシャパシャと撮影します。
彼女は人狼に襲われたのですが、手斧で手首を切断して撃退します。
直ぐに手首は人間のものに戻ったので、テリーは悲鳴を上げて逃げ出しました。

感想

これは普通です。
人狼が居て大変!キャスターが巻き込まれて二度大変!という内容です。
テンポ悪い気がして、正直、中頃まではあまり面白く無くて退屈でした。
ようやく45分頃にエンジンが駆かり、一気に面白くなります。
結末付近を観て、あっ、これは観てよかったかもっていう気分になったので、前半退屈に感じても観る価値はありと思います。

当時としては変身シーンも凄かったのかもしれませんが、今となっては特に珍しいものでもないです。
やっぱりこの映画は結末付近の展開が肝のような気がします。
三段オチみたいな感じになっていて二段目までは予想できたので意外でも無かったです。
三段目も予想はついたのですが、そう来たかという感じでした。
あと、テリーが追われるシーン等はなかなか怖かったのと森の中のシーン等は雰囲気あって流石だと思いました。

良く分からなかったのがエディが何をしたかったかで、ケイトの事が気に入ったのかはたまたワグナーの指示だったのかイマイチわかりませんでした。
もしかすると説明あったのかもしれませんが、寝てたかも。
最終的にこの人達は何がしたかったのかも不明です。
なんか仲間を増やしたいと思ってたみたいですが、「獣人繁殖」というどうしようも無い作品が頭をよぎってしまいました。
スミマセン。

登場人物は残念な気がして、カレンは前半はメンヘラで結末付近まで役立たずだったりします。
どちらかというとテリーの方が可愛くて活躍しています。
でも最後は完全にカレンの事を見直しました。
クリスも存在感薄かったのですが、実は重要人物だったと発覚しました。
ビルに至っては何なのよあいつ!としか言いようが無く、マーシャとその弟はウザいです。
私的には古本屋の主人(ディック・ミラー)が結構お気に入りでした。

ラストまでのあらすじ

テリーはワグナーの小屋に逃げ込み、クリス電話してにエディの小屋の話をし、人狼の件も伝えました。
そしてワグナーが怪しいと睨んだ彼女はクリスの指示でカルテを調べるのですが、何とエディはマーシャ達の家族のようです。
しかし直後に現れた人狼にテリーは噛まれてしまい、電話でその様子を聞いていたクリスは地元保安官に通報しました。
保安官もグルなのでは?
クリスは古本屋で見かけた銀の弾を購入し、テリーの下へ急ぎます。

カレンはビルが浮気しているのではと勘付き、テリーと一緒にここを出よう!と決意し、荷物を纏めてテリーの小屋に向かっていました。
彼女はひとまずクリスに電話しようとワグナーの小屋に入ったのですが、そこでテリーの惨殺死体を発見しました。
そこにはエディが居り、人狼に変身して襲って来たのですが、カレンは硫酸のような液体をかけて逃げました。
そして車に乗り込んで去ろうとしていると保安官達が現れて彼女に銃を突き付けます。

そしてカレンは皆の所に連れ去られたのですが、ここの連中はワグナー含めて全員がグルでした。
ワグナーは人間の仲間が必要だし、カレンは有名だからヤバいと抱き込もうとするのですが、マーシャ達はワグナーを殴り倒し、カレンを殺そうとします。
一方、クリスはワグナーの小屋に到着してエディと遭遇し、エディはテリーを殺した事をほのめかし、余裕こいてライフルをクリスに返して変身を始めます。
クリスは迷わずエディを撃って倒しました。

人狼の連中はカレンを捕らえ、テリーと一緒に車に詰めて燃やし、そのまま海に落とそう!という結論に達したようです。
そこにクリスがババーンと現れ、「銃は聞かないぜ」とかイキってる人狼の皆さんにライフルをお見舞いし、ワグナーを含めて三名を射殺しました。
連中はクリスが銀の弾を装備していると気付いてうろたえ始めたので、クリスはライフルで威嚇してカレンを助け、連中を小屋に追い込んで閉じ込めました。
そして小屋に火を放ち、二人はクリスの車に飛び乗って逃げ出しました。

道中では保安官が襲って来たので、クリスは発砲されながらもなんとか反撃して倒しました。
しかし車はお釈迦にされたので、パトカーを奪うことにしたのですが、エンジンがなかなか駆からず、たちまち人狼に囲まれてしまいました。
カレンはキャーキャー騒いでばっかで使えません。お前、そんだけ近いんだから撃てよと
業を煮やしたクリスがカレンから銃を奪って前の人狼を撃ち、更にエンジンが駆かったので車を出しました。
しかしカレンは車に乗り込んで来たビルに噛まれ、何とかライフルで倒しました。

カレンは番組で人狼の危険性を訴えることにしたのですが、噛まれた彼女は「これが証拠です」と告げて泣きながら変身して見せました。
クリスはあらかじめ打ち合わせ済だったのか、銀の弾で彼女を撃って殺しました。
TVを見た人は殆どがやらせだと思っているようでしたが、信じている人もいました。

そしてマーシャもステーキショップでこの番組を見て、連れの男性の奢りでレアステーキを注文していました。

エンドロールで終了です。

後半に入って面白くなりました。
カレンの泣いている様子は可哀想でしたね。
それはそうと鉄板焼きハンバーグ食べたくなりました。
エンドロールの最後に元祖タルボットがジプシーに見逃してもらうシーンが入っていました。

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