記憶喪失系です ネバー・フォーゲット

ネバー・フォーゲット

失われた記憶 埋まらない空白

制作年 2008年
制作国 アメリカ
監督 レオ・シャーマン
脚本 マーク・スタインバーグ
上映時間 83分
出演
ルー・ダイアモンド・フィリップス
クリステン・ホールデン=リード
サラ・マンニネン

だいたいのあらすじ

ある日、フランク・ヒル(ルー・ダイアモンド・フィリップス)が目覚めると、そこは昼間の森の中でした。
普段着を来たフランクは右足をロープで縛られて木の枝に逆さに吊るされており、頭から出血し、服には血が付着しており、腰には血がべっとりと付着したナイフがありました。
その内に重みでロープが切れて地面に投げ出されたフランクでしたが、完全に記憶を失くしており、ナイフには「トム・マーティン」という名が刻印されていました。
フランクは痛む頭を宥め、まだ完全には感覚が戻っていない右足を引きずりながら移動を始めました。

自分の名前さえ思い出せないフランクは財布の中のIDカードから、自分の名がフランク・ヒルであると確認し、女性(サラ・マンニネン)に愛を囁かれる様子をフラッシュバックしました。
そこに銃を持ったアンディ(クリステン・ホールデン=リード)という男が現れ、いきなりフランクを「クソ野郎」と蹴り倒し、銃を突きつけました。
アンディは何かを捜しているようで、「どこに隠した!?三つ数えたら撃つ」と宣言したので、フランクは必死に「何も知らないんだ。探し物なら協力するから撃たないで」と懇願しました。
芝居は止めろ!とキレていたアンディでしたが、フランクの必死の説明を受けて「じゃあ山荘に行く!」と告げました。

道中でフランクが「お前は人を殺せるのか?」と質問するとアンディは口ごもっていました。
なぜかフランクはその様子を見て「家族を守れないやつは腰抜け」的なことを言い出し、アンディはそれに対してブチ切れていました。
道中でまたまたフランクは女性のフラッシュバックを見たのですが、その件をアンディに話すと「他には誰がいた!どこにいた!どんな女だ」と猛烈に食いついてきていました。
なぜかアンディは時間がないと急がせたので、フランクもペースアップしました。

アンディは土地勘が無いようで、道に迷っているようだったので、フラックはその点を指摘したのですが、「じゃあお前が先導しろ」と逆ギレされてしまいました。
仕方なく先を進む内にフランクは女性と銃口、ドアに走る視点などのフラッシュバックを見て、女性に危険が迫っているのでは?と考えました。
そこで転んだ振りをして石を拾い上げ、アンディの頭を石でどついて逃げ出しました。
フランクは物陰に身を隠しながら、自分とあの女性がカップルで、友人カップルと共に山荘に来ていたというフラッシュバックを見ました。

アンディは「石で殴ったことは怒ってないよ。協力しよう」的に呼び掛けながらフランクに迫りました。
フランクはナイフを手にそっと背後からアンディに迫ったのですが、見つかってしまったので「お前彼女に何をした」と怒鳴り、「お前がやったんだろ」と反論されました。
そしてフランクの後方に目をやったアンディは「お前、何したんだ…」と呟いたので、その方向をフランクも見るとそこにはレンジャーの男性(ジョナサン・ウィッタカー)が血を流して倒れていました。
その男性のバッジには「トム・マーティン」と書いてあり、フランクはショックを受けました。

しかしフランクはトムが射殺されているようなフラッシュバックを見たので、お前が殺したんだろ!とアンディに絡み、それはトムのナイフだろ!と言い返されます。
トムはゴボゴボと血を吐き出したので、まだ生きているようでした。
フランクはトムを助けようと言い出し、同時に森の中で彼に声を掛けられたことを思い出していました。
アンディは「見捨てていこう」と譲らないのでフランクは「ならばせめて止めを刺してやれ」と指示し、言い争いになったのですが、その間にトムは死亡しました。

アンディは「関与を疑われる」という理由でフランクにトムのナイフを戻すよう指示し、フランクはそれに同意してトムの遺体の腰ベルトにナイフを戻しましたが、代わりに小さなツールキットを拝借しました。
そして移動を再開したフランクがポッケをごそごそすると女性の写真が出てきました。
写真はアンディに没収されたので、フランクは「返せ!お前は彼女に何をした!」と詰め寄ったのですが、アンディは逆に「これは俺の妻だぞ!お前こそ何をした!」とキレるのでした。

彼女の名前はナターシャだそうで、アンディが言うことには彼の銃もフランクが持っていたということで、イカレたフランクがナターシャを殺した!ということでした。
しかしフランクは「写真は俺の!お前嘘つき」と食い下がるのですが、段々と自信が無くなって来ました。
フランクがフラッシュバックで見た友人カップルはカート(ジミー・バイロン)とサラ(ジャネット・モーリン)だそうですが、アンディは「カート達もお前が殺したんだぞ!」と追い打ちを掛けます。
フランクの記憶の中では確かに皆は殺害されていたのですが、殺人者が自分になったりアンディになったりと安定しませんでした。

確かなことはフランクは森の中でアンディを追いかけ、獣を取る罠に掛かって宙づりになったということだけでした。
記憶を辿ったフランクは「俺が殺したのかもしれない」と泣き崩れ、アンディは「彼女は何処だ」と質問しました。
フランクは「すまない。本当に思い出せないんだ」と泣きながら謝罪し、ひとまず山荘に向かうことになりました。

感想

これはイマイチです。
記憶を失った男がもう一人の男に詰め寄られて大変!という内容です。
つまらなくはないのですが、何だか思わせぶりな様子で引っ張っている印象です。
どうもアンディがぐずぐずしてるのが原因だったみたいで、普通にまとめれば45分位で終わりそうです。
結末の演出もイマイチ意味が分かりませんでした。

フラッシュバックで犯人が入れ替わったりする演出もイマイチイケてない気がします。
それよりも会話の内容とかそういうもので見せた方がよかったのでは?
登場人物はほぼ二人という作品なのですが、この二人はとても良かったと思います。
アンディは前半イカレた感じで、フランクは善良な感じがよく出てました。
たまに伏線っぽい発言をしてたのもなるほどなと感じました。

でもやっぱり地味な感じで盛り上がりに欠けるのでイマイチな気がしました。

ラストまでのあらすじ

どうやらフランクとナターシャは同僚だったようなのですが、アンディは密かに仲がよさげな二人に嫉妬していたようでした。
そして二人は山荘に到着し、フランクはこの場所に来たことがあると思い出しました。
どうもフランクが断片的に思い出した記憶によるとアンディの主張とは真逆のようでした。

そして二階で射殺されているカートの遺体を見たフランクは記憶が蘇ってきたのですが、やはり皆をショットガンで射殺したのはアンディでした。
フランクも撃たれそうになったのですが、弾詰まりを起こしている隙に森へ駆け込んだのでした。
そしてフランクはまだ記憶がない振りをして隙を見てアンディに襲い掛かったのですが、失敗して取り押さえられてしまいました。
フランクは記憶を頼りに車へと案内し、トランクを開けました。
トランク内でナターシャが死亡しており、フランクは真実を思い出しました。

アンディは「どうして殺した…」とフランクを殺そうとしたのですが、フランクは拳銃には既に弾が無いことを知っていました。
レンジャーから拳銃を奪い、殺害していたのはフランクでした。
フランクはアンディの言う通り、ナターシャにストーキングしており、全ての犯行は彼の仕業でした。
彼はナターシャを拉致しようとしていたのですが、騒がれたので首を絞め、力を入れ過ぎて殺害していました。

そしてフランクはアンディの喉笛をツールキットのナイフで切り裂いて殺害し、山荘から立ち去りました。
森へ去って行くフランクの後ろ姿をアンディが見送っていました。

最後のは何だったんでしょうか?

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