樹海の必要性 呪界

呪界

樹海に行ったらひどい目に遭う話

制作年 2013年
制作国 日本
監督 鳥居康剛
脚本 鳥居康剛
上映時間 78分
出演
小原麻衣
高咲里音
染谷有香

だいたいのあらすじ

2006年3月24日にある男女5名が富士の樹海に足を踏み入れ、3月27日には失踪したそうです。
メンバーは大学生の鈴木優里(小原麻衣)、河田徹(副島しんご)、川嶋亜希(高咲里音)、佐藤麻衣子(染谷有香)、佐藤の彼氏で社会人の畑村高次(板倉臣郎)の5人で、彼等は社会問題を扱うドキュメンタリー映像を撮影しに行ったのでした。
尚、樹海には自殺する人を殺しに来ている殺人鬼が存在するそうです。
唯一発見された川嶋は現在では工場の夜勤をしながら人目を避けるように暮らしているそうです。
また、鈴木と河田に課題を出した当時の大学教授・田中は責任を問われて停職処分になり、未だに樹海を訪れては鈴木達を捜しているそうです。

2012年4月に樹海で発見されたテープには鈴木達の姿が映っており、彼等の撮影したテープでした。
ただテープはかなり痛んでおり、判別できるのは一部だけでした。

彼等の目的は樹海で自殺志願者にインタビューを行い、生きる目的を与えたいというものだったようです。
川嶋は当時を振り返り、鈴木達のインタビューというのは口実で本当は他の目的があったのではないかと話していました。
樹海に到着して散策していた一日目、河田のカメラに人影らしいものが映ったと聞くと、鈴木はその方向に走り出したのだそうです。
結局誰もいなかったのですが、皆が鈴木を追いかけて目印テープも貼らなかったので完全に道に迷いました。
周囲が暗くなったので、一行は野宿することにしました。

翌日、一行は歩き始めたのですが、佐藤は心ここにあらずという様子の鈴木に「お前の所為だろ」とキレました。
鈴木は謝罪したものの首吊りロープの付近の自殺者の遺物らしき物を漁ったりと相変わらず自由な行動を取っていました。
しかし鈴木は不謹慎な気持ちではないようで、遺物を確認しつつ泣きそうな顔をして手を合わせていました。

川嶋は樹海から戻った後に2年ほど入院していたそうで、一度退院して実家に戻ったのですが、家族は彼女を受け入れてくれなかったそうです。

鈴木達はその日もひたすら歩き回っていたのですが、そろそろ辺りが暗くなってきました。
そして彼等は首吊り自殺者の遺体らしきものを発見したのですが、その足元ではスーツを着た人物が何かをしていました。
その人物はこちらに気付くと「何見てんだ」と言いながら近づいてきました。
さっさととんずらした鈴木達は落書きが一杯の廃墟を発見して逃げ込みました。
廃墟内に先ほどの男が入ってきてブツブツ言っていたのですが、鈴木達はボイラー室に隠れてやり過ごしました。

感想

これはつまらないです。
なんか樹海に撮影に行ったら迷いました!なんかいました!という内容です。
お話は意味不明で何が何やらという感じでとてもつまらないです。
展開も退屈、テンポも異常に悪くて殆どが樹海の中でウロウロしてるシーンです。
樹海シーンも「恐竜・怪鳥の伝説」の方が遥かにましに感じます。

そもそも樹海に入った理由がよくわからないのですが、一応これは字幕で説明されます。
しかしそれを見ても首をかしげるばかりで、結末もだから何なのさという感じです。
もしかしたら寝てたのかもしれませんが、川嶋がどのような状態で発見され、どうしてあんなに怯えているのか意味不明です。
田中の必死な様子も意味が分からず。

この作品はスタッフのインタビューと入手したテープのPOV映像、そして再現映像で構成されています。
まずスタッフのインタビューですが、なぜか質問がPSのアドベンチャーゲームのような字幕です。
そして重要な部分は全て映像ではなく、字幕で説明されるという点もなんだかゲームみたいです。
尚、オチも字幕で説明されます。

POV映像はノイズばかりで何が何だかわからず、これ要らなかったと思います。
そして再現映像っぽいのは登場人物にイライラさせられます。
そもそも言い出しっぺの鈴木が全然山歩きする服装じゃない点にイラっと決ました。
そういう訳で面白いシーンは皆無で、エロもない、グロもないといい所なしです。

これは超地雷だと思います。
疑問だらけの作品ですが、一番疑問だったのが、なぜこの作品をDVDで出したのかという点です。

ラストまでのあらすじ

廃墟から逃げ出していると佐藤と川嶋が消えたのですが、更に畑村がイカレたようで、「カメラを寄越せ」と河田から奪い取ると一人で逃げ出してしまいました。
夜だったのに辺りが明るくなってます。
そして畑村はカメラを頼りに歩いていたのですが、何かに襲われ、悲鳴が樹海に響き渡っていました。

鈴木と河田は悲鳴を聞いたもののさっさと廃墟に戻ることにしました。
携帯通じるみたいなので24すればいいのに
廃墟に入った鈴木達は鈴木の父の彰が樹海を取材した際の記事を眺めたりとどうでもいいことをし、鈴木は今更「私が自分勝手だからこうなった」と反省し始めます。
尚、彰はある日突然失踪したということでした。
そしてようやく河田は携帯で通報したのですが、日本語が喋れなくなったようで何も言えないまま電話は切れました。
そして鈴木達はまた廃墟を出て歩き始めます。
何しに来たんでしょうか?

そして映像は鈴木が何かに襲われたところで終了していました。
ビデオを見た田中はショックを受けており、取材は打ち切られました。

3週間後、田中から再び連絡があり、畑中と佐藤の家族にビデオの内容を伝えたと知らされました。
その後、田中は地方で大学教授として復職したそうです。
スタッフは田中と自分たちと一緒に樹海に行かないかと川嶋に声を掛け、彼女は同行すると約束してくれました。

テープに映っていたスーツ姿の男は鈴木の父彰に酷似していたのですが、実は彰はその1年前に樹海で死亡していました。
実は鈴木は父の死を知らされておらず、彰のことを捜していたそうです。

エンドロールで終了です。

彰を捜しに樹海に行ったということでしょうか?
なぜ樹海?

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