隠蔽工作しちゃダメ ヘル・ドライブ

ヘル・ドライブ

行き先は地獄

制作年 2009年
制作国 アメリカ
監督 エンダ・マッキャリオン
脚本 ダイアン・ドニオル=ヴァルクローズ/アーサー・フレイム
上映時間 84分
出演
ローラ・ブレッケンリッジ
ケヴィン・コリガン
クリストファー・シャンド

だいたいのあらすじ

メアリー(ローラ・ブレッケンリッジ)はクラブで友人と飲みまくって出来上がったので彼氏のリック(クリストファー・シャンド)に「帰るわー」と伝えて引き揚げました。
素行の良さには定評のあるメアリーはフラフラと道路に出てクラクションを鳴らされると、逆ギレしてFワード連発していました。
彼氏だけあってリックも同類なのですが、「お前運転ダイジョブかー」とメアリーを心配していました。
メアリーは「余裕!」と車を運転して帰路につきました。

ノリノリで運転していたメアリーでしたが、案の定路上にあった障害物を避けようとして道路脇の林に突っ込んでしまいました。
幸い車は無事だったのでそのまま帰宅しましたが、ママはお泊りに行って暫く戻らないらしくメアリーは大喜びしてグースカピーと寝ました。
その後、深夜に目覚めたメアリーはガレージで物音がしたので見に行き、瀕死の男が車に挟まっているのを目撃します。
911に通報しようとしたのですが、轢き逃げしていたので思い直し、メアリーは男に声を掛けて助けようとします。
しかしその男(ケヴィン・コリガン)は足首を掴んで暴れ出したので、キレやすいメアリーはその場にあったゴルフクラブで男を撲殺してしまいました。

更にメアリーは証拠隠滅を図り、男の遺体を車に載せて寂しい林道まで運び、道路脇の林にフリスビーを使って雑に穴を掘ってから男の遺体を埋めました。
帰宅したメアリーはバスルームで血を洗い流し、まるで被害者のようにシクシクと泣きました。
翌朝、メアリーは鬼気迫る様子でガレージや車の血をゴシゴシと洗い流した末に車を修理工場に持ち込みました。
しかし一晩かかると言われたのと、パトロール中の警官が現れたので、そのまま逃げ去りました。

その後、メアリーはママの依頼でオウムを空港に引き取りに行き、帰り道に再び修理工場に立ち寄ったのですが、閉店していました。
仕方なくメアリーはバンパーの凹みを胡麻化そうと林の木に思いきり車をぶつけて盛大な凹みを入れました。
メアリー歩く悪知恵です。
メアリーは帰宅してTVを観ていたのですが、ニュースでは幼稚園の教師をしているティモシー・エムザー氏が金曜の夜から行方不明で、妻のジェーン(ミーガン・アンダーソン)が涙の訴えをしていました。
彼の映像を見て、あの男だと悟ったメアリーは愕然とするのでした。

メアリーは罪悪感からか逃亡者のように怯えていたのですが、そこにリックが訪ねて来ました。
リックから「ずっと連絡つかなかったけど、どうしたの」と詮索されたメアリーはヒステリックになり、エムザーを殺害した件を教えてしまいました。
リックは冗談だと思っていたのですが、ガチだと知って頭を抱え、今後どうするか一緒に思案することにしました。
共犯者がいるとリスクが生まれますけど、罪の意識は分散できますよね。
そしてリックは普段通りに生活して一目を惹かないようにしていれば世間はエムザーの事は忘れる!とアドバイスしました。

リックは早朝から仕事があるので引き揚げたのですが、直後に無言電話が架かって来ました。
そしてなぜか家の中にはエムザーの行方不明者情報求む!のチラシが落ちていたので、怖くなったメアリーは家の周辺を確認しに出ます。
メアリーは怖くなって朝の3時半だというのにリックに電話したのですが、「お前がしっかりしないでどうする。鎮静剤を飲んで寝ろ」と窘められました。
その後、メアリーは鎮静剤をがぶ飲みするも寝られず、エムザーが躁鬱症だったというニュースを見たりして時間を過ごします。

そしてメアリーは遺体をくるむのに毛布を使ってしまったと思い出し、急いでリックに助を求めました。
爆睡していたリックは「タマを斬られても嫌」と拒否したのですが、結局エムザーを埋めた場所で合流することになりました。
先に現場に到着したメアリーはなかなか現れないリックに業を煮やし、一人で遺体を掘り出すことにしたのですが、そこにあったのはリックの遺体でした。
そして付近に銃痕の残ったリックの車を目撃したメアリーは車に飛び乗って逃走しました。

感想

これは普通です。
轢き逃げを隠蔽しようとしていたら大変!という内容です。
弾みとはいえ犯罪者が保身のために頑張る話なのでイマイチ共感できないという。
そういうわけなのでイタイ子がぐずぐず騒いでいるというグダグダな展開が多いのでお話はイマイチです。
前半の死体埋める辺りまでは面白そうな感じなんですけどね。

これOVなのですが、意外と映像のクオリティは高くて映画に近いです。
後半の車のシーンとか面白いかなと思いました。

メアリーはかなりイタイ子なのですが、エムザーもヤバかったです。
エムザーは躁鬱病だそうなのですが、かなりヤバい状態だったようです。
でもなんであんなに不死身なのかは謎です。

なぜかこの作品を観ていたら、「キズ・へこみ」の店から出てきてすぐに逆走して対向車にぶつけてる車という内容の動画を思い出しました。

ラストまでのあらすじ

帰宅したメアリーはイタ電に悩まされ、取り乱して階段から落ちて足を負傷しました。
家を飛び出した所でエムザーがメアリーに襲い掛かり、首筋を噛み千切り、包丁でぶすぶすと刺しました。
メアリーは気絶したのですが、気付くとテープで口を塞がれて自分の車のバンパーに横向きに縛り付けられていました。
エムザーはメアリーをくくり付けたまま車を出し、路上で前の車にタックルした後にスタンドに立ち寄りました。

エムザーはスタンド店員を殴り倒してガソリンを無理やり飲ませて殺害し、給油した後に車を出しました。
暫く走ってエムザー宅のガレージに到着し、メアリーはそのまま放置されました。
ジェーンはエムザーが戻ったことに驚き、薬を飲ませて傷の手当をしようとしたのですが、エムザーは激しく拒否しました。
どうやらエムザーはずっと薬を飲んでいなかったので完全にイカレているようでした。

ジェーンは警察に通報しようとしたのですが、エムザーに暴力を振るわれて中断しました。
そしてエムザーの息子アンディがガレージに侵入し、メアリーを発見してジェーンを呼びました。
ジェーンは驚きながら「うちの主人病気なんです」と言いつつ、メアリーの口のテープを剥がし、手の鎖を解いてくれました。
そして身体を固定している鎖を外そうとしていたのですが、エムザーが植木ハサミでジェーンを刺して殺害してしまいました。

エムザーは再び車を出して林まで移動し、リックの横に穴を掘り始めました。
どうやらメアリーに自分と同じ苦しみを与えるという目論見のようで、間もなくエムザーはバンパーをバスバーナーで切断しました。
そしてメアリーをバンパーに縛り付けたまま穴に投げ込みました。
エムザーは許しを乞うメアリーに「お前の嫌がることをしてやる」と宣言し、まずは祈りを捧げろ!と指示しました。
メアリーは隙を見て自分を縛っていた電飾ケーブルのプラグでエムザーの目を刺し、緩んでいた拘束を解いてエムザーにバンパーを叩き込んで逃げ出しました。

しかし車のキーが無かったのでエムザーの遺体から回収して逃走しました。
やはりエムザーは不死身だったようで、なぜか車の前に立ちはだかりました。
どうやって移動したんでしょう。
そこでメアリーは加速をつけてエムザーを撥ね、今度はしっかりと踏みつぶして止めを刺しました。
メアリーは勝利のFワードを叫び、高笑いしながら去りました。

翌朝、メアリーは路上で車を停めて寝ていたようで、ひとまず泥だらけの顔を唾液で拭って出発しました。
彼女が向かったのは修理工場で「バンパー直せる?」と修理工に聞くと「15時に取りに来な」と返答されました。
そんなに直ぐ直るのかよ!って思いました。
洗面所を借りたメアリーは顔を洗いつつ、イカレたのか「私、誰だっけ…」と呟いていました。
彼女がフラフラと戻ると車の周りには人だかりができており、修理工がエムザーの遺体を車の下から引っ張り出していました。

メアリーはそれを見て噴き出して「バンパーはもういい」と大爆笑していました。
そしてパトカーのサイレンが近づいて来るのでした。

エンドロールで終了です。

エムザーの不死身っぷりは何か健康法があるんでしょうか?

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