アルゼンチンでは日常です スクリーム・アット・ナイト

スクリーム・アット・ナイト

トイレに行ったらひどい目に遭う話

制作年 2005年
制作国 アルゼンチン/メキシコ
監督 アドリアン・ガルシア・ボグリアーノ
脚本 アドリアン・ガルシア・ボグリアーノ
上映時間 99分
出演
アベル・アヤラ
ジメナ・ブレサ
ローラ・アズクラ

だいたいのあらすじ

「心臓は時限爆弾だ」等とのたまっているイカレた感じの若い男(アベル・アヤラ)が帰宅するなり、母親を殺害していたのですが、どうもこの男には女装癖があったようです。

アルゼンチンのJKというのは朝から地下室で呪いの儀式っぽいことをやったり、チャットで男を引っ掛けたり、家族と全力で喧嘩したりと大変なようです。
また、「政府や学校は本当に無責任。無責任主義が蔓延してる」とかブツブツ言ってる父親に送られてる女子やビデオレターを撮影して拳銃自殺する女子も居てカオスなようです。

学校に遅刻してきたイソドラ(ジメナ・ブレサ)は移動中にマニキュアの瓶を割ってしまい、シャツの下の方が真っ赤になってしまったのでトイレでゴシゴシと洗っていました。
すると何かの視線を感じたのですが、特に何も起こりませんでした。
一方、アナベラ(マリア・フェルナンダ・マテオ)はサビーナ(エリアナ・ポロナラ)と連れ立って通りを歩いていたのですが、サビーナにビッチ呼ばわりされたので、イソドラほどビッチじゃねえと反論していました。
なお、先ほど自殺した女性はナディアというそうでJKではなく少し上のお姉さん世代だった模様です。

その後、アナベラとサビーナにイソドラが合流してくっちゃべり始めたのですが、イソドラはアナベラの叔母に習ったという交霊術がマイブームだそうで、彼女がトイレで感じた気配は冒頭の男・詩人のものだったようです。
一方、謎の演劇の舞台に立っていたノエリア(カロライナ・バルベルデ)は演技指導を受けながら芝居の稽古をしていたのですが、観客席に亡霊のようなブロンドショートの女性の影を目撃していました。
この映画は残念系のJKしか出てこないのですが、JKじゃないノエリアは可愛いです。

その後、イソドラはアナベラの叔母さんに「トイレで交霊したら男の霊を感じた」と打ち明け、「むやみに交霊しちゃダメ。約束しないともう教えない」と叱られていました。
しかし既に遅かったのか叔母さんは鏡の中でこちらを睨みつけるブロンドショートの女性を目撃して戦慄していました。
これはノエリアが目撃したのと同じ人ですね。
尚、アナベラの姉ロサリオ(ロサリオ・モスケラ)とノエリアは自殺したナディアと知り合いだったらしく、ノエリアの妹マガリ(マリソル・トゥール)もまた知り合いだったようです。
マガリってお煎餅みたいな名前ですね。
ロサリオはナディアの死が気になるらしく、稽古中のノエリアに電話して「今度会えない?」とアポを取っていました。

その夜、サビーナはアナベラ達とクラブに行く約束をしていたのでこっそり家を出たのですが、彼女の父は例の無責任主義批判おじさんだったのでネチネチと絡まれて家を出るのが大変でした。
更にアルゼンチンでは他に乗客がいるのにも関わらずチ〇コを押し付けてくるおっさんもいるようなので移動も大変でした。
一方、路上を歩いて移動していたイソドラは何者かの気配に怯えていました。
その後、サビーナは数々の試練を乗り越えてようやくアナベラの家に到着していました。

その頃、ノエリアはアドリブが多いと演出担当にクレームを入れられて口論になっていたのですが、突如として停電してしまい、劇場は真っ暗になります。
演出担当がブレーカーを確認している間にノエリアは共演のジュリアに「あたしあいつヤダ」とこぼしていました。
しかし劇場内を何かが走り回る気配がし、ラップ音のようなものが響いた後に急にピアノが鳴ったので怖くなってジュリアと手探りで手を握り合います。
ノエリアとジュリアの間には黒コートでブロンドショートの女性が割り込み、ノエリアはその女性の手を握っていました。
この女性は詩人が女装した姿だと思います。冒頭の衣装と似てます。
黒コート女はおもむろにナイフを出してノエリアを何度も刺して殺害してしまいました。

アナベラ達はクラブに到着したのですが、イソドラは霊パワーで見知らぬ土地に誘導されており、アナベラの叔母に電話で助けを求めました。
一方、マガリはカフェで出会った黒髪女とひたすらレズプレイをしていたのですが、過去に自分達のグループで詩人を虐めていたことを打ち明けていました。
マガリは学校に向かうと言い出し、パートナー女性も「じゃあ私も一緒に行く」と同行することになりました。

その後、サビーナはアナベラと共にクラブに来なかったディエゴを訪ねます。
実はサビーナとディエゴは付き合っており、妊娠の報告に来たのですが、案の定「作り話すんな!お前みたいなビッチは出てけ!」と叩き出されるサビーナでした。
サビーナは他の男の食い物にされそうだったアナベラを無理矢理連れ出して引き揚げました。
しかし機嫌の悪くなったアナベラは学校に行って幽霊を見たいとか言い出し、スタスタと歩き出すのでした。

ということでサビーナとアナベラが学校に到着すると時を同じくしてマガリ達も到着していました。
そしてサビーナ達はブロンドショートのウィッグを付けて黒コートを着たイソドラに遭遇したのですが、彼女は二人をガン無視して去りました。

感想

これはイマイチです。
どうやらJKにヘンな男の霊が憑依して大変!っていう内容みたいです。
ちょっと普通?の映画とは作りが異なり、アルゼンチンのヤバい日常みたいなことを延々見せられるので何だかよくわかりません。
要するに冒頭の詩人とかいう女装趣味の男がイソドラの交霊術で呼ばれて憑依してかつての虐めた相手に復讐するという内容のようです。
一番怖いのは電車の痴漢とサビーナの父だったという。
そういう訳なので非常にダラダラした感じで心からどうでもいい着替えシーンやJKじゃない人達のレズシーン等が入っててテンポ悪いです。
ただ、退屈な作品なのですが、何だかよくわからないまま、なんとなくダラダラと見続けてしまうという点はあります。

JKの日常風景とか言っても美的感覚の違いか残念な子が多くてあまり嬉しくないような気がして、脇役っぽいノエリアの日常とかのが良かった気がします。
男はなんかもっさりしたのしかいないので私的にも全然嬉しくないので、だったらハゲでも出してくれれば良かったのに。

肝心のホラー系の展開も刺激不足であまり面白みがないという。
ロサリオの舞台のシーンはちょっとだけ怖かったですが、殆ど見所もないです。
従って今回、ボグリアーノ監督が何を見せたかったのかよくわかりませんでした。

超暇かボグリアーノ監督の作品は観てみたいとかでなければ観なくていいと思いました。

ラストまでのあらすじ

マガリによれば詩人はイソドラが気配を感じたトイレで首を吊って自殺していたそうで、第一発見者がナディアだったということです。
そして個室に隠れていたマガリは連れの女性の前で首にロープを掛けられて死亡しました。
どうやらイソドラに詩人の霊が憑依したようで、復讐をしているようです。
その後、サビーナ達は廊下を逃げていたマガリの連れの女性に遭遇したのですが、彼女も「詩人に会いたい」等と呟いたりして様子がおかしくなっていました。

サビーナはマガリの連れを一緒に連れ出そうとしたのですが、アナベラは「ダメだ狂っとる」と却下するのでした。
一方、ロサリオは浴槽で溺れそうになっていたのですが、何とか脱出していました。
そしてサビーナの父が玄関に現れ、「うちの娘来てませんか?」と現れました。
実はサビーナは今日の夜遊びをするために「アナベラの家に泊まる」と嘘を吐いていたのでした。
ロサリオは正直に「クラブに遊びに行きました」と伝え、サビーナ父は戻ったら家に連絡させてと依頼してクラブに娘を捜しに行きます。
このおっさんはどうもサビーナのことを性的に見てるようで独占欲強いみたいです。

実はイソドラはアナベラの叔母に連絡した後に除霊してもらったのですが、あまりの怨霊パワーに除霊は失敗したようです。
そしてイソドラはマガリの連れを捕まえて喉を斬って殺害していました。
一方、サビーナ父はクラブの中を見回って娘がいないので落胆していました。
入り口には酒癖の悪い若い女性が居り、何もしていないサビーナ父に「何見てんだこのクソ野郎」と絡んで掴みかかったので、家でポルノ映画をひたすら観ていてむしゃくしゃしていたサビーナ父は女をKOしてその場でレイプしてしまいました。

入れ替わりに学校から逃げてきたサビーナ達はクラブに飛び込み、遊びに来ていたアナベラの母に助けを求めました。
しかし一足先にイソドラがアナベラ宅を訪問し、ロサリオに「どうしたの?」と招き入れられた後に詩人モードとなり、ロサリオを刺殺していました。
ということでアナベラ宅に到着したサビーナ達は惨劇を目の当たりにし、イソドラ宅に向かいます。
イソドラは一足先に帰宅しており、到着したアナベラはイソドラのナイフを発見して拾い上げます。
どうやらノーマルモードに戻ったらしいイソドラは笑顔でサビーナとアナベラを出迎えたのですが、アナベラはおもむろにイソドラの腹部にナイフを深々と突き立てました。

ということでゴロゴロ死体の事件は幕を閉じ、惨劇の一夜が明けました。
その後、イソドラは手術を受けて退院したようで、アナベラとサビーナを前に「いやーお腹に傷出来ちゃって」と笑顔で話ながら見せていました。
イソドラはあの時の記憶が一切なかったので、無かったことになったようで、三人は仲直りしたようです。
彼女たちはもうすぐ卒業なので呑気に将来の話なぞを始めました。

サビーナはディエゴに認知してもらえたそうで、皆将来を色々と考えたり適当に流したりしているそうです。
と思ったのですが、それはもしかすると三人が見た願望だったようで、イソドラは病院のベッドで、サビーナは堕胎後に、アナベラは教室で悲鳴を上げるのでした。

エンドロールで終了です。

結末は本当に意味わからないので私の勝手な解釈です。
皆がそれぞれ挫折しながら現実に悲鳴を上げたということでしょうか?
アナベラが叫んでるのが本気で意味わかりませんでした。
姉の死で病んだのか…それとも学力不足なのか…

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