今回は人類の叡智で対抗です メガ・シャークVSメカ・シャーク

メガ・シャークVSメカ・シャーク

史上最凶の生物VS史上最強の兵器

制作年 2014年
制作国 アメリカ
監督 エミール・エドウィン・スミス
脚本 H・ペリー・ホートン/ホセ・プレンデス
上映時間 85分
出演
クリストファー・ジャッジ
エリザベス・ローム
マット・レーガン

だいたいのあらすじ

前作です。

映画メガ・シャークVSクロコザウルスのネタバレ紹介と感想です。

エジプトのアレキサンドリア港に水不足対策のために巨大な氷山を引っ張っている貨物船が入港しようとしていました。
しかし水温が上がった所為か氷には亀裂が入り、氷の中から貨物船を遥かに上回るサイズのメガ・シャークが出現しました。
メガ・シャークは貨物船に強烈な尻尾の一撃を見舞ったので貨物船は木の葉のように遥か遠くまで飛ばされてスフィンクスの頭に激突しました。
とうことで国連は各国の協力の下、海上封鎖を決定したので全世界の株価は急落しました。
新聞によるとこのサメはメガロドンだそうですが、いくら何でもデカすぎだと思います。

メガ・シャークは世界各国の海を傍若無人に遊泳しており、先日も赤十字の艦隊が犠牲になっていました。
手をこまねいて傍観するわけにはいかん!とアメリカ政府ではジャック(クリストファー・ジャッジ)を中心にハワイ沖で対メガ・シャーク用の兵器であるメカ・シャークの実験を行っていました。
メカ・シャークは文字通りサメ型の潜水艦で人工知能のネロのサポートを受けてロージー(エリザベス・ローム)が操縦するのですが、移動は後部のヒレとスクリューで行うようです。
このメカ・シャークはジャケ絵も微妙ですが、映像はもっと微妙です。凄くカッコ悪いです。
それはそうと普通の原潜で戦うのはダメなんでしょうか?

そして実験中にダイオウイカが二匹メカ・シャークに貼り付いて来たので、ロージーがポチポチボタンを押して感電させて追い払いました。
イカは10m程度だと思われますので恐らくメカ・シャークは30m程度だと思われます。
それはそうとダイオウイカの締め付けで潰れそうになってましたが、大丈夫でしょうか?
そもそもダイオウイカに巻かれるような潜水艦が高速移動するサメと渡り合えるのでしょうか?

ロージーはイカを倒したので「やるじゃなイカ」と自画自賛し、その日はエングルバーグ提督(マット・レーガン)の待つドックに引き揚げとなりました。
メカ・シャーク浮いてるときはフロートみたいでちょっと可愛いかも。

ドックには新型機が用意されており、鋼鉄製の歯で噛む力をパワーアップ、ヒレはチタン製、胸に大型魚雷を搭載、船体はステンレス製だそうです。
どういうことなのかよくわかりませんが、エングルバーグによれば新型メカ・シャークは通常の潜水艦よりも深海に潜れるそうです。
ということで早速メガ・シャーク退治に向かうそうで、乗組員は相変わらず研究者であるロージーなのだそうです。
その頃、100m超えの大きさになったメガ・シャークはオーストラリア沖でロブスターを捕獲していた漁船をパックンチョしていました。
尚、メカ・シャークは巡洋艦に引っ張られているところを見ると150m位はあるようです。
しかし既に原潜の横を通過しているメガ・シャークは200m程度の大きさになっており、サイズがテキトーなのはこのシリーズの風物詩です。

尚、生物学者のマクニール(デボラ・ギブソン)によればメガ・シャークは暫く移動しないということでした。

その後、海軍の潜水艦からメガ・シャークを補足した旨の連絡があったので、現地で合流し、メカ・シャーク出動となりました。
まずロージーはGPSをメガ・シャークに打ち込んだのですが、原潜は魚雷発射後になぜか自身の魚雷が命中して撃沈されました。
仕方なくメカ・シャークが魚雷を放ったのですが、メガ・シャークは魚雷をあっさりかわし、メカ・シャークに体当たりしました。
GPSはあっさり命中してましたが…
メカ・シャークは体当たり一発で操縦不能となってしまい、いくら何でもボロ過ぎだと思われるのですが、とにかく撤退だそうです。
エングルバーグもこれにはお冠で「どういうことなの!原潜の乗組員436人死んだぞ!」とジャック達に詰め寄るのですが、ジャックは「ネロをインストールすれば何とかなる!」と失敗を認めないのでした。

その頃、メガ・シャークはオーストラリア沖の石油採掘用のリグを襲い、このままだとオイルショック来ちゃうよ!と大変なことになっていました。

再びメカ・シャークが出撃したのですが、今度はちょっと潜っただけでネロが水圧に耐えられずに再起動という訳の分からないことになります。
ようやくまともに潜ってメガ・シャークを追いかけて魚雷を撃ったのですが、あっさり避けられ、魚雷は油送管に命中という国際問題になります。
そこでメカ・シャークで体当たりして管を塞ぎ、再びメガ・シャーク追跡を行います。
その後、燃料不足で進路変更せざるを得なかった民間機が飛行禁止区域に突入してきたのですが、メガ・シャークはピンポイントでこれを狙い、どんだけ飛べるのよというジャンプで襲撃しようとしていました。
メカ・シャークはこれを阻止せんと一緒に飛び上がり、民間機の前方でメガ・シャークに体当たりを食らわせて撃墜しました。

怒りのメガ・シャークはメカ・シャークに体当たりを繰り返し、GPSはとうとう外れてしまいました。
そしてメカ・シャークが放った魚雷が撃ち返されたので友軍の駆逐艦が一隻撃沈されました。
どういう魚雷を積んでるんでしょうか?
メカ・シャークはメガ・シャークを追って狭い海溝に入り込み、珍しく噛みつき攻撃などいい所を見せたのですが、体当たりを数発食らって戦闘不能に陥り、魚雷を前方に撃った所為で地滑りに巻き込まれます。
実はジャックはロージーの夫であり、世界の危機より妻が大事だったので、無応答になったロージーを大層心配していました。

その後、ネロがシステムを復旧して応答したのですが、ロージーは気絶、メカ・シャークは岩に挟まって身動き取れないということでした。
エングルバーグはなぜか付近の空母に応援を要請したのですが、この空母はピンポイントにメガ・シャークの攻撃を受けていました。
その後、ネロは自力でメカ・シャークを脱出させたのでどうでもいいことですが、空母が襲われたのは短波信号の実験をしていたからだそうです。
しかし通信を停めてもメガ・シャークが嫌がらせに甲板にジャンプしてきたので船体がへし折れて空母は撃沈されました。
その後、ロージーが気絶していたので、ネロが自分だけで出撃すると言い出し、メカ・シャークはメガ・シャーク退治に出ていきました。

ネロは周囲の残骸とメガ・シャークの区別が着かない始末だったので、メカ・シャークは何度か体当たりを食らって撃沈されました。

その後、ロージーは呑気にニュージーランドにいるマクニールを訪ねたのですが、彼女によればメガ・シャークはシドニーを目指すだろうということでした。
艦隊はシドニー沖を目指し、復旧したメカ・シャークもそれに従ったのですが、間もなくメガ・シャークの攻撃が開始されました。
メカ・シャークは海底トンネルの崩壊に巻き込まれ、またまた行動不能に陥りました。

感想

これはつまらないです。
今回はメカ・シャークなるものを作ってメガ・シャークに対抗します。
このシリーズ回を重ねるごとにつまら無くなってる気がします。
メカ・シャークを作るという発想は前作よりくだらなくて面白そうなのですが、全く中身が無いです。
私が思うに原潜で魚雷集中攻撃すればメガ・シャークなど直ぐ死ぬのでは…
全くスリルも無く、盛り上がるポイントも無いという面白みのない作品になっています。

まず主人公二人が自分勝手なので全く感情移入できず、娘を失ったとかいうエピソードも心からどうでもいいです。
はっきり言ってロージーが終盤で死んでも観客は誰も彼女に同情しないのではないかと思いました。
海軍提督もバカ過ぎで作戦行動が全く取れてなくて全員が好き勝手に動いてます。
マクニールとかいう生物学者も全く役に立たず、「そんなの誰でもわかるよ!」ってことしか言わないという。
かと言って全てがズレすぎているので突っ込んで面白い作品でもないので、面白みもないという。
メカ・シャーク登場時点では「こんなんで戦えるわけないでしょ」ってツッコめるんですけど、それをずっと引っ張られても…

中途半端にシリアスなのですが、全く以て危機感が無いので観ていて退屈です。
展開もただ魚雷撃って戦う→負ける→戦うの繰り返しでなんの捻りもないので寝ても問題ないと思います。
更に戦ってる感が無いので、ご都合主義のアニメか何か観ている感じで盛り上がりに欠けます。
もしかしてメカ・シャークのパイロットを熱血な軍人か何かにしていれば少し違ったのかも…
まともに操縦できるのも人工知能だけで、人工知能もダメでは誰を応援すればいいんでしょう。

良かったのはCG全般でしょうか。
メガ・シャークとメカ・シャークを筆頭に空母とかなかなか良く出来てた気がしますので、前作よりはビジュアル良くなってる気がします。
メカ・シャークも1号はショボかったですが、2号はそこそこ観られました。
ただ、戦闘シーン等はいささか退屈で面白かったのは空中でメガ・シャークを撃墜したところ位でしょうか?
あのシーンだけはメカ・シャークを讃えてあげたくなりました。

これは地雷なので、このシリーズにこだわりがあるとかそういう理由が無ければ観なくていいのではないでしょうか。

ラストまでのあらすじ

実は軍はメカ・シャークに「ドローンモード」なる緊急時のモードを準備しており、今回はそれが起動されました。
なお、ドローンモードに入ると安全性を無視してメガ・シャークを倒すことを優先するそうです。
しかしドローンモードだろうと何だろうと弱いものは弱いので、あっさりメガ・シャークに投げ飛ばされ、メカ・シャークはオペラハウスの前に横たわるのでした。
ジャックは急いで1号機に乗って入港し、2号機の下へ走り、ロージーと合流しました。
ロージーは現地の少女を捜してたんですが、あっさり見捨ててます。

間もなくメカ・シャークは陸上モードに入り、勝手に腹部からキャタピラーを出して走り出し、周囲の民間人を攻撃し始めました。
ジャックはロージーと民間人の少女を助けて車を盗み、逃走しました。
何しに行ったんでしょう。
そこにメカ・シャークを海に移動させればいいじゃんと誰でも思いつくことをマクニールが電話連絡してきたので、ジャック達はメカ・シャークを海に誘導することにします。
それ以前に任務最優先ならメカ・シャークは勝手に海に移動するはずです。
この機械はどんだけポンコツなのでしょう。

ロージーはどういう原理なのかさっぱりわかりませんが、「中に入る」とか言い出し、メカ・シャークの口の中に飛び込み、操縦席に移動していました。
そしてジャックはバイクに跨ってメカ・シャークを飛び越え「かかって来やがれ!」とナゾの挑発をするのでした。
一方、海上の海軍はメガ・シャークに対して爆雷攻撃を行うという比較的まともなことを行っていました。
と思いきやありったけの爆雷を落とした後にエングルバーグは「かかって来やがれ!」と海に向けてハンドガン乱射という訳の分からないことをしており、旗艦である巡洋艦が撃沈されました。

なぜかメカ・シャークはノコノコとジャックの後を追ってきたらしく、ロージーはその隙にメガ・シャークが嫌いな電磁パルスを発生する装置を魚雷側で作動させました。
しかし人類の敵であるメカ・シャークは空軍からのミサイル攻撃を受けてロージーは閉じ込められ、メカ・シャークは海へと吹っ飛びました。
正直、ロージーがどうなろうとどうでもいいです。
ジャックは1号機に乗り込み、メカ・シャークの口の中に飛び込みました。
そして操縦席にUSBメモリを突っ込んでドローンモードを無効化し、ネロの助けでロージーを船外に出してもらいました。
もうメガ・シャークなどどうでもいいのか、ジャックはさっさと1号機で逃げ出し、自力で泳いで脱出したロージーと浜辺で合流しました。

間もなくメガ・シャークはメカ・シャークの魚雷に噛みつき、あっさりと爆死しました。
そしてジャックとロージーはひどい目に遭っているシドニーの町をバックにキスをし、「皆に説明しないと」と歩き出すのでした。

エンドロールで終了です。

酷いと思います。