ツリー明るくなっててウケます ハッピー・デス・デイ

ハッピー・デス・デイ

誕生日迎えたらひどい目に遭う話

制作年 2017年
制作国 アメリカ
監督 クリストファー・B・ランドン
脚本 スコット・ロブデル
上映時間 96分
出演
ジェシカ・ローテ
イズラエル・ブルサード
ルビー・モディーン

だいたいのあらすじ

オープニングのユニバーサルキャッチが何度か繰り返されて歪んでます。
それはそうと毎回思うのですが、ブラムハウスのオープニングキャッチ怖いですよね。あの椅子が浮いてるやつ

9月18日の朝9時、ツリー(ジェシカ・ローテ)は男子寮生のカーター(イズラエル・ブルサード)の部屋で酷い二日酔いと共に目覚めました。
ツリーは今日が誕生日なのですが、昨夜のことは一切覚えておらず、カーターのことも知りませんでした。
ということで不機嫌なツリーは「このことは誰にも言うなよ!」とカーターに口止めしてから寮を出ました。
キャンバスに行けば行ったで、初デートでサブウェイに連れて行くような男ティムに「なんでメールの返事くれないの」と絡まれたので、ツリーは「貴様に返信する言われはない!」的に返答して追い払いました。
ツリーは誰にでもツンツンしてます。

ということで自寮に戻ったツリーはルームメイトのロリ(ルビー・モディーン)に昨夜の件を訪ねると「男に絡みまくって2回ゲロしてた」とツッコまれました。
そしてロリはツリーが誕生日だと知っていたので手作りのカップケーキに蝋燭を立てて「おめでとう」と差し出したのですが、ツリーはあろうことか「炭水化物抜いてるから」とケーキをゴミ箱に投げ込んで講義に急ぎました。
ツリーは性格が極悪なのですが、どうやら彼女のグループは全員性格悪いみたいです。
その後もツリーはブレスレットを届けに来てくれたカーターを「消えろ!」と追い払ったり、酷いことばかりしていました。

放課後ツリーはいつものように医学教授のグレゴリー(チャールズ・エイトキン)の医大病院内の個室に行き、不倫を楽しもうとしていたのですが、インターン中のロリに「良くないよ。今に報いを受けるよ」と言われたので「大きなお世話」と返しました。
しかし、グレゴリーの妻が彼の個室を訪ねてきたので、ツリーは誤魔化しつつ早々に退散しました。
そして帰寮したツリーは父親が誕生日なので予約してくれていた食事の約束を余裕ですっぽかし、ダニエル(レイチェル・マシューズ )達のパーティーに参加しようと支度して寮を出ました。

トンネルの所でハッピーバースディのテーマのオルゴールを聞いたのですが、彼女はそこでヘンな赤ちゃんのマスクを着けた黒パーカーの人物にナイフで殺害されてしまいました。
どうやらそれは夢だったのかツリーは絶叫して目覚めたのですが、そこはカーターの部屋であり、不思議なことに今日は9月18日で、夢で見た通りに出来事が進み、カーターとの会話も全く同じ流れでした。
ツリーは夢と同じく頭痛薬を飲んで、混乱したので何も言わずにカーターの部屋を出ました。
自分の女子寮に戻るまでの流れも全く同じで、ツリーは夢の中で声を掛けられてガン無視した人やティムに「ごめんなさい。急いでるから」等と多少丁寧な対応をしつつ帰寮しました。

今度はツリーはロリのケーキは捨てなかったのですが、急いでいたので吹き消さずに出たのでロリはガッカリしたようです。
その後も昨夜見た夢の内容で事象が進行し、ツリーは大いに混乱します。
尚、あのへんな赤ちゃんのマスクは大学のマスコットであり、お面が売店で売られていました。
ただ、一点異なっていたことはカーターは夢の中では自発的にブレスレットを差し出していたのですが、今回はそのまま去ろうとしていたのでツリーが自分から手を出して回収していました。
そして夜が来て、パパはガン無視してパーティーに行く支度を始めたツリーでしたが、夢の通りだともうすぐ自分が殺されると多少怯えます。

そして寮を出たツリーは注意深く行動するようにし、夢の中ですれ違ったアメフト部の連中を振り返って観察しました。
するとマイクと呼ばれている人物が赤ちゃんマスクに全身タイツで自分を見送っていたことに気付きます。
幸い、マイクはそのまま仲間達と去って行ったので、ツリーは「殺されてなるものか!」とトンネル内のオルゴールにも近づかず、遠回りしてパーティーに出席しました。
会場ではニックがトンネルの殺人鬼のマスク男とと同じような服装をしていたのでツリーはパンチしてしまいますが、パーティーは普通に進行します。

尚、ツリーはニックといい仲なのですが、実はニックはダニエルの彼氏であり、ダニエルも薄々それに気づいていました。
その後、ニックと個室にしけ込んだツリーは「お前ニックと居るだろ!このビッチめ!」的なダニエルからのショートメールをガンガン受けます。
そんなやり取りをしている間に背後でニックはマスク男に殺害され、やっぱりツリーも殺害されてしまいました。

またまたカーターの部屋で悲鳴を上げて目覚めたツリーは自分がループしているのでは?と気づき、道中で出会う人をガン無視して寮に急ぎます。
ツリーはロリに「私は既に今日を生きた!今夜殺される!」と打ち明け、これからロリが誕生日ケーキを出すことも予言して力になってもらおうとしたのですが、ロリはケーキの件は誰かから聞いたのだと判断し、「今日はどこにも出ずにゆっくりしてれば」とアドバイスしました。。
なお、ツリーの誕生日はツリーのママの命日でもあるということが発覚しました。
ツリーはその日はどこにも行かないことに決め、自室の鍵を架けてバリケードを築き、引き籠っていました。

その後も引き籠りを続けていたツリーが目をやるとTVのニュースではトゥームズ(ロブ・メロ)なる人物が殺人を犯したという事件が流れていました。
そして部屋の中にはいつの間にか赤ちゃんマスクのイラストの描かれたバースデーカードが置かれており、やっぱりツリーは浴室から出て来たマスク男にナイフで刺殺されてしまいました。
そして目覚めたツリーは悲鳴を上げ、着替えもせずにカーターの部屋を飛び出します。
カーターが服を持って追いかけてきたので、ツリーはカーターを学食に連れ出し、思い切って今まであった件を説明しました。
なお、カーターは昨夜はツリーが酔いつぶれていたので何もしていないそうです。

カーターはツリーの誕生日を知る人物が恨みを抱いているのではないかと推理を始めるのですが、ツリーは日頃の行いのせいでダニエルを筆頭に色んな人に恨みを買うようなことをしており、容疑者を絞るのも大変でした。
仕方なく殺され続けることで犯人を捜すことにし、まずはティムを監視しました。
そしてティムがホモビデオを観ていたので、ゲイだったんだ!と喜んでいたのですが、その直後にマスク男に刺殺されます。
ツリーはどんどん容疑者を調べては殺されて消すという作業を行いました。

その後、ダニエルとは共倒れでバスに轢かれたりと散々な目に遭います。
もう何度か死んでいる内に「どうせあたしには明日はない」と悟り、全裸でカーターの部屋を出て道行く人に笑顔を振りまいたりもしていました。
そして何回目かでとうとう殺人鬼をバットで撲殺したと喜んだのですが、それは寮生のベッキーで、やっぱりツリーは背後から現れた殺人鬼にバットで撲殺されるのでした。
目覚めたツリーでしたが、着替えてカーターの部屋を出ようとした所で昏倒してしまい、病院に運ばれました。
気楽に何度も死んでいたツリーでしたが、実は受けたダメージは確実に蓄積されているようで、診断したグレゴリーは混乱します。
レントゲンに激しい外傷の痕が刻まれており、ツリーは死んでいないとおかしい状態でした。

それを聞いたツリーは「このままだとあたしヤバい」と病室から逃走し、グレゴリーの車を拝借しようとキーを捜している際に彼のデスクの引き出しに赤ちゃんマスクを発見しました。
まさかの展開でしたがツリーはひとまずキーを拝借いて病院から脱走しようとしていました。
そこにグレゴリーが呼び止めたのですが、彼は赤ちゃんマスクの殺人鬼に殺害されてしまったので、ツリーは慌ててとんずらしました。
ツリーは殺人鬼に追いつかれて車のガラスを割られたものの、何とか発進して病院から脱出しました。
「やったね!」と大喜びするツリーでしたが、すぐにパトカーにサイレンを鳴らされてしまいました。

ツリーは免許も無く車も損傷していたので怪しさ満点だったのですが、彼女は「逮捕されれば殺人鬼も追って来られないのでは」と思いつきます。
そこで警官に「泥酔状態だし、薬打ちまくり」と証言して大喜びで逮捕されるのでした。
こうして手錠を架けられてパトカーの後部座席に放り込まれたツリーでしたが、そうは問屋が卸さず、警官は突然現れた殺人鬼の車に撥ねられて死亡しました。
そして殺人鬼はパトカーからガソリンが漏れているのに気付いて路上にバースデーキャンドルを投げました。
ということでパトカーは爆発炎上し、ツリーは爆死しました。

もうやけになったツリーは「どうせ今回も死ぬ」的なことを言ってカーターの部屋を出たのですが、カーターは気になって彼女の後を追います。
そしてツリーがこれから起こることを次々に言い当てたのを見てダイナーで話をきくことにしました。
カーターはツリーがパパからの電話に出ないことが気になり、まずは観の上話となったのですが、ツリーとママは誕生日も同じだそうです。
ツリーは3年前に死んだママは今の自分を見たら悪い子だとガッカリするに違いないと打ち明けます。

感想

これはなかなか面白いです。
あまり性格のよろしくないJDが毎回殺害されるループにはまるという内容です。
トライアングルに似てますが、あちらがひたすら暗い感じだったのに対して今作はポップで明るいです。
青春映画っぽい感じでもあるので、ツリーの成長物語的なことにもなってるみたいです。
段々とツリーの表情が素敵になってるのもウケます。
一応、ラスト付近は意外な展開!みたいな感じなので、ネタバレなしで観た方がいいと思います。

音楽も映画の雰囲気に合ってて明るくて、演出も面白いです。
殺人鬼の赤ちゃんのマスクもなんか不気味可愛い感じです。

実をいうとツリーがループした原因はよくわからないのですが、それを補って余りある面白さがあるので気にならないです。
私は恐らくループはママパワーではないかと思っています。
死に放題ではなく、ダメージが地味に残るという設定もなかなか面白いのです。

ツリーの行動もぶっ飛んでてウケるんですけど後半に入ると噴き出してしまいます。
特に飛び降りかました時の台詞とか笑いました。
ティムがゲイだったくだりも笑ってしまい、その直後にツリーが刺殺されてるのがなんとも。
この映画、背後でなんかやってます的なシーンが多くてウケます。

これは観て良かった気がします。

ラストまでのあらすじ

その最中にトゥームズが大学病院に入院というニュースと殺害された女性が6名!というニュースを見たツリーはなぜか「こいつが犯人だ!」と思い込み、カーターを放り出して病院へとダッシュしました。
そして「トゥームズが逃げる!」と病院へ駆け込んだツリーは、既に警官を殺害して銃をゲットしていたトゥームズに狙い撃ちされます。
巻き添えに看護師が射殺され、とうとう追い詰められていたツリーでしたが、そこにカーターが飛び込んできてトゥームズにタックルしました。
そしてツリーはトゥームズが落とした銃を拾って発砲したのですが、弾切れでカーターはトゥームズに首を折られて殺害されます。

時計塔に逃げ込み、ゲットしたバールでトゥームズを上手いこと背後から殴り倒したツリーでしたが、「このままではカーターが戻れない」と判断してトゥームズには止めを刺さずにその場を後にしました。
この台詞が聞けただけでも良かった気がします。ツリーはまともになってます。
恐らく以前のツリーだったらカーターの命など気にしないはずです。これ、ツリーの成長物語というか自分を確立する話だったんですね。

そしてツリーは時計塔の一番上に上がり、自ら首を吊って飛び降りてリセットしました。

目覚めたツリーはカーターに「私を守ってくれてありがとう!」と抱き着いてお礼を言い、「ランチで会いましょう」と告げて枕を借りて部屋を出ました。
それから彼女は声を掛けて来る人には笑顔で応じ、中庭で倒れていた新入部員を枕で受け止めてやりました。
ティムには「自分に正直になっていい男を見つけて!」と励まし、寮の前で音楽を聴いている女子には笑顔で挨拶し、ダニエルにはカーターと付き合うつもり!と告げました。
自分の部屋ではロリに「今まで親切にしてくれたのに態度悪くてゴメン。改めるから」と話し、それから講義に出席しました。

その後、ツリーはグレゴリーに別れを告げ、「単位やらないぞ」と脅されても「どうせ出ないから」と相手にしませんでした。
そしてランチではいつもベッキーがダニエルに糾弾されていたので彼女を庇ってダニエルにココアをぶっかけてやります。
女子会の連中は実はダニエルに嫌々従っていたようで、他の女子は大笑いしていました。
その場にカーターが現れたのでツリーはブレスレットを受け取ってキスをし、「今夜誕生日を祝って欲しい」とお願いして笑顔で快諾されるのでした。
ツリーは約束の時間に遅れたもののパパの待つカフェに到着し、「今までママのことを思い出すのが辛くてパパを避けてた。もう逃げない。本当はパパのことを愛してる」と自分の本当の気持ちを伝えてパパと手を取り合って和解しました。

やがて夜になったのでツリーは戦闘準備を始め、トゥームズが動き出す前に病院に乗り込みました。
トゥームズの病室の前で見張りをしていた警官の首筋にナイフを突きつけた彼女は警官から銃を奪い、「奴が逃げるから応援呼んで」と追い払いました。
そしてトゥームズの病室に侵入し、「寝たふりしてるだろ」と発砲しようとしたツリーでしたが、安全装置の外し方を知らなかったので、逆にトゥームズに捕まります。
廊下で投げ飛ばされたツリーはナイフを奪われ、またまた追い詰められてしまいました。
しかしツリーは丁度付近が停電する時間帯に合わせて腕時計のタイマーをセットしており、建物が停電した瞬間に上手いこと銃を拾い上げ、今度はトゥームズを射殺しました。

その後、寮に戻ったツリーはカーターと一緒にロリのカップケーキで誕生日を祝います。
彼女は明日を願って蝋燭を吹き消しました。
そして眠りに着いたツリーでしたが、翌日目を覚ますといつもの9月18日でした。

「心を入れ替えたのに無駄だった!」と嘆いてカーターの部屋を飛び出したツリーは自室に戻るなり、荷物を纏めて「遠くに行く」と逃げ出そうとしました。
それを見たロリは「あなた変よ」と言いつつ、ケーキを出したのですが、ここでツリーは「寝てる間に死んだのでは!」と気づきます。
そして名探偵になって「ケーキに毒を入れて殺したな!」とロリに詰め寄ります。
ロリは「何冗談言ってんの」ととぼけたのですが、確信があったツリーは「じゃあケーキ食べて。無理なら警察に中身分析してもらう」と告げました。

ロリはまずケーキでツリーを殺害しようとしており、それが失敗に終わったので自分で殺人鬼となって手を下していたのでした。
トゥームズはロリに麻酔を打たれて眠っており、スケープゴートにされただけでした。
ツリーは直感的なことでトゥームズを犯人だと決めたと思いますので、ここはちょっと薄い気がします。
でもロリがツリーを殺害し、その罪をトゥームズに着せる気だったのは事実のようです。

ロリの動機はグレゴリーがツリーと不倫していることであり、それだけではなく以前からツリーの振る舞いを面白く思っていなかったようです。

本性を現したロリはツリーに襲い掛かるのですが、今まで殺人鬼と戦ってきたツリーもそう易々とはやられず揉み合いになります。
激しい死闘の末、ツリーはロリを殴り飛ばして口にケーキを突っ込み、止めに照明ぶら下がりキックで窓から蹴り飛ばしました。
そして事件は解決し、ツリーはパパと和解し、カーターといい仲になり、その夜はカーターの部屋に泊まります。

翌朝、ツリーはいつものようにカーターの部屋で目覚めてしまったので、愕然としたのですが、それはカーターが仕掛けたドッキリでした。
日付は9月18日であり、ツリーは「お前のネタは洒落にならん!」とブチ切れつつ、結局はカーターとイチャコラするのでした。

エンドロールで終了です。

勝手にしてください。
それはそうとしてこれ、ループ抜けたらダメージも消えるんでしょうか?
ずっと死人モードだと可哀想w

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