ネズミ男の恐怖 ボトム・プレデター

ボトム・プレデター 地底に潜む生命体

生き物、皆餌。

制作年 2006年
制作国 カナダ
監督 ランディ・ドードリン
脚本 ランディ・ドードリン
上映時間 86分
出演
トム・サイズモア
ウェンディ・アンダーソン
リチャード・フィッツパトリック

だいたいのあらすじ

リーチ博士(ジェームス・ビンクリー)は娘の白血病を治すための研究をしていたのですが、クランドル(ウェンディ・アンダーソン)に連れ去られて廃病院で待つ火傷で半身が爛れた男チャールズ(リチャード・フィッツパトリック)の下に案内されます。
元々リーチはチャールズに研究施設を用意してもらうという約束で研究結果のサンプルを渡すことになっていたのですが、チャールズは大金でサンプルを買い取ろうとします。
リーチが研究開発していたのは人の細胞を修復するためのA-12という薬品で、この薬品は細胞は間違いなく再生させるのですが、使用者は異常な空腹感を覚えるので特殊なプロテインを採取する必要があるということです。
このプロテインの投与を怠ると使用者は周りのものを食い、それに変身するのだそうです。
この食べたものに変身するという理論はどう考えてもわかりませんでした。

クランドルはチャールズの指示でリーチの両脚を撃つとA-12を投与して実験台にし、地下の廊下に24時間監禁して様子を見ることにしました。
一方、造園保守等をを営むヴィンス(トム・サイズモア)は手伝いに来ていた姪のサム(アンバー・カル)と仲間のオーティス(マーティン・ローチ)、カラム(ジョー・ディニコル)と共に廃病院へ物品の回収へ向かっていました。
その頃、リーチはA-12の効果ですっかり傷が回復していたのですが、空腹に耐えかねて通りがかったネズミを捕らえて食べていました。
その後リーチは段々と身体がネズミのように変異していました。

現場に到着したヴィンス達でしたが、実は彼の狙いはこの病院に長年放置されている医療機器を回収して横流しすることでオーティス以外はその秘密を知らず、サムは施設に不法侵入している若者やホームレスを外に出すように指示されていました。
地下に下りたヴィンス達は犬を捜している軍曹(フィリップ・エイキン)というホームレスを保護しました。
その頃、軍曹の犬はリーチに食われていたのですが、そうとは知らないヴィンス達は軍曹を車の所で待たせ、再び地下の捜索に出発していました。

再び廃病院に戻って来たチャールズはクランドルにリーチの始末を命じました。
クランドルはリーチが消えたのを確認し、地上を見回っていたウィルクス(サイモン・ノースウッド)からヴィンス達が施設内に侵入したことを知らさせました。
そしてウィルクスは軍曹に銃を突きつけて地下を案内させ、KOして地下の通路に監禁しました。
一方、ヴィンスとオーティスは目当ての倉庫にゴミしかなかったのでガッカリしていました。

サムは同行していたカラムがリーチに襲われたので、無線を捨てて逃げ出し、軍曹と合流しました。
そこにヴィンス達も駆け付けたので、サムは皆に「デカいネズミみたいなのにカラムが食われた」と知らせます。
そんな馬鹿な!と皆は信じませんでしたが、通路に響く獣の唸り声は聞いていたのとカラムが消えたのは事実だったので退避準備を始めました。
「知るか!俺は犬を捜す!」と単独行動していた軍曹は間もなくクランドルとウィルクスに遭遇しました。
更に大ネズミ男になったリーチが出現したのでクランドル達は発砲して追い払いました。
しかしウィルクスはリーチにやられてしまい、クランドルは逃走しようとした軍曹を射殺して自分だけがとんずらしました。

そしてクランドルは何も知らないヴィンス達と遭遇して銃を突き付けて脅すのですが、ヴィンスが地図を持っていると知って出口へと案内させることにしました。
一行は地下道を非常口に向けて移動することになり、クランドルは全ての秘密は語りませんでしたが、あの怪物は元は人間で致命傷を与えれば殺せることは打ち明けました。
ヴィンスは「俺はベトナム帰りだからお前には屈しない」的なことを言い、隙を見てクランドルから銃を奪ったのですが、そこに筋骨隆々としたネズミ男になったリーチが現れたので、一行はとんずらしました。

感想

これはイマイチです。
怪物化した博士が暴れ回るという内容です。
謎の再生薬を投与されるとヤバいことになるということです。
一応B級のツボを押さえた感じの作品なのでそれなりには楽しめます。
でもやっぱり展開が地味なのとダラダラしてる感があるので全体的にはイマイチです。

ホームレスのおっさんとか面白そうな人物は出てくるのですが、展開は割とシリアスです。
突っ込めるのもそもそもの設定や爆弾のシーン位しかないのであまりツッコんで楽しめる作品でもないです。

ネズミ男はモフモフ系ではなくてズル剥け系なので見た目キモいです。
特殊メイクで表現されてて犬も混じってるみたいです。
中の人も変わってるみたいでガチムチになってて怪力です。
そりゃあ軍も目をつけますわーって感じでした。

でも襲ってくるのがこいつだけなので地味です。
恐らくヒロインはクランドルかサムになると思いますが、二人とも地味。
主人公もおっさんなのでそれは私的にはいいのですが、キャラ的にイマイチです。
どちらかというとオーティスの方がキャラ的にはいいやつのような気がしました。
カラムがちょっと可愛いのですが、こいつはバカですぐ死にます。

暇つぶし程度にはなると思いますので、変なクリーチャーが観たい人にはいいのかも。

ラストまでのあらすじ

ヴィンス達は通路に鍵を架けてリーチを閉め出し、用具入れの一室に隠れたのですが、リーチはドアを破壊してしまったので鍵は役に立ちませんでした。
リーチは獣の咆哮を上げながらそのまま用具入れの前を通り過ぎたので、ヴィンス達はひとまず命拾いしました。
そしてリーチは待機していたチャールズ達の車に向かい、護衛の男を死闘の末に殺害しました。
チャールズはクランドルに「助けてー!」と電話してきたのでヴィンスが奪い取ると「お金出すんなら助けるぞ」と告げました。
そして値段交渉をしている間にチャールズはリーチに殺害されたのですが、「物好きな億万長者が死んだ」と揶揄されただけで誰も彼の死を悲しむ者はいませんでした。

クランドルは「実はあたし政府関係者でリーチの研究を盗んで生物兵器にするつもりだったんだよね」とか妄想としか思えない発言を始め、「あたいが電話したら皆家に帰れるよ」とか言い出したのでヴィンス達は協力することにします。
ということで1時間で回収部隊が来ることになったので、一行は車まで走ることにしました。
ヴィンスは施設に爆薬を仕掛けることにし、クランドルと共に囮になってサムとオーティスを逃がしました。
サム達は施設の外に逃げられたのですが、結局ヴィンスが心配だからと武装して戻って来ました。

クランドルはあらかた爆弾を仕掛けたところで「自分は脚を負傷して逃げきれないから、お前だけ逃げろ」とヴィンスを送り出しました。
間もなくリーチに襲われて顎をもぎ取られてクランドルは死亡しました。
ヴィンスは最後の爆弾をセットした所をリーチに襲われ、弾切れで反撃もできなかったのですが、オーティスとサムが助けに駆け付けました。
オーティスが散弾銃をぶっ放し、サムが電ノコで腕を落とすとリーチは無力化したのでヴィンスが止めと斧を頭に叩き込んで倒しました。
しかしヴィンスは爆弾の起爆時間を間違えていたので間もなく爆発してしまい、全員が巻き込まれてしまいました。

オーティスは残念ながら死亡したのですが、ヴィンスとサムは生きていて軍の研究施設に収容されていました。
そしてヴィンスとサムはA-12を投与されて再生し、空腹を訴えるヴィンスにはプロテインが投与されました。
事実を知ったヴィンスは絶叫するのでした。

エンドロールで終了です。

全滅エンドと思ったのですが、もっと悲惨でした。

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