地面が無くなってます PLANET OF THE SHARKS

PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星

人類か。鮫か。

制作年 2016年
制作国 アメリカ
監督 マーク・アトキンス
脚本 マーク・アトキンス/マーク・ゴットリーブ
上映時間 89分
出演
ブランドン・オーレ
ステファニー・ベラン
リンゼイ・サリバン

だいたいのあらすじ

ジャンクシティという人口が72名の浮島の町がサメの襲撃を受け、ベアトリス(ローレン・ジョゼフ)は目の前で父を殺され、町の人は全滅しましたが、彼女は樽の中に隠れて無事でした。
サメ浮いてますけど意外と迫力あります。
同じく浮島で人工432名の町サルベイションではジャンクシティの緊急照明弾と町が消滅しているのを確認しました。
付近の海上を回遊していたオスプレイ号の船長バリック(ブランドン・オーレ)は無線を聞いてジャンクシティへと向かいました。
時を同じくしてサルベーションからはネイサン(アレックス・アン・ロス)が小型ヘリでジャンクシティに偵察に向かい、桟橋で樽から出てきたベアトリスを発見してバリックに無線で知らせました。

バリックはベアトリスを救出するもののジャンクシティは一部の桟橋を残して海中に没しており、バリックのボートもサメの群れに追われますが、何とか振り切りました。
ネイサンはサルベーションに帰還し、バリックはこのままベストロン海洋研究所へと向かうことにしました。
この世界は温暖化の影響で地球の殆どが海となっており、それで人々は浮島生活をしているのですが、ベストロンではニコルス(ステファニー・ベラン)とショウ(リンジー・サリヴァン)が中心となり温暖化阻止のためのロケットを打ち上げようとしていました。
ベストロンに到着したバリックでしたが、ニコルス達からサルベーションのボスがベアトリスに会いたいと言っていると言われたので、彼女達も乗せてサルベーションに向かうことになります。

サルベーションの海賊っぽいボス・ダマート(アンジー・ディック)はベストロンにベストロンに資材を提供しているので強気でニコルス達に住民を収容する準備を始めるように指示します。
今回のサメの大群はリーダーに率いられて様々な種類のサメが集まっているという形態なのですが、ダマートはサメなど恐れるに足りんという態度であり、元々装備されていた防護ネットも「漁の邪魔」という理由で外しているのだそうです。
その後、ダマートは漁は格闘技とかのたまい、浮島の甲板で騒音を立ててサメをおびき出し、次々に槍で突いては殺しました。

ところが知恵のあるサメが浮島のフックを引っ掛けて海中へと引っ張ったので浮島が倒れてしまい、落ちた人はたちまちサメに襲われます。
バリック達はさっさと逃げ出そうとしたのですが、ボートはサルベーションのならず者が奪って逃亡していたので泳いで追いかけます。
どう考えてもボートに追いつけるとは思えませんが
ニコルス達は騒音を立ててサメを引き寄せ、バリックがサメに襲われないように配慮します。
その間に孤立したダマートはサメに食われており、サルベーションはサメの襲撃を受けて壊滅状態に陥ります。
バリックはサメを利用してならず者を倒し、なんとかボートを奪還しました。

ニコルス達も自力で泳いでボートまでたどり着き、サルベーションの通信士だったモファット(ダニエル・バーネット)も仲間に加わりました。
サルベーションは壊滅しましたが、どうも今回のサメ軍団は電波でイルカのように交信しているのではないかということが分かって来ました。
サメはしつこく回遊していたのでショウはベストロンに無線連絡してマンロー博士(クリスティア・ヴィサー)に電磁パルス砲を撃つように指示しました。
案の定ヤバい装置で津波とか起きるそうで、最近起動してないから動くかどうかわからんという適当運用だそうです。
そしてショウは海底火山にサメをおびき出し、そこでパルス砲を撃って火山を噴火させてサメを一網打尽にするという作戦を皆に説明しました。
このボートではサメをおびき出してから安全圏に逃げることは不可能なので、その役目はネイサンに依頼しました。

しかしネイサンはサメの群れを監視している最中にジャンプしたサメに襲われ、誘導装置ごと海中に落ち、食われてしまいました。
どういうジャンプ力なのでしょうか?少なくとも30m以上飛んでる気が
そこで誘導装置をボートで回収することになったので、バリックはこのボートでできるだけ火山に接近し、そこから予備ボートでサメを誘導するという作戦を立案しました。
これならばボートは安全圏に脱出可能で、予備ボートには自分が乗ればいいと提案したのですが、ニコルスが「ボートには船長が必要」と言い張り、予備ボート役に志願しました。

ということでニコルスはパラグライダーのような凧が付いたボードに乗って出発し、間もなく誘導装置を回収しました。
凄い身体能力だと思ったらやっぱり代役みたいです。
このボードはヤバくなったら空中に飛び上がることができるようで、ニコルスはたまに浮き上がってサメを回避しました。
ヘリが食われてたからあんま意味ないと思います。
やがてニコルスは目的地に到着して装置をポチャンと落とし、中からは発信装置のような物が出てきて海中に沈みました。
ということでニコルスも移動して準備が整ったのでパルス砲が空中に向けて発射されました。

感想

これはイマイチです。
温暖化の影響で海面が増えてしまった地球でサメが暴れるという内容です。
アイディアは面白いと思いますが、勢いがないのにゴリゴリでイマイチ盛り上がらないです。
この作品は全然危機感が伝わってこないので、スリルが全くないという。
一応困難が何度か発生し、それを乗り越えるという王道パターンはあるのですが、その困難度合いが伝わらず緩くなぞっているだけの感じです。
なのであまり物語にも入り込めず、そもそも地球全体がどうなっているのかの説明が殆どありません。
ここはアメリカのようなのですが、他の世界ではどうやって暮らしているのかとか非常に気になります。
サメも襲ってきたり来なかったりで完全に制作サイドの都合だけで動いてます。

登場人物もイマイチな感じで、ベアトリスも折角生き残ったというのに何もしてないし、
殆ど描写もなく大勢の人が死んでたりとモブの扱いも酷過ぎです。
サルベーションには10人位しかいなかった気がして、だったらジャンクシティの方が人口多いのでは?という気がします。
ボートやヘリの燃料をどこからゲットしているのかも不明で、電力はどうやって得ているんだろう?等と気になる点ばかりです。
サメが群れを成してるのは分かったのですが、それが何?という感じで生きてない気がしました。
そして色々と対策をするのですが、大半が不要行動のような気がします。

これは地雷に近いので観なくていいのではと感じました。

ラストまでのあらすじ

ということでパルス砲は電離層に風穴を開け、そこから誘導装置に向けて電磁波のビームが降り注ぎ、火山が活性化しました。
サメは一瞬にして全滅して作戦成功のようでしたが、思ったよりもダメージは大きかったようでベストロンは電磁波の影響で蓄電池が全てやられてしまい、ロケットは発車不可になりました。
また、バリックのボートにも巨大な津波が迫りつつあり、津波に向かっていくしか選択肢はありませんでした。
ボートはアクセルをグイグイ押すだけであっさりと津波を乗り切りました。

ニコルスは今までどこでどうしていたのか全く不明ですが兎に角無事でボードに乗っていたのですが、サメのボスはなぜか生きており、執拗に彼女を追跡していました。
ニコルスはボードを失ってしまったのですが、どうにかこうにかバリック達に合流し、ショウが襲ってきたサメに発信機を刺しました。

一行はベストロンに戻ったのですが、電力不足のせいでモーターも停止し、このままではロケットの発射タイミングを失うばかりか48時間後には沈没するということです。
そういう訳なのでショウはこうなったらあのサメの電力凄いから利用しよう!とか言い出します。
そして今まで記録したサメの信号を解析し、上手いこと操作できないかと模索し始めます。
48時間後に沈むとか言ってる割には呑気です。このためにあの海底火山の大規模爆発でも無事だったようです。
制作サイドの事情で生かされていただけだったという。

そしてエンジニアのイシダがどさくさ紛れにマンローとチュッチュしたりしている間に準備が進みました。

モーファットは甲板でサメに食われたのですが、イシダは脇差で次々にサメを撃退し、バリックと一緒にボートで作業していたニコルスはあっさりとサメの信号を解読しました。
どうでもいいですがベアトリスは甲板の檻に入れられてます。他に避難させてやれよ
結局サメの信号解読が何の役に立つのか知りませんが、その直後にショウはダマートばりに力技でサメを引き寄せ、リーダーサメにデカい電源ケーブルを刺しました。
ということでサメロケットが打ち上げられたのですが、海に落ちたショウはサメに食われてしまいました。

リーダーサメはボートに突撃してきてハマって動けなくなったので、バリック達はサメがうようよいるはずの海に飛び込んで逃げました。
ボートはベストロンの一部に激突して炎上し、リーダーサメも爆発しました。
尚、ベストロンに勤務していたモブはなんの描写も無く死んでいたようで、バリックとニコルスはイシダ達とボートで脱出しました。
残ったのはバリック、ニコルスとマンロー&イシダ、ベアトリスだけです。

6か月後、ロケットのお陰で温暖化が停まり、海上からは自由の女神や高層ビルの先端部が姿を現していました。

エンドロールで終了です。

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