怪物よく見えないです 吸血怪獣ヒルゴンの猛襲

吸血怪獣ヒルゴンの猛襲

フロリダで暮らしてたらひどい目に遭う話

制作年 1959年
制作国 アメリカ
監督 バーナード・L・コワルスキー
脚本 レオ・ゴードン
上映時間 62分
出演
ケン・クラーク
イヴェット・ヴィッカーズ
ジーン・ロス

だいたいのあらすじ

川で作業をしていたおじさん・レム(ジョージ・シザール)が無気味な生物を見つけ、銃を連射して射殺していました。
その後、レムは酒場で仲間たちに「今日、腕があって吸盤生えてるヘンな生物殺した」と早速話しました。
しかし仲間たちは「夢でも見たんじゃないの?」とか「お前がいつも密漁してるカワウソの祟りじゃねえの」等と誰も本気にしませんでした。
なお、仲間の一人デイブ(ブルーノ・ヴェソタ)は妻のリズ(イヴェット・ヴィッカーズ)との間が冷え切っており、リズは好き勝手していました。

スティーブ(ケン・クラーク)は恋人ナンシー(ジャン・シェパード)と違法な罠を取り締まりに沼に来ていたのですが、沼でズル剥けになって死亡しているレムを発見しました。
ナンシーの父である医師のグレイソン(タイラー・マクヴィー)はレムは吸盤のある生物に殺されたのだと憶測していたのですが、保安官はワニの襲われたことによる事故死と片付けてしまいます。
スティーブとグレイソンはレムが謎の生物を射殺した件を聞いたので、レムを殺害したのは謎の生物で、複数存在するのでは?と憶測します。

スティーブはナンシーと共に沼を捜索することにしましたが、何日か見回っても成果はありませんでした。
結局成果が出なかったので、スティーブは一旦沼の見回りは止めることにしました。

リズはレムの死以来デイブに町を引っ越すように要求していたのですが、その一方でカル(マイケル・エミット)と浮気していました。
デイブは沼地の付近で抱き合っている二人を目撃して現場を押さえ、ショットガンを手に「お前ら逃げてみろ」と人間狩りのようなことを始めます。
やがて追い詰められてしまったカルは「こいつが俺を誘惑した」とリズに罪を擦り付けます。
怒りのデイブは耳を貸さずにカルとリズを沼に入水させ、とうとうカルから「俺が悪かった。町から出て行く」という言葉を引き出し、リズからも謝罪を得たので、二人を許して手打ちにしようとします。
しかしカルとリズは背後から現れた謎の生物により沼に引き摺り込まれて死亡しました。

デイブは保安官に通報したものの死体は上がらず、彼はカルとリズの殺害及び死体遺棄で逮捕されてしまいました。
保安官は二人の遺体発見に懸賞金を出すことにしました。
一方、二人を殺すつもりはなかったデイブはショックを受け、獄中で首吊り自殺を遂げました。
グレイソンは今回の事件を受けてスティーブに「怪物はきっと夜行性だから小さな爆弾でいぶり出して殺そう」と提案したのですが、スティーブは「犯人はデイブ。怪物などいない」と取り合いませんでした。

その頃、懸賞金目当てにワニの巣穴が沢山ある付近を捜索していたサムとポーキーはあの怪物に襲われて洞窟に拉致され、そこで吸血されていました。
怪物は複数存在しており、この洞窟を食糧庫にしているようで、リズ達も活かされたまま吸血されていました。
だぼだぼの着ぐるみ着てるだけなので、何かしてる際の後ろ姿が完全に人間でウケます。
この事件を受けてグレイソンから強く捜索要請を受けたスティーブは再び沼を捜索することにします。

感想

これはイマイチです。モノクロ映画です。
どこかの沼に巨大化したヒルが現れて大変!という内容です。
とは言っても終盤にならないとこの怪物の正体は分からないという。
冒頭にもチラッとは出るんですが、モノクロのせいか結末付近で全身が映った際も造形がよくわかりません。

展開も至って地味でちょっとずつ人が失踪し、捜索→見つからないの繰り返しなのでイマイチです。
一応その間にグレイソンが色々と仮説を披露してはくれているのですが、やっぱりつまらないという。

怪物はヒルというよりヒトデっぽい感じで、正面側が口の方になるはずなのですが、、泳いでいる際にこの模様が上にあったりしてよくわかりませんでした。
一応、吸盤みたいなヤツメウナギっぽい口は再現されてるみたいですが、被害者の傷痕とサイズが合わないという。
着ぐるみがしょぼいせいか、中の人の様子がくっきりと見えてます。
ただ、吸血されてるシーンはちょっと嫌な感じでした。

モノクロだったからアレですけど、現在の技術でカラーで再現したらキモいと思います。
子供の頃、吸血しないというウマビル見たことありますけど、毒々しい緑色でキモかったです。

登場人物はああじゃないこうじゃないとグダグダしてるだけなのでイマイチです。
デイブは踏んだり蹴ったりで悲惨だったのと、マイクがちょっとカッコよかった位でしょうか。

全体的に盛り上がらず地雷に近いので観なくていいような気がしました。

ラストまでのあらすじ

結局捜索の収穫はなかったのですが、この付近に沢山いるはずのワニが一切いないということも分かりました。
グレイソンは「生き物いないならダイナマイト使えば」と再び提案したのですが、スティーブは「ダメ。俺が沼に潜る」と頑なでした。
業を煮やしたグレイソンは勝手にダイナマイトを使用してしまい、その衝撃が怪物の洞窟に伝播した所為で、既に死亡していた人の死体が流され、沼に浮かび上がりました。
彼らは数時間前まで生きていたようであり、首に巨大なヒルに噛まれたような痕があって全身の血液が失われていました。

もしかすると沼の地下にエアポケット的な洞窟があり、遺体が上がらなかったリズはまだ生きているのでは?と考えたスティーブは潜って確認することにしました。
スティーブは洞窟と怪物を発見し、まずは衝撃を与えてリズを浮上させました。
その後、怪物に襲われるものの相棒のマイクが助けに来たので何とか怪物を一体倒しました。
スティーブ達を嘘松呼ばわりしていた保安官を筆頭に、皆は「なんだあれは」と驚愕しました。
グレイソンは付近のロケット基地の放射能の影響で巨大化したのではないかと自説を展開します。

ということで沼の底に膨大なダイナマイトを仕掛けて退治することになり、スティーブは自ら点火スイッチを押しました。
沼からは巨大なヒルの死体が次々に浮かび上がってきました。

THE ENDマークで終了です。

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