この世の地獄 徳川いれずみ師 責め地獄

徳川いれずみ師 責め地獄

徳川刑罰でひどい目に遭う話

制作年 1969年
制作国 日本
監督 石井輝男
脚本 石井輝男/掛礼昌裕
上映時間 96分
出演
吉田輝雄
橘ますみ
片山由美子

だいたいのあらすじ

徳川家は相変わらず刑罰に勤しんでいるようで、白装束で磔にされた女性が股間を槍で刺されたり、首だけ出して埋められた女性が鋸引きにされたりしているようです。

深夜の墓地で由美(片山由美子)が刑罰で死亡したっぽい男の墓を掘り返していました。
この男、寄りによって由美の股間に装着された金属製の貞操帯の鍵を呑んだまま死んだらしく、由美は男の死体から鍵をゲットしました。
しかしいざ外そうと鍵穴に差して回した途端、鍵はポキンと折れてしまいました。

身よりの無い由美は病弱な弟を抱えて借金まみれになり、返す当ても無かったので与力の鮫島(田中春男)の紹介で屋敷奉公をすることになりました。
ということで連れて来られたものの、そこは刺青を入れた女しかいないという女郎小屋でした。
由美はそのまま女将の竜(藤本三重子)に売り渡され、早速縛り上げられてビシバシと打たれます。
ここは所謂SMプレイをする所のようで、由美が冒頭で掘り返していた男・弦蔵は隙を見ては女郎を犯すこの店お抱えの緊縛師でした。

なお、徳川家では彫り物師の御前試合なるものが行われているそうで、今回は彫秀(吉田輝雄)と彫辰(小池朝雄)の二名は名人彫五郎のお嬢様・鈴(橘ますみ)との結婚を懸けて挑むそうです。
由美の女郎小屋のお抱えである彫秀は今回の試合の題材を由美に彫ることにしました。
一方、鮫島は女郎小屋に外国人の客を紹介し、その一方で牢獄の女牢名主(賀川雪絵)を脅して特別に取り調べたい女10名を連れ出して脱獄するように指示していました。

いよいよ由美の背中の刺青は完成したのですが、長い付き合いの間で由美は彫秀に惹かれるようになっていました。
由美は彫秀に連れて逃げて欲しいと訴えたのですが、当然彫秀は刺青が完成したので女郎小屋を後にしました。
でも刺青入ってないみたいに見えます。

由美は相変わらず弦蔵の慰み者になっていたのですが、その場を竜に押さえられ、弦蔵と由美は縛り上げられます。
竜は弦蔵の妹であるゆきを拷問して両目を潰し、由美には「もう二度と男に触れられないようにしてやる」と貞操帯を装着しました。
弦蔵はせめてもの抵抗として竜を転ばせ、撮り落とした鍵を呑んでしまいました。
怒りの竜は弦蔵を撲殺し、鮫島にもみ消しを依頼しました。

一方、あの脱獄した女囚人達は竜の店で2年間只働きをさせられることになったのですが、自由が得られたので大喜びしていました。
女囚人達は囚人の印である刺青を消すために上から違う刺青を施されました。
囚人の刺青を担当した彫辰は竜に刺青を入れさせてくれと依頼したのですが、竜は他の女がいいと推薦していました。

そして御前試合が開始されたのですが、彫辰は竜の推薦で由美に刺青を施しており、このがしゃどくろや女の生首といった刺青が優勝となりました。
そこで彫秀は物言いをつけ、由美にお酒を一杯与えるように要求しました。
盃を与えられた由美が飲み干すと、由美の背中には彫辰の刺青を消すように仏の顔が浮かび上がりました。
将軍は見事な腕だと褒め、今回の勝負は引き分けとなりました。

その後、由美は妊娠が発覚し、竜の責め苦を受けることになりました。

ということで由美が必死に貞操帯の鍵を取り出していたのは子供を産むためでした。
しかし彼女は間もなく駆け付けた代官所の連中の手で取り押さえられてしまいました。
由美は死体遺棄の罪で海上で磔にされ、焼かれるという刑罰を受けました。

一方、彫秀は師匠である彫五郎を殺害した罪を擦り付けられ、島流しにされていました。
実は彫五郎を殺害したのは鮫島達であり、彫辰もそれを承知で事件をもみ消していたのです。
彫辰は邪魔な彫秀も片付いたので鈴もゲットして、竜の女郎小屋の専属彫師になっていました。

竜の女郎小屋は鮫島の斡旋で長崎に移動することになり、彫辰と鈴も同行させられました。
長崎に到着した女郎達は外国人に売られて屋敷に監禁され、より激しい鉄条網で責められる等の虐待プレイを受けるようになります。
実は竜達は生娘である鈴は外国人の妾にするつもりで彫辰に刺青を入れさせていました。
その企みを知った彫辰は「もう彫らない」と職務放棄したのですが、薬物を打たれて中毒にされてしまいました。
また、鈴は鮫島と竜が自分をここに連れてくるために彫五郎を殺害したということを知らされました。

鈴はもう辛抱たまらんと盲目のきくを連れて脱走したのですが、見慣れぬ異人街で逃げきれぬものでもないと悟り、自分が囮になって江戸で彫秀に会って欲しいと彫秀から貰った腕輪を託しました。
異人街というか完全に中国人街です。
間もなく鈴は捕えられて連れ戻されてしまいました。

感想

これはイマイチです。
刺青の彫り物師の確執の話で、徳川関係ない気がします。
二部構成になっているのですが、何だかお話がごちゃごちゃしている印象です。
ダラダラしている印象で段々と観ていて飽きてきます。
殆どが虐待シーンか刺青シーンばかりなので食傷気味になるのだと思われます。
刺青に関連しているのでオッパイは凄い数出てきていて、映画でこんなに沢山胸観たの初めてかもしれません。

内容が荒唐無稽でイマイチな割にはスケールはそれなりで女郎の船の移動シーンや異人街のシーンは凄いなあと思いました。
女優さんも色んなタイプが出ていていいのかなと思いました。
私的には鈴の人か牢名主の人が可愛いと思います。
彫秀の人はいつもこの監督の映画に出ている印象で、またかって感じでした。
尚、なぜか女囚の中に男が二人混じっていて(大泉滉氏と由利徹氏)なぜか声が女性で吹き替えてます。
この二人は後半シリアスパートになってしまうためか、途中の船の上で脱落するという。

ラストまでのあらすじ

きくは中国人の参列に紛れて逃げ、お棺ごと焼かれたりとひどい目に遭いながら逃げていたのですが、地回りの女衒に捕まってしまい、偶然にも長崎で彫師をしていた彫秀の所に連れて行かれます。
一方、彫辰は麻薬の力に負け、鈴の刺青を完成させていました。
彫秀はきくの持っていた腕輪に気付き、鈴の下に駆け付けたのですが、既に彼女は服毒自殺を図っており、死ぬ間際に鮫島達の諸々の企みを洗いざらい打ち明け、彫秀は鈴と彫五郎の復讐を誓いました。

彫秀は鈴を妾にしようとしていた外国人クレイトンの最愛の娘ハニーを馬車ごと拉致し、彼女に強制的に刺青を彫ります。
彼はなぜか「鈴の刺青のお礼はさせてもらう」的な挑戦状を送り付けていたので、阿片窟で廃人になっていた彫辰が呼ばれ、なぜか刺青勝負となります。
ということで彫辰は外国人女性に前衛的な刺青を彫りまくりました。
クレイトンは娘が拉致されているというのに呑気に彫辰が彫った刺青の披露会などをしていたのですが、その会場に彫秀がハニーを人質に現れました。
彫辰の刺青は夜光仕様でブラックライトに光ります。

ということで彫秀に鮫島が斬りかかったのですが、ハニーが逃げようともしないので彫秀は余裕で鮫島の腹を匕首で刺して殺害しました。
そして彫秀は証明を落とし、ハニーの全身に施してある孔雀のような刺青を見せ、それを見た彫辰は完全に自分の負けだと認めました。
その後、彫秀はハニーを盾にクレイトン達を一網打尽にしようと追い詰めるのですが、クレイトンに追い詰められて刺されそうになります。
クレイトン日本語で竜たちに罪をなすりつけようとしててウケます。

彫辰はとうとう改心し、クレイトンを背後から刺して相討ちになりました。
怒りの彫秀はクレイトンをレイピアでブスブス刺して殺害し、彫辰は最後に彫秀に謝罪してから息を引き取りました。
お屋敷はお約束で蝋燭が倒れて燃え盛っていたのですが、彫秀は鈴の言葉を思い出し、ハニーだけは見逃してやろうと逃がします。
外ではなぜか今更奉行所が動き出したようで、これまたなぜか竜が逮捕されていました。
彫秀はハニーへの謝罪を述べながら燃え盛る屋敷と運命を共にしました。

竜は海外に女を売り飛ばした罪により、反った竹を足に繋がれて逆さ吊りにされ、股裂きの刑を執行されていました。

完マークで終了です。

残虐静止画をバックにして終わってます。

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