あのシリーズとは無関係です ファイナル・デッド ダーク・ウォッチャー

ファイナル・デッド ダーク・ウォッチャー

奪われた記憶・・もう帰れない・・・。

制作年 2007年
制作国 アメリカ/カナダ
監督 マイケル・ウィニック
脚本 マイケル・ウィニック
上映時間 103分
出演
ジョリーン・ブラロック
ジェームズ・マースターズ
トニー・トッド

だいたいのあらすじ

ケイト(ジョリーン・ブラロック)が悪夢を見て飛び起きると、そこは見たことも無い白い壁の広々とした部屋で、部屋に隅にポツンと置かれたベッドの上でした。
部屋は8畳程度の広さで白い防音マットのような物が壁を覆っていました。
服装はといえばグレーのタンクトップとパンツだけ身に着けており、現在の状況に全く身に覚えのない彼女はドアを叩いて叫ぶのですが、全くの無反応でした。
突如として獣のような唸り声が廊下に響いたのでケイトは隅にしゃがみこんで怯えていたのですが、照明が明滅した後にドアのロックが解除される気配がありました。

部屋を出て廊下を調べていたケイトは自分の居た部屋と同じようなドアが複数並んでいるのを確認したのですが、部屋の一つでジャック(ジェームズ・マースターズ)が助けを求めていたので、部屋から出しました。
ジャックも先ほどの唸り声を聞いていたそうで、早速自己紹介といきたい所でしたが、二人は記憶を消されており、自分の名前ですら思い出せない状態でした。
尚、ジャックはケイトと同様にグレーのタンクトップにパンツ姿をしています。

二人は出口を捜して建物内を歩き回っていたのですが、間もなく刑務所のような鉄柵に阻まれて先に進めなくなってしまったのですが、柵の向こうには眼鏡のチャーリー(マーク・ウィニック)とステイシー(ディアンナ・ニコール・バクスター)がおり、二人とも状況や服装もケイト達と同様でした。
この二組はお互いに分断されているので手分けして出口を捜し、何か発見があったらこの鉄柵で合流して知らせ合おうということになりました。
地下を見回っていたチャーリーはそこのプールで全裸で泳いでいるアンバー(ナターシャ・アラム)を発見してステイシーと声を掛けたのですが、彼女も皆と同様の状況にも関わらずリラックスしたいから泳いでいたそうで肝が据わった様子でした。

しかしチャーリーはアンバーが服を着る際の影の背中に謎のトゲトゲが一瞬生えたのを目撃しました。
そしてアンバーは「私達がどうなるかわかってる。」と言い、「全員死ぬのよ」と楽しそうに付け加えました。
一方、この建物は精神病院だったらしく、ケイト達は棺桶のような謎の装置や手術台に寝かされたまま脳死状態にさせられている老人を目撃していました。
ケイトはなぜかその老人を詳しく言い当てていたので、医療関係者であるようでした。
ひとまずその部屋で白衣をゲットした二人は他にも何かないかと物色を始め、メスをゲットします。

そこに混乱した男デイブ(リチャード・ホワイトン)が飛び込んできてケイト達を殴り飛ばし、「お前ら俺を殺すつもりだな」と大暴れします。
ケイト達は必死に状況を説明して誤解が解け、デイブはこの先で防火扉を発見していたのですが、電子錠で施錠されていると情報共有しました。
しかし直後にデイブは背後の影から伸びた触手のような物に刺され、更に髪の毛のように伸びた触手に飲み込まれてしまいました。
ケイト達は慌てて逃げ出し、チャーリー達との待ち合わせ場所であった鉄柵の鍵を破壊し、追ってくる影を撒きました。
そしてケイト達は地下室への階段を発見し、必然的にプールへと到着しましたが、そこには誰もいませんでした。

プールサイドに点々と付いた足跡を辿ってロッカールームに到着したのですが、チャーリー達は人が入って来たのでロッカーに隠れていました。
ケイトとジャックは影の件を説明し、皆は地下からの脱出ルートを模索することになります。
アンバーは心当たりがあると皆を自分が倒れていたという場所に案内したのですが、そこには焼却炉のような扉がありました。
ケイトは生存者が他にもいるかもと考えて扉の向こうに進み、皆もそれを追う形になったのですが、扉の向こうは廊下が伸びており、そこで牢に監禁され、壁に鎖で拘束されたスティーブ(トニー・トッド)を発見しました。
ケイト以外は「あいつヤバい」と反対したのですが、ケイトは彼を解放してしまいました。

スティーブは早速立ちションしつつ、「俺なんかヤバくない。向こうの女の方がヤバい」と付近にある厳重に施錠された部屋を示します。
ケイトは皆の猛反対を無視してその扉を開けてしまったのですが、そこにはスティーブより厳重に拘束されてマスクまで装着されたメリッサ(ジェニー・フォード)が居ました。
そしてケイトはメリッサの拘束を解いたのですが、直後に現れた影によりメリッサは殺害されてしまいました。
バラバラに逃げ出した後に全員が合流したものの、スティーブは影が現れた際に姿をくらましていたアンバーに「お前怪しいな」と詰め寄ります。

その後、ケイト達は鍵が資料保管庫のような場所を発見し、そこで全員のファイルを発見してようやく自分の名前等を認識しました。
チャーリーはプログラマーであり、ステイシーはベンチャーの投資役員、ジャックは弁護士、スティーブはここの囚人、アンバーはここの患者、ケイトは医師だったようです。
また、ロッカーに服があったので皆はようやく着替えたのですが、他のファイルによればメリッサはここの看護師であり、デイブは警備主任だったということでした。

ケイト達は再び出口を探すことにし、電話が鳴る音がしたので発信源を探り、マジックミラーの向こうで隠し部屋になっていた監視室のような一室を発見します。
壁には血痕があり無人だったのですが、電話に出て見たものの切られてしまいました。
部屋にあった端末を調べたチャーリーはここはメンガー博士の研究所で、彼は人の記憶を完全に消す実験に成功したということが判明しました。
最初の被験者はアンバーで色情狂の抑制、2番目はスティーブで暴力の抑制、ジャックは緊張病の治療目的だったのだそうですが、ジャックの実験の際に博士は失敗したということでした。
チャーリーはここの職員であり、ステイシーは面会者だったということも判明しました。

どうやら出口はあの電気錠で施錠されたドアしかないようで、チャーリーはもう一台端末が用意できれば開けられる可能性があると言いました。
しかしそのためには電源をドアに集中させる必要があるので、一時的に建物内は停電します。
更にチャーリーは端末の前で操作しなくてならないということでした。

感想

これはイマイチです。
精神病院のような場所に閉じ込められた男女が何かに襲われて大変!という内容です。
つまらなくはないのですが、そんなに面白くもないという凡庸な作品で、ちょっと眠いです。
影の正体は結局わからないのですが、産まれてきた背景のようなものは説明あります。

前半は割と面白そうな感じなのですが、どうも視聴者の気になっていることと制作サイドの見せたがっているものが違うような気がします。
観ているこちらとしては影の正体が気になるので、色々な可能性を考えたいと思います。
ところが、制作サイドでは怪しい人を所々に配置して「この中に犯人がいますよ」的な感じで進行させるのでイマイチついていけないという。
ジャケにしてもアンバーが怪しげな様子で映っていたりとそっちに持ってきたい気満々のようです。

影も襲ってきたり来なかったりでイマイチ何がしたいのかわからず緊張感がありません。
造形もイマイチな所為が迫力不足な気がします。
でもプールで襲っているシーンはなかなかよかった気がします。

ラストまでのあらすじ

ケイトは脳死状態だった男の部屋に端末があったことを思い出し、電源を入れに行くことにしました。
皆がそれについていくことになり、チャーリーとアンバーだけが監視室に居残ることになりました。
ケイト達は上の階にあった脳死していた男がいた部屋に到着したのですが、ここで装置が使われたのは8回だったと思い出します。
しかしこの男を数に入れると9人となるので、誰かスパイがいるということになり、皆は疑心暗鬼に陥ってしまい、スティーブは「俺が電気錠を確認するまで端末の電源は入れるな」とステイシーと共に確認しに行くことにしました。

患者の腕輪を見たケイトは脳死男こそがジャックだと気づいて偽ジャックに「あなたは誰?」と詰め寄ります。
偽ジャックは自分がメンガーであることを白状し、あの影の怪物は心を持たない人間であったジャックの記憶を消した際に誕生してしまったのだそうです。
メンガーの採った方法は過去の記憶を装置に保管するというものだったので、その装置からあの怪物が発生したということでした。
ケイトはメンガーの妻であり、ケイトが影が発生したことで建物を封鎖したために、メンガーは安全な白い壁に覆われた部屋に彼女を監禁したのだそうです。
また、メリッサは裏切ってステイシーを外部監査に呼び寄せたのでまとめて記憶を消したそうで、デイブとチャーリー、ケイトも同様だということでした。

そしてメンガーは端末の電源をONし、戻って来たスティーブに背後から襲い掛かって殺害しました。
ケイトはステイシーを逃がし、メンガーを殴ってKOしました。
同時にチャーリーが端末を作動させ、電子ロックを開錠したので建物内は闇に包まれました。
ケイトはステイシーと合流したのですが、拳銃を手にしたメンガーに追われ、棺のあった部屋に監禁されてしまいました。
一方、影は移動中のチャーリー達に襲い掛かり、まずプールに逃げ込んだアンバーが飲み込まれて犠牲になっていました。
その後、影はケイト達に襲い掛かり、棺のような装置に隠れたステイシーを追手装置に飛び込み、彼女を完全に消滅させました。

その頃、メンガーは殺し損ねていたスティーブに襲われ、彼を射殺したのですが、直後に影に襲われて死亡していました。
その後、ケイトはチャーリーと合流し、お互いの持っていたライトを武器に影を照らし、一気に外へと脱出しました。
しかし不味いことに外は夜で影はそのまま施設の外の森を走り抜けて逃げているケイト達を追跡します。
ケイト達は転んでしまい、とうとう影に殺害されそうになったのですが、朝日が差し始め、影は完全に消滅しました。

やがてケイト達は森の外に向けて歩き出すのでした。

エンドロールで終了です。

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