Magic Roses
マジシャンがバラで遊ぶ話
制作年 | 1906年 |
制作国 | フランス |
監督 | セグンド・デ・チョーモン |
脚本 | セグンド・デ・チョーモン |
上映時間 | 3分 |
だいたいのあらすじ
男前なマジシャンが膝や肘をポンポンと叩いてバラの花を次々に出しています。
そして彼はバラから模様が描かれた衝立を三枚作り、そこにバラを投げ込んで衝立の向こうに女性を出します。
マジシャンが真ん中の女性の首を外し、両側のつい立てにコピーすると衝立の後ろからは三人の女性が現れました。
女性は衝立の上に乗ってそれぞれが優雅にポーズを取っていたのですが、マジシャンが一人一人に手を振るとたちまち衝立ごとバラに戻ります。
マジシャンはバラを大量の花束に替えて会場を飾り付け始め、バラのアーチを作ります。
彼が合図するとアーチからは再び女性が三名現れ、優雅にダンスを始めます。
そしてマジシャンが手を振ると一瞬でバラの装飾が消え、今度は女性が一人でソファに寝そべっています。
彼は黄色い布を被せて女性と入れ替わり、その後は何も無い布から三人の女性を次々出します。
そして彼は手を翳して女性を次々に消してバラに戻し、ソファに寝そべりました。
終了です。
感想
これはなんだかよくわかりません。無声映画です。
マジシャンがどんどんイリュージョンを披露するというものです。
若干、編集が荒いのか女性を消し忘れていたりするのが味があります。
内容は良くわからず、人生?か何か表してるのかなあ?と思ったりしました。
古い映画なのでもしかしたらもっと単純に「映画で手品表現したよ」的なことなのかも。
私、この監督のことは全然知らなかったのですが、他にも不思議作品を撮っておられるようです。
単なる手品ショーとして観ても楽しめるかも。
3分で終わりますしね。