今回は巨人と戦います メガ・シャークVSグレート・タイタン

メガ・シャークVSグレート・タイタン

蘇りし海の王者VS鬼神の如き巨人

制作年 2015年
制作国 アメリカ
監督 クリストファー・ダグラス=オーレン・レイ
脚本 エドワード・デルイター
上映時間 99分
出演
イリーナ・ダグラス
エイミー・ライダー
ブロディ・ハッツラー

だいたいのあらすじ

前作です。

映画メガ・シャークVSメカ・シャークのネタバレ紹介と感想です。

メガシャークの襲撃から1年が経ちますが、海が危険なので世界経済はまだ回復せず、各地で混乱が起こっていました。
ブラジル沖では資源不足に陥っていたロシアのトロール船が謎の鉱物を採掘して米軍の警告を受けていました。
トロール船は大人しく警告に従い、港まで出港することになったのですが、そこに体長9mの子供のメガシャークが出現しました。
ひとまず防御ブイで追い払い、ちょうど海中でユニコーンなるシャチを平べったくしたような小型潜水艦の実験をしていたのでこのユニコーン2隻でメガシャークをやっつけることにします。

ユニコーンはオキシジェンデストロイヤーとかいう兵器は勿体ないから使わず、単なる魚雷を発射したのですが、メガシャークはびくともせず、1号機はタックルを食らってコルコバードの丘まで飛ばされて乗組員は爆死し、同じく2号もタックルを食らって航行不能に陥りました。
9mのサメに負ける潜水艦が存在していることに衝撃を受けました。
メガシャークって200m超えですよね。こんなちっこい潜水艦で何をするんでしょう?

ユニコーン2号は最後のあがきとばかりにメガシャークにフックを撃って牽引させ、自爆しました。
メガシャークもレーダーから消滅したので、倒したと思われていたのですが、実は生き延びていました。

その頃、ウクライナのチェルノブイリではロシア特殊部隊のイヴァン(ティム・アベル)が傭兵のベネディクト達に冷凍保存されているレッドマーキュリーなる謎のエネルギーを売ろうとしていました。
ベネディクトのチームに紛れ込んでいたCIA捜査官のモーラ(エイミー・ライダー)はここで無線が鳴ってしまったので正体がバレてしまい捕まりそうになります。
その時、この施設にいた謎の巨人が暴れ出したのでイヴァンは逃走し、モーラはベネディクトを倒して撤退します。
進撃の巨人を残念にしたような巨人です。

逃走したメガシャークは急速に成長し、各地で被害をもたらしていたので海軍はフロリダに海洋学者のアリソン・グレイ博士(イリーナ・ダグラス)等を召集して対策会議を行います。
アリソンは今回のメガシャークは単一生殖により誕生したものだと主張したのですが、ジョン・ブルック博士(ジェフ・ハッチ)は反論しました。
サメの正体とかどうでもいい気がします。
そうこうしている間にメガシャークは漁船を撃沈し、迎撃に向かったF-18も撃墜していました。
また、最近国連が保有する全ての核兵器が海軍司令官に委譲されたのだそうです。

アリソンはメガシャークを電磁波で隔離して研究するという提案をしたのですが、提督(アーネスト・リー・トーマス)はジョンの「餌でおびき出して倒す」というシンプルな作戦を採用しました。
ということで追い返されたアリソンが「どいつもこいつもバカばっか!」と悪態を吐いていると携帯に着信があり、謎の人物から協力を依頼されます。
一方、モーラは今回の失態で停職処分にされてしまい、独自にスペンサーなる人物に接触しようとしていました。

アリソンがヴィルヘルム(アダム・ダネルズ)に案内されて面会したのはデイン商会のCEO・ジョシュア・デイン(ブロディ・ハッツラー)でした。
ジョシュアの考えは「サメは生態系の一部であるから捕獲して研究すべき」とアリソンの考えにマッチングしたものだったので、アリソンは彼のプロジェクトに協力することになります。
ジョシュアは鋼鉄で出来て発見されにくい軍艦のような船を所有しており、そこにはアリソンのメールをハッキングして製造した電磁波ジェネレーターも装着されていました。

モーラはスペンサー(エドワード・デルイター)に接触し、あの巨人はロシアが作った最終兵器コロッサスであること、コロッサスはレッドマーキュリーで稼働すること、コロッサスは目的地点まで移動して爆破を繰り返すこと等を聞きました。
弱点を知っているのはコロッサスを設計開発したセルゲイ・アブラモフ博士だけなのですが、彼は35年前から行方不明だそうです。
モーラはスペンサーを脅して同行させ、コロッサスの行方を追いかけることにします。

米海軍はジョンの立案した作戦をスペイン沖で実行しており、餌を撒いてメガシャークをおびき出そうとしていました。
一方、アリソン達はジョシュアの船で移動しつつ米海軍の作戦の無線も全て傍受していました。
ジョシュアの船は米海軍に接近し、アリソンは「電磁波ジェネレーターができたから、これで犠牲無くメガシャークを追い払えるかも」と提督に呼び掛けます。
しかし提督は「メガシャークを撃滅するのが作戦であり、民間の犠牲は一切いとわない」と全員に無線連絡して作戦を継続します。
一方、航空機を盗んで移動していたモーラ達もなぜかスペインの作戦空域に近づいており、戦闘機パイロットから警告を受けていました。

そしてメガシャークが姿を現したのですが、海軍はそれを見失ってしまい、まずは駆逐艦が一隻跳ね飛ばされました。
怒りの提督は一斉射撃を命じたのですが、メガシャークは高速で移動するので狙えず、潜水艦が放った魚雷がメガシャークに跳ね飛ばされてモーラ達の航空機の主翼に命中しました。
モーラ達は海上に不時着したのですが、なぜか機体は無事なようでした。
普通爆発して死ぬと思います。

一方、コロッサスは手から謎のビームを出してウクライナの農村を焼き払っていました。
どういう兵器なのでしょうか?人が全然いないのとCGがショボいのは安いので仕方ないと思います。

モーラ達は超人だったらしく、白々しい火傷痕以外にはかすり傷一つなくアリソン達の船に救助されていました。
イマイチよくわからないのですが、アリソンはなんでメガシャークの所に来たんでしょうね。
そしてモーラは唐突に「CIAである!重大任務だから岸まで送れ」とかのたまうのですが、なんでも知っているデインは「コロッサス」という名を聞いて「もしかしてアブラモフ捜してんの?」とか言い出し、巨人はルーマニアに向かってるみたいと教えます。
するとスペンサーはアブラモフが生前にコロッサスを使って自殺しようとしていたということを今更思い出しました。
ジョシュアはメガシャーク命なので「じゃあ、飛行機貸してやるから勝手にしろ」的にオスプレイのような飛行機をモーラ達に貸してやりました。
やっぱりモーラ達は戦闘空域飛んでたのは無計画だからだったみたいです。

再び海軍の作戦が開始され、今度はクジラを餌にメガシャークを爆破しようとしたのですが、メガシャークはクジラをポイっと投げ返したので、自爆することになり、空母が一隻撃沈されてしまいました。
海岸で乗組員の死体を眺めていた提督達にアリソン達が接近し、「作戦は中止すべき」と進言したのですが、「お前らがサメおびき出しても止めを刺すのは俺たち」と提督は取り合わず作戦再開します。

モーラ達はルーマニアに到着し、コロッサスより先にアブラモフ(パトリック・ボーショー)を発見しました。
アブラモフは突然心からどうでもいい身の上話を始めたのですが、それによれば彼がレッドマーキュリーを開発したのは平和目的だったのですが、その後国の命令でコロッサスを開発したそぅです。
彼にはアーニャという恋人がいたのですが、スパイ容疑で逮捕されたので、アブラモフはそれにブチ切れて開発からバックれたそうです。
そしてアブラモフは「そういえば俺が昔使ってたリモコンがあるよ」とコロッサスを止める方法を教えようとするのですが、謎の軍が突入して来て射殺されてしまいました。

突入してきた軍はモーラがCIA捜査官というチート能力で片づけたのですが、アブラモフは「アーニャが導いてくれる」とスペンサーに懐中時計を託し、肝心なことを言わずに死亡しました。
そこにコロッサスも襲撃してきたので、二人はさっさと逃げ出しました。

一方、海上のアリソンは「やっぱ提督の言う通りメガシャークは殺すべき」と急に路線変更し、ジョシュアは素直にそれに従いました。
ということで電磁波でメガシャークをおびき出すことにし、そして提督に引き渡すという作戦になりました。
メガシャークも暇人なのか作戦に付き合ってくれるようで、空気を読んで間もなく出現しました。
ということでメガシャークを上手いこと追い込んで艦砲射撃を集中させることになったのですが、まさかの故障で電磁波が出なくなり、メガシャークは戦艦にタックルして他の戦艦に当て、三隻撃沈して意気揚々と引き揚げました。

度重なる失敗で提督はイカレてしまったらしく、ジョンを連れて中枢システムルームに入り込み、潜水艦とシステムを無理矢理リンクして核ミサイルをメガシャークに向けて撃ちました。
提督は発車するや否や自殺してしまい、ジョンは「俺は金のために協力しただけなのに…」とのたまいつつ逃げる準備を始めます。

感想

これはくだらないです。
またメガシャークが人類に立ちはだかるという内容です。
全てが制作サイドの都合で進行するゴリゴリ作品なので、何の緊張感もありません。
何かが進行していると他のものは停まるパターンなので、平行して何かが起きているというスリルも無いという。
そういう訳でかなりつまらない作品なのですが、前作よりは面白いです。
強引な展開ながら飽きさせないように次から次へとご都合主義で問題を起こし、それをご都合主義で解決するという点では確かに飽きないかも。

あと前作がツッコんで楽しめる作品では無かったのですが、今回は割とツッコめます。
バカ映画が好きな人は割と楽しめるかもしれず、私もそういう点では割りと楽しめたかも。
今回はなかなかサメのCGのクオリティが高い気がします。
コロッサスはイマイチなのですが、他の物も割と真面目に作ってあるようで好感は持てます。
なお、メガシャークやコロッサスがどのような攻撃手段で何を攻撃するかという点も全て制作サイド都合で、必然性等はゼロです。

登場人物には誰一人共感できないというのもいい感じで、バカだなあと距離を置いて観られます。
唯一いい人だと思ったのがジョシュアだったというw
モーラはCIA捜査官能力がチート過ぎなのですが、いつも何してるかイマイチわかりません。
アリソンは一貫性が無く、簡単に意見を変えます。

最後に少し盛り返した感じでしたが、このシリーズもう続編いらないと思います。
これはメガシャークシリーズは何となく観てしまうという人以外は観なくていいような気がしました。

ラストまでのあらすじ

ジョシュアは核ミサイルが発射されたことを察知し、「何をした」と提督に無線連絡を行い、副官のパーカー(タラ・プライス)から提督がミサイルを撃って自殺した旨を聞かされます。
アリソンはジョシュアがミサイルを止められるかもしれないと言うので、メガシャークをおびき出して時間を稼ぐことにしました。
ジョシュアはシステムをハッキングしてパーカーを司令官だと認識するように書き換えて再起動を開始し、アリソンはボートで外に出てメガシャークを誘導します。
誘導できるのであれば最初から誘導しとけばよかった気がします。

作戦は成功し、パーカーは空中でミサイルを爆破するのに成功し、ジョンは爆風に飛ばされ、波に呑まれて死亡しました。
それより被ばく大丈夫なのでしょうか…
しかし今度はアリソンの誘導装置のコアが停止できないとかなったので、入り江に追い込んだメガシャークをパーカーに一斉射撃するように依頼しました。
入り江に照準合わせて発射とか雑な命令してます。
都合よくモーラ達が上空に現れたので、アリソンは縄梯子で引き揚げられました。
この人達はコロッサスを追ってたのに何で戻って来たんでしょう?
上手いこと砲弾で堤防を作り、メガシャークは入り江に封じ込めることに成功しました。

なぜか船に戻ってきたモーラは「CIAだぞ!偉いんだぞ!コロッサスを攻撃しろ」と海軍に対して意味の分からない指示を出し、これにはパーカーも困惑するばかりで「大統領には報告した」と返答しました。
そういえばモーラの上司は何してるんでしょうか?
そしてスペンサーは自分にわからんと訳の分からないキレ方をしていたのですが、懐中時計はコンパスであるとジョシュアが見抜き、コロッサスは最初にこの入り江の海底のラボで作られたのだと超展開になります。
ここまで全てゴリゴリでしたが、これは斜め上過ぎます。

入り江にはメガシャークが居るので近づけず、仕方なくパーカーに何か手伝ってもらおうと思ったのですが、彼女は「海軍は全世界から顰蹙を買いまくりなので無理」とか言い出します。
そしてコロッサスを誘導することにしたらしく、モーラがデカい星条旗を着けて飛行することになり、コロッサスはまんまと誘導されます。
この星条旗はどこにあったんでしょう。仮想敵国だから反応するとかウケます。
モーラはいつも何も考えていていないので、コロッサスを入り江に誘導したところでメガシャークのタックルで撃墜されたので脱出しました。
キャタピラーを出して入り江に作った堤防を乗り越えたジョシュアの船がまたまた都合よくモーラを救助しました。

メガシャークはモーラ襲撃の際に星条旗の旗を頭から被ってしまったので、無条件にコロッサスにボコられます。
コロッサスビーム出さなくなっててウケます。武器パンチだけになってます。
そういう訳なのでアリソン達はアホ二体が殴り合っている間に小型潜水艇でコロッサスのラボに潜入しました。
ラボにはレッドマーキュリーが残されており、危険なので時間には制約があったのですが、アリソンとジョシュア、モーラとスペンサーは手分けしてリモコンを捜します。
そして外ではアホ二体が何も考えずにラボにタックルしてきたりしながらプロレスしていたので、もうヤバいことになったのですが、ギリギリでスペンサーがタイプライターのようなリモコンを発見し、モーラが回収しました。

一行はコロッサスがメガシャークをジャイアントスイングで投げ飛ばしている間に船に帰還し、必死でリモコンを起動しようとします。
そうこうしている間にサメとのプロレスに飽きたコロッサスは「なんか近くにいいの居るじゃない」と船に近づいていました。
完全に肉弾戦用ロボになったみたいです。世界の町を爆破して回るとかいう性能はどこに行ったんでしょう。
そしてギリギリでリモコンを起動したのでコロッサスは停止したのですが、ジョシュアはモーラから銃を没収して皆に銃を突き付けて拘束してしまいました。
なお、コロッサスよりメガシャークの方が高等生物だったようで、動かなくなったコロッサスは完全スルーしてます。

実はベネディクトの顧客とはジョシュアであり、レッドマーキュリーとコメガシャークをゲットする計画だったようです。
どういう原理なのか不明ですが、レッドマーキュリーを刺されるとこのリモコンで制御できるようで、ジョシュアはコロッサスを操ってメガシャークにレッドマーキュリーのカプセルを刺しました。
そしてジョシュアは「私は新世界の神になる」的なことを言い出し、汚染された地球を再生するために汚染の激しい都市を破壊するとのたまいます。
ネオ・ジオンにこういう人いましたね。

各国はジョシュアの船を攻撃しようと戦闘機を差し向けるのですが、コロッサスのビームや掴み技とメガシャークのタックルで撃墜されます。
ということでジョシュアが悪いバビル二世だと判断した各国は臨戦態勢に入り、大統領はギッパーとかいう衛星兵器でジョシュアを狙います。
EMP兵器かと想ったらレーザー出るみたいです。SDIの遺物かな?尚、ギッパーというのはレーガン大統領のニックネームです。
ジョシュアはコロッサスにメガシャークをジャイアントスイングさせてギッパーを撃墜し、「無駄な抵抗やめろ」と世界に呼び掛けます。
その頃、モーラはCIA捜査官のチート能力で拘束を解き、船内の戦闘員を蹴散らし、ヴィルヘルムすら倒していました。
そしてメガシャークはざぶーんと落ちてきたのですが、そのショックでレッドマーキュリーのカプセルが落ちました。

本能に戻ったメガシャークはコロッサスに「宇宙まで投げやがって!」と怒りを爆発させ、どんだけボロいのかコロッサスのカプセルも倒れた拍子に落ちました。
コロッサスはビームを出して船を攻撃し、モーラ達は炎上する船から何とか脱出しましたが、ジョシュアは砂浜で脱出したところをコロッサスに踏まれました。
そしてコロッサスはなぜかメガシャークを抱っこして赤く光り、海中深くで自爆しました。
理解不能です。全てが制作サイドの都合で展開する映画です。

ということで平和が戻ったのですが、エーゲ海の深海ではメガシャークの赤ちゃんが誕生していました。

エンドロールで終了です。

もう続編いらないですよね。

尚、ジョンは生きていたようなのですが、サメに襲われて死亡していました。