霊能力とばっちりです コワすぎ! FILE-04

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん

トイレの花子さんを捕まえに行ってひどい目に遭う話

制作年 2012年
制作国 日本
監督 白石晃士
脚本 白石晃士
上映時間 73分
出演
大迫茂生
久保山智夏
白石晃士

だいたいのあらすじ

前回です。

OVコワすぎ! FILE-03のネタバレ紹介と感想です。

冒頭に今までのダイジェストがあります。

8月15日のことスーパー店員の山口菜々(桑名里瑛)と不登校JK田村英里(南有貴)が工藤(大迫茂生)と市川(久保山智夏)に取材を受けていました。
奈々達の投稿映像には深夜に廃校となった母校に不法侵入し、女子トイレの個室をノックして「花子さんいますか」と聞いて回っていたのですが、テープで封印された個室のテープを無理やり剥がしてノックしたところ、女性のため息のような声が聞こえ、個室のドアが勝手に開きました。
それだけでも相当ビビっていた二人でしたが、直後に便器から少女のような亡霊が飛び出して来たので、悲鳴を上げてとんずらしていました。
意外と怖いのがウケます。

トイレの花子さんというのは各地の学校に伝わる都市伝説で、トイレの個室をノックして回るとおかっぱ頭の少女花子さんが現れ、トイレに引き摺り込まれるというものだそうです。

奈々達の映像には続きがあり、二人は廃校に行った翌日に一緒にコワすぎFILE02のDVDを観て「私達の映像の方が怖い」、「ここに映像を送って暇つぶししよう」等と話し合っていました。
工藤の映像に「このおっさんヤバいから守ってくれそう」とか「このおっさんが怖い。犯されそう」と好き勝手言ってて爆笑しました。同感です。
しかし英里がトイレに立った間に奈々がファインダー越しに部屋の中を撮影しているとドアノブで首を吊っている英理の姿を捉えてしまいました。
更に撮影していたのは奈々の家だったのですが、ファインダー越しに見えたのは英里の部屋だったということでした。
ということで怖くなった二人は工藤達に相談に来たのでした。

工藤は「俺はヤバいおっさんだけど強姦はしない」と前置きした上で「皆で解決しよう」と励ましました。
今回、工藤達は助っ人として霊能力者の真壁(栗原瞳)を英里の家の前に呼んでおり、早速合流することになったのですが、真壁は工藤を見るなり、「あなた魂を置いてきてますね」と言い出し、工藤は「俺はいいから二人を見てあげて」的にかわしました。
真壁曰く英里には大変なことが起こるそうで、連絡が一日でも遅れていればアウトだったそうです。

一行はまず英里の家を検証することになり、確かに投稿映像に不自然に映り込んでいた映像が英里の家のダイニングであることを確認しました。
この家の近辺には特に曰くらしいものは無く、真壁もこの土地には問題ないと太鼓判を押していました。
事態は急を要するということなので、一行は廃校に向かうことになりましたが、事前に市川が許可を取っていたので撮影などは問題ないそうです。
一行は車で校門を抜け、廃校の建物の真ん前に駐車して車を降りました。

真壁は校舎を見るなり顔をしかめ、「ここは向こう世界とつながっている」と告げ、工藤は「向こうの世界って何?全然分らんから何が見えるのか教えろ」的にいつもの調子で問い詰めるのですが、真壁は「あなたは向こうの世界に行ったことがあるはず」と謎めいた発言をするばかりでした。
更に真壁は工藤に「あなたは一つだけ気付いていて、それを誰にも話していない。それを私に打ち明ければ私も知っていることを全部話します」と続けましたが、まずはそれより英里の問題を片付けようということになりました。
ということで呪文を唱えながら進む真壁を先頭に一行は校舎内に入っていきましたが、二階に入ったところで「パタパタ」と足音が聞こえました。
そこで真壁が九字を切ると、目の前に教室の椅子が落ちてきましたが、椅子にはFILE02の廃墟にあった粘液と花びらが付着していました。
コントみたいでウケました。

今まで冷静だった真壁は「ここはもう異世界とつながっている。あいつらが来る」と動揺し、一行を三階へと急がせました。
ここからノーカットでお送りしますって字幕が入ってました。
しかし三階に上がったはずなのに一階に戻ってしまったり、更に上へ上がると違う時間帯の自分達に遭遇したりします。
そして直後に辺りは真っ暗になり、真壁曰く時間がジャンプして昼間から夜になってしまったということです。
工藤がガチビビっててウケます。
その直後に英里の姿が消え、奈々は電話で英里の母から英里が自殺したと告げられました。

どうやら英里が死んだ後の時間にジャンプしてしまったようなのですが、実は真壁には時間を移動する能力があるそうで、工藤はそれを使って何とかしろと真壁に詰め寄りました。
真壁曰くそれには関わった全員が移動する必要があるそうで、気弱な田代(白石晃士)は即答で、市川もためらった末に同意しました。
奥のトイレからは英里の声が聞こえてくるので、一行は真壁を先頭にそちらに向かい、真壁はトイレの個室の前で九字を切りました。
するとトイレからは霊界ミミズのような名状しがたい物が出てきたのですが、それは花子さんの足でした。
真壁は全員に手をつなぐよう指示し、花子さんに向かって一斉に突撃しました。

不思議なことにトイレの中は昼に戻り、一行は急いで外に出たのですが車がなくなっていました。
そして市川が兄に電話して日時を確認したところ、なぜか今はは8月14日の17時40分過ぎだということで、1日以上戻ってしまったようでした。
校門への一本道には奈々が現れたので、奈々が昨日ここに来たと判明したのですが、ひとまず真壁の指導で皆は校舎へと戻りました。
再び走っていると今度は夜になってしまい、市川が日時を確認すると8月15日の19時3分でした。
一行は急いで英里の家に向かうことにしました。

感想

今回もなかなか面白かったです。
トイレの花子さんをカメラに映してしまった若い女性の危機を救うという内容です。
今回はひたすら走り回ってるので役者さんも監督も大変だったのではないかと思いました。
お話もなんだか唐突な展開が多かったですが、なかなか面白かったです。
虐めの件とか流石にゴリゴリだと思いましたが。
ネタっぽいののバランスも良く、意外と花子さん怖いかも。

今回は2作目のやりての夕子の件から続いているみたいですが、そういえば髪束は出ませんでした。
霊能者の人がちょっと美人で他はおばちゃんが多いので珍しい感じでした。
次回も楽しみです。

ラストまでのあらすじ

移動中の車の中で工藤が奈々に「お前なんで昨日学校に行ったんだ」と問い質すと、奈々は「ちょっと下見に…」と誤魔化しました。
これには市川がキレ、「隠さないでちゃんと答えろ」と要求しますが、奈々は口を閉ざしたままでした。
ということで英里の家に到着したのですが、既に彼女は首を吊って死亡していました。
市川が必死の蘇生を試み、奈々が泣き叫ぶ中、工藤は父の振りをして救急車を呼んだのですが、真壁は突然工藤を止めました。
この辺りはいつものグダグダ感があります。

真壁はもう一度だけ時間を遡れると言うのですが、それには皆の心を一つにしなければダメだと訴え、奈々に昨日学校に行った理由を打ち明けるよう求めました。
一行が急いで車に飛び乗って学校へ向かう道中で、実は奈々は英里からお金を巻き上げたり殴ったりという虐めを行っていたのだと打ち明け話を始めました。
奈々は過去にも学校のトイレに英里を閉じ込め、全裸になったら出してやると虐めたことがあり、その時に奈々はトイレから出てきたおかっぱの少女に首を絞められて異世界に連れていかれそうになったそうです。
しかし英里がそれを止めてくれたために奈々は無事で、それから奈々は英里のことを虐めなくなったということでした。

今回学校のトイレに行ったのも奈々は一度も英里に謝っていなかったので良いきっかけになるだろうと考えた結果だそうで、昨日トイレに行ったのは花子さんに「英里ではなく私を殺して」と依頼しに行ったのだということでした。
しかし昨日は花子さんは出現せず、奈々はそのまま帰宅したそうです。
真壁は英里は特別な力を持っているので向こうの世界に求められたのだろうと話し、奈々に「話してくれてありがとう。今度は自分で英里に伝えなさい」と優しく声を掛けました。

校門の前に着くと真壁が車を降りるように指示し、それに従って手を繋ぐと皆は取材当日の昼間に戻り、車も校舎の前にありました。
再び市川が兄に時間を確認すると14時40分頃ということで、過去の一行は校舎の中に居るはずでした。
一行は過去の自分たちに遭遇しないように裏口から学校に侵入し、英里だけを捕まえることにしました。
どうやら過去の自分たちが見たのは一行だったようで、何とかギリギリ間に合ったようです。
過去の自分たちと遭遇すると向こうは驚いて消え、上手いこと英里だけが残ったので、一行は英里を捕まえて校舎の外に急ぎました。

しかしトイレからは花子さんの足が出現し、時間が夜になったり昼になったり、いつまでも廊下から出られなかったりして途方に暮れます。
そこに廊下の隅に花子さんが現れたので、真壁の指示で再び全員が手を繋いで花子さんに突撃しました。
その先は名状しがたい冒涜的なタイムトンネルみたいな世界で過去の出来事が流れたりしたのですが、その中で過去に奈々の首を絞めていたのは花子さんに憑依されていた英里だったと判明しました。
ということで奈々と英里は完全に蟠りが解けてしっかと抱き合うのでした。
背景は地獄みたいないつものやつで超脱力して苦笑してしまいます。途中までの演出は良かったんですけど。
でもこういうの入れるのが、この人の持ち味だと思います。
尚、工藤は市川に首根っこを掴まれて助けられてました。

ということで田代が逃げ遅れそうになりましたが、皆は地獄世界で何とか合流し、真壁パワーで昼間の学校のトイレまで戻って来ました。
これでトイレの個室の異世界への入り口は閉じたそうで、皆は安心して校舎の外に出ました。
時報と天気予報で日時を確認したところ、15日の15時6分ということで無事に戻れたようでした。
工藤は田代と共に「今回は凄いヤバいの撮れた!」と大喜びし、奈々は英里に過去のことを謝罪してビンタさせることで和解しました。

真壁は流れを変えたので誰かの命が失わるかも知れないと心配していたのですが、工藤は「大丈夫なんじゃねえの」と返し、真壁から指摘されていた件を話し始めようとします。
その時、校舎から突然机が落ちてきて真壁の頭を直撃し、真壁は脳みそがはみ出た状態で死亡しましたが、彼女の手には例の白い花が握られていました。
市川は急いで救急車を呼び、工藤は田代にカメラを止めるように指示しました。

真壁への追悼文が出て作品は終わります。

真壁かなり可哀想だと思いましたが、謎を引っ張るような終わり方が上手いですね。
特典はコワすぎ!通信です。

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