箱ちょっと欲しいかも デスドール

デスドール DEATHDOLL

人形作られるとひどい目に遭う話

制作年 2010年
制作国 アメリカ
監督 ジョン・V・ソト
脚本 ジョン・V・ソト/アンソニー・イーガン
上映時間 89分
出演
マイケル・ドーマン
トラヴィス・フィメル
ジェシカ・マーレイ

だいたいのあらすじ

富豪っぽいロバートがサミュエルと名乗る人物から電話をもらい、「お前は俺のものを奪った。許さん」と追及されていました。
ロバートは「誰も信じないのがビジネスの鉄則」等と開き直ったので、サミュエルが「報いを受けろ」と怒鳴るとどこかで機械仕掛けの箱が作動しました。
そしてロバートはまるで何かに貫かれたように胸が裂けて倒れ、駆け付けた妻に「ヴォードゥ・モール…ラザフォード…」と言い残して死亡しました。

大学生のベン・ラザフォード(マイケル・ドーマン)は弁護士のジョシュアから2年前に死亡した父の形見分けとして謎の機械仕掛けの箱を受け取りました。
この箱「ヴォードゥ・モール」って書いてるみたいです。
その後、友人たちとパーティーに参加したベンは皆を招いてこの箱を見せました。
そこにベンとは折り合いの悪い兄・マーカス(トラヴィス・フィメル)が訪ねてきたので、ベンは冷たく追い返し、場が白けたのでベンに気があるメアリー(ターニャ・トッティ)を除いて引き揚げます。
マーカスは父の葬儀にも出ずにボートを相続して放浪の旅を行っており、また父が交通事故で亡くなるきっかけを作っていたのでベンは激しく軽蔑しており、連絡を取っていませんでした。

翌日、ベンはバニヨン(ジェーン・バドラー)教授に箱の写真を見せ、「これは19世紀後期のグラン・ギニョールで使われた小道具では」と返答されました。
友人のネルソン(ルーク・キャロル)が箱の写真をもっと撮りたいというのでベンは応じたのですが、なぜか箱はベッドの下から消えていました。
この箱はやはり呪物だったようで箱を持ち去った呪者はベン達の集合写真の中からライアン(ナサニエル・ブゾリック)を切り取り、箱に差すフレームに入れていました。
そして呪者の血液を箱に注入してハンドルを回すと蝋人形が出来たので、それに熱した針を刺しました。
呪いを受けたライアンは外でランニング中に周囲の電灯が破裂するという怪異に見舞われた挙句、全身から出血して死亡しました。

ベンは昨夜最後まで部屋にいたメアリーに「箱持ち出してない?」と聞いたのですが、彼女は「知らん」と即答しました。
鑑識に出す写真を撮っていたマーカスからライアンの死を聞かされたベンは箱の件を話しました。
今度はネルソンがフリークライミング中にバラバラにされて殺害されました。
その後、バニヨンの人脈により、ベンはあの箱がルーベンシュタインなる人物が作った復讐のために使う箱だと判明しました。
そしてメキシコの収集家が50万ドルで買いたいと言ってきているとも知らされました。

マーカスは鑑識警官ミアーズ(ジョン・ジャラット)と仲良くなり、死体の状態が焼かれたようだったと突き止めます。
更に警察のファイルにこっそりアクセスしたマーカスはロバート・ショウなる人物が同じような死因で死亡したことも突き止めました。
一方、イザベル(トリルビー・グローヴァー)の家で追悼パーティーをしていたベンはバニヨンに「緊急だから早く来い」と呼び出されていました。
そこにマーカスが割り込んでベンを連れ出し、父の遺品を調べようと誘い、どうやら父がロバートへの復讐をしたと判明しました。
一方、今度は自宅プールで泳いでいたイザベラが標的になり、腕や目を潰されて殺害されました。

感想

これは普通です。
ヘンな箱で呪いの蝋人形が作れてヤバいという内容です。
ミステリー仕立てになっていて犯人捜しのような展開もあるのですが、イマイチ緊張感はないです。
マーカスはまだわかるのですが、ベンは自分が殺されないのを知ってるかのように余裕があります。
誰が殺されるかわからないならもう少し焦っててもよかったのでは。
そういう訳でお話はそんなに悪くないと思いますが、何だか演出がイマイチな気がします。
その反面でグロは頑張ってる気がしました。

どうももやもやするのが、なんで殺人鬼が箱のことをあれだけの情報で知ったのか?
ベンの父とロバートはどっちが悪かったのか?等の点でした。

箱は装飾の付いた靴箱大の木箱で蝋と血を流し込んでハンドルを巻くと蝋人形ができる仕組みです。
製造される人形がイマイチ可愛くないのですが、もう少し可愛いのができるなら欲しいかも。

女子の中ではキャンディが可愛かったような気がします。
私はマーカス好きかも。

ラストまでのあらすじ

マーカスとベンは精神病院に入院しているロバートの妻に面会したのですが、やはり会話にならず、ただしロバート達に娘がいたと判明しました。
病院を出たところでマーカスは「ロバートの娘が俺達に復讐している」と仮説を話しました。
イザベルの家に戻った兄弟は彼女の死を知り、ベンはバニヨンに呼び出されていたことを思い出します。
そこで大学のバニヨンの個室に向かったのですが、彼女もまた何者かに殺害されていました。

マーカスはベンを外に残し、拳銃を持ってロバートが殺害されていた家を調べに入ります。
そこで箱を発見したのですが、背後から誰かに殴られてKOされました。
一方、ベンは付近に停車していた車を覗き込み、友人のジェッド(カーン・チッテンデン)が死亡していることを知り、マーカスの身を案じて家に飛び込みます。

一連の事件の犯人はキャンディ(ジェシカ・マレー)であり、彼女に実家に送られていたはずのメアリーとマーカスは縛られて床に転がされていました。
彼女はロバートの娘であり、母も入院したことからたらい回しにされ、時には虐待も受けたそうです。
キャンディは「愛する者の死に苦しみながら死ぬがいい」とメアリーの人形を作って腕に針を刺して拷問を始めます。
ベンは「止めてくれ」とキャンディに飛び掛かったのですが、あっさり殴り倒されてしまい、完全にイカレているキャンディは更にマーカスに発砲しました。

マーカスは自由である足を使ってキャンディを挟み、そこにベンが飛び掛かったのですが、刃物を振り回して暴れるキャンディに接近できずにいました。
そしてベンはキャンディに捕まって喉元にナイフを当てられて連れ出されます。
自力で拘束を解いたキャンディがマーカスを助け、キャンディを追いかけようとしたのですが、メアリーは集合写真にはキャンディも含まれていることを逆手に取り、キャンディの人形を作成します。

ベンは階段から突き落とされて庭を歩かされて散々な目に遭っていたのですが、メアリーが人形の胸に焼いた針を刺してキャンディを倒しました。
そういうわけで平和が戻ったのですが、ベンは「付き合ってくれ」とトンでもないことをメアリーに言い出し、メアリーもメアリーでOKするのでした。
個人的には今言うかという気がしましたが…
キャンディって一応友人だったはず…

1か月後、箱は壊すと呪われるのでベンとマーカスはボートに乗って沖に出て海に投げ込みました。

エンドロールで終了です。

結局、ロバートと父はどっちが悪かったんでしょう。
どうも流れ的にメアリー怪しいということにしたかったみたいです。
精神病院辺りで気づきました。

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