景観最高 ディープ・サンクタム

ディープ・サンクタム

潜むのは魔物か、狂気か!?入ったら最期。もう出られない!!

制作年 2013年
制作国 スペイン
監督 アルフレッド・モンテーロ
脚本 アルフレッド・モンテーロ/ハビエル・グヨン
上映時間 80分
出演
マルコス・オルティス
マルタ・カステジョテ
エヴァ・ガルシア・バカス

だいたいのあらすじ

セリア(マルタ・カステジョテ)、イヴァン(ホルヘ・パエス)、カルロス(ソエル・フェルナンデス)、ベゴーニャ(エヴァ・ガルシア・バカス)の親族は休暇中に彼等が音信不通になったので、「連絡くれ」と伝言を吹き込んだのですが、どうやら携帯は無人のテントに置いてあるようで親族の願いは届かないようでした。
そしてそのテントの付近の海岸の崖には深い洞窟が広がっていました。
これが現在パートですね。

セリア達とハコ(マルコス・オルティス)は休暇を過ごすために飛行機とフェリーを乗り継いでフォルメンテーラ島に移動しました。
この5名は環境客の集まるビーチではなく人が来ないような所にバイクで移動し、大自然と海水浴を満喫していました。
その夜は海岸付近の丘の上にテントを張ってキャンプすることになりました。
カルロスはひたすら撮影ししていたのですが、イヴァンとベゴーニャは早速くっついてHしており、実はハコもベゴーニャを狙っていました。

翌日は登山移動して反対側の海岸に向かい、竪穴が広がる天然のプールのような洞窟で泳ぎ、付近の崖の上でキャンプしました。
そしてその翌日、ハコとイヴァンは洞窟を発見し、皆を呼びます。
洞窟は通路が狭く非常に圧迫感があったのですが、ハコとイヴァンはどんどん奥へと入って行きました。
当然全員が軽装なのですが、この洞窟はディセントっぽい装備で行かないとヤバい気がします。
中は広くなっており、ずっと続いていたのでベゴーニャは二日酔いということもあり、さっさと帰ろうと言い出したのですが、ハコは「うるせー!なら一人で戻れ」と怒鳴り付けます。
「出口分かってるの?戻れるの?」と確認するベゴーニャでしたが、ハコは「方角は把握してるよ。うっせーな」と返答しました。

そろそろ戻るかということになったのですが、洞窟内にあった幾つかの分岐点を目印もつけずに適当に進んでいたので案の定迷ってしまいました。
責任擦り付けタイムをこなしたのち、ライターの火の揺れる方向に進もうということになり、道中で道が狭くなってきたので身体の小さいセリアが一人で進むことになります。
セリアは結局何も発見せずに戻り、ライターもガス切れとなってしまいました。
ライトの予備も無い状態だったので、皮肉なことに皆がバカにしていたセリアが持っていた手回し充電のライトが重宝しました。
疲れ切った一行は洞窟の中で寝ることにしました。

そして今度は右手の法則で移動を再開したものの同じ場所で堂々巡りしたり、ベゴーニャが狭い通路で動けなくなったりとトラブルが続きます。
その内、イヴァンが腹を噛まれてしまったのですが、犯人は飢えて狂暴化した鼠で、捕まえようとしたものの取り逃がしました。
今度は石を目印にするという知恵をつけたのですが、すぐ体力の限界を迎えます。
ハコは休んで救援を待つべきと主張したのですが、セリアは「この洞窟水無いから脱水症状で全滅。とにかく脱出しないと」と反論しました。
イヴァンはおしっこを瓶に取り、一番ヤバそうだったベゴーニャに与えました。

暫く進んでいくと波がザバーンと寄せている地点があったので、ハコが潜って調べることにしました。
しかし暫く死にそうになりながら探索したものの外海には通じておらず、ひたすら洞窟が続いているだけでした。

感想

これは普通です。POVです。
アラサー位の人たちが秘境の海岸に遊びに行き、洞窟に入ったら迷っちゃいましたという内容です。
お話しはあって無いようなものなのですが、洞窟がガチな感じで狭いので緊張感は抜群です。
サクサク進んで洞窟突入までが早いのがいい感じで、愛の告白タイムとか無駄展開が少ないです。
洞窟ものの映画としては低予算の割に頑張っている印象でなかなか楽しめると思います。

なのですが、やはり洞窟一辺倒なのでどうしても単調になります。
そして後半の展開がちょっと乱暴な気が…
誰かが発狂して暴れ出す的な展開はまあ納得できる気がするので近いと言えば近いのかもしれませんが…
あの展開になる位の極限状態だったらもう既に脱水状態で死んでる気がします。
洞窟の中を追いかけっこというのはスリリングで面白いとは思ったのですが、どうも展開に納得できず、わだかまりがありました。

なんだかんだで海が綺麗で、意外とその景色も楽しめたりします。
天然のプールとか凄い透明度で、うわー行ってみたい!って気分になります。
冒頭で到着した普通のビーチの時点で海はかなり綺麗です。
崖からの海岸線の景色もグッドでした。

あと、キャラが立ってるのがセリアとハコだけで他は画一化してしまうのが残念です。
折角前半の短い時間にイヴァンはモテキャラとかベゴーニャがビッチだとか割り振ってるので勿体無い気がします。
一応、ハコがベゴーニャにフラれた的な部分は根に持ってるみたいでしたけど。
洞窟入ってからはカルロスが中立な感じで私の中では好感度急上昇したので、こういう真面目キャラをセリア側に寄せたらどうかとも思いました。

純粋ホラーではなく失敗してヤバい系の純粋スリラーですが、洞窟系が好きな人は観てみてはいかがでしょうか。

ラストまでのあらすじ

洞窟で迷って4日目、ハコはベゴーニャが弱って来たので殺して食おうとか言い出します。
この展開はちょっと乱暴だと思います。それはそうとよく脱水症状になりませんでしたね
食われる人を平等にくじ引きで決めようということになり、セリア以外が同意したので多数決でくじ引きをすることになります。
ベゴーニャが外れを引いてしまい、ハコに殺害されて生き血を吸われ肉を食われます。
セリアだけは「ペゴを食べるなら死んだ方がまし」と拒否し、他のメンバーはベゴーニャの生き血を啜り肉を食べました。

ハコは衰弱してきたセリアに「次はお前の番だ」等と公言するようになったので、身の危険を感じたセリアはカメラをナイトモードにしてハコに接近し、ライト等を奪って逃走しました。
しかし逃げる際にライトを一つ落としてしまったのでセリアはハコの追撃を受けます。
セリアは手回しライトを囮にしたハコに殴られて何とか逃げ出したものの居場所を特定されてとうとう鍾乳石で腹を刺されます。
その際に穴に落ちたのでセリアは「「ぶっ殺すぞー」というハコの怒号をBGMにズリズリと下穴を這いずります。

そしてセリアはとうとう洞窟を脱出しました!
一方、ハコは挟まってしまい「セリア!助けてくれ」とか叫んでいたのですが、当然彼女はガン無視しました。
セリアは今一度洞窟を振り返って「セリア助けてー」と叫んでいるハコの声を聞いてニヤリと笑いました。

エンドロールで終了です。

セリアは助かったんでしょうか?
電話があったのが洞窟に入っている間ならよかったのですが…

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