ハロウィンヤバいらしいです ハロウィン2016

ハロウィン2016

ハロウィンの夜にひどい目に遭う話

制作年 2015年
制作国 アメリカ
上映時間 97分
出演
リン・シェイ
ベン・ウルフ
ブーブー・スチュワート

だいたいのあらすじ

DJ(エイドリアン・バーボー)が「今夜はハロウィンだからお話し始めるわよ」とクレジットが始まります。
ハロウィンが始まると町は夜のクリーチャーで賑わうのだそうで、危険が一杯なので子供達はお菓子のチェックをした方がいいそうです。

SWEET TOOTH

監督 デイヴ・パーカー
脚本 デイヴ・パーカー

海賊の扮装をしたマイキー(ダニエル・ディマジオ)はナイト・オブ・ザ・リビングデッドを観ながら集めたチョコ等をがっついていました。
シッターのリジー(マディソン・アイズマン)のボーイフレンド・カイル(オースティン・フォーク)はそんなマイキーを見て「スウィートトゥース」にお菓子を残しておいてやれと言います。
誰?というマイキーにカイルは昔話を聞かせました。

50年前、この町にはティミーという少年がいてハロウィンのお菓子集めが大好きだったのですが、家に持ち帰っても両親は虫歯と肥満の素!とお菓子を食べるのを禁じました。
呆れたことに両親はティミーが集めたお菓子を集めて食べまくり、挙句の果てにはソファで仲良しまでしていました!
ウケました
その事実を知ったティミーは怒りを爆発させ、ナタで両親を殺害した後にチョコを食べました。
ティミーはお菓子の美味さに感動し、全部食べたのですが、それでも食べ足りずに両親の腹を裂いて彼等の胃袋の中のお菓子を食べました。
それでも食べ足りないティミーは毎年ハロウィンの夜に悪霊となり、お菓子を食べに舞い戻るということでした。

リジーはマイキーを寝かしつけて「あいつの話は嘘」とフォローしたのですが、怖くなったマイキーはドアの前にチョコバーを一本置きました。
ということでリジーとカイルはイチャコラ始めたのですが、マイキーは庭から「悪戯かお菓子か?」という地獄の底から響くような声を聞き、ベッドの中で震えあがっていました。
やがてリジー達はマイキーが集めてきたお菓子を全部食べてしまい、カイルはリジーが洗面所に入っている間に悪魔のクラウンみたいな奴に内臓を掴みだされました。

間もなくリジーもやられてしまったのですが、マイキーはドア前のお菓子のお陰で無事でした。
そして両親はソファで内臓を丸出しにして死亡しているリジーとカイルを目撃し、マイキーはその前で「僕のキャンディを食べた」と訴えるのでした。

なぜか玄関にお菓子が散らばってました。
なんかマイキーが犯人っぽい感じになりそうですが、別に血まみれでもないという。

THE NIGHT BILLY RAISED HELL

監督 ダーレン・リン・バウズマン
脚本 クリント・シアーズ

おっさん悪魔の扮装をしたビリー(マーカス・イカート)はチアリーダーの扮装の姉・ブリトニー(ナタリー・カスティーロ)とその彼氏でトサカ頭のトッド(ベン・スティルウェル)と共に昼間の通りを歩いていました。
その内にトッドとブリトニーからハロウィン嫌いな家に卵を投げつけるよう指示されます。
ということでその家の玄関先で卵を投げようとしたビリーでしたが、家の中から出て来たおじさん(バリー・ボストウィック)に卵を受け止められ、そのまま家の中に連行されました。
おじさんは「本当のハロウィンの楽しさをおしえてやる」とビリーに宣言し、その夜はおじさんと同行することになりました。

その夜、ビリーはおじさんとお菓子集めをして周り、「お菓子は虫歯になるから」と歯ブラシとペーストを渡した歯科医にキレたおじさんは歯ブラシを削ってビリーに渡し、歯科医を刺させました。
ビリーはおじさんの指示で庭の飾りを燃やしたり、子供を転ばしてお菓子を奪ったり、拳銃で強盗をしたりとノリノリで悪行を働きます。
そしてモデルのエイドリアンヌ・カレー(エイドリアンヌ・カレー)の車を奪って通行人を轢きまくりました。

その後、おじさんとビリーはおじさん宅に戻ったのですが、実は外で暴れていたビリーは偽物でモルデカイという人物でした。
本当のビリーはずっとおじさん宅で椅子に拘束されており、ようやく解放されたのですが、近づいて来たパトカーから降りてきた警官に撃たれてしまいました。

うーん。トッドとブリトニーが悪い気がしますが…
イキっちゃダメよ的なことなのでしょうか?

TRICK

監督 アダム・ギーラッシュ
脚本 グレッグ・コモンズ

ハロウィンの夜、ネルソン(トレント・ハーガ)は玄関先に訪ねてきた魔女の扮装をした少女に腹を刺されて倒れました。
妻マリア(ティファニー・シェピス)は慌てて車を出しに行ったのですが、子供達に寄ってたかって惨殺されてしまいます。
家に遊びに来ていたジェームス(ジョン.F.ビーチ)もスプレーの火炎放射で顔を焼かれた挙句に口に猫いらずを突っ込まれて死亡します。
唯一生き残ったケイトリン(ケイシー・ルッジェリ)は家の中にある実験室のような場所に隠れます。

実はネルソン達は少年少女を捕えて目を摘出したりして虐待しており、今回の件は仲間が少女を助けに来たのでした。
間もなく目を摘出された少女は復讐に転じ、ケイトリンの脳天に斧を叩き込むのでした。

短いのに意外な展開!的な作品でなかなか面白いです。
ちょっとグロいです。

今度のお話しは貧しい地区に住む住民に聞いて欲しいものだそうです。

THE WEAK AND THE WICKED

監督 ポール・ソレット
脚本 モリー・ミリオンズ

ダウンタウンにたむろするアリス(グレイシー・ギラム)達は悪事を働いてばかりだったのですが、幼少期の彼等に両親を焼かれたストレンジャー(キーア・ギルクリスト)が復讐に現れます。
しかし彼は返り討ちに遭い、アリスに焼かれそうになったのですが、そこにハロウィンの悪魔が現れてアリスを惨殺しました。
ストレンジャーはアリスに悪魔召喚に必要な手順を踏ませていたのでした。

あっさりと終わる感じの短い作品でした。

GRIM GRINNING GHOST

監督 アクセル・キャロリン
脚本 アクセル・キャロリン

リン(アレックス・エッソー)の母(リン・シェイ)ハロウィンの夜にご近所さんを集め、虐められた末に死亡したメアリー・ベイリーの伝説を語ります。
顔が醜いという理由で笑われていた彼女は怨霊となってハロウィンの夜に舞い戻り、背後から笑い声を響かせるのだそうです。
そして振り返ってしまった人間はもれなくメアリーによって目をくり抜かれるということでした。

パーティーはお開きとなり、リンは引き揚げたのですが、道中で車がエンストしてしまいました。
仕方なくリンは歩いて帰宅することにしたものの、背後から女性の笑い声が響きました。
リンは振り向かないように足早で帰宅し、どうにか無事でしたが、玄関で外を振り返っていました。
意外と怖いです。

そして歯ブラシをしてソファでくつろいでいたリンの横に突然不気味な女性が現れました。

ありがちなホラーです。

DING DONG

監督 ラッキー・マッキー
脚本 ラッキー・マッキー

去年のハロウィンにジャックとボビーの家ではボビー(ポリアナ・マッキントッシュ)が子供ができないことでジャック(マーク・センター)にキレていました。
今年のハロウィンになり、こじらせまくったボビーはとうとう子供を盗むことを計画したようです。
ジャックは家のチャイムが鳴って子供が訪ねてくる度にはらはらしてそれを出迎えていたのですが、とうとう「君は暴力的過ぎるから子供は作らない方がいい」と告げ、自分が無精子症であることを告白しました。

するとボビーの中に潜んでいた狂暴な何かが現れてジャックをオーブンに放り込んで焼いてしまったのですが、同時に彼女も溶けました。

これ意味わかりませんでした。

THIS MEANS WAR

監督 ジョン・スキップ/アンドリュー・カシュ
脚本 ジョン・スキップ/アンドリュー・カシュ

ボリス(ダナ・グールド)はハロウィンの夜の先立ち、ガチで家の周りを飾って子供達を出迎える準備をしました。
本番の夜を迎えたものの、その余りの作り込みに子供達はドン引きしてしまいます。
更に向かいの家でメタル演奏を始めたので、ボリスは「お前らの所為だ」位の感じで八つ当たりを始めたのですが、相手にはされませんでした。
ということでハロウィンの夜を巡っていい年齢のおっさん同士で取っ組み合いになってしまい、暇なギャラリーが集まってきて大騒ぎになります。

そして揉み合いの末、ボリスは猛タックルで木の杭にお向かいさんを串刺しにしてしまい、自身の腹も貫通してしまいました。

これは完全にコメディです。やり過ぎはダメよということでしょうか。
ハロウィンの夜は悪霊とか集まってきて大変なことが起こるそうです。

FRIDAY THE 31st

監督 マイク・メンデス
脚本 マイク・メンデス/デイヴ・パーカー

若い女性ドロシー(アマンダ・モイヤー)が寂しい夜の路上で13金の殺人鬼風のナタと生首をぶら下げた殺人鬼に追われています。
彼女は手近な小屋に逃げ込んだのですが、そこはバラバラになった死体置き場となっており、友人のケーシーも生首カボチャランタンとされていました。
ドロシーは飛び込んできた殺人鬼をピッチフォークで刺し、隙を見て逃げたのですが、殺人鬼が投げたヤリに胸を貫かれて死亡しました。

そこにUFOが現れてドロシーと殺人鬼を照らし、中からは超ちっこい緑色の小人宇宙人が現れてカボチャ型のバッグを差し出しつつ「お菓子を頂戴」要求します。
殺人鬼は「持ってない」と断ったのですが、宇宙人はしつこく「お菓子お菓子!」と要求するのでキレた殺人鬼は踏みつぶしてしまいました。
死んだ宇宙人は粘土になったのですが、その直後にドロシーに憑依して態度を豹変させます。

ドロシーは緑色に目を光らせて空中浮遊しつつ殺人鬼に襲い掛かり、殺人鬼は悲鳴を上げて逃げます。
小屋に逃げ込んだ殺人鬼はドロシーと斬り合いになり、相討ちとなって死亡し、周囲には血のシャワーが降ります。
やがてドロシーの口からは宇宙人が出てきて「お菓子くれ」とカメラ目線で要求し、殺人鬼の生首を持って消えました。

見た目可愛いんですけど…
上には上がいるという話でしょうか?

いままで散々なことが起きましたが、まだまだ序の口だそうです。

THE RANSOM OF RUSTY REX

監督 ライアン・シフリン
脚本 ライアン・シフリン

ハロウィンの夜、ダッチ(ホセ・パブロ・カンティージョ)とハンク(サム・ウィットワー)の二人組は億万長者のレックス社長(ジョン・ランディス)は子供を玄関から送り出したのを機に誘拐を目論みます。
ダッチは乗り気では無かったのですが、ハンクは「別に殺すわけじゃねえ。最後のチャンスだぞ」と後押しします。
二人はトラのマスクを被ったレックスの息子の後を尾け、人気の無い道で拉致しました。
そして倉庫に息子を連れ込んでレックスに身代金を要求したのですが、「知るか」と電話は切られてしまいました。

いつの間にかレックス息子は拘束を解いて暴れていたのですが、その正体はトロールのような顔をしたクリーチャー(ベン・ウルフ)でした。
二人は何とか息子をKOし、袋詰めにして沼に投げ込んで沈めました。
しかし息子はなぜか直ぐに戻ってきたので再びハンクがレックスに電話し「お金払うから引き取ってくれ」と泣きついたのですが、レックスは「5年前から居座られて迷惑してた。食わさないと食われるから注意しろよ」と電話を切りました。
そこで二人はレックスの玄関先で袋詰めした息子を燃やし、そのまま町から逃亡しました。

その後、スタンドに立ち寄った際にハンクが後部座席を振り返るとレックス息子が座っており、ダッチの生首を抱えて齧っていたので、ハンクは悲鳴を上げるのでした。

レックス解放されてよかったです。

BAD SEED

監督 ニール・マーシャル
脚本 ニール・マーシャル

レイ(グレッグ・マクリーン)は妻のエレン(セリーナ・ヴィンセント)に上手に彫れたカボチャランタンを見せ、「凄いだろ」と自慢していました。
しかしその直後にカボチャランタンに噛みつかれ、頭部を食われてしまいました。
そしてそれに気づいて悲鳴を上げるエレンを後目に葉っぱのような足を生やしたランタンは逃走しました。

事件を担当したマクナリー刑事(クリスティーナ・クリーブ)はカボチャが犯人だと聞いて頭を抱えていたのですが、その夜、カボチャは少年を襲っていました。
「なんとかせい」と上司からどやされたマクナリーはカボチャに襲われ、検視官のボブ(パット・ヒーリー)の援護でどうにかカボチャを破壊しました。
そしてカボチャに貼られたクローバー社のラベルを見たマクナリーはボブを従え、早速怒鳴り込むことにしました。

クローバー社で担当研究員のマイロ(ジョー・ダンテ)に案内された先ではスーパーカボチャなる製品が大量に開発されており、マクナリーは驚愕するのでした。

キラートマトっぽい話になって来たのですが、演者は超真剣でウケます。

エンドロールで終了です。

感想

これは普通です。
訳の分からないものもありますが、意外と短いのにまとまってる話が多いです。
当時、ホラー系ではメジャーだった監督の競演になってます。
コメディ系が多く、マイルドな印象ですが、グロいのもあります。
やはり作風が出ているようで、ラッキー・マッキー監督などは相変わらずの意味不明でしたw