よくわかりません 皆殺しの天使

皆殺しの天使 ビデオの中に悪魔がいる

次の獲物はお前だ

制作年 1997年
制作国 日本
監督 長澤雅彦
脚本 金子二郎
上映時間 71分
出演
大沢一起
今村理恵
坂上香織

だいたいのあらすじ

ランドセルを背負った小学生の男女が居たのですが、その目線の先には同級生の遺体が横たわっていました。

誰もいない部屋でトシ(大沢一起)が床に寝そべっていたのですが、そこに女性から「これから2年ぶりに行きます」と伝言がありました。
その後、トシがレンタルビデオ店に行ってから戻ると部屋の前に伝言の主ユウカ(坂上香織)が立っていました。
実はトシは明日、この部屋を立ち退く予定なのですが、ビデオ屋に気になる店員アキ(今村理恵)がいるので呑気にビデオを借りてきたのでした。

ユウはトシを誘惑してHしようとしたのですが、イマイチ乗り気でないと見抜き、「今夜又来る」と出て行きました。
なお、彼女はジュンイチなる人物と明日結婚するのだそうです。
その後、ユウカはカネダとトモを連れて現れ、カネダにナンパされたアキも同行していました。
といいうことで皆でビデオを観ることにしたのですが、それはサイコのパクリのようなホラー映画で、女性がパンツを履いたままシャワーを浴びているところに殺人鬼が現れるというものでした。
この劇中劇酷過ぎます。

あまりのつまらなさに鑑賞を止めたのですが、実はこのマンションでは虐めで死者が出ているのだそうです。
その後、お腹が空いたと言い出し、トシとユウカを残して食事に行くことになりました。
再びユウカはトシを誘惑し、「あなたのことが好きだからジュンイチと結婚する」と頭のおかしいことを言い出したのでトシは部屋を出ました。

間もなくアキが買い物から戻ってきてトシに声を掛け、実はユウカにナンパされて遊びに来たのだと打ち明けました。
心からどうでもいいです。
カネダ達も戻って来たので部屋に戻ったのですが、ユウカは勝手にシャワーを浴びており、なぜかその様子がTVに映りました。
そしてサイコの劣化版完全丸パクリという演出でユウカは謎の殺人鬼にシャワーホースで刺殺されました。
その映像を見ていたカネダは「サイコのパクリじゃん」と自虐的なコメントをするのでした。
そう思うならもう少し工夫すればいいと思います。演出力の無さを言い訳してる気がします。

ということでシャワー室を見に行くことになったのですが、シャワーを浴びていたのはジュンイチ(大森南朋)でした。
なぜかユウカの姿は消えており、ポテチの袋には彼女の切断された指が入っており、天井には「がっかり」という血文字がありました。
なぜか電話が使えなくなっていたのでジュンイチは公衆電話で通報しに走り、トシもそれを追ったのですが、なぜかビルから出られなくなっていました。

そしてどさくさ紛れにカネダはトモと共謀してアキをレイプしようとし、アキは逃げようとしたのですが、グラスで足を斬ってしまいました。
そこにノックの音で邪魔されたのでカネダが玄関に向かったのですが、ドアスコープを覗いた際にアイスピックで目を刺されて死亡します。
ドア越しにこんなにグッサリ行かないと思います。

トモの悲鳴を聞いてトシとジュンイチが戻って来たのですが、なぜか目にグッサリとアイスピックが刺さったカネダの遺体を発見し、トモはトシを見て怯え切っていました。
ドアスコープ越しに刺したという先ほどのシーンも忘れたんでしょうか?
そしてドアには「バカ」という血文字があり、今度の殺人もTVに映し出されていました。
その後、単独で通報しに行ったトシの前に「がっかり」という小学生女子の幻覚が現れました。

トモは避難梯子を出してきて「僕は絶対に誰にも言わない」とブツブツ呟きながらベランダを下りていたのですが、途中でナタを持った人物に襲われ、その様子がTVに映っていました。

感想

これはつまらないです。
マンションに殺人鬼が出ましたという内容です。
展開に無理があり過ぎ、何より殺人鬼の動機が不明で観ていて面白くありません。
一番まずいのがオリジナリティが一切無い点だと思います。
どこかのホラー映画から持ってきたようなシーンを繋ぎ合わせたような演出ばかりで全て劣化しています。
そしてそのシーンの前後の整合性ですら取れていないという。

なんか凄くテキトーにホラー映画撮りましたという感じで観ているこちらも悲しいです。
ツッコみどころの塊ですが、シリアスで盛り上がる作品でもなく、ツッコめないです。
大勢で観ても空気が悪くなること確定です。

エロもない、グロもないと無いない尽くしなので、特に面白いポイントも無いという。
役者さんの演技レベルがまちまちで女優さんと主演男優は学芸会で浮いてます。
一番自然に演じていたのはジュンイチで、カネダもトシもギャーギャー騒いでるだけだという。

これは地雷なので観なくていいと思います。
もっと言うとジュンイチとか役者パワーが無かったら超地雷です。

ラストまでのあらすじ

ジュンイチはいつも殺人が行われる際にトシがいなかったので、疑惑の視線を向けるようになったのですが、今度はインターフォンのカメラにフードを被って顔の見えない謎の女が映りました。
そして女を迎え討ち、逆に殺害したジュンイチでしたが、なぜかそれはユウカでした。
ユウカは普通に殺人鬼っぽく振る舞っていておかしな点はなかったです。

ということでようやくトシが警察に通報しに行くことになり、ロビーを出たのですが、再び小学生女子の幻覚が現れて「産まれて来なければよかったのに」と言いました。
そしてトシはナタを手にジュンイチに襲い掛かりました。
トシは女装女子であり、過去に虐めをうけていたようです。

その後、アキは「あなたが皆殺したの」とトシに告げ、「私がヒロインだからあなたを殺さないと」と言い出しました。
そしてアキは虐めグループの男女の亡霊に優しく笑い掛けてマンションを出て行きました。
このビデオを撮影していたのはアキであり、彼女はビデオを勤務先のショップの棚に戻しました。
間もなく店員(桜木ルイ)に女性(杉本彩)がアキのビデオを求めて問い合わせをしていました。

エンドロールで終了です。

アキが一連のことを仕込むというのが無理あり過ぎです。
説明無かったのですが、虐めグループがカネダ達だったのでしょうか?
だとすると冒頭で死んでたのは誰?
最後のシーンの対比だとあれはトシであり、生きてたということでしょうか?
巻き戻してまで確認しようという気が起こりません。

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