超主人公補正です シャークネード

シャークネード

人喰いサメ×巨大竜巻

制作年 2013年
制作国 アメリカ
監督 アンソニー・C・フェランテ
脚本 サンダー・レヴィン
上映時間 87分
出演
アイアン・ジーリング
タラ・リード
ジョン・ハード

だいたいのあらすじ

どっかの海上でサメの群れが巨大竜巻に巻き上げられていました。
そしてメキシコの沖合32㎞でサメを釣りあげてはフカヒレを回収していたサンチャゴのボートは竜巻に襲われ、中にいたサメに食われて全滅していました。

カリフォルニアにハリケーンが迫っていたのですが、サーファーのフィン(アイアン・ジーリング)は「いい波来るし」と海に出ていました。
そしてハリケーンに追われて大量のサメ軍団が北上しており、主人公補正なのかフィンは襲われず、知り合いのディアナが襲われました。
ということで未だ海上で「海から上がれー」と呼び掛けているフィンは襲われず、モブの皆さんは次々にサメの餌食となりました。

ジェットスキーに乗っていたフィンの相棒・バズ(ジェイソン・シモンズ)もサメに襲われたのですが、フィンがボードでサメをぶっ飛ばして追い払いました。
ここまで来ると補正とかそういうレベルではないです。
フィンのバーのウェイトレスで彼にべた惚れのノヴァ(キャシー・スケルボ)は間もなく戻って来たフィンを「無事で良かったー」と出迎えるのでした。
そして窓から外を見たフィンは今更のように娘のことが心配になり、離婚した妻エイプリル(タラ・リード)に連絡したのですが、「関係ないから!」的に切られました。

フィンは今更のように店を閉める準備を始め、呑気に呑んでいた常連客のジョージ(ジョン・ハード)達を「店閉めるから」と叩き出しました。
そもそも海岸にあるバーが営業してる時点でなんだかなあという感じです。
しかしノヴァとジョージ、バズは「一緒に店を守る」とか言い出し、モブの皆さんは引き揚げました。
その直後にサメが窓をぶち破って飛び込んできたのでノヴァがビリヤードのキューを刺して倒しました。
結局、凄い津波が来たので、全員が逃げ出し、モブの皆さんの一部が津波に呑まれました。

その最中にもサメが飛んできたり、観覧車が転がったりしてモブの皆さんは次々に死亡します。
バーは潰れてしまい、フィンとノヴァは失業し、フィンはクラウディア達が心配なのでロスに向かうことになります。
家を流されたノヴァも同行することになり、ジョージとバズも暇だからと付き合います。
道路は浸水していたのですが、フィンの車は防水仕様なので問題なく進めました。
尚、ジョージはビバリーヒルズに住んでいる大金持ちだったそうで、まずは高台の405号線からそっちに向かうことにしました。

しかし405号線は既に浸水しており、そこにサメの群れが襲ってきたので、フィンは車から降りて「立ち往生してる人を助ける!」とか言い出します。
そして全員でモブの皆さんを高台に避難させたのですが、逃げ遅れたジョージは津波の中のサメに襲われて死亡しました。
その後、いつの間にかモブの皆さんは消えたので、フィン達は前方の津波をタイミングよく通り抜け、ロスへと到着しました。

ということでサメのどさくさでエイプリルの家にゾロゾロと乗り込んだフィン達でしたが、娘のクラウディア(オーブリー・ピープルズ)にさえ拒絶されるフィンでした。
エイプリルの新しい彼氏・コリンも出てきてフィンを追い払おうとしたのですが、彼はモブ扱いだったのか窓から飛び込んできたサメに食われました。
実はフィンの息子マットも付近にいると発覚し、嵐はこれからが本番だったので、フィンが囮になって皆を逃がし、すぐ追いついて車を出しました。

間もなくエイプリルの家は流され、ラジオのニュースでは嵐と同時にサメが襲ってきて大変!と報道していました。
道中でスクールバスが水没しているのを目撃したフィンは「よその子よりうちの子が先でしょ」とギャーギャー騒ぐエイプリルを無視し、橋の上に移動してバスをウィンチで吊り上げようとします。
ということで上にいるバド達が子供達を一人一人引き揚げ、運転手を最後に引き揚げてフィンも戻って来ました。
なかなか大変そうです。それはそうとロープが切れそうになったのですが、冒頭の流れでフィンはしばらく死なないことが分かってるのでスリル無いです。

その後、子供達を避難させたのですが、嵐の第二波が襲ってきて竜巻も発生します。
防水仕様だったはずの車は不調に陥りましたが、ひとまず移動を開始します。
しかし空からサメが降ってくるようになり、とうとう車は停止してしまい、燃料漏れで大爆発しました。
都合のいいことに直ぐ近くに撮影用のレンタカーショップがあったので、そこで車をゲットしました。
警察は道路封鎖を始めていたので、検問を突破し、ニトロバーストで振り切りました。
カーブの所で撮影スタッフらしき人達が映り込んでたのと、普通に車往来してます。

ということで間もなくマットがいる航空学校に到着しました。
また、遠くではサメの群れが竜巻に巻き上げられているのが確認できました。
絵的には面白いのですが、サメしか巻き上げられていないのが謎です。
航空学校は皆が避難していたようなのですが、マット(チャック・ヒッティンガー)達はなぜかベニヤ板の向こうに隠れており、その割には嵐のこと等把握していないと謎の状態でした。
間もなく竜巻が来てモブの女子が一人消えたので、一行はベニヤ板を押さえて引き籠ります。

感想

これはくだらないです。
竜巻に襲われた町でサメが降ってくる中をお父さんが頑張ります!という内容です。
どうしてこんなにくだらないことを思いつくのか感心します。
そういう訳でお話しはどうでもいいのですが、展開は面白くてテンポもいいです。
何しろサメが空中をぶっ飛んでくるという絵が面白いです。
それだけでは飽き足らず飛んできたサメをチェーンソーで斬ったりしてます。

ツッコんで楽しめる系なので、大勢で観てもいい感じだと思います。
結構他の人と観たりするとツッコみポイントが違ったりして面白いですよね。

その反面でこの映画を残念にしている点はスリルが全くない点です。
主人公のフィンの補正が強すぎて超人なので、絶対に死なないということが判明しています。
その逆にモブの扱いは非常に悪く、サメに食われるために出てきてます。
流石に反省したのか結末付近では被害者少な目です。

サメ映画としても微妙な感じで、おまけ的な感じになってます。
やっぱり絵的にはハリケーンの方が圧倒的に脅威的でした。
前述したような主人公補正の所為もあってか、「ハリケーンが脅威なのに更にサメヤバい!」とはならず、ハリケーンが主な脅威でサメは軽くそこにいる感じです。

親子愛とかも盛り込んでますが、エイプリルとクラウディアが嫌な女なのでどうでもいいという。
マットがこっち寄りだったので良かったですが、それが無ければ「なんでこんな女と結婚するかなあ」とフィンの株も大暴落するところでした。
むしろジョージやバド、ノヴァとの友情の方が良かったですね。
ノヴァは個人的にサメに恨みがあるのですが、何だかんだで皆フィンに協力的で救助活動とか積極的に参加してます。

ラストまでのあらすじ

ひとまず竜巻は一時治まったので、工具室でチェーンソー等の武器を補充してサメに備えることにします。
マットはヘリで上空に飛び、ノヴァと共に竜巻に爆撃してサメを一網打尽にするという作戦を立案しました。
それ地上に影響出そうな気が…
なぜかクラウディアは「マットばかりと仲良くする」と今言うことか?という僻みをフィンにぶつけ、「一番最初に助けに行っただろ」と説得されるという弾薬用意の間の尺稼ぎとしか思えない子芝居が挟まりました。

更にノヴァは手も動かさずに幼少期に祖父母と共にサメに襲われ、乗客の皆に守ってもらえたという涙なしには語れない身の上話をマットにしました。
尺も大分稼げたのでマットはヘリに爆薬を積み込んで登場準備を始め、バドは爆薬を準備しながらいざという時は車で突っ込むとフィンに打ち明けました。
ということでマット達は上手いこと爆弾を投下し、竜巻も鎮めました。

しかし空中にいたサメはこちらにぶっ飛んできてマットの友人のモブが一人死亡します。
フィンは主人公補正で飛んできたサメをチェーンソーで真っ二つにしたり、ハンドガンで撃墜したりと
更にここまで一緒に頑張って来たバドもサメにさらわれ、二本目の竜巻が航空学校に迫って来ました。
フィン達は隣の老人養護施設に逃げこみ、プールに飛んできたサメをガソリンで吹き飛ばすと共に全滅したモブキャラを大量獲得しました。

上空のマットは順調に2本の竜巻を消したのですが、三本目のデカい竜巻が消せず、飛んできたサメにノヴァが食われました。
ノヴァヒロインだと思ってたんですが…
マットは間もなく付近に不時着し、フィンによって救出されました。
そこでマットはバドが実行するはずだったプランBを発動し、爆薬に点火した後にニトロバーストで突っ込ませ、自身は脱出するという離れ業で竜巻を鎮めました。
ジェイソン・ステイサムさんかな?

しかし空からは大量のサメが降って来たので、急いで施設に走ったフィンはクラウディアを救うためチェーンソーを持ったまま巨大なサメの口に飛び込み、お尻をぶち破って出てくるという大技を披露します。
そしてこのサメはノヴァを呑んだサメであり、彼女も無事に引きずり出されました。
サメが降ってくるシーンは超楽しいんですけど、この展開はいくら何でもおかしいと思いました。

そしてあれほどフィンラブだったノヴァはマットの人口呼吸で蘇生し、そのままくっついてしまいました。
フィンはエイプリルと仲直りしてキスをしました。

飛行場には無数のサメの死骸が転がっており、シュールな様子でした。

finマークの後にエンドロールで終了です。

勝手にしてください。
この作品はくだらないけど絵的にも面白いシーン沢山ありました。
くだらないエンディングテーマの最後に子供が「シャーク」とか言ってるのがちょっと可愛いです。

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