変な道化の話 それ それがやって来たら…

それ それがやって来たら…

キャンプに行ったらひどい目に遭う話

制作年 2018年
制作国 日本
監督 沖田光
脚本 沖田光/近藤紫乃
上映時間 63分
出演
平松可奈子
椎名ひかり
牧純矢

だいたいのあらすじ

山梨県のキャンプ場で発生した連続殺傷事件の容疑者である小林絢香が取り調べ中に自殺を図り、緊急入院したそうです。
絢香(平松可奈子)は容疑を否認しており収容先の病院では「口笛が聴こえる。あの男が来る」等と怯え切った様子でした。
「くちぶえがー」と言ってるみたいですが、何言ってるのか聞き取れませんでした。

3か月前、絢香と工藤すみれ(椎名ひかり)は児童6名の引率で山中のコテージで三泊四日のキャンプ生活をすることになりました。
申し訳ないのですが、すみれの声でイラっとします。
皆が川遊びなどをして楽しむ中、上杉響(牧純矢)は膝を抱えて座り、コテージで引き籠ってしました。
すみれは響のことが心配だったのですが、その後、結城拓哉(加藤直輝)が彼を連れ出していたので一安心でした。

実は拓哉と勇太(金丸竜也)と響は自殺とされた友人の死に関与していたようで、その父親から「お前らが殺したんだろ!殺してやる!」と罵られていました。
その件を思い出しては響は落ち込んでいたのですが、拓哉は「怪しまれないようにしろ」と指示しました。
その夜、児童の一人レナ(有澤ミッシェル)が付近の森の中で人がいたと大騒ぎします。
キャンプ場の森に人がいるのは普通のことでは?
それを聞いた響は友人の父が復讐に来たのでは?とビビります。

なぜか絢香達は児童をゾロゾロ連れてライトを手に森の中へと様子を見に行ったのですが、そこで倒れている少女・美咲(浅野桃花)を発見しました。
コテージに運んで寝かせると美咲は間もなく意識を取り戻したのですが、彼女は記憶を失っていました。
これは警察案件ではないかということになったのですが、携帯が圏外だったので明日の朝、すみれが警察に知らせることにしました。

絢香は幼少期に美咲と会っていたような気がしていたのですが、今一つ記憶がハッキリしませんでした。

その後、稔(加藤大翔)がトイレで死にそうに苦しんでいたので、何かと思えば食べすぎだそうで、開き待ちをしていた勇太は仕方なく外におしっこしに行きます。
この子役の無駄な熱演は指導できなかったんでしょうか?
勇太がおしっこしていると突然現れた白塗りの道化師のような男(いしだ壱成)に捕まって拉致されました。
翌日、勇太がいなくなったということを知り、すみれと絢香は凄い棒読みでどうしようとかワーワー騒ぎます。
他の児童だとまゆ(ナナエ)だけは響達が起こした事件を知っていたらしく、「親が復讐に来たんだ」と呟くのでした。

すみれは警察に行くことにしたので響に美咲の保護を頼み、絢香と他の児童は勇太を捜索することになりました。
ということでゾロゾロと勇太を捜していたのですが、児童達は「手分けして捜した方が効率的」と申し出、絢香は「それで誰かはぐられたら…」と心配したものの結局押し切られてしまい各自捜索して15時に集合ということになりました。
美咲を見ていた響でしたが、突然ドアの向こうから竜太の生首が部屋に投げ込まれます。
響は「あいつが来た!」とビビって外に飛び出したのですが、美咲はニヤニヤしながら「あいつって誰?君たち何をしたの?」と楽しそうに聞きました。

響の回想によれば友人は確かに自発的に飛び降りて死んでいる感じなのですが、その前に拓哉達が何かをして響が友人を止めようとしていました。
回想してる場合じゃないと思います。
彼の告白を聞いて美咲はまたニヤリと笑うのでした。
一方、手分けしようとか言ってた児童四名は結局固まって行動して拓哉から自殺児童の件を聞き、レナは「お前のせいでキャンプが台無し」と拓哉に絡み、グダグダと揉めていました。
そこに白塗りが楽しそうにスキップで突撃して来てナイフを振り下ろしました。
悲鳴を聞きつけて響と美咲が駆け付けた時には千切れた手足が転がっているだけでした。

そして白塗りは口笛を吹きながら響達に襲い掛かりました。
その後、何処にいたのか絢香が今更「拓哉くーん」等と走って来たのですが、響は倒れていたのですが無事で「美咲が白い顔の男に連れ去られた」と告げました。
絢香どこにいたんでしょうか?離れていたら悲鳴聞こえないはずなので「拓哉くーん」はおかしいし、聞こえる範囲にいたならこんなに遅くならないはずでは?

絢香と響はライトを手にどっかのトンネルに向かったのですが、そこには白塗りと美咲がいました。
白塗りは「お前を導くのが目的」的なことを絢香に告げ、ヒントは10年前にあるそうです。
なんで大人しく二人で白塗りの話聞いてるんでしょう?すみれが警察呼びに行ってるのに

感想

これはイマイチです。
キャンプ場に行ったらなんかいて皆殺されちゃうという内容です。
タイトルからしてITを意識しているのですが、全く無関係です。
というより、なんで道化師を出す必要があるのか非常に疑問で、被せてきてるようにしか見えないです。
冗長で怖くない演出にウンザリしてしまい、名曲がBGMに使われてるのもなんだか悲しいです。

内容はほとんど無い気がします。
そもそも美咲に何が起こってああなったのかよくわかりません。
事件が起こっていた際に絢香は近所に住んでたんだからすぐ見つかるでしょ?なぜ今更?って思いました。
自殺した?友人の件も殆ど無関係でわざわざ出す理由がよくわかりません。
二度も回想で引っ張ってるのでそもそも友人が何で死んだのかくらいは教えて欲しいです。

白塗りの正体もなんだかよくわからず、絢香が現在どういう状態なのかも不明。
結局観ていて疑問に感じた点は解消しなかったので勝手にしてくださいという感じでした。

女優陣が何だか残念な感じで、全員演技がヤバかったです。
周りがポンコツだったせいか白塗り男の演技だけ異常に上手く見えるという。
なんだか浮いてて笑いました。

ラストまでのあらすじ

すると唐突に「うっ」とか言って絢香が頭を抱え、どうやら都合よく記憶が蘇ったようでした。
10年前に絢香は立入禁止の小屋に監禁されていた美咲を発見したのですが、彼女は養父によって監禁されたと話していました。
そこで逃げ出そうとしたのですが、養父が戻ってきてしまい、絢香にナイフを突きつけ「他言しなければ逃がしてやる」と脅しました。
絢香は頷いた後に倒れてしまったので外に連れ出され、美咲は一晩中養父に殴られていました。
ボロボロの美咲の前に白塗り男が現れて「僕は君の味方だよ。どうして欲しい?」と尋ねました。

美咲は養父の死と絢香と「自分を苦しめる者全て」の死を願いました。
白塗りは養父を殺害したのですが、間もなく美咲は亡くなってしまいました。
悪魔か何かだと思ったのですが、どうやら美咲が大事にしていた道化師の人形の化身のようです。
白塗りはナイフを手に絢香に迫ったのですが、美咲が「もっと苦しめろ」と指示したので響を殺害しました。
その後、なぜかすみれが号泣しながら警官をトンネルに連れて来て、響の遺体の前でしゃがみ込んでいる絢香を発見しました。
なんで大泣きしてるんでしょうね?警察もやる気ないのでまだ死体は発見されてないんですけど。

ということで絢香は逮捕されたそうで、それをベッドで看護師に打ち明け、看護師は「もう大丈夫よ」と訳の分からない返しを棒読みでしていました。
その後、絢香はめでたくベッドで白塗りに殺害されました。

成仏できたみたいでよかったですね。

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