メリーさん的な 渋谷怪談 サッちゃんの都市伝説

渋谷怪談 サッちゃん

あたしサッちゃん、今あなたのうしろにいるの… 

制作年 2004年
制作国 日本
原案・シリーズ構成 福谷修
上映時間 71分
出演
前田亜季
前田愛
岩佐真悠子

だいたいのあらすじ

サッちゃんメール

監督 福谷修

ナナ(前田亜季)の友人カナエ(大久保綾乃)はサッちゃんメールというものにハマっているのですが、彼女からメールが来ると恋が叶うのだそうです。
カナエにしつこく誘われたナナは面白半分にサッちゃんメールを出してみたのですが、その夜メリーさん風の「いまおうちにいるの」というメールが届きました。

その後もサッちゃんから「いまおそとにいるの」とメールが来ていたのですが、「でんしゃにはねられちゃった」と衝撃のメールが届きました。
迷惑メールだろうということになったのですが、その後「あなたのおうちはどこ?」というメールが来ました。
ありがちな都市伝説をなぞっただけでガッカリの演出が眠気を誘います。
ということで「いえのまえにいるの」、「あなたのうしろにいるの」と立て続けにメールが来て、凄い形相の少女がナナの背後に現れるのでした。

つまらないの一言です。

アイスクリーム

監督 横山隆平

姉妹(小阪由佳、篠原愛実)が夜の家で留守番をしており、妹は食後に食べるアイスをもっと食わせろと要求していました。
そんな中、付近で殺人事件が起きて犯人は逃走中というニュースが流れました。
妹は怖くなって姉の部屋で寝るとか言い出し、いつまで経っても寝ないので姉は「サッちゃんの霊が来るぞ」と妹を脅しました。
それは逆効果で妹はますます寝なくなってしまったのですが、姉は突然「アイス食べよう」と妹を部屋から連れ出し、通りに飛び出してパトカーに助けを求めました。

実は姉の部屋のベッドの下には見知らぬ男が隠れていたのでした。
そしてパトカーに保護された姉妹でしたが、助手席には不気味な顔をした少女が居り、「殺されればよかったのに」と呟くのでした。

これも手垢つきまくりの話です。更に演出がチカチカです。
サッちゃん無関係なのに無理矢理絡めてくるのがこのシリーズみたいです。

あこがれの人

監督 BQ寧

イタい感じのバンドメンバーのサトシ(藤田玲)はダンススクールの窓に佇む瑶子(吉井怜)に一目惚れしてしまいました。
そういう訳なのでサトシは幼馴染の悦子に告られたのですが、ごめんなさいし、その様子をサッちゃんが見ていました。
どこにでも現れるんですね。
とうとうサトシは瑶子に告ることに決めてビルに突撃したのですが、中は廃墟然としており、ダンススクールも閉鎖されていました。
サトシが見ていたのは瑶子の首吊り死体だったようで、サッちゃんも現れたのでサトシはあわわととんずらしました。

とても首吊り死体には見えませんでした。映像で説得力持たせろよって思いました。
サッちゃんが現れるのもなぜ?演出は変なカメラワークと角度でとても見辛いです。

チェーンメール

監督 椿光一

遥花(前田愛)は友人(栗原瞳)に誘われて合コンに参加したのですが、バカとキモ男しかいませんでした。
その最中に「渋谷のコインロッカーに赤ちゃんが捨てられているので助けてください。無理なら10分以内に10人にこのメールを送ってください」という典型的なチェーンメールが遥花の携帯に届きました。
帰り道にロッカーに寄ってみた遥花でしたが、キモ男に声を掛けられただけでした。
尚、全く意味不明ですが、どこかで携帯を手に死亡している女性がいるようです。

結局遥花はキモ男と付き合うようになったのですが、またあのロッカーの前を通りがかり、泣いている少女を目撃して声を掛けました。
少女はサッちゃんに変貌し「お前が無視したからだよー」と叫ぶのでした。

このシリーズやる気あるんでしょうか?

三本足

監督 椿光一

保険教師・霧子(栗原瞳)は保健室にサッちゃん人形を飾っていたのですが、生徒がそれを発見し、「これは三本足のサッちゃん人形だから激レアだよ」とか言い出します。
確かに人形のスカートをペロンとまくると腰から不気味なもう一本の足のような物が出ていました。
その深夜あろうことか例の生徒が保健室に忍び込み、サッちゃん人形を鷲掴みにしていました。
転売かな?

翌日、霧子が出勤すると保健室は物盗りにでもあったように荒れており、サッちゃん人形が消えていました。
その後アメリカの警官バッジのような物をもってインチキ臭い刑事(荒木しげる)が現れて昨日の生徒・中村が行方不明だと告げます。
刑事はポッケからサッちゃん人形を出し、中村の部屋から発見されたと言いました。

その後、霧子は戻って来たサッちゃん人形の手入れをしていたのですが、そこに藤木という生徒が現れ、人形を盗んだのは中村ではないかと見解を述べました。
藤木によれば三本足のサッちゃん人形は人間を時空の彼方に連れ去るのだそうで、中村が行方不明になったのもその所為ではないかということでした。

霧子がこの不気味人形を可愛がっている理由も不明で、なぜこの人形がブームになったのか理解不能です。
お話も尻切れトンボな感じです。全体的に演出が酷いのですが、この作品はまだましな方でTVドラマレベルではありました。

心霊写真マニア

監督 BQ寧

トモヒロ(辻本祐樹)はネット等で集めた心霊写真を女子の前で披露しては「自分で撮った」と嘘松していました。
とうとう嘘松がバレて糾弾され、幽霊が出るという噂のビルで写真が撮れたら信じると言うことになりました。
そのビルというのはダンススタジオのあったビルで、ビルの前で手を合わせていたサトシ(藤田玲)からは「やめとけ」と言われたのですが、トモヒロは撮影を強行します。
結局心霊写真は撮れなかったのですが、撮影現場にはビル撮影を言い出したアヤが現れてトモヒロに接近します。

それを知ったトモヒロの彼女ミフユはブチ切れ、「トモヒロが今夜12時に渋谷のロッカーに撮影に行く」とアヤにガセネタを掴ませました。
しかし空気の読めないトモヒロは自宅でネットをしていた際に渋谷のロッカーの件を知り、撮影に出発していました。

ということでアヤが来たのを見計らったミフユは友人と共に「人の男を盗ろうとしやがって」と彼女を縛り上げてロッカーの前に放置しました。
アヤは自力で歩き出したのですが、サッちゃんに遭遇して悲鳴を上げていました。
なんで目隠ししたまま歩いてんのよと思いました。
その後、ロッカーの前で撮影しまくったトモヒロはとうとうロッカーの前に佇むサッちゃんが撮影出来たので大喜びしていました。
それからトモヒロは普通に映した写真にもサッちゃんが映ってしまうようになったのですが、ロッカーに行ったことがバレてミフユとは険悪になります。

トモヒロはまともな写真が撮れなくなり、自分の近くにサッちゃんが居ることを悟って発狂したまま死亡しました。
ミフユはアヤと仲直りしてトモヒロの事はきれいさっぱり忘れたのですが、未だに集合写真にはトモヒロが心霊写真として写り込むので「死んでても目立ちたがりな奴」的に罵られるのでした。

サッちゃんにこだわらなければこの話が一番面白いかも。
サッちゃん絡んだからダメな気が…

耳たぶの白い糸

監督 長江俊和

ギャル系の乃里(岩佐真悠子)は友人のミカ(阿部千明)のピアスを見て羨ましがっていました。
ミカは安全ピンで穴を開けたそうで、「大して痛くないから!」と、気乗りしていない乃里の耳たぶにも無理矢理穴を開けました。
こういう子いましたね。
そして乃里の耳からは透明な釣り糸のような白い糸が出ていたので、自宅で触れようとしたところ「ダメ!」という謎の声がどこからともなく聞こえました。

翌日、ミカに相談すると「よくあることだし、問題ないから斬っちゃえば」と言われます。
帰宅した乃里は耳の糸を切ろうとして再び「ダメ!」と止められました。

翌日、ミカは「じゃああたしが抜いてやる」と乃里の耳に手を伸ばしたのですが、怖くなった乃里は逃げ出します。
実はミカにも白い糸が出ており、抜いたらどうなるか乃里で試そうとしていたのでした。
その後、ミカは乃里に電話して「白い糸は切っちゃダメ。あたしみたいになっちゃうよ。明日病院に行って」と告げ、自分が乃里を実験台にしようとしていたことを明かして詫びました。

ということで乃里は病院に行くことを決心したのですが、突然「ダメ!」とサッちゃんが鏡の中から現れて乃里の耳たぶの糸を抜きました。
すると乃里は目にデビルマンのように雑に描いた血の涙を流し、失明してしまいました。

くだらないです。
これも内容はくだらないのですが、演出はギリギリ普通でした。
というか他がダメすぎな気が…


感想

これはつまらないです。
このシリーズは本当につまらないと思います。
サッちゃんとかいうキャラクターからして失敗してる気がします。
別にロッカーで何かしてる分には勝手にしてくださいって感じですが、関係ない所に絡めすぎ。

霧子と乃里と瑶子が可愛かったなあ位の印象しかなかったです。
霧子の中の人も10年後に自分が霊能力になって廃校で潰されて謎空間を彷徨うとは思ってなかったでしょうね。

これは地雷なので観なくていいと思います。

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