輪廻転生系です プロディッジー

プロディッジー

悪魔祓いしたらひどい目に遭う話

制作年 2018年
制作国 アメリカ
監督 ニコラス・マッカーシー
脚本 ジェフ・ブーラー
上映時間 92分
出演
テイラー・シリング
ジャクソン・ロバート・スコット
ポール・フォートー

だいたいのあらすじ

オハイオ州のモンゴメリーで何かに追われる女性が路上に飛び出して初老の女性に助けられたのですが、追われていた女性は手首を失っており、「あいつが私の腕を奪った」と訴えていました。

ペンシルベニア州のフォックスチャペルで暮らすサラ・ブルーム(テイラー・シリング)は夫のジョン(ピーター・ムーニー )との間に男の子を授かり、間もなく病院で出産しようとしていました。
サラが出産すると同時に、モンゴメリーの女性が出て来た家は警察に包囲され、女性の手首を持って出て来た男が射殺されていました。
産まれた子はオッドアイであり、マイルズと名付けられました。
吉良吉影かな?

20週を過ぎる頃にマイルズは「ママ」と呼び掛けるようになり、注射されても泣きませんでした。
26週目には積み木遊びをするようになったのでサラは「うちの子天才では?」と意識し始め、「天才の育て方」なる本を読んだりして英才教育を目指すようにになります。
5歳5か月になる頃にはマイルズは高い知能を示すようになり、コリンズ博士(ポーラ・ボードロー)の勧めでペンマークという専門の学校に入れることになったのですが、虫を握りつぶすような残虐性ものぞかせていました。
そしてマイルズ(ジャクソン・ロバート・スコット)は8歳になりました。

ある晩、マイルズはシッターの女性・ゾーイと留守番をしていたのですが、ゾーイはマイルズと隠れんぼの最中に地下室の階段に立てるように意図的に置かれたガラスの破片を足にブッサリと刺す大怪我をしました。
またある晩、マイルズは謎言語で寝言を言っていたので気になったサラは寝言をを録音しました。
その後、マイルズは学校でペアになる授業の際、自分が組みたい相手と先にペアを組んだダッシュという男子をレンチで殴りつけて重症を負わせました。
マイルズと面会したコリンズは暴力の理由について「僕を傷つける奴にやらされた」という説明を受け、念のためサラに虐待の有無を確認し、サラはコリンズにマイルズの寝言テープを渡しました。

テープを聞いたコリンズは専門家のアーサー(コルム・フィオール)にテープの分析を依頼します。
言語がハンガリー語だと突き止めて内容を訳したーサーは衝撃を受け、後日サラを呼んでコリンズと三者面談を行いました。
というのもこの寝言を言っていた際にマイルズは「いい夢を見た」と話していたのですが、内容は「黙れあばずれめ!目玉を抉り出すぞ」、「死ぬがいい」という罵詈雑言でした。
更にこの発音はルーマニアに近い地方のものらしく世界でも話せるのは40万人程度だそうです。

俄かには信じがたい話ですがアーサーは、マイルズは危険な人物の転生であり、彼は魂を乗っ取られそうになっていると言うのです。
また、転生した魂は生前にやり残したことをするのだそうです。
コリンズはアーサーの考えに賛同しているようでしたが、当然サラは同意できるわけも無く「バカバカしい!」と吐き捨てて退席しました。
しかしマイルズの顔がたまに別人に見えたり、誰も知らない歌を口ずさんだりしていたのに触れてサラは少しずつアーサーの考えを指示するようになっていました。
そんな彼女を見てジョンはそんなイカサマに騙されるな、あの子は単なる病気と説得するのでした。
一方、マイルズは授業中に女性の手首の絵を沢山描いたり、裁断ハサミを研いだりと謎の行動をとっていました。

そんなある日、マイルズに懐かなくなってしまった飼い犬・タルーラが行方不明になったので、ジョンは捜しに行くことにします。
ジョンは残虐なFPSに夢中になっているマイルズを無理矢理連れ出して車で犬を捜しに行きます。
後部座席のマイルズは「犬は死期を悟ると姿を消すからな。皆いずれ死ぬ。あんたもな」とジョンに話して「親にそんな口を聞くな」と怒りを買います。
マイルズは「じゃあどうする。ろくでなしのあんたの父親のように俺を殴るか?」と嘲笑うのでした。

帰宅したジョンはサラに「なんでマイルズが俺の過去を知っているのか?」と確認したのですが、ふと額縁の写真を見るとその裏にはベビーモニターを改良したカメラが取り付けられていました。
ジョンは「あいつは俺たちを監視していた…」と凍り付き、思わず「これは何だ!」とマイルズを怒鳴り付けてしまうのでした。
サラに押さえられて我に返ったジョンは「このままではいずれ手を出してしまうかも」と恐れ、兄弟のトミーの家に厄介になることにしました。
また、マイルズ自身も「時々身体を乗っ取られる。夜は毎日」とサラに打ち明けたのですが、彼女はジョンの意見を尊重して「あなたは病気なだけ」と言い聞かせました。

その晩、マイルズはサラの横で寝たいと言い出し「僕が何しても愛してくれるよね」と念押しししました。
そしてやたらと家の中に蠅が飛んでいたので、地下室に行ったサラはそこで棚の中に入れられたタルーラのバラバラ死体を発見します。
こんなに突然大量発生する前に兆候あると思います。
マイルズが泣きながら「僕が離れると悪いことが起きる」と言うので、とうとうサラはマイルズをアーサーの元に連れて行きました。

アーサーはマイルズに逆行催眠を掛けて生前まで遡り、ハンガリー語で「君は誰だ」と質問しました。
その男は決して名前を言わず、アーサーがマイルズにコンタクトを試みても妨害しましたが、両親がオハイオに移住した移民だということを打ち明けました。
そしてその男は「洗面所にあった薬を飲んだぞ。目が覚めたらお前の竿が口に突っ込まれてたと訴えるぞ。既にお前の陰毛は収集済みだから警察に訴えられたくなかったらこの件から手を引け」と脅しました。
仕方なくアーサーはサラに「思い違いだった。逆行催眠は失敗だった」と告げて追い帰しました。

その後、アーサーはマイルズが残した「エドワード・スケルカ」という椅子の傷を発見し、深夜2時にサラにこっそり電話して知らせました。

感想

これは普通です。
子供が凶悪になって大変!という内容です。
てっきり悪魔憑きの話なのかと思ったら輪廻転生の話でした。
冒頭の展開で「そういうことなんだろうな」というのは直ぐにわかります。
輪廻転生と言っても展開は悪魔憑きと殆ど同じで、どこかで観たような内容です。
ただ憑依しているのは人間ですので、超能力のようなものは無いので、オカルト系を期待すると肩透かしされます。
ジャケになんか骸骨みたいなの書いてますが、あれは単なるハロウィンの扮装です。

そういう訳なのでつまらなくも無いのですが、さして面白いものでもないです。
見つかったらヤバい的なスリルはそこそこありました。
良い点は子役の演技がなかなかいいのと、音楽でしょうか。
エドワード化したマイルズがいつも口笛を吹いてるのですが、この曲がなかなか良いです。

ラストまでのあらすじ

エドワード(ポール・フォートー)の情報をネットで調べたサラは彼がマイルズの誕生日に射殺されたことや同じくオッドアイであることを知ります。
サラは起きてきたジョンに事情を話し、協力し合うことにしました。
翌日、ジョンはマイルズの学校に行き、無理矢理教室から連れ出して早退させました。
その間にサラはマイルズの部屋に入って資料を調べ、エドワードの狙いが取り逃がしたマーガレット(ブリタニー・アレン )の手首を切断して殺害することだと突き止めます。

ジョンはマイルズを施設に入れることにし、運転中にマイルズにその件を打ち明けていたのですが、エドワード化したマイルズにハサミで刺され、事故を起こします。
病院に運ばれたジョンは危篤状態で、駆け付けたサラは無事だったマイルズに「あなたを救う方法がある。何があってもママを信じて」と告げて連れ出します。
サラは銃器店で拳銃と弾丸を購入し、マイルズを酔い止めの薬で寝かしつけてオハイオ州へと移動しました。

そしてサラはファンを装ってマーガレットの家に上げて貰いました。
サラは自分がマーガレットを先に殺害すればエドワードを出し抜けると考えていたようですが、マーガレットにも子がいると知り心が揺らぎます。
しかしやらねばならぬと洗面所を借りて拳銃に弾を込め、マーガレットに突きつけました。
サラは「できない」と泣き崩れてしまったのですが、そこにマイルズが現れてエドワードの決め台詞を呟きながらマーガレットに迫り、腹にナイフを刺して殺害してしまいました。

しかしマイルズは既に完全にエドワードに乗っ取られており、サラがマイルズだと思って接していたのはエドワードでした。
「この怪物め」とサラは銃をマイルズ(エドワード)に向け、発砲音が響きました。
しかし発砲音は通りがかったハンターによるもので、サラは撃たれて死亡し、マイルズ(エドワード)は「怖かったよう」とハンターに抱き着きます。
そしてマイルズはまんまと里子に出されることになりました。

エンドロールで終了です。

オーメンと同じパターンですね。

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