謎の殺人鬼 スマイリー

スマイリー

出会ったら最後、二度と笑えない―

制作年 2012年
制作国 アメリカ
監督 マイケル・ギャラガー
脚本 グラスゴウ・フィリップス/マイケル・ギャラガー
上映時間 95分
出演
ケイトリン・ジェラード
メラニー・パパリア
シェーン・ドーソン

だいたいのあらすじ

シッターのバイトをしていた女性がそこの娘に聞いたところによれば、見知らぬ相手とチャットして「笑いのために」と三回打つと、目も口もスマイルマークそっくりに縫い合わされた「スマイリー」なる怪人が現れて相手を殺すそうです。
帰宅したシッター女性はチャットをしていたのですが、相手の男は「笑いのために」と三回打ち、彼女は突然現れたスマイリーに絞殺されました。

大学生のアシュリー(ケイトリン・ジェラード)はパパに送られ、大学にほど近い家に住むプロキシ(メラニー・パパリア)宅に転がり込みます。
同じ大学に通うプロキシは早速アシュリーをネットのオフ会風のパーティーに連れ出しました。
マリファナでハイになったアシュリーはそこで超常現象大好き男のゼイン(アンドリュー・ジェームズ・アレン)と知り合いました。
メンバーに冒頭の女性とチャットしてた男がいますね。

会場にはビンダー(シェーン・ドーソン)という男子も来ていたのですが、ゼイン達は彼が以前に過激な掲示板を通報したことを根に持っており、「ロリコン」呼ばわりして追い返しました。
やはり冒頭の事件はゼイン達が主犯であり、彼等はスマイリーを呼び出しては楽しそうに相手を殺害しているようなのですが、ネタだと言い切っていました。
ネタだと聞いてアシュリーは安心し、呑みまくりで酔いつぶれ、次の日の講義に遅刻してしまいました。

帰宅したアシュリーはプロキシから昨夜のパーティーに参加していたゼインの仲間の一人がスマイリーに殺される動画を見せられました。
どうせ悪戯でしょとプロキシは言うのですが、気にはなるのか面白半分で「本当に出るのか試そう」とか言い出します。
そこでアシュリーとプロキシはランダムで相手を選べるチャットをしたのですが、チ〇コを出してくる変態が居たので、「笑いのために」と三回打ちました。
するとスマイリーが現れて相手の男を殺してカメラに向かって手を振りました。

二人はパニックを起こし、アシュリーは警察に通報しよう!と言うのですが、プロキシは「居場所がスマイリーにバレるからダメ」と反対します。
ひとまずプロキシの意見を取り入れ、周囲には内緒にしようと言うことになりました。

その後、アシュリーは学校の図書室でビンダーと再会したのですが、彼はスマイリーと児童ポルノの件を通報して仲間外れにされたのだそうです。
ビンダーはスマイリーの正体はネット上にはびこる人間の悪意が実体化したものではないかと考えているそうです。
彼に共感したアシュリーは連絡先を交換して別れました。

その夜、アシュリーはまたプロキシにパーティーに連れ出されたのですが、ゼイン達は仲間の死にも「どうせあいつのネタだろ」と笑い飛ばしており、実は彼の住所も知らないのだそうです。
しかしゼインは「お前、なんか知ってるだろ」とアシュリーに詰め寄り、自分もスマイリー実験をして見知らぬ少女が死んだと打ち明けました。
アシュリーは気分が悪くなり、「送る」としつこいゼインを振り切って帰ろうとしたのですが、プロキシに一服盛られたのか意識が朦朧としてきました。

その後、帰宅寸前のアシュリーの前にスマイリーが現れ、彼女の名を呼びながらナイフを手に迫って来ました。
スマイリーはアシュリーの服を掴んで破り、とうとう家の中で追い詰められた彼女は絶叫しました。
と思ったらアシュリーはベッドの中で目覚めたのですが、服は破れており、記憶は生々しいものでした。
そこでプロキシに相談したのですが、「リアルな夢だったんでしょ」と片付けられてしまうのでした。

実はアシュリーは過去に母の自殺がトリガーとなって躁鬱病を患っており、不安を感じた彼女は精神科のジェンキンス(ライザ・ウェイル)のカウンセリングを受けることにします。
アシュリーの母も躁鬱病だったらしいのですが、アシュリー自身はきちんと医者に通い、段階的に薬を止めていました。
リアルな悪夢の件を聞いたジェンキンスは「新生活に不安を感じているせいだ」と診断し、念のため不安を解消する薬を処方してくれました。

その帰り道にアシュリーは「また一人死んだ」とプロキシにゼイン宅まで連行されます。
実は彼は学生ではなくハッカーだったらしく、最初は悪戯でスマイリー遊びをしていたのですが、リアルで知り合いが死ぬのでビビり始めたようです。

その後、アシュリーは履修している論理学の講義でクレイトン教授(ロジャー・バート)が「ネットが意識を持ったらどうなるだろうか」という内容を扱っていたので、スマイリーの件を相談することにしたのですが、「多忙だから」と断られて叶いませんでした。
そしてアシュリーはその帰りに図書館に立ち寄り、チャットで「シッターが戻らない」と冒頭の少女が嘆いているのに気付きました。
図書館にはビンダーが居たので「スマイリーは実在していて襲われた」と相談したのですが、「興味深い」とか言われたので「お前は何もわかってない」とブチ切れて引き揚げました。

その晩、アシュリーはチャットでスマイリーっぽい相手を発見して「何が目的?」等と問い詰めていたのですが、プロキシーに「引き寄せるような事すんな!」と中断させられます。

このままではヤバいと感じたアシュリーは翌日早速ジェンキンスを訪ねて相談しました。
ジェンキンスはアシュリーの相談内容が気になり、その日は薬を処方して「明日から診断しましょう」と帰しました。

感想

これは普通です。
なんかチャットで現れる殺人鬼がいますという内容です。
この主人公アシュリーが病み病みなので何が現実なのかということらしいです。
なのですが、私にはアシュリーは見ているものは全て現実に見えました。
PC壊してるシーンとかは流石に幻覚だと思いましたが…

ネット上の悪意がなんちゃらという話でしたが、違う意味で伏線っぽい感じでした。
クレイトンの言うことも意外に意味あったんだなと感心します。
結末から振り返ると上手いこと人を押さえてますよね。
ネット上だと酷い人多いのねと思いましたが、どっちかというと個人の性格っぽい気もしました。

全体的に盛り上がりに欠けるので地味なのと、よくわからない点があったのが私の残念ポイントです。
つまらなくはないのですが、それほど面白くも感じませんでした。

アシュリーの笑顔がとってもキュートだったのが良かった気がします。
それだけに結末がモヤモヤしますけど。
私的にはアシュリーパパ(ビリー・スト・ジョン)と刑事(キース・デイヴィッド)推しです。

ラストまでのあらすじ

その後、アシュリーはようやく大学の自室にいたクレイトンを捕まえ、「悪というのは存在するのか?」と質問しました。
クレイトンは「人類は地球にとって害悪な存在でいずれ地球を滅ぼすだろうが、それが悪と言えるだろうか?我々は生きているだけだ」的に話を始め、「地球を滅ぼすものは人類の戦争か、ため息かそんなものを杞憂しても仕方ない」と結論付けました。
そしてその例えとして「笑いのために」という単語を出してきたので恐ろしくなったアシュリーは引き揚げました。

その後、アシュリーはますますスマイリーの幻聴と幻覚がひどくなり、とうとうPCを叩き壊してしまいました。
帰宅したアシュリーは就寝したのですが、やはり繰り返し悪夢を見てしまい、ベッドに近づいて来たプロキシをスマイリーと誤認して殴りつけ、鼻血を出させてしまいました。
アシュリーはプロキシと共に警察に行き、スマイリーの件を相談したのですが、被害者の遺体は見つかっておらず、スマイリーの動画も全て消えたので刑事は相手にしてくれませんでした。

困惑したアシュリーはジェンキンスに「現実と幻覚の区別が付かなくなったのかもしれない」と打ち明け、良い兆候だと言われました。
その後、プロキシは一時的に実家に帰ることになり、アシュリーは新しいPCをビンダーに貢がせました。

その夜、プロキシからゼインが行方不明!と連絡を受けたので、仕方なくアシュリーはビンダーに連絡してからゼインの家に行きました。
ゼインは血まみれで倒れていたので通報したのですが、案の定相手にはされませんでした。
アシュリーはゼインの家にあった拳銃を拾い、プロキシにゼインの死を知らせ、自分の所にスマイリーを召喚するよう指示しました。
そしてアシュリーは玄関に立った人物に発砲したのですが、それは案の定ビンダーでした。

更にスマイリーが現れてビンダーの喉を切って止めを刺し、複数のスマイリーに追われたアシュリーは二階の窓から飛び出しました。
アシュリーは頭部を強打して死亡したのですが、一連の出来事はゼイン一味の悪戯で、ビンダーやプロキシ、冒頭のシッターも全てグルでした。
ゼイン一味は全員が大喜びで、最後にプロキシとチャットしたゼインは「笑いのために」と三度入れました。
するとスマイリーが現れてプロキシの目をナイフで刺して手を振ったので、ゼインは愕然とするのでした。

エンドロールで終了です。

尚、エンドロール後になぜかアシュリーが蘇生してました。

独り歩き始めたみたいです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする