ようやく完結 バイオハザード:ザ・ファイナル

バイオハザード:ザ・ファイナル

見届けよ、最期。

制作年 2016年
制作国 アメリカ/イギリス/ドイツ
監督 ポール・W・S・アンダーソン
脚本 ポール・W・S・アンダーソン
上映時間 107分
出演
ミラ・ジョヴォヴィッチ
イアン・グレン
アリ・ラーター

だいたいのあらすじ

前作です。

映画バイオハザードVのネタバレ紹介と感想です。

アンブレラ社のジェームズ・マーカス教授(マーク・シンプソン)は老化が進む難病「プロジェリア」に罹った娘アリシア(エヴァ・アンダーソン)を救おうとT-ウイルスを開発しました。
しかしT-ウイルスには狂暴なアンデッドを産むという副作用が備わっていました。
この副作用に目を付けたマーカスの同胞・アレクサンダー・アイザックス博士(イアン・グレン)はT-ウイルスの利権を独占しようと部下のウェスカー(ショーン・ロバーツ)に命じてマーカスを暗殺させました。
そしてアイザックスはアリシアの後見人となりました。

アイザックスはアンブレラ社の資産を守るためにレッドクイーンというAIを開発し、IFにはアリシアの姿を模しました。
その後、ラクーンシティで始まった感染は全世界に広がり、生き残った人々はワシントンに集結して抵抗を試みようとしていました。
アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は荒廃したワシントンを彷徨っていたのですが、マジニを撃退しつつジープで移動していると翼竜張りに巨大な蝙蝠のクリーチャーに空から襲われます。
蝙蝠は巨体を利用してジープを吊り上げて攻撃してきたので、アリスは一旦蝙蝠を廃陸橋にぶつけて撃墜し、ジープで突っ込んで釘付けにした後にクレイモアを作動させて爆死させました。

その後、アリスが廃墟に侵入するとそこには端末があり、レッド・クイーン(エヴァ・アンダーソン)が出現しました。
レッド・クイーンの予測では現在生き残っている4472名の人類も48時間以内に死亡するそうで、食い止めるためにはラクーンシティのハイブにあるワクチンを散布すればいいそうです。
元々レッド・クイーンは人類擁護派なのですが、アンブレラには逆らえないのでアリスに協力して欲しいということでした。

アリスは今までのクイーンの行動から全く信用できなかったのですが、他に選択肢がないのと、ラクーンシティに行けばクイーンの真意がわかるということなので対応することになります。
また、宿敵ウェスカーもハイブにいるそうで、レッド・クイーンがアリスの腕時計に残り時間を同期して出発となりました。
ところが、ゲットした車はラクーンシティまで残り670kmの地点でパンクしてしまい、残り時間は35時間強しかありません。
そこに都合よくアンブレラの雑魚部隊が現れたのでアリスはサクっと片付けてバイクをゲットしたのですが、バイクは不正ユーザーが乗るとビリビリする罠があったのでそのまま気絶してしまいました。

アリスが息を吹き返すとどこかの地下室のような部屋に監禁されており、残り時間は20時間となっていました。
間もなく倒した筈のアイザックスが現れたのですが、ここは彼が民間人を監禁している装甲車の中でした。
間もなくアリスは両手を縛られた状態で、後部ハッチから投げ出されてしまい、ゆっくりと走る装甲車を負うゾンビの群れに襲われます。
アイザックスの走行車はまたまた都合のいいことにラクーンシティに向かっているそうで、アリスが何か情報を得ていると直感した彼は「早く吐け」と脅すのでした。

そしてアイザックスはラクーンシティのウェスカーに連絡してアリスの件を共有し、ハイブのセキュリティレベルを最大に上げるよう指示します。
アリスは隙を見て見張りの兵士を殺して装甲車の上に乗り込み、アイザックスとバトルを繰り広げます。
バックを取って手の拘束を解かせた彼女はアイゼックスの左手首を切断し、それで装甲車に搭載されていたバイクを駆動して逃走します。
装甲車からミサイルや機銃攻撃を受けるのですが、アリスは全弾余裕で避けて逃げ去るのでした。

暫く走ると目の前に突然現れたバリケードによってアリスは倒れてしまい、謎の一団に捕われます。
死んでる気がします。
その一団には超都合のいいことにクレア(アリ・ラーター)が居り、合流となりました。
間もなくアイザックスが攻めてきたので立ち向かい、どうにか装甲車を一台潰したもののゾンビが侵入してきたので乱戦になります。
ローラさんはいきなり死んでます。
アリスは単独でアイザックスの装甲車に近づいて放火し、韓国人を激しい死闘の末に倒して装甲車を乗っ取りました。

結局クレアの所属していたグループもハイブに付き合うことになり、皆でワイワイと向かいます。
まずはハイブの入り口付近でケルベロスと戦って消耗しつつどうにか内部に侵入しました。
ということでレッド・クイーンから事情を聞いたのですが、アンブレラは人類をまず滅亡させてから地球を支配するためにわざとT-ウイルスを流出させたのだそうです。
そしてクイーンはアリスにヘッドフォンを装着させ、同行している仲間の中にスパイがいる件を知らせました。
一方、アイザックスもやっぱり生きており、装甲車に戻ってハイブに向かいました。

間もなくアリス達は電力が無いことをいいことに風洞実験を行うような通風孔を潜り抜けていたのですが、間もなく電力が復旧してウェスカーは通風孔を逆回転させます。
ということで一人通風孔に呑まれて死亡したのですが、直ぐに電力は落ちました。
その後もなんだかよく分からない落とし穴にハマって仲間が一人減り、更にアリスも落っこちて孤立します。
アリスは落ちた仲間レイザー(フレイザー・ジェームズ)は行動を共にしようとしたのですが、レイザーはあっさりリッカーみたいなのに食われました。
しかしどこからともなく現れたもう一人のドク(オーエン・マッケン)は無事だったので行動を共にすることになりました。

その後、アリスはハイブの最下層に行き、人類が滅亡した後に目覚めようとしている幹部達の冷凍睡眠装置群を破壊しようとします。
その頃、立ち往生したアイザックスは装甲車から飛び降りて自らゾンビ軍団の囮になってハイブにダッシュしていたのですが、その一方でウェスカーは「問題発生です」と睡眠装置からもう一人のアイザックスを起こしていました。

感想

これは普通です。
アリスが人類滅亡を救おうと頑張るという内容です。
ハッキリ言ってお話はゴリゴリのご都合主義の塊でつまらないです。
シリーズを振り返ってみると、全三作くらいで良かったのでは?という気がします。
一作目と繋ぎでもう一作⇒完結編で良かったのでは?

というのも沢山登場人物が出て来たのですが、殆ど話には絡んでません。
ウェスカーは最後まで情けなかったし、クレアは全く役に立ってませんでした。
エイダとかコスプレの出来が良かっただけじゃん!って感じだし、クリスは何処に行ったのか…
最後の最後までこれはアリスの物語だったんだなという感じです。

一応完結編ということで今までの続編の中では最も中身があった気がします。
ゴリゴリではありましたが、まあ纏まっていたとは思います。
全然ホラーっぽくなかったのですが、今作ではホラー要素が多少盛り返してます。

惰性でなんとなく観てきたこのシリーズもようやく完結しました。
アリスの中の人は長々と大変だったのではないかと思います。
お疲れさまでした。

ラストまでのあらすじ

そしてアリス達の前にはウェスカーに起こされたアイザックスが現れ、ワクチンを盾に武器を捨てさせます。
間もなくクレアも合流したのですがウェスカーに押さえられ、裏切り者だったドクはアリスから冷凍睡眠装置に仕掛けた爆弾の起爆装置を奪います。
アイザックスは外にいるのは自分のクローンであり、自分こそがオリジナルであると主張しました。
彼は自身の脳にAIのような改造手術を施しているらしく、隙を見て抵抗しようとしていたアリスの行動を格闘予測プラグラムによりすべて読み、「無駄なことは止めろ」とアリスに警告しました。

間もなくそこに老化が進み車椅子に乗ったアリシア(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が現れました。
そしてアイザックスはアリスはアリシアのDNAを元に成人女性として複製されたクローンであると打ち明けました。
レッド・クイーンも「それは事実で、私はアリシアの少女時代、あなたは成人女性としてコピーされている」と話します。
アリスは自分の事を記憶喪失だと考えていたのですが、そもそも複製された後に屋敷に配備されたので、それ以前の記憶が無いのは当たり前のことでした。
アリシアは「あなたは私よりも優れている。強くあって欲しい」と訴え、アンブレラ社の役員でもある彼女はその場でウェスカーに解雇を通告しました。

アンブレラ社員という保護が無くなったウェスカーはレッド・クイーンの攻撃対象となり、間もなく防護扉を脚に落とされて破壊されます。
クレアはそれに呼応して自由になり、ドクはアリスを取り押さえようとしたのですが弾が既に抜かれており、逆にアリスに倒されます。
そして怒りのクレアがドクを射殺しました。
アリス達は逃亡したアイザックスを残り4分33秒の間に捕え、T-ウイルスのワクチンを散布することになります。
ワクチンの散布はT-ウイルスに感染した者の死と同義であり、アリスも死ぬことになりますが、最早彼女にためらいはありませんでした。

アリスとクレアは謎のエレベーターで脱出しようとしているアイザックスを捉え、死闘を開始するのですが、改造人間であるアイザックスは異様に強くクレアはあっさり倒れます。
そしてアリスはおなじみのコマ切れレーザーの罠等をクリアしつつ死闘を繰り広げ、とうとう左手の指三本をレーザーで切断されます。
しかしアリスは隙を見てアイザックスのスーツに小型手榴弾を投げ入れており、アイザックスは爆破により腹部を損傷して倒れました。
アリスはアイザックスからワクチンを奪い、地上へと急ぎますが、同時にアイザックスは自身のシステムを再起動して復活していました。

アリスは地上でカプセル内のワクチンを解き放とうとしたのですが、復活したアイザックスにワクチンを奪われ、更にゾンビ軍団を引き連れてクローンアイザックスも現れました。
クローンアイザックスは「俺こそが本物だ!」とアイザックスをナイフで滅多刺しにして完全に殺害してしまい、自身も韓国人ゾンビに食われました。
その頃、起爆装置を握らされていたウェスカーは死亡して装置を取り落とし、地下ではアリシアもろとも睡眠装置が大爆発していました。
アリスは迫り来るゾンビ軍団の前でワクチンを解放し、ゾンビ軍団はバタバタと倒れます。
ということでアリスもアイザックス達の側にバッタリと倒れました。

その後、クレアに揺り起こされたアリスはレッド・クイーンから「ワクチンは健康な細胞は破壊しない」と無事な理由を告げられます。
レッド・クイーンは「私も所詮アンブレラの道具だった」と落胆するアリスを「あなたは人間より人間らしい」と賞賛し、アリシアが託した娘時代の記憶をアリスに与えました。
ワクチンはジェット機で散布したものの事態の収拾には数年を要するようです。

アリスは荒廃した町をバイクで流しつつ、迫り来る巨大蝙蝠に追われ、「私はアリス」と呟くのでした。

エンドロールで終了です。

アイデンティティが得られたので、最期の「私はアリス」が説得力ありますね。
でもアイデンティティが崩壊しそうになったのって後半の僅かな時間でしたよね…