操縦されます MEATBALL MACHINE

MEATBALL MACHINE ミートボールマシン

殺さねば、伝わらない、愛がある

制作年 2005年
制作国 日本
監督 山口雄大/山本淳一
脚本 加藤淳也
原案 山本淳一
上映時間 90分
出演
高橋一生
河井青葉
山本彩乃

だいたいのあらすじ

おじさん(諏訪太朗)がどっかのプレハブの中で首吊り自殺をしようとしていたのですが、謎の金属製の触手に襲われて死亡しました。
その後、おじさんは鉄男っぽくなって同じく鉄男っぽい落ち武者おじさんと戦って勝利し、心臓を取り出して貪り食っていたのですが、謎の男辻本(手塚とおる)の槍で刺されて絶命しました。
シュナース監督的なグロさです。
なお、辻本はミチノ(山本彩乃)という謎の女性を連れていました。

工員の村石ヨウジ(高橋一生)は先輩や同僚には馴染めず、いつも一人で無口に仕事をしていました。
そんな彼は川向うに見える工場に努めている名も知らぬ女性・サチコ(河井青葉)の姿をお昼休みに眺めるのを楽しみにしており、おかずにもしていました。
そんなある日、営業のおっさん田中がサチコを示して「あの女は絶対お願いすればやらせてくれる。ヤリマンになる」とか話しているのを聞いたヨウジは「そんなことない…」と心の中で強く願うのでした。

ある日のこと、川から現れた金属カブトガニのような生物が河原の野球少年にくっついて鉄男っぽい金属野球少年にしたのですが、直後に少年は撥ねられ、カブトガニは撥ねた車の運転手に取り付いて金属運転手にしていました。
そして辻本は金属人間同士の戦いで勝った方を狩ろうと待ち受けていたのですが、金属運転手は辻本に気付いて襲い掛かって来たので自慢の槍も折れ、取り逃がしてしまいました。
仕方なく辻本はフラフラと立ち上がり、精子のような形をした負けた方の金属人間の心臓を持ち帰りました。
その後、金属運転手は倒れ、金属カブトガニは次の宿主を求めて移動していました。

その夜、仕事が終わった後にポルノ映画を見に行ったヨウジでしたが、オカマのおっさんに迫られます。
強く拒絶するとおっさんは男に戻ってキレ、ヨウジはボコボコにされてしまいました。
金属カブトガニは倒れているヨウジに飛び掛かったのですが、かわされ、ヨウジはカブトガニを持ち帰りました。
カブトガニはひし形のボディに四本の腕のような突起が飛び出ていて甲羅は恐ろしく固く、裏返すとぬらぬらと粘液が出ていました。

翌日、ヨウジは会社のドリルでカブトガニに穴を開けようとしたのですが、ドリルの刃が折れてしまいました。
その後帰宅したヨウジは隣人の土井(増本庄一郎)の奢りで夜の町に繰り出したのですが、合コンで田中にしつこく誘われているサチコの姿を見て気が気ではありませんでした。
そういう訳なので、折角童貞を捨てるチャンスとして土井が読んでくれたデリヘル嬢もキャンセルして逃げ帰るヨウジでした。
その帰り道に公園で田中からレイプされそうになっているサチコを発見して田中を止めたヨウジでしたが、逆にボコボコにされてしまいました。

田中は引き揚げたのでサチコは無事だったのですが、ヨウジは不甲斐なさに耐えきれずその場から逃げました。
しかし倒れてしまったヨウジを見兼ね、逆にサチコが彼を家まで送りました。
実はサチコもヨウジを意識していたと発覚し、早速キスをしてHすることになったのですが、サチコは事前に「自分には胸にデカい傷がある」と打ち明けました。
それでもいいとばかりに押し倒したヨウジでしたが、傷を見て引いてしまいました。

聞けばサチコは父親に性的虐待を受け、他の男と寝ないようにと全身に傷を刻まれるという壮絶な過去を背負っていました。
サチコは流石にメンヘラだったらしくヨウジに絡み始めるのですが、彼女の怒りに刺激されたかのように押し入れに入れていた金属カブトガニが動き出し、サチコに張り付きました。
そして彼女は触手プレイの後にレイプされ、体内にはクワガタの幼虫のようなキモいパイロットが乗り込んでいました。
金属人間になってカッコよくなってしまったサチコは「なんなのよこれ」とヨウジを問い詰めるのですが、ヨウジはあわあわするばかりで「俺じゃない」と返答するのがやっとでした。

そこに間の悪いことに土井が遊びに来たのですが、サチコは幼虫に操縦されて土井を手のデカい刃物で抹殺しました。
間もなくサチコは機械人間のシンボルである目にネジのような物をドリルで刺され、完全に機械人間になってヨウジを襲います。
そこに辻本達が駆け付けたのでサチコは逃走し、ヨウジは彼等に救出されました。

辻本の連れているミチノは娘だそうで、過去にあのカブトガニに寄生されて何とか引き剥がしたのですが、身体の一部にまだ寄生説物が残っており、カブトガニの存在を検知できるそうです。
辻本にもあのカブトガニの正体は不明ですが、人間に寄生して機械化し、闘わせて心臓っぽい銀色のドームをを共食いするのだそうです。
その銀色のドームの中にはクワガタ幼虫のような本体が隠れており、人間の記憶さえ奪ってコントロールし、ロボのように操っているのでした。
辻本正体知らないとか言ってる割には詳しいです。

そして辻本からサチコを救う方法はもう無く、殺してやることだけだと言われてヨウジは絶望するのでした。
実は辻本はミチノの延命のために機械人間の心臓を集めており、ヨウジを助けたのもミチノの餌にするためでした。
辻本は正体を現してヨウジにカブトガニを寄生させ、機械人間にしました。
しかしヨウジはサチコを助けたいという強い思いから、片目を防御して完全に寄生生物にはなりませんでした。
そして自身の意思で銀色ドームを握り潰して寄生生物を抹殺したのですが、宿主には寄生生物のダメージが全部返ってくるので、正気を保つのがやっとでした。

こうして意識を持った機械人間となったヨウジを見て辻本は「お前、意識があるのか?」と駆け寄ったのですが、ヨウジは条件反射で右手のドリルを用いて辻本を抹殺しました。
そしてヨウジは外に飛び出して一目を避けて隠れました。

感想

これは普通です。
謎の寄生生物に乗っ取られて大変!という内容です。
中身はドロドロぐちゃぐちゃのスプラッターロマンスだったりします。
そういう訳なので際どい内容はありますが、ヒロインが清純路線なのでHなのは無いです。
あんまり純愛系でもないのがまたなんとも。

最後まで胸糞悪いのでそっち系が苦手な方にはお勧めできません。
内容は正直くだらないですが、アクションとかなかなかかっこいいです。
しかし機械人間のくり出す技がひど過ぎてウケます。

機械人間の方は見た目鉄男に似てますがアメフト系入ってます。
カブトガニっぽい甲虫に取り付かれて、触手がひゅんひゅん出てきて変貌させられ、ボルトみたいなキャップをドリルで目に差し込まれて完成という流れです。
この辺はエイリアンからパクった感があります。
地味カップルだったヨウジ達も寄生生物でかっこよくなってたので、私もやりたいかも。
痛いのとキャップ抜きでお願いしたいです。

辻本の胡散臭さは流石の感です。

ラストまでのあらすじ

その後、会社に来ないヨウジの様子を見に来た田中はサチコに鉄板を打ち込まれました。

ヨウジは少女に発見され、「おじちゃん宇宙人?怪我してるの?」と話し掛けられたのですが、殺戮の本能が抑えきれなくなったので、石を投げて追い払おうとします。
しかしヨウジのパワーは凄く石は少女の腹部を貫通して殺傷してしまいました。
女々しく泣いていたヨウジでしたが、倒れた少女にサチコの姿を重ね合わせ、サチコを捜します。

そしてサチコが街角で田中を鉄板でグルグル巻きにしているのを目撃したヨウジはドームを壊せばサチコを救えるかもしれないと考えたのか戦いを挑みます。
しかし半機械のヨウジより完全機械のサチコの方が性能的に上回っているようで、ヨウジのパンチは全て盾にされた田中が受け、攻撃が通りませんでした。
ヨウジは邪魔な田中をキックでどかし、サチコに圧し掛かって機械の右手で押さえつけドームを破壊しようと生身の左手でパンチを入れるのですが、やはり破壊力不足だったのとサチコに同情したので押し退けられました。
どうでもいいですけど田中鉄板巻かれただけなのに頑丈過ぎます。

サチコは攻撃に転じ、田中を振り回してヨウジをぶっ飛ばし、共食いできないので立ち去りました。
ヨウジは何とか立ち上がり、助けを求めてきた田中をロケットパンチでぶっ飛ばしてサチコを追います。
そしてコンテナが並ぶ廃物処理場のような所でサチコに追いついたのですが、骨を飛ばす火炎銃で攻撃してくるサチコに対して防戦一方となります。
ヨウジはサチコの背後から忍び寄り、もう戦いはやめようと呼び掛けます。

しかし寄生生物に操られているサチコにはその声は届かず、電ノコを右手に装着したサチコに切り刻まれます。
ヨウジは血まみれになりながらも「あなたのことをずっと見てました。好きです」と告白しました。
サチコを意識を取り戻して「殺して」とヨウジに依頼しました。
ヨウジは絶叫してサチコの腕をもぎ、凄いラッシュを叩き込み、懇親の一撃をドームに叩き込んでサチコをぶっ飛ばしました。
寄生生物は大ダメージを受け、最後の力でサチコの右手をデカい銃にしました。

ヨウジも全身から触手を出し、胸から凄いデカい銃を出しました。
サチコは無残にも吹き飛び、ヨウジはサチコの銀色ドームを握りつぶしました。
そこにミチノが現れて自分の首から寄生体を抜き、ヨウジの肩に刺して死亡しました。
ヨウジはミチノの寄生生物に乗っ取られて完全に機械人間になってしまいました。

完全に記憶が乗っ取られる前にヨウジは体内に仕掛けた爆弾を起動して自爆しました。

この一連の寄生事件は小型の地球外生命体によって仕掛けられていました。
高度な文明を持つ彼等は地球人の身体を使ってゲームをしていたのです。
従来型のものはネクロボーグと呼ばれていたのですが、やはり人間の感情を爆発させて戦うのが強いという結論に達したようです。
そこでヨウジとサチコの肉体を修復して冷凍保存し、本能の赴くままに身体を変化させて戦わせることになりました。
こうしてミートボールマシンと名付けられた二人は再び戦う羽目になるのでした。

エンドロールで終了です。

悲惨な話です。
なんか遠回しに地球人は残虐だと言われてる気が…

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