死の伝言ダイヤル LINE ライン

LINE ライン

死を告げる呪いの電波にこの世は戦慄する…。

制作年 1999年
制作国 日本
監督 山本淳史
脚本 山本淳史
上映時間 72分
出演
大河内奈々子
田口トモロヲ
藤村ちか

だいたいのあらすじ

JKの間でベルトモ明夫なる人物の都市伝説が流行っていたのですが、それは彼の留守電に自分の携帯番号を告げて吹き込むと折り返し電話があり、誰かを呪ってくれるというものでした。
面白半分で折り返し電話に出たJKが友人の名を告げるとその友人は校舎の屋上から飛び降り自殺してしまいました。

雑誌記者である佐藤(大河内奈々子)は最近若者の自殺が多い点とベルトモ明夫との関連性に気が付き、事件を追っていました。
同僚の青木(田口トモロヲ)は硬い記事を書く彼女を揶揄して、編集部にFAXされたベルトモ明夫への電話番号に架電し、留守電に自分の番号を吹き込みました。

その後、青木はJKが自殺した事件のネタを掴み、取材許可が取れなかったので佐藤をJKに変装させて学校に侵入させました。
佐藤は校内でかつての友人ゆき(三輪ひとみ)が自殺した際の幻影に悩まされるのですが、自殺したJKは呪いとはあまり関係なく自分の意志で自殺したようでした。

佐藤は自分でも検証しようとベルトモ明夫の番号に自分の携帯番号を吹き込みました。
その後、非通知で着信があったのですが、出ないで無視しました。
同じ頃、千鳥足で帰宅していた青木にもベルトモ明夫の番号から電話があったのですが、酔っていた彼は適当に応対して電話を切りました。
その後佐藤が帰宅するとTV画面が砂嵐になっており、ゆきの顔が一瞬映し出されました。
同じ頃帰宅していた青木は佐藤に電話したのですが佐藤は電話に出ず、彼は着信した家電に出た後に何かに襲われました。

翌日、佐藤が出社すると学校で撮影した写真のネガができていたのですが、その中にはゆきが机に座っている姿がありました。
ゆきは佐藤が高校時代に自殺した親友だったのですが、虐めに遭って無視され、佐藤もそれに加担したのが自殺の原因でした。
また、青木は出社していなかったので佐藤は青木の家に行くよう編集長から命じられました。
佐藤が管理人と共に部屋に入ると青木は受話器を耳に当てたまま死亡していました。
青木の部屋のドアノブに掛かってる袋は電気とかガスを開通させる際の袋だと思うんですが、生活してたんでしょうか?

その後、佐藤はずっとゆきの幻影等に悩まされるようになり、ベルトモ明夫に知っているという天海なる人物と接触しました。
天海曰く明夫は16の時に虐めを苦に飛び降り自殺を遂げているのですが、彼の呪いはネット上に残っており、明夫のサイトに名を書き込まれた者は死亡するそうです。
ベルトモ明夫の番号とはそのサイトが電話に姿を変えたものなのだということでした。
そして天海によれば佐藤は明夫の着信を無視したので、あらゆるラインを通じて呪い殺されるだろうということでした。

その後、佐藤は携帯の伝言を聞いてみたのですが、死亡した筈の青木から伝言が残されており、彼は明夫一味に加わって佐藤を殺すつもりのようでした。

感想

これはイマイチです。
なんか呪いの伝言ダイヤルがあります!という内容です。
そしてそれを追っている記者が色々と調査するのですが、殆ど何も裏付けを取らないまま話は進んでいきます。
と思いきやいつの間に調べてました的な流れも後半にあり、ちょっと戸惑います。
設定等はかなりガバいのですが、作品的には真面目に作ってるようです。

題材は回路等でおなじみのネット社会問題と死者のアカウント問題を扱っています。
ネット社会問題は使い古された感がありますが、死者のアカウント問題はたまに再燃する気が…
なのですが、どちらについても中途半端になってしまった感じで印象薄いです。

なんかJKの件もイマイチよくわからないのですが、そもそも流行ってたみたいなので、もっと被害者いたのでは…

ラストまでのあらすじ

佐藤は呪いを回避する方法を模索する内に明夫のサイトにたどり着いたのですが、なぜかPCには不気味な男の顔が映し出されるのでした。
彼女は明夫の実家を突き止めて訪問し、PCに現れた不気味な男が明夫だった件、天海は明夫の親友だった件を知りました。

その帰り道、天海が接触してきたので、「犯人は明夫の振りを装ったお前だな」と名探偵しました。
そもそも冒頭のJKには遺書があったので明夫とは無関係であり、青木の死因は単なる心筋梗塞なので恐怖に駆られたのが原因だというのが佐藤の見解でした。
そうなるとJKにあった折り返しはなんだったんでしょうか?
更に佐藤は明夫宅を訪問した際にパスワードをハッキングして明夫のサイトを削除していました。
天海はそれを否定も肯定もせず、「憎悪が人を殺す」的なことだけ呟きました。

その後、天海は路上で原因不明の突然死をした状態で発見されました。
改めて見直すと佐藤が撮影した写真にはバッチリゆきが映っており、例のJKもナゾの突然死をしていました。
その時、佐藤のPCが勝手に起動して「誰を呪いますか?」と表示され、佐藤の名前が入力されました。
直後に電話が鳴ったので恐ろしくなって家を飛び出す佐藤でしたが、電波から逃れることは難しく、町を駆けずり回ります。

そして信号待ちをしている際に天海、青木、ゆき、二人のJKを目撃した佐藤はとうとう電波に捕まって死亡しました。
その後、謎の突然死は中高年にも増加したのですが、それもベルトモ明夫が全国で流行している所為でした。

エンドロールで終了です。

微妙な感じです。
天海が死んだのは何だったんでしょう?

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