ガッカリのオムニバス作品 午前零時の恐怖劇場 絶叫篇

午前零時の恐怖劇場 絶叫篇

制作年 2014年
制作国 日本
監督 曽根剛/佐々木友紀
脚本 横山一洋/基はるか
上映時間 76分

これはオムニバス作品で「呪い編」、「絶叫編」の2つあります。
漫画家の日野日出志さんがナビゲーターとして参加されてます。
4篇入ってます。

収録作品

虐待の恩返し

出演
小原春香
水崎綾
矢島康美

看護師の香織はふと覗き込んだ病室で同僚の紗季が女性の患者の爪を深爪して虐待しているのを見てしまいます。
見かねた香織が虐待ダメ!と咎めますが、紗季は何言ってんの、この女?と相手にしません。

紗季はなんと患者をトイレに連れてくのが面倒だから水飲ませないなどという対応をしているようです。
紗季の人は正格きつそうに演じてます。こういう女性がタイプな人もきっといるはず。

ある日、紗季が虐待していた患者は死亡してしまいました。
その日の帰り道、紗季は何者かに車道に突き飛ばされて車に轢かれてしまいます。

紗季は勤務先の病院に入院することになり、香織が面倒を見ることになります。
なんだかとても元気そうですね。

紗季は自分のベッドの中に虐待していた患者の姿を見て怯えます。
悲鳴を聞きつけて香織が駆けつけますが、当然何もいませんでした。

ある夜、紗季がうなされているので、香織が覗いてみると紗季の手が深爪したように真っ赤に染まっていました。

その後も紗季の部屋にはあの患者が現れるようになります。
紗季は患者に自分がしていたような嫌がらせを受け、とうとう死亡してしまいました。
死亡したかどうかの描写はありません。ベッドが空になってます。

香織は空になったベッドを見て笑い転げます。
どうやら香織は紗季のことが嫌いだったようです。

もしかして香織が仕組んだのかもしれないと思いましたが、ベッドに中には入れないと思います。
なんだか良くわかりませんでした。

登場人物は女性3人ですが、全員が薄幸そうな顔をしていたのが印象的です。

私はこの作品は嫌いです。なんだか投げっぱなしな感じが嫌です。

人形

出演
北川舞
吉岡サラ
松原功

女子高生の明日香は夜は独りで家にいることが多く、かつては妹もいたのですが、1年前に病死しています。
明日香は祖父が遺していったという日本人形が怖くてイヤでした。
そんなに嫌なら押入れに入れればいいじゃんって思いました。普通に床に置いてあるので。

明日香は夜中にノックのような物音で目を覚まします。
無視していたのですが、音は段々、しつこくなるので家の中を見回ります。
すると、帰宅時に後ろを向かせたはずの人形がこちらを向いているではありませんか。
彼女は人形をまた後ろ向きに直して就寝しました。

ある夜、帰宅するとなんと玄関に人形が立っていました。
明日香はなんじゃこりゃー!と驚き、この人形はおかしいなあと思い始めます。
よりによってその晩も母親は夜勤で帰宅せず、明日香は独りぼっちです。

明日香は玄関の人形をひっつかむと元の部屋に置きますが、なぜか人形はバッタリ倒れます。
ビビりながらも人形を戻し、部屋を出ますが、どうも人形は勝手に動いているようです。

彼女はいつも間にか寝てしまったようで、枕元に人形が現れるという悪夢を見て目覚めます。
同時にまたノックのような音が聞こえてきました。
怖くなって人形の様子を見に行きますが、特に変化はないようです。

明日香が台所でお湯を沸かしていると、今度は天井の方からノックのような音が聞こえてきました。
明日香は二階に上り、人形の部屋を見てみると、部屋の中の物がひっくり返っていました。
そして人形がスススと迫って来て、飛び掛かって来た後、消えてしまいました。

人形は足元に転がっており、目と口から血を流しています。
明日香は一目散に1階に走ると急いで母親に電話を架けます。

実は人形は妹が憑依して明日香を見守っており、その後侵入してきた居直り強盗のレイプ魔からも守ってくれたというオチでした。
妹は成仏し、明日香は人形を大切にするようになりました。

明日香が無事で良かったです。レイプされたらどうしようとか思ってました。
ちょっとラスト付近で妹出したのは、やり過ぎのような気がします。
書置きを遺すとかで良かったような。なんだかくどいんですよね。

「祖父が遺した人形」なので何となくこういうオチかなと読めてしまいました。
が、二段オチになってたのは予想できませんでした。
ちょっといい話だと思います。

意外に明日香は恐怖演技が上手いと思いました。そのせいか少しスリルありますね。
台詞は上手くないのが残念ですが。
妹の方が姉より大人っぽい感じで、明らかに親の人種違うみたいです。

私はこの作品は普通です。

鮫島先生

出演
伊藤さゆり
吹上タツヒロ
安楽涼

高校生のマナブは放課後の教室で憧れのあきほ先生に好きだと告白します。
あきほ先生は「私は人妻だし、妊娠してるから」と断りますが、マナブはあきほ先生に襲い掛かります。
あきほ先生は地味セクスィーな感じです。

そこに鮫島先生が現れ、なんとあきほ先生のお腹の子は俺の子かもしれないと言い出します。
あきほ先生はじつはとんでもないビッチで鮫島先生と浮気していたのでした。
マナブは思わず鮫島先生に襲い掛かり、首を絞めます。
と思ったら全部、夢でした。教室で寝ていたマナブはあきほ先生に起こされるのでした。
なんじゃこりゃ。夢の中で先生を勝手にビッチにするなと声を大にして言いたいです。

マナブは帰ろうとするあきほ先生を呼び止め、前から好きだったから付き合ってくださいと打ち明けます。
なんと先生はOKしてくれて旦那とも別れる!と返答します。
どうやら本当にビッチだったようです!先生はキスしようと言い出し、先生が教えてあげるとかのたまいます。
私は何かのイメージビデオを見ているのでしょうか?何だか映像に掛かっているフィルタもHな感じです。

というのも夢だったようで、今度はあきほ先生の夢だったようです。

あきほ先生は生徒の席で寝てしまっていたようです。
そこに鮫島先生が入って来ます。
どうやらあきほ先生と鮫島先生は付き合っているようで、鮫島先生は結婚したいようです。
鮫島先生にも家庭があり、あきほ先生は旦那がいてマナブとも付き合っているようです。
なんだか良く分からなくなってきました。

というようなことをループして鮫島が島田に告白したりとどうでもいいことを繰り返します。

あきほ先生が鮫島先生に殺害されたり、レズだったりします。

最終的には鮫島先生が女生徒のサトコの目玉をグリグリとカッターで抉って食べます。
そしてあきほ先生がチョークで黒板にデカデカと「鮫島先生」と書きます。

ハァって感じで、つまらないです。
意味の分からない作品でも映像が凄いとかストーリーが深いとかならいいのです。
しかしこれはつまらないし、意味分からないし最低です。
こんなものをわざわざ撮影して垂れ流す理由が良く分かりません。

私はこの作品は大嫌いです。

しまいのけいやく

出演
小宮一葉
大沢まりを
安楽涼

ミソギとシオリの姉妹は腹違いで、父が単身赴任のため、現在は2人で生活しています。
ミソギはシオリにべったりで食事などもきっちり半分こにしないと気が済まない性格でした。

ミソギはシオリの私生活にも干渉し、せっかく彼氏ができそうになってもミソギが相手に嫌がらせをするのでした。
しかしそんなシオリにもとうとう彼氏ができ、シオリはこそこそと会うようになります。
なんだかミソギは病的で怖いです。

ある日、彼氏が去った後、ミソギに現場を押さえられたシオリは首を絞められて気絶します。
気が付くと家で寝ていましたが、ミソギはもうあの男と会うなとシオリに命令します。
シオリは実は子供の頃にミソギとなんでも半分こにするという約束をしており、ミソギは病的にそれにこだわるのでした。

シオリはいつまでも半分こなんてできないから無理だと断ります。
ミソギはそんなの関係ない!と駄々をこね、シオリはとうとうブチ切れて、お前の我儘には付き合いきれない!と宣言します。
ミソギは家を飛び出してしまい、3日も帰って来ませんでした。

シオリがうとうとしているとミソギが3日ぶりに帰って来ました。
そして今までのことを反省し、2人のことを応援すると言い出します。
と思ったらそれは夢でした。
またこのパターンですか。夢とかなんなんでしょうか?

シオリはミソギからの電話で目覚めます。
なんだか今、風呂場にいて大変なことになっていると言うのですが。

ミソギはシオリの彼氏を殺害して半分こにしようとしており、最終的にはシオリも半分こしようとします。

これもつまらないです。
この夢でループさせるパターンは何とかならないんでしょうか?
でも筋があるだけましかなあと思いましたが、オチが読めますね。

役者さんは結構、頑張っていた感じでした。
こんな作品に出てしまって気の毒に思います。

私はこの作品は普通です。

感想

全体的につまらないので見なくていいと思います。

日野日出志さんはなんだか不思議な恰好してるんですが、これは自前なんでしょうか?
私はこの方のお顔を初めて拝見しましたよ。勝手に細身で神経質そうな感じを連想してました。すみません。

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