怪談新耳袋 第2シリーズ 開けちゃだめ編
ドア開けるとひどい目に遭う話
制作年 | 2003年 |
制作国 | 日本 |
原作 | 木原浩勝/中山市朗/メディアファクトリー |
上映時間 | 32分 |
出演 |
伊藤洋三郎 |
水木薫 |
中原翔子 |
だいたいのあらすじ
収録作品
第36話 やめて
監督 | 山口雄大 |
中学二年の戸部シロウ(上条誠)はハンディカメラで家の中を撮影していました。
勝手に撮影された姉は大ブーイングで「信じられない!」と二階に退散したのですが、シロウは懲りずに玄関を撮影していました。
するとドアノブがガチャガチャいいだしたので、母が明けたのですが誰もおらず、驚いていると父の悪戯だったというオチでした。
その後、再びドアノブがガチャガチャし始めたので父が応対したのですが、開けてみると誰もいませんでした。
しかし父(伊藤洋三郎)が玄関を離れると嫌がらせのようにドアノブがガチャガチャ始まり、開けると誰もいないのを繰り返します。
そしてガチャガチャは地味に激しくなっているようでした。
地味に怖いかも
第37話 もうやめて
監督 | 山口雄大 |
戸部家でのドアノブがガチャガチャ事件から2週間が経過したのですが、相変わらずガチャガチャは続いていました。
しかし10分経つと止むと判明したので、父はあまり気にしなくなっていました。
その後、母(水木薫)が洗い物をしていると食器が落ちたり、電子レンジがバチバチ火花を上げたり、TVが倒れたりしました。
これはヤバいと戸部家は霊能者(木原浩勝)を呼び、霊能者は「この付近に十字路があってこの家ではそこで事故死した人の通り道」的なことを言い出しました。
しかし調べてみるとこの付近ではそのようなことは起きていませんでした。
どうやらインチキだったのかな?と言うことになりました。
なんかイマイチです。
第38話 来るなら来い!
監督 | 山口雄大 |
結局あれから三か月ドアガチャに悩まされた戸部家では父の同僚の勧めで心霊現象を科学的に解明するという人達を呼ぶことしました。
彼等によれば心霊現象とは電磁波の残留現象であり、問題の事象が起きる時間帯には発電所が発電量を上げているということでした。
「これは頼れる!」と戸部家は大満足で、解明チームは丁寧に家の中の電磁波を取り除き、「これで何も起きないでしょう」と引き揚げました。
確かに戸部家はその後、ドアガチャされなくなったのですが、1か月後に居間で物凄い音が響きました。
そして一家が見に行くと居間には「事故死しました」的な人達が沢山溜まっていました。
恐ろしくなった一家は速攻、越したそうですが、あの家には入居者が入ったようでした。
どうにか無事で良かったです。
第8話 開けちゃだめ
監督 | 堀江慶 |
ツグミ(堀ノ内美月)は祖父の家でお盆のナスで出来た精霊馬を潰して遊んでいました。
間もなく祖父と祖母は連れ立ってお出かけしてしまい、出際に祖父は「今日は仏壇開けちゃだめだよ」とツグミに言い聞かせました。
しかし、若すぎるから遠すぎるから開けたくなるのは必然!とツグミは早速仏壇を全開にするのでした。
すると背後に恐ろしく無口で暗い少女が現れたのですが、ツグミはその子と遊び始めます。
暫く経つとその少女は消えてしまったのですが、またまた背後から突然現れ、ツグミの脚を持って引き摺り、仏壇に引き摺り込もうとします。
ツグミがノーカウント!と必死で抵抗すると少女は助走をつけて豪快に仏壇に飛び込んで消えました。
ちょっとウケました。何でしょうねこれ?妖怪かな?
それだけでは終わらず、少女は仏壇の隙間からツグミを睨みつけ、自分で仏壇を閉じて消えました。
祖父は帰ってくるなり、「開けただろう」と怖い顔をしてツグミにアイアンクローをかましてくるのでした。
祖父が一番怖いです。
第12話 庭
監督 | 高橋洋 |
カオリ(中原翔子)は友人エツコ(長宗我部陽子)に家に泊まりに来てくれと電話していたのですが、エツコは彼女の声が聞きとりにくいようで、「なんか虫が飛んでない?」とハエの羽音のような音を聞いていました。
実はこの家に不気味な雰囲気を感じていたカオリは霊感があるというエツコに家を確認してもらおうとしていたのでした。
その後、エツコが来てくれたのですが、「あまり気にしない方がいいよ」と言っており、問題は無いようでした。
しかし彼女を送り出した矢先にカオリは二階で勝手に作動した掃除機を停めに行ったのですが、掃除機の近くには何かが立っていました。
直後にエツコから電話があり、「庭で何を飼ってたの?その家早く出た方がいいよ」と言われました。
窓から庭を眺めたカオリは庭の隅に置かれた檻に白塗りの何かが引っ込むのを見て愕然としました。
ここはかつて殺人事件が起きた家で、被害者は猛獣の餌になったと判明しました。
地味に怖いです。凄い事件があったんですね。知りませんが…
第28話 あそぼ
監督 | 森山享 |
小学生の女子がお外で遊んでいたのですが、団地の窓からこちらを覗いている子がいたので、女子の一人エイコ(小西舞)が「あそぼ」と呼び掛けます。
そしてエイコが砂にデカデカと「あそぼ」と書くと、その子は降りてきたのですが、なぜか部屋に戻ってしまい、エイコを部屋に引き入れました。
それから1年が経ち、エイコはその子の家のポストに「あそぼ」というメモを入れ、その後その子が迎えに来るというスタイルで遊んでいました。
その話を聞いた両親は「その家は空き家の筈だけど…」と不審に感じ、管理人に二年前から空き家だというその部屋の鍵を開けて貰いました。
そしてエイコは床に散らばっている自分のメモを目撃したのですが、不気味な風に吹かれてしまいました。
1か月後、あの部屋の住人になってしまったエイコに違う女子が「あそぼ」と呼び掛けていました。
不思議系です。
感想
イマイチな気がします。
庭は少し不気味でしたが、ガチャガチャ系がイマイチです。
最初は何か怖かったんですけど失速してる気がします。