粒揃いです ほんとにあった怖い話 第二夜

ほんとにあった怖い話 第二夜

色々ひどい目に遭う話

制作年 1991年
制作国 日本
演出 鶴田法男
脚本 鶴田法男/小中千昭
原作 朝日ソノラマ
上映時間 50分

だいたいのあらすじ

前作です。

OVほんとにあった怖い話のネタバレ紹介と感想です。

夏の体育館

出演寺田恵美春原由紀中島佐和子

悠加達三人は学校の七不思議について調べており、7つ目の不思議について夜の体育館が怪しいということになります。
その体育館は去年の改築の際に作業員が一名死亡しており、その亡霊が出るとか出ないとかいう話でした。
ちま子は元来怖がりな性格だったので嫌だったのですが、強制的に夜の体育館に忍び込むのに同行させられます。

体育館は何も無かったのですが、自称霊感があるというアケミは「あそこに母娘の霊がいる!そこに白い服を着た男がいる」とか言い出します。。
最初はアケミにしか見えなかったのですが、悠加も白い服を着た男が現れて消えるのを目撃しました。
ちま子は「二人であたしを担ごうとしている」とグレたのですが、その直後に誰もいないはずなのに鈴の音が響きました。
音源を確かめるという悠加とアケミに対し、ちま子は「もうヤダ。怖いから行かない」とその場に座り込みます。

とうとうちま子の前にも赤い服を着た女性が現れ、現れては消えるを繰り返しながら迫ります。
これは怖いです。秀逸だと思います。
ちま子は必死で二人に助けを求めて叫ぶのですが、悠加達は大音量の鈴の音に惑わされていたので聞こえませんでした。
赤い服の女性はちま子の目の前に迫り、ようやく絶叫に気付いた悠加達が駆け付けるとちま子はシクシク泣いていました。
二人はちま子を宥めて連れ出したのですが、ちま子はもう暗い所は嫌だとこぼすのでした。

これはなかなか怖くていい感じだと思いました。

霊のうごめく家

出演
小笠原亜里沙
藤生有紀子
金箱和見

1984年8月16日のこと、当時12歳だった陽子は父の転勤で東京から山口に越して来ました。
そこは古い一軒家だったのですが、壁には仏壇が置いてあった日焼け痕が残っており、炭を踏んだような裸足の足跡がありました。
8月22日に一人で家にいた陽子は何者かが踵で床を踏み鳴らしているような不審な音を聞きました。
8月25日のこと、母は相変わらず床に発生する黒い足跡を拭いていたのですが、その際に背後に立つ不気味な男を目撃しました。
また、食卓から立ち上がりもしていない陽子が自分の部屋に引っ込んだかのような幻覚も見ました。

9月1日のこと、転校先の学校に登校中の陽子も背後に立つ不気味な男を目撃しました。
そして母も寝ていた際に何者かに背中を触られるという怪異に見舞われました。
9月23日には学校から「陽子は友人も出来ず、馴染めていないようだ」という連絡が来たので母は心配になってしまい、引っ越したいと父に要求します。
この家は部長の紹介で住んでいたので引っ越せないと父は拒絶したのですが、母は「じゃあ出ていく」と言い出したので、父は仕方なく霊能力者に相談しました。

10月1日、霊能力者が家を訪問し、仏壇の日焼け痕の前に座り込んで般若心経を唱えます。
その間、陽子は家の前に佇んでいる黒い服を着た男を目撃していました。
霊能力者は「沢山の亡霊が家の中に居り、きっと地下には無数の人骨が埋まっている。早く出た方がいい。若い順に死ぬ」と勧めました。
この一件は半信半疑だった父を動かすことになり、間もなく一家は宇部市のマンションに引っ越しました。

1986年にはこの家に住んでいた一家に不幸が起きたそうです。

結果的に霊能力者に診てもらってよかったですね。
これもなかなか怖い感じで良かったです。

真夜中の病棟

出演
相沢朱音
金巻陽子

小倉の病院は当直はナース一人で行うことになっていたのですが、もう二年目の彼女は慣れっこでした。
しかし小倉が新人として配属された際に、怪異に遭遇したことがあったそうです。
小倉は先輩の茂野と夜の巡回をしていたのですが、ライトは緊急時以外禁止なのだそうで、二人は廊下の非常灯を頼りに病棟を回ります。
廊下を進んでいると前方から老人が歩いて来たので茂野は会釈し、小倉もそれに従いました。
そして茂野は小倉に振り向いてはダメ!と前置きしつつ、あれは昨日亡くなった患者だと教えてくれました。

ビビりまくる小倉でしたが、茂野は平然と「きっと最後の挨拶に来たのね」としみじみ語りつつ、何事もなかったように歩き出すのでした。
それから仕事には慣れたものの夜の巡回にはなじめない小倉でした。
ある晩のこと、小倉は階段で何かの気配に遭遇し、引っ張られて落とされそうになりました。
何とか持ち直したもののそのまま見えない何かに手を引かれ、515号室の前まで引き摺られました。
不穏な空気は無くなり、515号室の患者も異常なかったので小倉はホッとしました。

しかし翌日515号室の患者は亡くなってしまったので、小倉はあれは死神のようなお迎えだったのではないかと判断しました。
また、あの時自分が何かに突き飛ばされて万が一死ぬようなことがあったら、患者の身代わりにされたということではないかとも考えました。
小倉はそんなことがあっても勤務を続けており、今では多少の怪異は慣れっこになっていました。

そして小倉の回想は終わったのですが、直後にナースコールが鳴り響きました。
小倉が向かったのは昨日亡くなった少年の病室で、当然無人でした。
そこで少年の「痛いよう。」と訴える声を聞いた彼女はベッドの上の空気をナデナデしつつ手らしき部分を取って「もう痛くないのよ」と励ましました。
こういう怪異はしょっちゅうあるようでしたが、小倉は人の命を預かっているという職務の方が大事で、恐怖は感じなくなっているとのことでした。

プロ意識凄いです。演じている人も先輩よりナース!って感じでした。

やっぱり観た人は霊の世界に近づいているそうで、なぜならばこれは実話階段だからだそうです。
エンドロールで終了です。

感想

これはなかなか面白いです。ちょっと怖いです。
家の話が一番不気味だった気がしますが、体育館の赤い見え隠れする女性もなかなかです。
病院の話もなかなかの雰囲気で、ちょっといい話で終わるのもいい感じです。
前作は微妙な感じだったのですが、今作は粒揃いで面白かったです。

一本目のJKは高2にしては幼いなあと思いましたw

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