死の祭典第二弾 ABC・オブ・デス2

ABC・オブ・デス2

死の祭典第二弾

制作国 アメリカ/ニュージーランド/カナダ/イスラエル/日本/ナイジェリア
制作年 2014年
上映時間 122分
出演
エリック・ヤコブス
アンディ・ナイマン
サイモン・バレット

だいたいのあらすじ

前作です。

映画ABC・オブ・デスのネタバレ紹介と感想です。

A Amateur アマチュア

参加国 アメリカ
監督 E・L・カッツ
脚本 デイビット・キルチリロ

殺し屋(エリック・ヤコブス)はカッコよくダクトから侵入してターゲットを射殺し、引き揚げる予定でビルに潜入しました。
ところがダクトに潜り込んだ時点で飛び出ていたネジで怪我をしたり、身体を打ったりと満身創痍になりました。
三週間後、ターゲットの男は「なんか臭えな!」と騒ぎ、部下がダクトを覗くと行き倒れていた殺し屋の死体を発見しました。
死体は下に落とされた際の衝撃で握っていた銃を撃ち、見事にターゲットの首を撃ち抜きました。

殺し屋が素人だったみたいです。

B Badger アナグマ

参加国 イングランド
監督 ジュリアン・バラット
脚本 ジュリアン・バラット

トーランド(ジュリアン・バラット)はイングランドの自然を紹介するドキュメンタリー番組に出演しており、今回のテーマは自然破壊でした。
そしてトーランドが「ここでは二年前にアレのせいでアナグマが全滅した」と指し示し、発電所が映るという段取りだったのですが、カメラはぐずぐずしていて発電所を映しませんでした。
トーランドは「シャキシャキやれ!」とカメラマンを怒鳴り、撮影を再開します。
音声スタッフは「ご機嫌斜めだから気にすんなよ」とカメラマンを励まします。
そして何やらアナグマの穴から唸り声が響いたのでマイクを入れるとモコモコが盗られてしまいました。

カメラマン達は「アナグマいるぜ!」と騒いだのですが、トーランドは「俺がいないと言ったらいない!」とのたまい、間もなく穴に引き摺り込まれてしまいました。
そして後方の穴からトーランドが飛ばされて来たのですが、腰から分断された彼は「カット!」と呟きました。

これはウケます。いきなり引き摺り込まれた際と飛び出して来た際の勢いに笑ってしまいます。

C Capital Punishment 死刑

参加国 イギリス
監督 ジュリアン・ギルビー
脚本 ジュリアン・ギルビー

ある村で殺人を犯した男が私刑されそうになっており、「殺人を認めたら通報してやる」と言われたので犯行を自供しました。
所が村人達は「じゃあ午後から処刑」と法の手に委ねず男を処刑することを決定しました。
しかし男は法廷で裁かれるのを期待して嘘を吐いており、殺されたとされるルーシーはその日に発見されました。
こりゃ大変!と知らせに走った村人は事故ってしまいました。
ということで無実の男は森の中で斧で斬首されました。

これひど過ぎです。

D Deloused 駆除

参加国 イギリス
監督 ロバート・モーガン
脚本 ロバート・モーガン

ベッドの上に寝かされた男が監禁されており、間もなく全身を虫にたかられた男三人が入ってきて、彼に毒薬を撃ち込んで処刑しました。
その際に男の一人は顔に付いた虫を払い除けて、踏んで殺していました。
間もなく虫の死骸から巨大な虫が産まれ、男の死体に噛みつきました。
すると死んでいた男の耳から同じ男がポンと産まれたのですが、どうやらこの虫は悪魔の化身だったらしく、「生き返らせてやったから命で返せ」と復活した男に指示しました。

復活した男の左手にはナイフがはめ込まれたので、そのナイフで三人の男の首を切って殺害しました。
男は三人の男の首を巨大虫の肛門から押し込み、悪魔に捧げました。
ところが自分の首も誤って肛門に入れてしまい、抜いた衝撃で首が伸びます。
そして伸びた首を首なしの三人男に斬られ、全員が死亡しました。
巨大虫こと悪魔は地底に消え、そこからまた小さな虫が産まれて死亡した男の首の中に潜り込むのでした。

これは人形アニメです。
何かよくわかりませんでしたが、悪魔にそそのかされて勝手に殺し合ってる感じでした。

E Equilibrium 平衡

参加国 アルゼンチン
監督 アレハンドロ・ブルゲス
脚本 アレハンドロ・ブルゲス
原案 マーク・ヴァルコフ/アレハンドロ・ブルゲス

長髪に髭もじゃの汚いホームレス二人が海岸でイカを齧ったりお酒を呑んだりとモッサリ暮らしていたのですが、或る日のこと美しい女性(マルチナ・ガルシア)が浜辺に打ち上げられているのを発見します。
怯える女性に「違うんだ!怪しい者ではない」と身振りで示す二人でした。
いや怪しいです。
実はこの二人は漂流してしまってこの島に流れ着いており、女性も同様でした。

やがて女性は黒髪男(ミゲル・アンヘル・ムニョス)と仲良くするようになったので、赤毛男(フェルナンド・コスタ)は嫉妬して嫌がらせをするようになります。
余りに度を越した嫌がらせにキレた黒髪はとうとう赤毛と取っ組み合いになり、ヤシの実を頭に振り下ろそうとします。
しかし寸前で思い直した黒髪は女性に向けてヤシの実を投げ、殺害してしまいました。

こうして二人は以前のように仲良くなり、「ビールを頼む」と呑気な救助信号を砂浜に書いていました。

複雑な心境ですけど、一理あるかもw
一時的に救助を待ってるだけなら男同士の方が面倒臭いことなさそう。
この人達はゲイという訳ではなくノンケです。

F Falling 落下

参加国 イスラエル
監督 ナヴォット・パプシャド
脚本 ナヴォット・パプシャド

兵士(ダナ・マインラス)は大きな木にパラシュートが引っ掛かり、宙づりの状態でした。
そこにロバに乗って敵であるアラブの男(タウフィーク・バルホーム)が現れ、彼女に小銃を突きつけました。
兵士は「自分を殺さずに生け捕りにすれば賞賛される」と男と駆け引きします。
そして男はナイフで兵士のパラシュートを切断し、彼女を落としました。

兵士は脚を複雑骨折したのですが何とか逃れようとし、男は銃を構えたものの取り落として暴発、頭を誤射して木から落下しました。
それを見た兵士は男に駆け寄ったのですが、彼は即死していました。
そこに男の仲間らしきアラブ人三名が車に乗って駆け付けます。
兵士は涙を流しながら彼等に視線を送るのでした。

どういうことなのかよくわかりません。
悲惨な目に遭いそうです。

G Grandad 祖父

参加国 イギリス
監督 ジム・ホスキング
脚本 ジム・ホスキング/トビー・ハーバード

先住民風の老人(ニコラス・アメル)と孫(リッチ・ハーデスト)が暖炉の前でお酒を呑んでいたのですが、孫が批判的な態度ばかり取るので祖父は寝てしまいました。
そしてベッドに入った孫は「バカめ!」と祖父の悪口を言っていたのですが、「バカはお前た!」と突然祖父がベッドから出て来ました。
というのも祖父は孫のベッドの人型の窪みにずっと潜伏していたのでした。
この変な窪みウケます。
祖父は「1年も居座って文句ばかり言いやがって!」とキレ、爪に変な針を装着して孫の首を刺しました。

孫は血をクビからピューと出して倒れ、祖父は「お前は電話で俺のことをマスかき野郎」とかひどいことを言ったと糾弾し、ペロンとチ〇コを出して「どうだ!モノがあるか」と迫るのですが、終いには「見えないか…」と自虐していました。

突然のチ〇コ談義にウケました。

H Head Games 駆け引き

参加国 アメリカ
監督 ビル・プリンプトン
脚本 ビル・プリンプトン

ラフ画のような男女がキスをしていたのですが、その内にお互いの舌を突き刺したり、鼻水で洪水を起こしたりして争います。
激しい戦いの末、顔が凹んだ男女はそのまま倒れました。

これはアニメです。男女間の駆け引きを現してるんでしょうか?
後半のバトルが凄いです。

I Invincible 無敵

参加国 フィリピン
監督 エリック・マッティ
脚本 エリック・マッティ

一人のBBA(シェリー・ララ)が「この魔女め!」と中年である子供達に惨殺されたと思いきや、母親は不死身なのか「遺産は遣らんぞー」と生きていました。
息子の一人は「このクソ婆め!」とガソリンを掛けて燃やし、老婆はとうとう燃え尽きました。
しかし息子たちが財産分与について相談し始めると間もなく老婆は焦げ焦げのまま復活し、「記念切手あげようか」等と挑発します。
ブチ切れた娘は「いい加減死ね」と老婆の首を切断し、頭を持って怒鳴り付けたのですが、その際に口から老婆が発した何かが体内に侵入していました。

最後の部分の意味わかりませんでした。憑依されたってこと?

J Jesus ジーザス

参加国 ブラジル
監督 デニソン・ラマーリョ
脚本 デニソン・ラマーリョ
原案 ジェフ・ブーラー

有力者の息子が同性愛に浸っていたので、父は教会に依頼して悪魔祓いを行いました。
息子には悪魔祓いの儀式を行う人物が悪魔に見え、彼は聖痕を発動します。
とうとう十字架の烙印を焼き付けらられそうになっていると、事前に殺害されていたパートナーがゾンビになって復活し、エクソシストを倒しました。
そして息子は解放されるのでした。

同性愛で悪魔扱いされてはたまったものではないです

K Knell 凶兆

参加国 リトアニア
監督 クリスティーナ・ブオジーテ/ブルーノ・サンペル
脚本 クリスティーナ・ブオジーテ/ブルーノ・サンペル

若い女性(ジュリア・ステポナイティテ)が足の爪にペディキュアを塗っていたのですが、ふと何かの気配を感じで窓の外を見ると、円形の物体が空に浮かんで明滅しており、その内消えました。
その物体が浮かぶ建物では人々が狂暴化しているようで、殺し合いを始めていました。
女性は窓越しに暴徒と目が合ってしまいビビりながら部屋へと戻りました。

暫く経つと玄関が叩かれ、黒い血がドアの隙間から流れ込んできました。
そして女性も股間から出血し、女性の血と黒い血が混じるのでした。

黒いの入ると狂暴化するみたいです。
黒い球の映像は面白くて、何じゃこりゃ?って思いました。

L Legacy 遺物

参加国 ナイジェリア
監督 ランスロット・オドゥワ・イマスエン
脚本 オッサ・アーリス

アフリカのある王族では王子が女王の罠にハメられ、無実の罪で暗殺されました。
王子は呪いをかけたので謎の野獣が出没し、人々を石に変えたり惨殺したりします。

これだけなのですが、インパクトあります。

M Masticate かみつき魔

参加国 アメリカ
監督 ロバート・ブーチェック
脚本 ロバート・ブーチェック

パンイチでおしっこ垂れ流して走っている熊のようなおっさん(パトリック・ダニエル)が現れて周囲をパニックに陥れます。
ジョギングしている男性はタックルで倒され、女性は頭を掴まれて倒され、終いにはおっさんはカフェにいたおじさんに襲い掛かり、顔面を噛み千切ります。
そしておっさんは駆け付けた警官に射殺されました。
このおっさん、34分前は分別あるおじさんだったのですが、ドラッグをキメたのが運の尽きだったようです。

おっさんヤバくてウケます。

N Nexus 連鎖

参加国 アメリカ
監督 ラリー・フェセンデン
脚本 ラリー・フェセンデン

ハロウィン仮装者で路上がごった返す中、フランケンシュタイン怪物の扮装をした男(マイケル・ヴィンセント)は花嫁の扮装をした女(ローレン・モリーナ)と待ち合わせをしていました。
注意力散漫な運転主の前方不注意で、骸骨タイツの少年、怪物男はタクシーに撥ねられてしまい、花嫁女の目の前で倒れるのでした。

なんかよくわかりませんでした。

O Ochlocracy(Mob Rule) 愚民政治

参加国 日本
監督 大畑創
脚本 大畑創

宮沢(森田亜紀)はゾンビが蔓延する世界を生き延び、感染者を射殺しつつ感染した娘に泣く泣く止めを刺したのですが、その件で裁判にかけられます。
彼女は正当防衛を主張したのですが、受け入れられず、治療薬で蘇生された娘も証言したので、宮沢は死刑となりました。
宮沢は電気椅子送りとなり、「チクショー!ゾンビどもは全員殺すべきだった」と絶叫します。
装置から漏電した電流が流れ、処刑された他の者がゾンビとなり、間もなく宮沢もゾンビになりました。

法廷の人達は元ゾンビの人が多いみたいです。

P P-P-P-P Scary ピピピ怖い!

参加国 アメリカ
監督 トッド・ロハル
脚本 トッド・ロハル

三人の吃音の囚人が脱獄しようとしており、暗闇をランプを手に進んでいました。
すると前方にロッキングチェアに座ったいかついおっさん(イヴァン・ディミトロフ)が赤ちゃんを抱いているのを発見します。
三人に気付いたおっさんは笑顔で民族舞踊を始めたので三人は大喜びしたのですが、なぜかおっさんはランプを吹き消します。
囚人はマッチを擦って何度もランプに点灯するのですが、おっさんは変顔を披露しながら何度も消します。

そしておっさんがランプを吹き消すたびに仲間が一人ずつ消えていくという事象が起こり始め、カービー(ブライアン・コノリー)以外は肉片になって消えました。
そしておっさんは赤ちゃんを抱いて接近してきたのですが、赤ちゃんはおっさんと同じ顔をしており、ランプを吹き消すのでした。

モノクロです。なんかわかりませんけどウケます。
吃音をタイトルに使うなよってちょっと思いました。

Q Questionnaire アンケート

参加国 アメリカ
監督 ロドニー・アッシャー
脚本 ロドニー・アッシャー

おじさん(ジョーダン・モリス)が路上で無料知能指数診断を受け、女性(ジェス・レーン)の出す問題に答えています。
女性は「優秀だから仕事を紹介します。一緒に来てください」とおじさんを同行させました。
そこでおじさんは脳の摘出手術をされてしまい、彼の脳はゴリラに移植されました。

無料診断とかヤバいよ!ということでしょうか?

R Roulette ルーレット

参加国 オーストリア
監督 マーヴィン・クレン
脚本 ベンジャミン・ヘスラー

男女三人がテーブルを囲んでロシアンルーレットをしているのですが、今の所は誰も当たりを引いていません。
初老の男は2分の一の確率で引鉄を引いたのですが、なんとセーフでした。
そしてとうとう中年男の番になったのですが、彼は自分の頭に向ける振りをして女性を射殺しました。
三人が籠る地下室には何かが唸り声をあげて近づきつつありました。

イマイチ意味わかりませんでした。
不倫か何かなのかな?と思ったら違いました。

S Split 破局

参加国 スペイン
監督 フアン・マルティネス・モレノ
脚本 フアン・マルティネス・モレノ

ボブ(アラン・マッケンナ)は出張先のホテルから妻のミリアム(ヴィクトリア・ブルーム)に電話して「もしかしたら今晩は帰れるかも」と話していました。
なぜか早朝6時半だというのに自宅の呼び鈴が鳴り、ミリアムが応対したのですが、家にハンマーを持った人物が侵入し、彼女は撲殺されました。
更に殺人鬼は幼い赤子を殺害してからマスクを脱ぎ、女性である素顔を現してからボブに「夫と代われ」と要求しました。

実はボブは出張の際に男と不倫しており、それが襲撃者の夫だったのでした。

これはなかなか面白いです。奥さんとばっちりですけど分かりやすいです。

T Torture Porn 残虐ポルノ

参加国 カナダ
監督 ジェン・ソスカ/シルビア・ソスカ
脚本 ジェン・ソスカ/シルビア・ソスカ

監督(コナー・スウィーニー)が女性(トリスタン・リスク)を相手にポルノ映画のオーディションをしているのですが、こいつは兎に角嫌な奴で「お前なんか代わり沢山いるんだぞ」と女性に暴力的な態度を取っていました。
そして女性に服を脱がせたのですが、直後に女性は下半身から触手を出してスタッフに襲い掛かり、地獄絵図を展開するのでした。

どうやらざまあ!系の話だったみたいです。

U Utopia ユートピア

参加国 カナダ
監督 ヴィンチェンゾ・ナタリ
脚本 ヴィンチェンゾ・ナタリ

Uの字をトレードマークにするブランドの本社ビルに場違いな男(ジェームス・マクドゥーガル)が入り込んだのですが、ロビーに居た人達は彼が転んだところでスマホで顔認識を行い、「不合格」的な判定をしていました。
間もなく謎の小型車が現れて男を捕らえて内部に監禁し、バーナーで焼き払ってしまいました。
ロビーの人達は拍手喝采し、解散しました。

ルックスがヤバいと生きられないらしいのです。
相変わらずのこだわりで凄くお金かかってそう。

V Vacation バカンス

参加国 カナダ
監督 ジェローム・セーブル
脚本 ジェローム・セーブル/ニコラス・ムスルカ

アンバーはバカンスに行った男友達・カート(マーク・グロスマン)に電話して「どう?楽しんでる?」と話していたのですが、なんと友人のディランが割り込み、酒瓶と麻薬が散乱した部屋を見せます。
更に母娘の娼婦を紹介され、昨夜はこの二人とやったんだぜ!と告げられます。
カートは「俺はやってない!ディランがやったんだ」と見苦しく言い訳していたのですが、娘娼婦に言い寄られたのでグーで殴り倒しました。
その様子を見たアンバーはドン引きで「二人とも最低。異常」と電話を切ろうとしました。

すると昨夜乱暴に扱われた年かさの娼婦が起きてきてディランをドライバーで滅多刺しにして殺し、更にカートをベランダから突き落として引き揚げました。
スカッと系です。旅の恥はかき捨てとか言ってるとひどい目に遭うみたい。
紳士的に行動しましょう。

感想

これは普通です。
死のオムニバスの第二弾です。
色んな国の色んな作家の短編が観られるという点はいいのですが、作品自体は面白いの少ない印象です。
あまり纏まってないのが多い気がしました。
そうは言っても映像は面白いの結構あったので、楽しめるとは思います。

凶兆に出て来た謎の球体と遺物に出て来た謎の野獣が特に気に入りました。

ラストまでのあらすじ

W Wish 願い

参加国 カナダ
監督 スティーブン・コスタンスキ
脚本 スティーブン・コスタンスキ

ゾーブとかいう悪い異星人と戦うファンタジーマンとかいう人形遊びをしていた少年二名が、ゾーブの世界に飛び込んでしまいました。
カシオ王子とかいう若者は早速ゾーブの連中に殺害され、少年二名も捕虜にされました。
そこは少年が夢見ていたようなヒロイックファンタジーの世界ではなく、ゾーブの暴力だけが支配する世界で、捕虜は残虐な拷問を受けていました。
少年の内の一人はゾーブのリーダーによって焼かれてしまい、もう一人は牢獄でファンタジーマン(ピーター・ホジンズ)と出会います。

ファンタジーマンは少年を「姫」と呼び、敵の一人を網でやっつけて少年を助け出してくれました。
こうして少年はファンタジーマンに拉致され、もう二度と元の世界には戻れないのでした。

願いが叶ったばっかりに…的なないようです。
ファンタジーとかって子供が夢見てる世界とは別ですよね。それにしてもグロすぎw

X Xylophone 木琴

参加国 フランス
監督 ジュリアン・モーリー/アレクサンドル・バスティロ
脚本 ジュリアン・モーリー/アレクサンドル・バスティロ

祖母(ベアトリス・ダル)は孫が木琴で遊ぶのを目を細めて見ていました。
しかし孫は現代音楽調に訳の分からない演奏を始めたので、祖母はイラっとします。
その後、ママとパパが帰宅した際に目撃したのはバラバラになった娘と太ももの骨で肋骨を叩いている祖母の姿でした。
祖母は病んでいるようで、孫の扮装をして娘とその夫を泣きそうな顔で見るのでした。

やっぱりヤベー人の役でした。
ダルさんももうおばあちゃん役とかやる年齢なんですね。

Y Youth 若さ

参加国 日本
監督 梅沢壮一
脚本 梅沢壮一

ミユキ(瑞生桜子)は父(奥瀬繁)が面倒を診てくれなかったので犬のタロウを殺されたので根に持っており、それ以来父のやることなすことがムカつくのでした。
そして母(黒沢あすか)は料理や家事が全くできず、ミユキの面倒を全然みませんでした。
その日、ミユキは父と母に買い物行けとパシられていたのですが、拒否しました。

そして拳に怒りを込めて両親に突撃するのでした。

ミユキの回想と願望シーンがあるのですが、グロいです。
黒沢さんやっぱり悪妻でウケます。

Z Zygote 受精卵

参加国 アメリカ
監督 クリス・ナッシュ
脚本 クリス・ナッシュ

タイ(ティモシー・ポール・マッカーシー)は妊娠中の妻(デルフィーヌ・ルーセル)に「この枝を齧っていれば暫くは生まれない」と謎の木の枝を渡し、雪の中を旅立ちました。
13年後、妻のお腹はパンパンに膨れ上がっており、お腹の中の子と会話していたのですが、未だに出産はしていませんでした。
妻は簡単な罠を家の周りに仕掛け、ネコなどを捕獲しては子と食べていました。

そして枝はとうとう無くなってしまい、妻は口から骨や内臓などのパーツを次々に吐き出しました。
その後、タイが帰って来たのですが、妻は既に流産していました。
それを聞いたタイは「じゃあまた頑張るしかないな」と早速小作りを始めるのでした。

なんか悪魔の子的な話なんでしょうか?

エンドロールで終了です。

エンドロール後にムカデ人間2の人が「こんなのおかずになるか!」とブチ切れてました。