海を渡って事件解決 死霊館 エンフィールド事件

死霊館 エンフィールド事件

エンフィールドに行ったらひどい目に遭う話

制作年 2016年
制作国 アメリカ
監督 ジェームズ・ワン
脚本 チャド・ヘイズ/ケイリー・W・ヘイズ/ジェームズ・ワン/デヴィッド・レスリー・ジョンソン
上映時間 134分
出演
ヴェラ・ファーミガ
パトリック・ウィルソン
フランセス・オコナー

だいたいのあらすじ

前作です。

映画死霊館のネタバレ紹介と感想です。

1976年ニューヨーク州アミティビルにある殺戮が行われた家をロレイン(ヴェラ・ファーミガ)とエド(パトリック・ウィルソン)のウォーレン夫妻が調査していました。
この家では主人が家族全員を銃殺していたのですが、霊視で原因を探ろうとしていたロレインは不気味な修道女に首を絞められました。
この事件で有名になったウォーレン夫妻にはTVの出演依頼が来るようになったのですが、大抵は否定派の学者とセットで非難される役回りでした。

1977年、ロンドン郊外のエンフィールドにあるホジソン家の母ペギー(フランセス・オコナー)は4人の子供を抱えてカツカツな生活を送っていました。
次女のジャネット(マディソン・ウルフ)は学校でウイジャボードのような物を作ったので、帰宅後に遊んでみたのですが何も起こりませんでした。
その夜、末っ子で吃音があるビリー(ベンジャミン・ヘイ)は向かいの公園のブランコが誰もいないのに揺れているのを目撃し、ジャネットはうなされていました。
そして長女のマーガレット(ローレン・エスポジート)はジャネットが一人で「ここは俺の家だ出て行け!ビリーと遊ばせろ!」等と声色を入れ替えて会話しているのを聞きました。

その後、ビリーは廊下に置いてある自分のテントから不気味な男の声を聞いてペギーを起こして助けを求めました。
また、ジャネットは夢遊病のようになり、居間に座っている所をペギーに発見されました。
翌日、体調不良で休学したジャネットは見えない何かとのチャンネル争いに敗れ、リモコンを隠されるという地味な嫌がらせを受けました。
更に「俺の家だ!」と叫ぶ爺の悪霊を目撃し、完全にリモコンを乗っ取られてしまうのでした。

一方、口に出すのも憚られたのかアミティビルで目撃した修道女の件はエドには話さなかったロレインでしたが、或る日のことエドが「悪夢を見た」と言って修道女の絵を描いていました。
それを見たロレインは危険を感じたのか「暫くは講義だけで調査は止めましょう」とエドに告げました。

その頃、ホジソン家ではジャネットが何者かに肩を噛まれ、ポルターガイスト現象が起きたので、ペギーは子供を引き連れてお向かいのノッティンガム家に逃げました。
ノッティンガム家の主人・ビック(サイモン・デラニー)は家の中の確認をして警察を呼んでくれました。
間もなく警官が駆け付けたのですが、勝手に滑り出す椅子を見た警官は「警察ではどうにもならない。専門家に委ねないと」と神父を紹介してくれました。

その後、ウォーレン家では家の中をあの修道女が徘徊するようになり、エドが描いた絵と一体化して襲い掛かってきたりするようになりました。

ペギーにはTV局の記者が接触し、困っているんだったらTVに出て解決してみてはと勧めます。
そして事件に関わった人達は「あの家はガチ」と証言し、専門家グロス(サイモン・マクバーニー)も家を調査して「心霊現象」と断言したのですが、アニタ・グレゴリー(フランカ・ポテンテ)は「子供の集団ヒステリー」的なことで片づけていました。
尚、そういった専門家や取材陣が出入りするようになってから、家の中の怪異はますますひどくなっていました。
取材中にジャネットは何かが憑依したように嗄れ声で喋り、自分はビル・ウィルキンスという72歳の老人で、この部屋の隅の椅子に座ったまま亡くなったのだと言い出します。

その後、へそ曲がり男という影絵のキャラクタをパクった妖怪が現れたのでビリーは大泣きしたのですが、それもジャネットに憑依して出現したようででした。
そして教会はウォーレン夫妻に3日で真偽を確かめて欲しいと依頼しました。
ロレインはエドが死ぬ予知夢を見たので調査は止めようと言ったのだと真相を打ち明け、断ろうとしたのですが、エドは「困っている人を救わないと」と受ける方向でロレインを説得しました。

ホジソン家に到着したエドとロレインは情報収集しつつ「霊は人の弱みに付け込む」と心を強く持つようにペギーとジャネットを励まします。
尚、ホジソン家では怪異が相次ぐので子供達はノッティンガム家に居候しており、ペギーとジャネットだけが住んでいる状態でした。
また、怪異が頻発する部屋には南京錠で施錠してありました。
その後、エド達はジャネットを問題の椅子に座られせてビルの霊を召喚しました。
彼は「ここは俺の家、家族に会いに来たけど居なかった」と話し、十字架を突きつけると消えたのですが、ロレインは彼から霊的なものを感じませんでした。

その夜、ペギーと寝ていたジャネットは霊パワーで怪異多発する部屋の内側に移動させられ、そこで散々な嫌がらせを受けた挙句、カーテンで絞殺されそうになります。
騒ぎに気付いたペギー達が何とか飛び込んで彼女を救出したのですが、ペギーははっきりと老人のような顔をした霊を目撃していました。
ロレインとエドは歌を歌ったりして家族を励まし、一致団結してジャネットを守ってやろう!と団結させます。
その間、TV局の人達は教会が動き出せるように証拠集めに励みます。

エドは少しでも暮らしやすいようにと家を修理してやり、浸水した地下室の水漏れも修理していたのですが、その際にペギーは霊に噛まれ、現場には入れ歯が残されました。
一方、ジャネット達は居間でクリスマスの飾りつけをしていたのですが、キッチンに霊が現れてナイフを弄び始めたので長男のジョニー(パトリック・マコーリー)が「ここは僕たちの家だ!」と立ち向かいます。
しかし直後にキッチンを激しいポルターガイスト現象が襲い、ジョニーは戸棚に隠れて無事でした。

そしてジャネットも姿が見えなくなってしまったのですが、彼女は壁の中の通風菅の間でリーガン化して発見されました。
エドが十字架を突きつけると間もなく大人しくなりました。

感想

これは普通です。
ロンドン郊外に住む一家が悲惨なことになる話です。
家系なのですが、やっぱり派手な感じで超常現象は凄いです。
前作より派手になってるので、私はこっちの方が好きです。
やや冗長な気がするので、個人的にはもう少し短い方が良かったかも。

ただ、話の流れはかなり強引ですよね。
特に不気味修道女をわざわざ絡める辺りはちょっとくどいかな?と思いました。
ちょっと泣かせに来てるのもやり過ぎな気がします。

とは言ってもまあまあ面白く楽しめました。

ラストまでのあらすじ

今まで調査に立ち合っていたアニタはジャネットがキッチンで皿を投げたり、机をひっくり返したりする映像が記録されたので、「これは芝居」と調査を打ち切ることにしました。
グロスは何とかならないかと掛け合うのですが、エド達も「この映像がある限り教会は動いてくれないだろう」と手を引きました。
実はジャネットは「工作してあいつらを追い払わないと家族を殺す」と脅されてカメラの前で、キッチンを荒らしてしました。

帰りの列車に乗ったエド達でしたが、切れ切れに発せられたビルの声を録音したテープ二本を同時再生すると「助けて。あれが俺を放してくれない」と訴えていることが分かりました。
ビルは手先に過ぎず、悪魔がジャネットを狙っているのだ!と判断したロレイン達はホジソン家に戻ることにしました。
ところが土砂降りの雨の中をエドとロレインが戻ると悪魔はジャネットに憑依して皆を閉め出していました。

エドはどうにか家の中に入ったものの今度は逆に出られなくなってしまいました。
ロレインは「一人でもジャネットを救う」と逸るエドに「こういう時こそ単独行動はダメ」と諭したのですが、エドは「後悔したくない!」と突撃してしまいました。
地下から床を破って強行突破したエドはヒーターの蒸気に顔を焼かれる嫌がらせを受けながらも悪魔祓いの儀式を行います。

外で待たされていたロレインは以前に修道女の悪夢を見た際に敵が自分の名を名乗ったのを思い出しました。
その際にロレインは聖書に名を書き残していました。
ロレインは「ヴァラク」と悪魔の名を押さえたのですが、直後に庭の木が落雷して折れたのを見て、「あれはこの木にエドが刺されて死亡する悪夢だった」と青くなります。

一方、エドは二階でテントから出現したへそ曲がり男に襲われていました。
そして逃げ回っていたエドは怪異続出している部屋でジャネットが折れた木に身を投げたのを目撃し、ギリギリで支えました。
そこにようやく侵入したロレインも駆け付けたのですが、エドとジャネットの命は風前の灯火でした。
更に不気味修道女が現れてロレインの妨害をしたので、ロレインは「ヴァラクよ!地獄に戻れ!」と敵を祓いました。

そしてロレインはどうにかエドとジャネットを引き上げ、家も入れるようになりました。
こうして平和が戻ったのでエドは自分が持っているロザリオをジャネットにプレゼントし「困っている人がいたらこれをあげなさい」と助言しました。

このエンフィールド事件は最も真ぴゅう性の高い超常現象事件として認められたそうです。
その後、ペギーは平和に暮らし、2003年にはビルが死んだ椅子で息を引き取ったということでした。

帰宅したウォーレン夫妻はプレスリーの「好きにならずにいられない」を聞きながらダンスを踊るのでした。

事件当時の記録やテープを背景にエンドロールで終了です。

なんかお涙頂戴よりに持ってってますね。
特典は未公開シーンでした。

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